キヤノネットのカメラ修理

今日は「ハンドケアの日」だそうですよ。
10月は相対気温が一気に10%以上も下がる変化の時期で
乾燥が始まる時期であることと
「手(10)にいい(11)」と読む語呂合わせからだそうです。
手荒れを予防するためにハンドクリームを
塗り始める日としてもらうことが目的だそうですよ。
私も毎日、指先を酷使する上にいろんな溶剤に触れるものだから
手や指が荒れるのですよねぇ…放置したり搔きむしったりして
傷になると溶剤に触れたときに声が出るほど沁みるのですよ(苦笑)
で、ハンドクリームを結構小まめに塗っています。
すぐ乾いてガサガサになりますけどね…
なんでおでこや鼻は必要以上に油っぽいのに
手とかはガサガサなんでしょうねぇ…(笑
それはさておき乾燥が気になる季節が始まりますね。
湿度が高すぎるよりはマシですが
乾燥しすぎも弊害があるので
少し気を使わなくてはいけませんね。

さてさて

本日は「キヤノネット」のカメラ修理を行っています。
「キヤノネットシリーズ」もいろいろなモデルが存在しますが
今回は記念すべき初代です。
1961年発売のカメラです。
キヤノン初のコンパクトカメラですが
この時代なので今となってみればさほどコンパクトではなく
ずっしりしていて結構大柄です。
45mmF1.9の大口径レンズを搭載し
セレン光電池露出計と連動しシャッタースピード優先オート露出を装備します。
シャッターはコパル製でB・1s~1/500をカバーし
もちろん連動距離計も搭載します。
この時代としては最高級機のスペックです。
キヤノンの社員が「自分たちでも買えるカメラを」と望んだことから
生産効率や部品点数を根本的に見直され
このスペックで当時の価格で
2万円を切る価格破壊的な設定で登場しました。
当然のごとく大ヒット商品になり
発売当初、2週間はもつと見込んで出荷された台数が
数時間で売り切れ社会現象とまでなったカメラです。
このキヤノネットの登場で高性能化な上の低価格化に
ついていけなくなったメーカーが
数多く倒産・撤退となったと言われています。

お預かりしている「キヤノネット」は
ご依頼者様のところでかなり長い間
眠っていた個体と思われます。
保管環境は比較的よかったと思われますが
それでもファインダーやレンズにはかなりの
カビや汚れが付着しています。
ヘリコイドグリスも変質しているようで
ピントリングは回ることは回りますが
重いうえにムラがある状態です。
シャッターも動作はしますが羽根には粘りが見られ
絞り羽根は固着してしまっています。
心配されるセレン光電池はそれなりに起電しますが
やはり劣化はあるようでこのままの設定だと感度不足です。
致命的な破損こそありませんが
普通に使うためにはいろいろな経年劣化を考慮に入れた
一通りの整備が必要な状態です。

ブレイクスルー的な考えでダンピングではないかと
業界内で批判されるのほどの価格設定で登場した
キヤノネットですが
決して造りが安っぽいわけではありません。
重視されたのは生産効率で
構造自体は非常によく考えられてできていますし
部品ひとつひとつもかなりしっかりしたものが
精度高く造られています。
このあたりは後にちゃんと生き残るメーカーは
やはり完成度や精度が全く違います。
造りがよいこともあってセレンの劣化以外は
しっかり整備を行えば現在でも
気持ちよく撮影に使用できます。
キヤノネットも当店にはコンスタントに
整備依頼のあるカメラなので
構造はよくわかっていますが
集中して慎重に整備を行っていきます。

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ペンタックスMGのカメラ修理

今日は「銭湯の日」だそうですよ。
日付の由来は1964(昭和39)年10月10日の
東京オリンピックの開幕日にちなみ
スポーツで汗をかいたあとに入浴をすると健康増進につながることから
また、「10月10日」を数字だけつなぐと「1010」となり
これを「せんとう」と読む語呂合わせからだそうです。
10/10と聞くといまだに「体育の日」で
「秋の大運動会の日」と思ってしまう昭和世代です(笑
寒くなってくると銭湯の大きな湯船で温まりたくなりますよね。
今も近所に銭湯があるので冷える季節には週に何度か
仕事帰りに立ち寄ってしまいます。
私の生まれ育った実家にはお風呂がなかったので
デフォルトで銭湯通いだったこともあり
銭湯のあの雰囲気も含めて大好きです。
都内にはまだ普通の銭湯が比較的あって身近な存在ですが
私の生まれ育った地域とかでは
昔たくさんあった銭湯は軒並みなくなってしまい
今では気軽に通えるような町の銭湯は皆無になってしまいました。
クルマ必須の郊外に大きなスパ銭はあるのですが
あれはまたジャンルが異なると思います…
なかなか寂しいものですね。

さてさて

本日は「ペンタックスMG」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
いわゆるエントリー機種でそれまでの「MV1」の後継機にあたります。
「ペンタックスMシリーズ」としての最終機種でもあります。
「MV1」ではシンプルだったファインダー内露出計表示は改善され
初号機の「ME」同等の情報表示に変更されています。
スペック面でも「ME」同等に引き上げられていて
非常に気持ちよく使えるカメラです。

「MX」以外の「Mシリーズ」のカメラは
基本的な機械的駆動部は初号機の「ME」が基本なので
定番トラブルもシリーズを通じて同じようなことが起こります。
お預かりしている「MG」も
ミラー駆動部のゴムブッシュ溶解を起因とする
「ミラーアップしたまま固着」という状態でお預かりしました。
ミラーアップしたままの状態から復帰できないため
そのほかのシャッターやオートの機能の状況は未確認です。
まずはこのミラー駆動部を直さないことには他も確認できません。
ME系は電子回路内部にトラブルの少ないカメラなので
まずは大丈夫だとは思いますが
分解して整備してある程度組み上げて動作確認したところで
致命的な電子回路トラブルが発見される可能性もゼロとは言えず
ある程度、機能が確認できるまでは少しだけ不安です(苦笑)

「ME」から5年少々経過していますが
コストカットのため基盤ソケットとかは省略されており
各電子部品単体は進化しているはずなのに
配線は逆に増えており整備をするには手間が増えました…
基本的にはフレキなのですがフレキから各機械ユニットや
摺動抵抗へのインターフェイスが全て配線です。
機械的な部分は「ME」なので整備性自体は悪くないのですが
少々めんどくさい電気回路になっています。(苦笑)
まずは動かない原因となっているミラー駆動部の修理整備から
慎重に取り掛かっていきます。

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リコーFF-1のカメラ修理

今日は「そばの日」だそうですよ。
新そばの時季を迎えるのが10月であり
10=十は「そ」、8=八は「ば」と読めることからだそうです。
「十」を「そ」…あ、そっか…「三十路」とかか…なるほど…
そろそろ温かいそばもいいですが
やはり好みとしてはそばは冷たくてそばつゆにくぐらせて
食べるのがやっぱり美味しいですよねぇ…
とはいってもそんな高級そばとかじゃなくて
「箱そば」や「ゆで太郎」くらいしか行かないですが…(笑
小田急乗ることが結構多いので特に「箱そば」には
よく立ち寄ります。定期的に無性に食べたくなるのです…
シンプルな「もりそば」でも充分ですが
やはり「天ぷら」を付けたくなりますよねぇ
かきあげ、エビ、いか、舞茸、大葉、鶏…どれも美味しいです。
駅改修の影響もあってちょっとご無沙汰しているけど
「箱根そば本陣」に近日中に行ってきます!

さてさて

本日は「リコーFF-1」のカメラ修理を行っています。
1978年発売のカメラです。
レンズを折りたたむことができ収納すると
非常に持ち歩きに便利な出っ張りのない
コンパクトな形になります。
基本的に電子制御のプログラムオート露出で撮影するカメラで
フラッシュ使用時のみSS1/30固定、絞りをマニュアルで選択できます。
レンズはリケノン35mmF2.8、ピント合わせは目測です。
その軽量コンパクトさとデザインのかわいらしさもあって
現在でも根強い人気のあるカメラです。

お預かりしている「FF-1」は
かなり長い間、しまい込まれたままになっていた
カメラだと思われます。
レンズは比較的キレイで少し不安定ながらも
動作も一通りは行えるようです。
ただカメラテスターでオート露出を測定してみると
全体的にオーバー傾向で+2.5段ほどで露出してしまうようです。
さすがにちょっと明るすぎますね。
接点の清掃等である程度は改善すると思いますが
電気的調整も必要かと思われます。
そしてフィルム室のモルトはもちろん全滅でベタベタです。
加水分解の影響でモルト周辺の塗装剥がれも起こっています。
構造上、裏蓋に大量のモルトを貼って遮光するので
10年に一度くらいは交換しないとこうなってしまいます。
もちろん交換を行い、できる限り傷んだ周辺部も修復していきます。

画像はまだ取り掛かり始めのモノですが
さすがに電子制御でこれだけ小さく造られていると
内部的には全く余裕はなく整備性はよくありません。
何をするにも手間と神経を使います。
「FF-1」というと定番なのがファインダーの曇りと
機械的チャージ不良によるトラブルですが
ファインダーのほうは汚れて曇るというより
使われているレンズの変質で曇るので
残念ながら清掃してもほぼ改善されません。
今回もできる限りの清掃となります。
チャージ不良は今回は症状はありませんが
動きにくくなる箇所はパターン的に決まっているので
もちろん一通りの整備を行っておきます。
「FF-1」いいですよね。
個人的にも1台持っておきたいカメラです。

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ニコンFMのカメラ修理

今日は「盗難防止の日」だそうですよ。
「とう(10)なん(7)」(盗難)と読む
語呂合わせからだそうです。
比較的、治安が良いとされている日本国内ですが
最近はいろいろ物騒ですものね。
事故とか事件とか病気とか
いわゆる災難は忘れた頃に、あるいは
思ってもない時にやってくることが多いので
常に「何か起こるかも…」とある程度警戒しながら
毎日を過ごす方がいいのでしょうね。
まぁ悪いことを考えすぎるのもキリがないですし
息が詰まりますが…(苦笑)
自宅での盗難や空き巣にあったことは今のところありませんが
遠い昔には何度か車上荒らしにはやられました。
お金かけてたカーオーディオシステムが
ごっそり持っていかれたことがありましたね…
それはともかくとしても
車内に見えるところに何か置いておくのは厳禁ですよ…狙われます。
そういえば子供の頃、実家では
鍵もかけずに夏だったら玄関も引き戸開けっ放しで
買い物に出かけるなんて普通でしたね…
今じゃ考えられませんが…(笑

さてさて

本日は「ニコンFM」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のカメラです。
当時のキャッチフレーズは「コンパクト・ニコン」
めちゃくちゃ軽量コンパクトなわけではありませんが
前身の「ニコマートFT系」に比べると
一回り以上もコンパクトになり
非常に取り回しの良いボディサイズに生まれ変わりました。
ニコマート時代と同じくコパル製の
縦走り金属幕シャッターユニットを搭載し
機械制御で露出計以外は電池がなくても駆動します。
つまり露出計を別に用意していれば
本体に電池は必要ありません。
使いやすいMF機械制御機ということで
今も昔も人気のあるカメラです。

お預かりしている「FM」は
まず巻上ができません。
巻上レバーは予備角を少し過ぎたあたりから先は
全く動かない状態です。
シャッター幕位置を確認してみると
シャッターはリリーズ状態なので
チャージ機構のどこかでスタックしていて
動かない状態だと思われます。
部品の酷い変形等がなかれば修理可能だと思われますが
それよりもFMでちょっと心配なのは
露出計です。赤いLED表示の見た目シンプルな露出計は
意外と内部的にデリケートで
過去に短絡とかがあって
壊れていると修理不能な場合が多いからです。
今回は露出計には問題なさそうで一安心です。

巻上のトラブル自体は巻上軸にリンクする
各部品の動作不良によるスタックですが
動かないときに無理な力がかかったのか
リンク部品は結構変形しているところもあり
スタックを解消してもチャージ不良が
頻発するようになりました。
微妙な調整が必要になるのでちょっと苦労しそうです。
こういうときは落ち着いて焦らず
じっくりと少しずつ調整を行っていきます。
短気を出したらおしまいです(笑

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ヤシカフレックスのカメラ修理

今日は「世界ハビタット・デー」だそうですよ。
ハビタット(habitat)とは
住居、住まい、生息地などの意味だそうです。
国際デーの一つです。
都市環境とかそういうのはちょっと置いておいて
どこのどんな場所に住むのか…は大事ですし
まぁ夢や希望的観測も含めてですが
いろいろ考え始めるとキリがないですよねぇ
私の今住んでいるところは仕事場からも徒歩圏内で
まわりの徒歩圏内に生活に必要なものがほぼ揃っていて
そういう意味では何の不満もないのですが
ただ…都内の家賃の高さは尋常ではないです(苦笑)
お店や自宅の家賃のために働いていると言っても
過言ではない気もします…
生まれ育った地元で
のんびりと過ごしたいなぁ…と思う気持ちもなくはないですが
今の仕事が元気にできていて
ある程度食えるのであれば
まだまだ便利な都内に住んでいたいですね。

さてさて

本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
この時代のカメラには多いのですが
「ヤシカフレックス」も外観上は
「Yashicaflex」としか表記がないのに
いろいろなモデルが存在して
モデル名の特定がちょっと難しいカメラです。
今回、お預かりの個体もおそらく
ヤシカフレックスAの後期型(1957年発売)だとは思いますが
A後期型であればレンズはヤシコール銘だと思いますが
今回の個体はヤシマーが付いています。
他はA後期型の特徴を踏まえていて
フィルム装填はスタートマーク合わせのセミオートマット
シャッターチャージはシャッターユニットのレバーで行い
リリースもシャッターユニットのリリースレバーで行います。
独立したシャッターボタンはありません。
シャッタ-ユニットはコパル製でB・1/10~1/200をカバーします。
フィルム巻止めもカウンターもあるので
この時代の使いやすい二眼レフです。

お預かりしている「ヤシカフレックス」は
シャッターも少し粘り気味で
スローガバナーも明らかに油切れです
加えてシャッタースピードリングが異様に重く
回せなくはないのですが相当力が必要で
無理していると壊れそうです。
屋外での撮影でこのシャッターリングを動かして
露出設定を行うのは非常に困難だと思います。
そしてこの時代の眠っていた二眼レフでは定番ですが
ファインダーの状況がかなり悪く
スクリーンの汚れも酷いですが
その下のミラーの劣化も酷くかなり曇っています。

ミラーは清掃してもあまり状況は変わらないと思われるため
新品の表面鏡を切り出して製作して交換します。
シャッターリングの重さや
シャッターやスローの動作不良は
通常のシャッターユニット整備で改善できそうです。
レンズやファインダーがクリアになって
本来の動きさえ取り戻せれば
基本的にはシンプルなカメラなので
まだまだ撮影に大活躍できます。
できる限り本来の姿に仕上げて
ご依頼者様には撮影を存分に楽しんでいただきたいと思います。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は「徒歩の日」らしいですよ。
「と(10)four(4)」(徒歩)の語呂合わせだそうです。
なかなか強引ですね(笑
由来はさておき、毎日しっかり歩くことは大事ですね。
2020年に大病を患った後、その後遺症で
随分と「ふらつき」に悩まされたのですが
リハビリを兼ねた毎日のウォーキングでかなり改善しました。
完全に元通りとはいきませんが
日常生活には支障のないレベルにはなったと思います。
通常、病気が発症してから半年経つと
それ以上の改善は難しいといわれていますが
私の場合、発症から4年経っても明らかな改善ありましたよ。
詳細を語ると長くなるので割愛しますが…
いずれにしても毎日しっかり歩くのは本当に大事だと思います。
それもダラダラ散歩するのではなくしっかり早歩きで
軽く息が上がるほどが効果あるような気がします。
有酸素運動にもなりますものね。
特に私みたいな1日座ったままの方は
毎日のウォーキングは必須レベルかと思っています。

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
修理依頼が多く当店でもお馴染みのカメラです。
1964年発売のカメラです。
それ以前のアサヒペンタックス系で培ったノウハウを生かし
完全新設計でTTL内蔵露出計を搭載し発売されたカメラです。
開発時には新規バヨネットマウントの搭載も検討されたそうですが
実績とそれまでのレンズ資産を生かすM42マウントは継続し
それに伴って内蔵露出計の測光方式は絞りこみ測光となっています。
絞り込み測光には多少の慣れと手間が必要ですが
ペンタックスタクマーレンズのみならず
世界中で作られたM42マウントのレンズが使用可能なのも
今となっては大きな魅力のひとつです。
比較的お求めやすい価格と使いやすさが要因となり
大ヒットしたカメラです。
それゆえに現存台数も非常に多く今でも使っている方の多いカメラです。

お預かりしている「SP」は
やはりかなり長い間、眠っていた個体かと思われます。
外観から昔はかなり使い込まれたものとも思われます。
さすがに長い間、しまい込まれていたことと経年劣化もあり
各部の動きはかなり重々しいものになっています。
シャッターはなんとか切れるものの
先幕と後幕のバランスはかなりズレてしまっていて
シャッタースピードの精度は出ていません。
電池室も電池が長い間入れっぱなしだった時期があるらしく
腐食も進んでいて露出計はやはり動きません。
そして定番ともいえるプリズム腐食が起こっています。
装着されていた55mmF1.8レンズもカビだらけです。
致命的な破損等はありませんが
普通に撮影に使うためには全体的な整備が必要な状態です。

電池室は一見するとそれほど傷んでいないようにも見えたのですが
裏側端子には緑青がてんこ盛りで電池室に接触している端子は
軽く触れただけでぼろっと折れてしまいました。
プリズム腐食はお決まりの外周にぐるりと貼られている
遮光材の加水分解が原因です。
上の画像にも腐食の黒い帯が写っています。
プリズムはまだ何とか腐食のないもののストックがあるので
交換で対応いたします。
他はとにかくバラシて駆動部分の徹底的な洗浄と
最低限の注油を行い本来の動きを取り戻していきます。
動きさえ復活すれば調整は最低限で十分精度も出ると思います。
頻繁に修理を行う機種なので見慣れた光景ではありますが
ネジ1本でさえ錆等でなかなか外れないことも多いので
集中して慎重に整備を行っていきます。

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ミノルタX-70のカメラ修理

今日は「登山の日」だそうですよ。
「と(10)ざん(3)」(登山)と読む語呂合わせからだそうです。
山登りはいいですよねぇ…
日頃、人の多いエリアに住んでいるとなおさらです。
今は私もリスクが高すぎるので
もう山に登ることはないとは思いますが
山頂や山道途中のピークに立って
周りにはどこまでも静寂に包まれた山並みしかなく
誰もいない状況を実感すると
なんとも気持ちよい高揚感に浸れます。
ただ、そこで…
「こんなとこで何かあったらヤバい」と再確認して
気合いを入れなおすところでもあるのですが…(笑
あのテンションと達成感は登山独特のモノがあると思います。
ただ、山登りをされる方は
本当に本当に万全を尽くしてお気をつけください。

さてさて

本日は「ミノルタX-70」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
その前年に昨日扱った「X-700」がデビューしていて
モデル名の統一から「X-70」とネーミングされたのかと思いますが
内部的には「XG-S」のマイナーチェンジモデルと言えると思います。
絞り優先オート露出とマニュアル露出モードを備えたカメラです。
「X-70」にも明るくキレの良いミノルタお得意の
「アキュートマットスクリーン」が採用されており
ファインダーの見え心地が非常に気持ちよいカメラです。
取り回しの良いサイズ感でこれも非常に使いやすいカメラです。

お預かりしている「X-70」はまず電池を入れて
メインスイッチをオンにしても
全く電源が入りません。
全速電子制御でメカニカルシャッターを備えないカメラなので
電源が入らないとシャッターを全く切ることができません。
まずは電池室の状況を確認します。
電池室は一見キレイで電源供給に問題ないように見えるのですが
よく細部を確認してみると少しばかり腐食の跡と
緑青が見受けられます。
やはり過去にかなり長い間、
電池が入ったままだった時期があるとみられます。
おそらく電池室裏側の端子やハンダ、配線は腐食して
断線状態ではないかと思われます。

80年代の電子制御機なので
分解整備には非常に手間がかかります。
さらに扱いにも細心の注意を払わないと
静電気等で回路をダメにしてしまう可能性もあります。
神経を使うのは機械制御のからくり仕掛けでもそうなのですが
電子制御機で気を使うのはまた違った感覚がありますね…
いずれにしてもいったん分解に取り掛かったら
集中して進めていきます。
バラしているときが内部丸出しで一番無防備な状態ですものね。
電源の問題はやはり配線等の腐食のようです。
加えてメインSWにも接触不良があって電源が安定しないようです。
電子制御回路自体は大きな問題はなさそうでなので
通常の動きを取り戻すことができそうです。

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ミノルタX-700のカメラ修理

今日は「豆腐の日」だそうですよ。
「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせからなのですが
同様の語呂合わせで毎月12日も「豆腐の日」としています。
低カロリーでタンパク質を含むヘルシーな食べ物ですねぇ
大きく「木綿」と「絹ごし」にまず分けられると思うのですが
子供の頃は「絹ごし」大好きでしたが
大人になってからは「木綿」ばっかり食べてますね…
夏は冷ややっこ、冬は「湯豆腐」って感じですね。
簡単に食べれてご飯のおかずにもなるし
お酒のあてにもなるし冷蔵庫に常備しておく食材の一つです。
今日も気温が下がり気味ですが
そろそろ「湯豆腐」が食べたくなる季節ですね…
ちなみに「湯豆腐」だろうと「冷ややっこ」だろうと
かけるのは「ポン酢」派です(笑

さてさて

本日は「ミノルタX-700」のカメラ修理を行っています。
1981年発売のカメラです。
最初期はAEロックのないタイプのものが発売され
後に「AEロック付き」のものに切り替わります。
「AEロック付き」のものを「ニューX-700」と呼ぶ場合もあります。
絞り優先オート露出とプログラムオート露出を備えた
いわゆる中級機ですが
発売以降、長い間、ミノルタのMF機の頂点として存在し続けます。
1985年には社会現象ともなった「α7000」が発売され
時代はオートフォーカス機に移っていくのですが
それでもX-700の生産は続けられ1999年まで販売されます。
18年もの間、販売され続けたロングセラー機です。
当然ながら基本的な設計が優れていて
非常に使いやすくミノルタお得意のアキュートマットスクリーンを装備し
明るくピントの山を掴みやすいファインダーが魅力的です。
そしてミノルタらしい使い心地のよさも備えていて
長く相棒として使いたくなるカメラだと思います。

お預かりしている「X-700」は
部品の劣化と少し無理な力がかかったのか
露出補正及び感度ダイヤルの基部部品が破損し
ダイヤルがグラグラになってしまっています。
この状態だとその下の摺動抵抗にリンクできないため
露出計やオートの制御もままならない状態です。

X-700は超ロングセラー機で人気のあったカメラだけあって
比較的部品取り用の個体のストックが多く
基盤内電子回路不良とかでない限りは
80年代の電子制御器とはいえ
なんとか修理が可能なものが多いです。
感度ダイヤル部を修復後、一通りの動作チェックを行ってみると
やはり積年の内部の汚れの影響もあるとみられ
露出計及びオートが不安定な状態でした。
これも主に摺動抵抗の汚れが原因とみられ
電子制御機の肝ともいえる各接点とマグネットの清掃を
入念に行って電気的調整を行っていきます。
機械的駆動部に大きな問題は見られませんでしたが
もちろん長く使うために一通りの整備を行っていきます。
当然ながらモルトは全て全滅の状態です。
良いカメラだけにできるだけ長く使っていただくための
整備調整を行っていきます。

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キヤノンAE-1のカメラ修理

今日は10/1ということで
たくさんの記念日が制定されています。
そんな中に「メガネの日」なんてのがありますね。
10月1日が「1001」と表記でき
「1」をメガネのつる、「0」をレンズとみなすと
メガネの形をしていることからだそうです。
私も裸眼だと近視より乱視が酷くって
片目0.1くらいしか見えないのですよねぇ…(苦笑)
特に脳梗塞やってからは
左目に少し麻痺が残ってたりするので
コンタクトはもう無理になりメガネが手放せません。
ただ…メガネかけていると度がきついため
手元が全く見えないのですよねぇ…
仕事柄、手元や細かいもの見ることばかりなので
仕事中はほぼ外しています…もちろん離れたものは見えません(笑
PC画面すら見づらいです…
でも裸眼だと今のところ手元はよく見えています。
手元を見るのに近接用メガネが必要になってくると
またさらに面倒なことになりますよねぇ…
まぁ今でもかなり細かいものを見るときに
ルーペはたまに使いますが…
いずれにしても目は大事です。
衰えるのは仕方ないですができるだけ
負荷を掛けすぎないように気をつけます。

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
「AE-1」も当店では修理依頼の多いカメラです。
1976年発売のカメラで
時代を席巻した「キヤノンAシリーズ」の初号機であり
全てのAシリーズの基本形となるカメラです。
「Aシリーズ」は1980年代初めまで続きますが
電子制御の部分はモデルごとに着々と進化していきますが
機械的構造はほぼ「AE-1」のものがそのまま使われています。
シャッター形式としてはオーソドックスな布幕横走りで
それまでのノウハウもあり安定した動きの機械駆動に
革新的な電子制御を組み合わせ
コスト削減と多機能化を進められています。

お預かりしている「AE-1」はご依頼者様が
新品で手に入れられて50年所有されている個体です。
ただ使われていなかった期間はそれなりにあると思われ
ミラー、ファインダーコンデンサレンズ、接眼レンズ、プリズム
あらゆるガラス・レンズ部分にかなりカビが発生しています。
接眼レンズのカビは
特に目を近づける部分なのでイヤな存在です。
シャッターは意外と快調に動いていて
定番のシャッター鳴きもほぼありません。
精度に若干の問題がありますが
もちろん整備調整で問題なくなると思います。
大問題なのは露出計で
明るさ、設定に関わらずシャッター半押しでオンにすると
完全に振り切ってしまう状況です。
これでは全く参考にならないうえにオート露出が全く制御できません。
露出計が振り切ってしまう状況は「AE-1」で
たまに見受けられる症状ですが
原因がいくつか考えられるうえに
場合によっては修理不可能な場合もございます。

露出計トラブルの件は原因と思われるところを
ひとつひとつ確認しながら並行して
通常整備や清掃を行っていきます。
古い電子制御機の定石として
とにかく接点や摺動抵抗の汚れや
接触状況を入念にチェックします。
AE-1は1976年デビューということもあり
まだまだ配線も多いのでハンダの劣化も対処していきます。
今回の露出計振り切りの原因は
調整用の半固定抵抗摺動部の接触不良でした。
加えてレリーズSWにもかなり不安定な接触不良がありました。
いずれも積年の汚れが原因です。
電子回路内の修理不可能な部分でなくて少し安心です。
動きを確認しながら仮組みを行って
もう少し入念に確認してから最終組み立て調整を行います。

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ヤシカYEのカメラ修理

今日は「くるみの日」だそうですよ。
「く(9)るみ(3)はまるい(0)」と読む
語呂合わせからだそうです。
「walnut」(ウォールナット)ですね。
実だけではなく木材としても知られています。
実は美味しいですよねぇ…
ナッツ類全般的に好きですが
クルミは一時期、毎日のように食べていました。
美味しいのものもあるのですが
その頃、何かのテレビとかで
クルミを毎日食べ続けると
血管年齢が年取らない…なんてことをやっていて
それに影響されて意地になって1年くらい毎日食べてました(笑
まぁクルミだけ食べていればいいってわけじゃないでしょうけど…
でもクルミは栄養を豊富に含むので身体にはよいとは思います。
ちなみに100グラムあたり654キロカロリーで
タンパク質、食物繊維、ビタミンB群(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸)、
ビタミンE、およびマンガンなどのミネラルを豊富に含みます。
ナッツ類は全般的にカロリー高いので
調子に乗って食べ過ぎると太るのでそこは要注意です(笑

さてさて

本日は「ヤシカYE」のカメラ修理を行っています。
1959年発売のカメラです。
発売当初は「ヤシカE」として発売されましたが
しばらくして「ヤシカYE」に改名されています。
ネーミングはさておき
中身的には「ニッカ33」です。
前年の1958年に「ニッカカメラ」がヤシカに買収され
「大邦光学」としてヤシカの子会社になってから
発売されたヤシカ名義の「ニッカ33」ということですね。
いわゆるバルナックタイプのカメラです。
シャッター最高速は1/500でスロー側は1/2までです。
巻上はレバー式で操作感の快適なカメラです。

お預かりしている「ヤシカYE」は
全体的に動きが悪くスムーズさに欠ける状態です。
シャッター動作時に異音も出ています。
そしてスローシャッターは全般的に動作不良な上に
スローは全速バルブ状態です。
レリーズボタンを押すとまずはバルブ状態で
シャッターが開きっぱなしになり
レリーズボタンから指を離すとスローが動き出し
設定したスローシャッターが切れるといった状態です。
動きが悪いのもそうですがシャッター設定の調整が
ズレてしまっているのもあるようです。

画像は既に一通りの整備が完了した状態です。
シャッターの設定も大きくやり直しし
洗浄・注油も行っているので
動きが落ち着くまで少し様子見をしている状態です。
完了してからそれなりに時間もたったので
これから最終チェックを行って
問題なければ完成となります。
シャッターは高速から低速まで精度も問題なく
ファインダー視野はもちろん
外観もかなりキレイになりました。
非常に気持ちよく使える状態になっていると思います。

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