キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は「パイナップルの日」だそうですよ。
8/1は「パインの日」だとここでも書きましたが
今度は「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」と読む
語呂合わせからなのだそうです。
パイナップルはまさに「夏の果物」ですよねぇ
ジューシーさとさわやかな味と香りが
真夏の暑さにピッタリです。
軽く冷やしていただくと無敵の美味しさですよねぇ…
夏のイメージですが1年中、簡単に入手可能です。
スーパーには必ず売っていますよねぇ
カットパインや缶詰だとさらに気軽にいただけます。
私も結構頻繁に買っています。
パイナップルの名前は、形が松かさ(pine)のようで
味がりんご(apple)のように甘くて美味しいことから
それぞれの言葉を組み合わせて
「pineapple」と呼ばれるようになったそうです。
日本に流通しているものの多くが
フィリピンから輸入したものなのだそうです。
国内でも沖縄本島北部の東村、西表島、石垣島が主産地となっています。
やはり南国の果物なのですよねぇ…

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム(以下AE-1P)」の
カメラ修理を行っています。
1981年発売のカメラです。
「キヤノンAシリーズ」としては末期のモデルになります。
全ての「Aシリーズ」の基本となる「AE-1(1976)」をベースに
主に電子制御部分が進化したモデルです。
機能的には「AE-1」にプログラムオート露出が追加されたもの
とも言えますが、機械的駆動部は他のAシリーズと同じく
ほぼ「AE-1」のまんまではあるものの
電子回路や制御部分は全く別物に進化しています。
ファインダー内表示は明らかに時代の違いを感じます。
加えてファインダースクリーンも非常に明るくなり
ピントの山やキレも非常にわかりやすくなりました。
より安定して使いやすくなった正常進化モデルだと思います。

お預かりしている「AE-1P」は
まず電池を入れても、バッテリーチェック無反応
レリーズ半押ししても露出計も起動しません。
でもなぜかシャッターは切れます。
ただ正常に動作しているわけではなく
オートだろうがマニュアルだろうが明るさに関わらず
1秒少々のスローシャッターで切れてしまいます。
電源が完全に遮断されていたり
電池が入っていないと
通常、AE-1(P)はシャッターは切れないはずなので
マグネットに電源は来ているようです。
しかしそれ以外はすべて無反応です。
あまり見かけない症状です。
基盤内トラブルであれば修理が難しい可能性が高いですが…

画像は取り掛かり始めのものです。
上カバーを外した光景だけでも
従来の「AE-1」とは別物です。
この時代の5年間の電子制御の進歩はすさまじいですね。
この類のカメラとしては比較的整備性は良好なほうですが
それでもいろいろと神経を使います。
ここから分解を進めて怪しそうな箇所を探すのですが
やはり電池室周りからの電源は問題なさそうです。
テスターも使いながらいろいろ確認していきます。
電子制御シャッター機は各接点の導通が生命線なので
そのあたりを特に重点的に調べていきます。
まだ作業途中で断言まではできないのですが
途中経過の段階では
おそらくなんとかなりそうな感じです。
基盤そのものがダメなパターンは
粗悪な分解品でもない限りあまり見かけないので
今回も接点周りの接触不良が原因かと思われます。

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ミノルタSR-1のカメラ修理

今日は「電子コミックの日」らしいですよ。
私、アニメは全く見ないですし
興味もないのですが
コミックは大人になってもいろいろ読みますねぇ…
ジャンルもバラバラで面白そうだったら
少し読んでみていつの間にか全巻揃ってしまうという…(苦笑)
本当に気に入ったものは何度も読み返してしまいます。
ジャンルにもよりますが綿密な取材に裏打ちされているものも多くて
いろいろ知識になるものも多いですよね。
で、紙媒体だと本当に置き場所に困ってしまうのですが
電子コミックだと置き場所が必要なくて本当に便利です。
私はタブレットで読むのですが
タブレット画面は紙媒体コミックよりも画面が大きくて
鮮明で見やすいのもうれしいところです。
そしていちいちページを抑えなくてもいいのも
地味に便利です。晩酌しながら読みやすいのですよ(笑
最近は買うペースも鈍ってきていますが
一番激しかったのは入院中とかですかね…
気が付いたら結構な量を買ってしまっていて
後で真っ青になりました(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
1959年発売のモデルです。
前年に発売されたトップモデル「SR-2」から
1/1000を省略し、普及クラスとしたカメラですが
いつも書きますが
トップモデルはSR-2→SR-3→SR-7とモデルチェンジのたびに
モデル名も変わる中、SR-1はそれらのトップモデルをベースとしながらも
モデル名はずっと「SR-1」のままです。
そのため同じ「SR-1」でも「SR-2」ベースのものがあったり
「SR-3」ベースのものがあったりします。
同じ「SR-1」でも外観も内部構造も全く異なっています。
今回、お預かりしているのは1963年モデルの「SR-1」と思われ
「SR-7」がベースとなったカメラです。
「SR-7」と比べるとやはり1/1000は省略されていて
外光式内蔵露出計も省略されています。
その代わりに「SR-1」ではおなじみの外付け連動式露出計の
ソケットが備えられています。

お預かりしている「SR-7」は
やはり長い間眠っていた個体と思われ
ミラーアップしたままの状態で
巻き上げてもシャッターを切ってもミラーは上がったままです。
当然ながらファインダーは真っ暗です。
ファインダーの様子を確認するため強制的に
一度ミラーを降ろしましたがやはりシャッターを切ると
ミラーは上がったままになってしまいます。
ミラー駆動の動きもあまりよくはありませんが
やはりシャッターが正常走行してしないのが主な原因で
後幕がきちんと走り切らないため
ミラーダウンのリンクレバーをうまく蹴られないようです。
心配されるプリズムの状態は比較的よいのですが
ファインダーも装着されているレンズも
かなりのカビが発生していて曇ってしまっています。

まずはここからさらに分解を進めて
本来の動きを取り戻すための清掃整備を行っていきます。
各駆動部や部品に大きなダメージはないため
各部がスムーズに動くようにさえなれば
それだけである程度の精度は出るものと思われます。
そのうえで調整を行い精度もしっかり出していきます。
レンズやファインダーのカビ自体は全て除去できますが
コーティング等に浸食跡はいくらか残るかもしれません。
それでも実用上、問題ないレベルにはクリアになりそうです。
「SR-7」で存在した露出計がないので
上部巻き戻し周辺は空きスペースたっぷりですね。

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ニコンFGのカメラ修理

今日は「ハンバーグの日」らしいですよ。
「ハ(8)ンバーグ(9)」と読む語呂合わせからだそうです。
子供から大人まで大人気なメニューですよね。
揚げ物とかはすっかり食べられなくなりましたが
ハンバーグはやたらと食べたくなる時が
いまだにありますねぇ…
…とはいえ、そんなに大きなものは食べられませんが…(苦笑)
自分でこねてから作るなんてことはありえないので(笑
出来合いのモノやお店でたべることになるわけですが
ハンバーグって意外と味の良しあしがモノによって
わかりやすく大きくでるメニューのような気がします。
好みの問題もあるでしょうが…
比較的さっぱりめでジューシーでふわふわな
ハンバーグ食べたいですねぇ…
そうなるとそれなりのお店に行かないとダメでしょうねぇ…
なかなか機会が…(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンFG」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
1980年に登場した絞り優先オート露出専用機の「EM」をベースに
マニュアル露出、プログラムオート露出を追加して
マルチモード機としたカメラです。
プログラムオート露出時には基本的にレンズ側の絞りは
最小絞りにセットしますが
絞りを手動で変えるとプログラムシフトと称して
シャッター速度優先AE的に使用できます。
この露出機構のため、自動絞り連動レバーの動きを
絞り段数にほぼ比例するよう改善したAi-Sニッコールレンズが投入されました。
それでも従来のAiレンズでもオート露出に対応するため
ミラーアップ直前に絞り込み測光を行う瞬間絞り込み測光が搭載されています。
このあたりもいかにも当時のニコンらしい部分ですね。
その機構の影響もあり「FG」のシャッター音(ミラー駆動音)は
「EM」ともまた異なり少し独特な作動音がします。
細かい部分の質感や操作感は上位機種の「FE」ほどではないですが
機能的には「FE」以上の部分も持つカメラとなっています。

お預かりしている「FG」は露出計及びオートの動きに
少々問題を抱えているようです。
「EM」系のカメラはオート時に不要なスローシャッター等を避けるため
フィルムカウンターが「1」未満の空シャッターを切る領域では
露出計をオフあるいは無視してM90でシャッターを切るような
機構がついているのですがそれが正しく機能せず
悪さをしているようです。
「FG」の場合はカウンター「1」未満だと
ファインダー内LEDの1/125と1/60が点滅して
無条件に「M90」で切りますよと教えてくれるのですが
それが正しく動作せず
カウンターゼロからオートが通常に作動したり
普通に撮影しているフィルムの途中で突然
1/125・1/60点滅となり「M90」で切れたりするようです。
分解前に現象を確認しようと動作テストを行ったところ
仰せの通りでカウンターゼロからオートは通常に効いています。
そしてシャッターを切り続けていると
カウンター13枚目~20枚目の間は
明るさ・設定に関わらず、1/125、1/60点滅となり
21枚目以降は再び普通にオートが動作する状態になるようです。
この症状からほぼ間違いなく
フィルムカウンター基部に巻かれている
1枚目を検知する切り欠きの入った導電部が
ズレてしまっているものと思われます。

画像は取り掛かり始めのものですが
やはり露出計・オート動作の異常は
予想通りカウンター下の導電部が原因でした。
加えて各接点の汚れやシャッター羽根の汚れのため
シャッタースピードやオート制御が
少々不安定な挙動を見せていたため
分解をさらに進めて一通りの整備を行っていきます。
いつも書きますが電子制御機は
各接点の良好な導通とマグネットの吸着が肝なので
そのあたりを入念に清掃整備を行っていきます。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「そろばんの日」らしいですよ。
「そろばん」を弾く音「パチ(8)パチ(8)」と読む
語呂合わせからだそうです。
私の世代だと子供の頃、多くの方が「そろばん塾」に
通ったことがあるのではないかと思います。
私も小三に進級したと同時に
近所のそろばん塾に通いだして
小学校卒業まで平日はほぼ毎日通いました。
近所の同年代の子の多くが通ってて
集まるので毎日楽しかった記憶しかないですね。
全珠連2級まではなんとか卒業までに取りました。
そろばんでの計算はその後も大変役に立って
いまだに暗算するときには頭の中に
そろばんの玉が浮かびます。
他の習い事や塾はあまり記憶に残っていませんが
そろばん塾は本当に役に立ったなぁ…と今でも思います。
楽しく通えるようにいろいろ段取りしてくれた
じいさんばあさんに感謝ですねぇ…

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
1976年発売のカメラです。
Mシリーズのコンセプトでもある
「小型軽量化」、「電子化によるAE化」が図られたカメラで
これ以降発売される「Mシリーズ」のカメラの基本形となるモデルです。
機能的にはシンプルな「絞り優先オート露出専用のカメラ」です。
当時としては非常に軽量コンパクトに仕上げられ
使用感もよいカメラです。

お預かりしている「ME」はご依頼者様が
当時新品で入手されたカメラだそうです。
ちょうど50年くらい経過するということですね。
それなりに使い込まれた個体で
きっと思い出も多いカメラなのではと思われます。
さすがに各部のモルトは劣化していて要交換ですが
電源は普通に投入でき露出計も概ね問題ない精度が出ているようです。
ただし、肝心のオート露出に問題があり
明るさや露出計の値に関わらず
一定速で動作しているようです。
いろいろパターンを変えてテストしてみると
どうやら常に最高速1/1000で動作しているようです。
電子回路内に問題があるとはMEの場合、考えにくいので
おそらく何かしらの接点かハンダの接触不良かと思われます。

この類の電子制御機としては
整備性は非常に良好です。
コンパクトに造られていますが非常にまとまりがよく
基盤も差し込み式のため配線の取り回しは少ないです。
これが後の「MG」とかになると差し込み式ではなくなるので
配線が非常にややこしくなります(苦笑)
トラブルの原因はピンポイントで「ここ」と
絞り込むことは難しいので通常整備を行いながら
トラブルの比較的多い接点やハンダを入念にやり直します。
画像は取り掛かる前のものですが
結果的に露出計通りのシャッター制御ができるようになり
あとは細かい電気的調整で精度も出せそうです。
そしていつものことですが「Mシリーズ」は
内部モルトがいたるところに貼られていて
全て劣化しているので見落としなく交換も行います。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は「ハムの日」だそうですよ。
「ハ(8)ム(6)」と読む語呂合わせからだそうです。
子供のころの方がよく食べていた気がしますねぇ
お弁当のおかずにも欠かせない存在でしたし
食卓にもよく軽くあぶった
薄切りハムとかがあったりして大好物でした。
分厚い油滴るハムステーキもたまに出ましたが
そうなるともうごちそうでしたねぇ(笑
こんなこと書いていると
分厚いハムステーキで白米を食べたくなるのですが
きっと、ふた口くらい食べたら
油っぽいうえに塩味きつすぎて
「ほんの少しで十分かな…」って思うのでしょうねぇ…
味覚って本当に年齢と環境で変わっていきますよね…(苦笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
1964年発売のカメラです。
多少フィルムカメラを使っている方なら
「SP」といえば現在でも多くの方が知っている名機です。
当時は現在以上の人気機種で
比較的お求めやすい価格帯と
M42マウントレンズの選択の豊富さ
世界で2番目となるTTL露出計内蔵等々
機能的にも非常に魅力的なカメラです。
大ヒットモデルゆえに現存数も非常に多く
その使いやすさから現在でも人気のカメラです。
家から出てきたカメラが「SP」だった…ということも
非常に多いカメラだと思います。
当店でも非常に整備依頼の多いカメラです。
当時としては先進的なTTL露出計は
M42マウント採用ということもあり
絞り込み測光で使用します。
多少の煩わしさはありますが
M42マウントの選択肢の豊富さを考えると
絞り込み測光で十分とも思えます。

お預かりしている「SP」は
かなり長い間、
しまい込まれたままになっていた個体のようです。
外観は非常にキレイで大切に扱われていたのがよくわかります。
保存環境も悪くなかったのだと思われますが
電池室には当時の水銀電池が入ったままになっており
液漏れこそありませんがガスの影響で
電池室端子や周辺の配線の腐食を引き起こしています。
やはり電池を入れけてみても露出計は不動です。
シャッターはなんとか切れているものの
全体的に動きが重く、高速シャッターの精度は出ておらず
スロー時にはスローガバナの粘りが確認できます。
やはり普通に撮影に使うためには一通りの整備が必要な状況です。

「SP」といえばプリズム周辺の遮光材の
加水分解を起因とするプリズム腐食が定番ですが
今回の個体はファインダー上では
ほんのわずかしか腐食が確認されません。
「絶対腐食しているはずだ」と思ってみないと
気づかないほどの軽微な状態ですが
プリズムを降ろしてみるとやはり遮光材は
完全に加水分解で劣化しています。
処置が必要な状況ですが下手に除去すると
プリズム蒸着をさらに剥離させてしまうので
慎重に作業を行っていきます。
内部モルトもかなり使われていて
当然ながらすべて劣化しているので
そのあたりも入念に処置を行っていきます。
電池室からの配線は当然ながら交換で
周辺の緑青の除去も行います。
そして幕軸等を含む機械的駆動部は
しっかり清掃して本来の動きを
スムーズにおこねるように整備していきます。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は8月5日の語呂合わせで多くの
記念日が制定されていますね。
「ハコの日」、「発酵の日」、「ハンコの日」
「箱そばの日」、「はしご車の日」、
「奴(やっこ)の日」…とかがあるようです。
この中で「ハコの日」は紙の箱(紙器)を
指しているのですが
当店でもカメラの発送等で段ボール箱をよく使います。
精密機器の発送なので梱包はやはり入念に行います。
緩衝材を適度に詰めて(あまりぎゅうぎゅうに詰めすぎもよろしくない)
もし落下したり転がったりしても
カメラにはダメージないように梱包します。
箱自体の丈夫さも大事ですがエアキャップや
ボーガスペーパーの使い方も大事になってきます。
なんでもお手軽にスピーディーに発送できる時代になって
非常に便利ですが確率は少ないとはいえ
発送トラブルもありうるので
お手元に無事に届くまではやはり心配だったりします。
カメラは落下等の衝撃には弱いのでなおのことですね。

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年発売のカメラです。
前年に発売された「FM」と多くの部分を共用した
姉妹機で「FM」が機械制御シャッターの
マニュアル露出専用機なのに対して
「FE」は電子制御シャッターを搭載し
マニュアル露出に加え絞り優先オートを搭載します。
シャッターユニットはいずれもコパル製で
制御部のみが機械式か電子式かの違いとなります。
ただそれにも関連してファインダー内露出計表示等も
異なる部分があり好みの問題ではありますが
両機とも非常に使いやすい取り回しの良いカメラとなっています。
個人的には「FE」の追針式メーター表示は
マニュアル露出時にも非常に使いやすいと思います。

お預かりしている「FE」はシャッターを切ると
ミラーが跳ね上がり…まではいいのですが
そこからシャッターが起動しません。
電池の入っていない場合にM90や「B」以外の
電子制御シャッター設定だと普通に起こる現象ですが
これが電気を必要としない「M90」や「B」でも起きてしまいます。
FE/FM系のミラーアップトラブルは割と見かけるトラブルですが
シャッターは切れるのにミラーが降りてこない場合は
たいていはシャッター羽根走行不良が原因で
今回のようにミラーはあがるけどシャッターが切れないは
ミラー駆動部からシャッターへのリンク機構の
動作不良かと思われます。
少し余談ですが「M90」や「B」で普通に動作して
低速シャッターであれば電子制御でも普通に動作するのに
高速シャッターだと同じようにミラーが上がるだけで
シャッターが動作しない…というパターンもたまにあるのですが
これもミラーからのリンクが正常に動作していない可能性が高いです。

それとはまったく別のトラブルなのですが
過去にスクリーンを外して下から
内部の清掃を行ったのだと思われるのですが
その際に露出計指針を曲げてしまっているようで
指針が引っかかってスムーズに動きません。
FE系は簡単に下からスクリーンが外れるので
清掃を行っている場合も多いかとは思うのですが
指針は非常に細くデリケートでちょっと触っただけで
簡単にひん曲がります。
折れたりしていないのは不幸中の幸いですが
露出計管制部ごと取り外して指針の修復も行っていきます。
そこから分解を進めてシャッターユニット、ミラー駆動部の
清掃整備を行っていきます。

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リコーFF-1のカメラ修理

今日は「はちみつの日」だそうですよ。
「はち(8)みつ(3)」と読む語呂合わせからだそうです。
私、ほぼ毎日プレーンのヨーグルトを食べているのですが
それに少しばかりはちみつをかけていただくので
はちみつは常備しています。
濃厚な甘さが何とも言えず美味しいですよねぇ
花の蜜のことをはちみつと呼ぶと考えられがちだが
花の蜜と巣の中で貯蔵されたはちみつには
物理的・化学的な性質の違いがあるそうです。
まず、花の蜜ははちみつよりも糖濃度が低く
一般に花の蜜の糖度はミツバチが採集した段階で40%未満ですが
巣に持ち帰られた後で水分の発散が行われる結果
はちみつの糖度は80%前後に上昇するそうです。
また、採集された花の蜜はショ糖液、
つまり水分を含んだスクロース(ショ糖)です。
ミツバチが巣に持ち帰ったはちみつは
ミツバチの唾液に含まれる酵素(インベルターゼ、転化酵素)が蜜に混入し
その作用によって蜜の中のスクロースが
グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に分解されるそうです。
他にも、はちみつにのみコリンが含まれまする。
コリンはミツバチの咽頭腺から分泌される
ロイヤルゼリーに含まれる物質だそうです。
要は花の蜜より栄養価が高いということですね。

さてさて

本日は「リコーFF-1」のカメラ修理を行っています。
1978年発売のカメラです。
鏡胴が折りたためるようになっており
撮影時でも十分にコンパクトなカメラですが
折りたたむと出っ張りのないさらにコンパクトな状態になり
持ち歩きに非常に便利なカメラです。
コパル製シャッターを電子制御で駆動し
基本的にプログラムオート露出で撮影するカメラです。
フラッシュモードの場合はSSが1/30固定となり
絞りが任意で設定できます。
搭載されるレンズはリケノン35mmF2.8です。

お預かりしている「FF-1」は
シャッター半押しするとグリーンランプが点灯して
電源が入っているのは確認できるものの
レリーズしてもシャッターが切れません。
もちろん巻上レバーもロックしたままです。
何らかの原因で機械的にスタックしているのではないかと思われます。

まずはある程度分解して動きを確認していきます。
ちなみに「FF-1」というとチャージレバー動作不良による
「シャッター音はするけどシャッターが開かない」というのが
割と定番ですが今回はその部分には問題はないようです。
あれこれ確認しているうちに
「そもそもチャージされていない」ということが発覚しました。
結局のところ巻上ロックが動作不良で
リリースなのに巻上レバーがロックされた状態であることが判明しました。
そしてとりあえずシャッターは切れるようになったのですが
今度はオート露出が上手く制御されていないようで
とんでもなくオーバーに露出されてしまいます。
シャッターユニットの整備清掃を行ったうえで
最後に電気的調整で精度を出していきます。
「FF-1」といえばファインダーの曇りも定番のトラブルで
今回もかなり曇ってしまっていますが
その大半の原因はレンズの変質が原因のため
残念ながら清掃ではあまり除去されないかと思われます。
できる限りの清掃を行っていきます。

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オリンパスペンEEDのカメラ修理

今日は「おやつの日」だそうですよ。
「お・や(8)つ(2)」と読む語呂合わせからだそうです。
「おやつ」とは、江戸時代、1日2食が一般的だった頃
「八つ時(やつどき)(午後2時から3時頃)」にとっていた
小腹を満たす間食のことだそうです。
「八つ時」は、室町時代後半からあった習慣で
時刻を知らせるために時鐘の数を利用しており
「時鐘の数が8つの時」を意味します。
現在では間食全般を「おやつ」ということが多いですし
「3時のおやつ」などと呼ぶこともありますね。
私も江戸時代さながら1日2食なので
午後3時頃から夕方にかけてはちょっとおなかがすきますねぇ…
でももうこの習慣も長いですし
仕事場に基本的には食べ物はないので
あまり気にはなりませんが…
あればついつい食べてしまいますねぇ(苦笑)
だいたい「3時のおやつ」という言葉の響きが
既に甘美なものがありますものね(笑
仕事中についついコンビニに
甘いものを買いに行かないように気をつけなければ…
(たまに無性に甘いものを欲してたまにやってしまう(苦笑))

さてさて

本日は「オリンパスペンEED」のカメラ修理を行っています。
1967年発売のハーフ判カメラです。
オリンパスペンシリーズは初代からの流れを汲む
「ペン」や「ペンS」のグループと
それの最高級版と言えるペンDシリーズ
とにかく簡単に誰でも使いやすいような操作性に主眼を置いた
ペンEEシリーズあたりにおおまかに分類できると思うのですが
「EED」はその中ではちょっと変わった立ち位置のカメラです。
その名の通りオート露出で撮影することが前提で
その部分では「EEシリーズ」ですが
大口径のF1.7レンズを搭載し高級感も演出します。
そういう意味では「Dシリーズ」ですが
デザイン的には「EE」とも「D」とも異なる
独特なデザインが採用されています。
構造的にもあまり他のペンと共通項がないかと思います。
シャッターは2枚羽根で絞り羽根を兼用したプログラムシャッターです。
制御は機械的に行われ、駆動自体には電源を必要としませんが
オート時には露出計がある程度振れていないと
光量不足で赤ベロが出てシャッターロックがかかります。
フラッシュモードだと電池がなくてもシャッターは切れます。
角ばった独特のデザインは先述したように
他のペンとは一線を画すもので
存在感があって個人的には好きなデザインです。

お預かりしている「ペンEED」は
電池を入れても露出計が動作しないようで
オートではシャッターを切ることができません。
基本的にオート露出で撮るカメラなので
まずはここが動かないと普通には使えません。
フラッシュモードで確認したところ
シャッター自体は快調に動作しています。
長期保管品と思われますが
保管環境もよかったようでレンズのコンディションも
まずまず良い感じです。
外装も小さな凹みが数か所あるものの
全体的には非常にキレイです。
電池室も一見キレイなのですが
よく見ると端子を留めているネジにわずかに緑青がみられます。

裏側はダメなんだろうな…と予想しつつ
分解を始めるとやはり端子ネジの裏側は緑青ビッシリで
ハンダも配線も腐食で完全に断線していました。
ただ腐食は上部の端子盤にまでは拡がっておらず
被害は最小限で済んでいるようです。
画像は取り掛かり始めですが
この後でまずシャッターユニットの清掃整備
レンズの清掃を行い、配線も交換して
露出計、オートの調整を行おうと進めていると…
今度は露出計がほぼ振り切ったままで
光にほとんど反応しません。
受光体(CDS)を覆っても露出計は振り切ったままです。
CDSを単体でテスターで抵抗測定してみると
経年劣化でもうCDSとしての役目を果たしていないようです。
ここは中古良品のCDS交換で対処していきます。
他、ファインダー清掃等々行いつつ
全体の清掃整備調整を行っていきます。

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ニッカ3-Fのカメラ修理

今日は「パインの日」らしいですよ。
「パ(8)イ(1)ン」と読む語呂合わせからだそうです。
そして8月はパインの生産の最盛期だそうです。
確かにパイナップルは1年中、手に入りますが
やはり「夏の果物」ってイメージですよね。
甘くてジューシーで軽く冷やして食べると
この季節にピッタリです。
さすがに丸っとパイナップルを買うことはありませんが
カットパインだったり、缶詰のパイナップルは
結構、頻繁に買ってたりします。
価格もお手頃ですものね。
いわれてみればここ半月くらい買ってないような気がします。
今日の帰りにはスーパーでカットパインか
缶詰のパイナップル買って帰ります!

さてさて

本日は「ニッカ3-F」のカメラ修理を行っています。
1956年発売のカメラです。
もともとニッカカメラはいわゆるコピーライカのカメラを
主に造るメーカーですが
1955年に登場した「ニッカ5型」ではコピーライカではありますが
それまでのプレスボディではなくダイキャストボディとなって
内部機構を一新して登場しました。
その翌年に発売された「3-F」はその簡易型という位置づけで
SS最高速を1/500までとして「5型」の大きな特徴でもあった
裏蓋開閉を省略しています。

…のはずなのですが…
今回、お預かりしている「3-F」は
シャッター最高速は5型と同様、1/1000まであり
裏ブタ開閉機構も搭載されています。
さらに「3ーF」では省略されていると資料にはあるのですが
視度補正機構も「5型」同様搭載されています。
1957年以降は巻上がノブからレバーに変更されているのは
把握していたのですがこんな「3-F」もあるのですね。

この時代のバルナックコピーのカメラと言えば
まずはシャッター幕交換が前提となる状態のものが
ほとんどなのですが
お預かりしている「3-F」は比較的近年にシャッター幕が交換されています。
シャッターは一見、問題なく走行しているように思われます。
「5型」同様。裏ブタがあるのでシェルやマウントを取り外さなくても
シャッター速度計測が可能なのでカメラテスターにかけてみると
やはり高速シャッターの精度はあまりよろしくないですね。
加えて巻上に問題があるようで
頻繁に巻上ロックが動作不良を起こしシャッター走行後に
巻上不可となってスタックしてしまいます。
幕軸や巻上も含め各駆動部の動作があまりよい状態ではないようなので
一通りの整備を行っていきます。

よくみかける「5型」では裏ブタの開閉部は
横方向に開きますが、今回の「3-F」は
縦方向に開きます。
こんな仕様が存在するのですね。
内部は通常の5型とあまり変わりませんが
一部、細かい部分はニッカ33型に近い部分もあるようです。
画像は取り掛かり始めですが
この後、さらに分解を進めて
幕軸や巻上機構の清掃整備を行ったところ
巻上のトラブルは起こらなくなったのですが
もともと幕のテンションを掛けすぎで
スムーズに動くようになったら
幕速がめちゃくちゃ速くなりました。
70年代後期一眼レフ並みです(苦笑)
かなりの勢いでバシャン!と
シャッター幕が走行していきます。
そもそもテンション強すぎでこのまま使っていると
バネがバカになりそうです。
いったん大幅にテンションを緩めて
適正なテンションで精度も確保できるよう
一から調整も行っていきます。

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コシナCT1EXのカメラ修理

今日は「梅干しの日」だそうですよ。
この頃に新物の梅干が食べられることからということと
梅干は健康に良く、「梅干しを食べると難が去る」と
昔から言われてきたことから
「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合わせもあるそうです。
そしてこの日の卯の刻(午前6時から8時)に
その年の恵方に向かって食べると
気が高まり精気がみなぎるとされているそうです。
ここでも「恵方」ですか(苦笑)
あ、でももうとっくに時刻が過ぎてしまっています…
子供のころは「梅干し」苦手でしたが
これも大人になってから食べられるようになりましたし
何ならかなり好きな食べ物になりました。
ごはんやおむすびに合いますし
焼酎に入れても美味しいですよねぇ…
暑くて汗ばかりかいてしまうこの季節に
塩分補給としても効きそうですね。
何だか口の中に唾液が溜まってきました(笑

さてさて

本日は「コシナCT1EX」のカメラ修理を行っています。
1987年発売のカメラです。
1983年に発売された「CT1スーパー」から
セルフタイマーを省略したカメラです。
コパル製の縦走りユニットシャッターを搭載し
機械制御でB・1s~1/2000をカバーします。
内蔵露出計はシンプルなLED表示で
露出はマニュアル設定で行います。
レンズマウントはKマウントです。
時代的にはオートフォーカス一眼レフが登場し
高機能化がさらに進んでいる時代ですが
これは低価格でシンプルなカメラです。
外装にも中身にもプラスチックが多用され
お世辞にも質感が高いカメラではありませんが
使い倒すにはこのくらいがちょうどいいという方も多く
意外と人気のあるカメラです。
確かにマニュアルでの撮影に慣れている方なら
これで十分なのですよね。
余計なものがないのでトラブルの可能性も低く
隠れた名機だと思います。
コシナブランドだけではなく
他メーカーの同様なエントリークラスMF機の原型ともなっています。

お預かりしている「CT1EX」は
一通り動作してはいますが
若干シャッターに粘りがあるようです。
縦走り金属羽根のため羽根の汚れの影響が出ていると思われます。
そして内部モルトが多く使われていて
それらの劣化が進んでいることもあって
ファインダー内にかなりゴミが混入しています。
このままでも使えなくはないですが
気持ちよく、そしてこれからも長く使うためには
やはり全体的なリフレッシュが必要です。
当店で扱うカメラとしては最も新しい部類のカメラですが
それでも登場から40年近くが経過しています。

機能的にはシンプルなカメラなので
構造的な整備性は悪くはないのですが
あちらこちらに内部モルトが使われているので
それらの処置が大変です。
加えてLED式露出計の回路は外装に守られていると
比較的丈夫なのですが
分解時に回路が露出すると非常にデリケートなものとなるので
扱いには細心の注意が必要です。
あまり内部から調整するようにも造られていないのですが
本来の動きを取り戻してやればそれだけで
十分精度は出ると思われます。
これから慎重に清掃整備に取り掛かっていきます。

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