月別アーカイブ: 2018年10月

オリンパス35DCのカメラ修理

※明日(22日)は、古物商取り扱い講習出席のため
臨時休業とさせていただきます。申し訳ございません。

今日は「あかりの日」だそうですよ。
日頃、夜中でも街灯があって
歩くのに困ることなんてないですが
あかりがあるって本当にありがたいですよね。
以前、山でよくテント泊していた頃は
近くの山小屋のあかりも消える時間になると本当に真っ暗です。
平日に行くことが多くテント場もすいていたから尚更です。
そんなときのランタンのあかりは本当に暖かく感じるのですよね。。。
あぁ。。。そういう感覚も随分ご無沙汰なので
来年こそはテント担いで山に泊まりに行こう!

さてさて

本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
F.ズイコー40mmF1.7の大口径レンズを搭載する
当時の高級コンパクトカメラです。
意外と修理依頼の多いカメラですね。
少し前にもここで紹介したような気がします。
機械式シャッターを搭載しますが
露出を針挟み込み式のプログラムオートのみで行い
露出計の針が振れない場合はシャッターロックがかかるため
電池を入れないとシャッターを切ることすらできません。
で、その露出計関連のトラブルが多いカメラでもあります。
比較的最近のカメラだとF1.7の大口径レンズというと
大きなボケを楽しむレンズだと考えがちですが
そのそもプラグラムシャッターの35DCでは
絞りのコントロールは意図的にはできません。
この時代の大口径レンズは光量の少ない場面でも
普通に写真を撮るための大口径ですね。
(当時はフィルム感度もASA100が標準ですし。。。)

今日はその35DCを2台続けて修理します。
全く別のご依頼者様のものですが
受付が同じ日に2台続けて入ったのです。
最初の1台は距離計二重像が粘り気味で
ピントリングを回しても二重像が動かないときがあるようです。
受付時には露出計は動作していたので
少々ズレがある程度だろうな。。。とタカをくくっていたのですが
改めてみると露出計は動作するのですが
明るさに関係なく1/500・F16の位置から動きません(汗)
電池を抜くと指針は戻るので
おそらくCDS近辺で配線が短絡しているのではないかと推測します。

もう1台の35DCは露出計もある程度動作していて
シャッターも動作しているのですが
ASA感度設定リングがビクとも動きません。
これ、35DCで比較的多いトラブルですね。
レンズ前方から何らかの強い力が加わった際に
感度リングが変形してしまい
そのときに設定してた感度から動けなくなるのです。
これは部品取りからリングを移植することで対応します。
他、露出計は動作しているとはいえ
1.5段ほどオーバー目のようのなので(オート露出も同様)
調整で対応します。

もちろん、他レンズ・ファインダー清掃
シャッターユニット整備等々
各部点検整備も並行して行っていきます。

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ミノルタSR-7のカメラ修理

今日は「リサイクルの日」だそうですよ。
単純にまだ使えるものは必要な人のところで
リサイクルして使い続けられる。。。ということと
素材としてリサイクルしていくということ、両方あるとは思いますが
限られた資源なのでどちらも大切ですね。
私のこの仕事も
使えなく(あるいは使いにくく)なったフィルムカメラを
再び使えるようにしているわけだから
リサイクルの一端を担っていると言えるかもしれません。

さてさて

本日は「ミノルタSR-7」のカメラ修理を行っています。
1962年発売のカメラです。
前作SR-3では外付けとなっていた露出計を
内蔵したカメラです。。。と紹介されることも多いと思いますが
中身も実はかなり変更が加えられており
シャッターはユニット式となり
ミラーボックスと一体化されています。
最大のセールスポイントでもある露出計は
いわゆる外光式でCdSを使用したものです。
CdSを使用した露出計を内蔵したのは
このSR-7が世界最初だそうです。

お預かりしているSR-7は
ご依頼者のお父さまの形見だそうです。
随分長い間使われていなかったようです。
とはいえ、ご購入されたころはカメラは:高級品ですから
非常に大切に使っていたものと思われます。
外装に長年の保管による汚れは見受けられますが
アタリや目立つような傷はほぼありません。
ただ、電池を入れっぱなしで保管されていたようで
電池室は酷い腐食に侵されています。
動作のほうはどうかというと
何とかシャッターは切れますが
時々、シャッター幕が閉まりきらない状況です。
ミラーもミラーアップしたままで降りてきません。
たまに巻上ロックも起こります。
いろいろなところの動きがとにかく重いようです。

電池室と電池室の蓋が写っていますが
これはさすがにもう使えません。
部品取用の個体から移植します。
電池室の腐食はその裏側にある巻上部にも
及んでいてたまに起こる巻上ロックは
それが原因と思われます。
ミラーアップは幕走行が不完全なことも原因ですが
絞込みレバーの制御がきちんと動作していないことも原因のようです。
露出計そのものは通電すると反応はしているようで
精度も調整で何とかなる範囲では出ています。
それにしても動作する部分のほとんどが
何らかの動作不良を抱えているようです。

これから分解をさらに進めて
動作部分を徹底的に清掃・注油していきます。

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キヤノンEFのカメラ修理

今日は「バーゲンの日」だそうですよ。
ここでいうバーゲンというのは主に衣料品だと思いますが
うーん、私は服のバーゲンに敏感になるような
キャラではないですよねぇ。。。(苦笑)
新品フィルムのバーゲンとかあれば
かなり敏感に反応してしまいそうですが。。。(笑)
フィルムといえばコダック・エクタクロームが復活しましたね!
まぁ予想通り結構お高い価格設定ではありますが
やはりフジだけでは寂しいので
近いうちに試し撮りしてみたいと考えています。
以前の100Gということで実際の色に忠実な再現性とのこと。。。
期待しています!

さてさて

本日は「キヤノンEF」のカメラ修理を行っています。
キヤノンFシリーズの一角を担うモデルですが
他のFシリーズ(F-1、FTb等々)と比べると異端児的モデルです。
まずシャッターが他メーカーモデルでもお馴染みの
縦走り金属羽根のコパルスクエアです。
さらに1/2秒以上のスローシャッターは
電子制御+スローガバナという変則技で
最長30秒のスローシャッターを実現しています。
1973年発売なのでFシリーズとしては
かなり最後の頃のモデルとなります。
Aシリーズ(AE-1・1976年)までの
リリーフ的な役目だったのかもしれません。
キヤノンでは、この時代唯一のコパルシャッター採用も
その辺りの理由が絡んでいるのかもしれないですね。
そんなメーカー事情はさておき
SS優先AEを搭載し、内部の造りこみも安っぽさは微塵もなく
おまけに端正なスタイリングと
なかなか魅力的な1台です。
わかっている方はわかっているようで
根強い人気のあるモデルです。

EFのトラブルは電子制御エリアの
スローシャッター関連が多いのですが
今回のEFはちょっと変わったトラブルです。
シャッター優先AE時に
絞りがF2.8以上に開く設定となる場合に限り
かなりの高確率でミラーアップしたままとなってしまいます。
F4以下に設定される場合はほとんど起きず
F8以下の場合は当店でテストしている限りは
全く発生しませんでした。
オート時の絞りの値によって現象が起きたり起きなかったりということは
まず間違いなくオート時に絞りを制御する
絞込みレバーの動作不良だとは思います。
(マニュアル時の絞込みレバーとは別のレバーで絞りを制御します)
マニュアル時にも現象は全く起きないので
ほぼ間違いないとは思います。

写真は一通りの整備が終わった状態でのものです。
やはり絞り制御部の動作は汚れ等々のせいで
結構重めでした。そこを改善してからは
症状はピタッと出なくなりましたが
少し時間を置いてから再テストを行ってみたいと思います。
もちろん分解整備ですので、シャッターユニット
露出計、オート、巻上部等々、一通りの整備を行いました。
電子制御スローシャッターも含め動作は快調です。

ちなみに以前も書きましたが
EFは元々水銀電池(MR9)を2個使用するカメラですが
電圧変換型電池アダプタを使用すると
バッテリーチェック時や1秒以上のスローシャッター時に点滅する
上カバー部ランプが点灯しなくなります。
無変換アダプタ等で使っていただければと思います。
EFの場合は1.3Vでも1.5Vでも
露出計、オートに変化はありません。
他のカメラの場合は0.2V違うと1段以上表示が変わったりするのですが
EFの場合は気にしなくても大丈夫です。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「フラフープ記念日」だそうです。
1958年(昭和33年)のこの日に
フラフープが日本で発売され
1ヶ月で80万本も売れる大ブームとなりました。
その後、「腸捻転になる」との噂(デマ?)がたち
ブームは急激にしぼんでしまいました。
そんな噂というかデマ、昔は多かったような気がするなぁ。。。
私が子供の頃には「コーラを飲みすぎると骨が溶ける」なんて言われていたなぁ。。。
さすがにフラフープブームは私が生まれる10年前の話ですが
何度か子供の頃に挑戦しました。。。全くできませんでした(苦笑)
ちなみに当時のフラフープの値段は270円
今で言うと5800円くらいの感覚かな。。。

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトで非常に使いやすい
「絞り優先AE」専用機です。
発売開始は1976年です。
「Mシリーズ」最初のモデルであるMXの1ヵ月後に発売されましたが
電子制御シャッターを搭載し、MXよりもさらに軽量に仕上げ
当時としては斬新な「絞り優先AE」に特化したMEは
Mシリーズの本命的なモデルだったのだと思われます。
この数年後(1980年)には各社から
MEと同様のコンセプトの
絞り優先AE専用機で40,000円(当時の物品税非課税上限)のカメラが
出揃いどれもヒットすることになります。
ちなみにペンタ部にいわゆる「AOCOマーク」が刻印されるのは
MEが最後のモデルとなっています。

お預かりしているMEは
定番トラブルでもある「ミラーアップしたまま固着」という症状はなく
なかなか快調にシャッターは動作しています。
ただし、露出計が少々不安定なことと
露出計、オートともに大幅にアンダーです。
ペンタックス機のオート露出は基本的にアンダー気味ではあるのですが
それにしてもちょっとアンダー過ぎな状態です。
加えてプリズムには
ほんのわずかなのですが視野内の目立つところに腐食が確認できます。
MEも派手な腐食は少ないですが点腐食の全くない
プリズムを見つけることはなかなか難しくなってきましたね。

シャッターユニット、ミラー駆動部を中心に整備を行っていきます。
持病ともいえるミラーアップが起こらないように
予防的な整備も行っておきます。
この時期のペンタックス機なので内部モルトが非常に多いです。
劣化してボロボロになった古いモルトはトラブルの元です。
とにかく除去して貼りなおしていきます。
電子制御シャッター機ではありますが
意外と電子制御関連のトラブルは少ないカメラです。
(たまに分解品で酷いものがありますが。。。)
機械的な部分の整備を入念に行い
電気的な部分は最終的に調整で
快適に使っていただける状態に仕上げていきます。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「貯蓄の日」だそうですよ。
貯蓄。。。。うーん、しがない個人事業主だと
なかなか難しいですよねぇ。。。。(笑)
節約して貯蓄?うーん限度があるし
精神的にも良くないし
社会的にもあまり良くないような気がするし。。。
支出はある程度しつつ
収入を増やせばいいのですよね。
そういえば昔いた会社でも
「金がないなら節約するのではなく
きっちり仕事で結果を出し収入を増やせ!」
って言われ続けてたなぁ(苦笑)
まぁコツコツがんばります!

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
OM-1も修理依頼の多いカメラですね。
機械制御シャッターで軽くてコンパクト
加えて使い心地も良い。。。となれば
やはりOM-1が非常に人気なのは当たり前のような気がします。
基本的には丈夫なカメラではありますが
OM-1ならではの軽量コンパクトさを実現するために
多少デリケートな部分があるのも事実で
他メーカーにもっと大きく重い当時の最高級一眼レフと比べると
少々短いスパンでの点検調整が必要なカメラだと思います。
しかしながらきちんとメンテナンスされた状態では
非常に安定した動作をするのは当たり前ですし
このカメラならではの使い心地の気持ちよさも
存分に味わえると思います。

お預かりしているOM-1は
操作してみると巻上やシャッター音は
OM-1らしい上品なタッチで
程度は悪くないと思われます。
しかしながら実際に撮影に使ってみると
写真の片側が黒くなってしまうそうです。
早速、測定機でシャッター秒時の計測をしてみると
1/1000 → 2/3が開かず
1/500 → 1/3が開かず
1/250 → 開くことは開くが
写真左端(走り始め)の露光量は1/200
写真右端(走り終わり)の露光量は1/1250
先幕の動きが悪いがために
後幕に追いつかれてしまうような状況ですね。
決してここで簡単に先幕のテンションを無理やり上げるのではなく
汚れているであろう幕軸をきちんと清掃していきます。
おそらくそれだけで後は微調整で済むレベルになると思われます。

長年の汚れ等による動作不良は見られますが
状態は悪くないものと思われます。
おそらく使われていない時期がかなりあったとは思うのですが
電池はきちんと外されていたようで
電気回路や配線に妙な腐食は見当たりません。
ファインダーに少々カビが発生していますが
それほど閉めきった場所に長らく放置されていた様子がありません。
それでもプリズム腐食はどうしても起きてしまいますね。
中古良品のプリズムと交換することで対応します。

上写真はまだプリズムを降ろしただけの段階ですが
これから本格的に各部点検整備一式を行っていきます。

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キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「きのこの日」だそうですよ。
マツタケ、シメジ、シイタケ、マイタケ、エリンギ。。。。
どれも美味しいですよねぇ
やはりマツタケが王様なんでしょうね。
随分昔に大量の焼きマツタケを
お腹いっぱい食べたことがありますが
未だに美味しかった記憶が残っています。
でも、ホンシメジのソテーとか澄まし汁も
これがまた美味しいのですよね!
昔はブナシメジばかりでホンシメジが市場に出ることは
ほとんどなかったと思うのですが
最近は栽培が可能になったらしく
少々お高いですがスーパーでも見かけますね。
今夜は無理だけど近いうちにホンシメジ買ってこよう!
また日本酒が進むなぁ。。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
いつ見ても重厚且つスタイリッシュなデザインで
眺めているだけでも楽しくなるカメラです。
キヤノン初の「プロの使用に耐えうる最高級機」です。
キヤノンは現在に至るまであまり限定モデルは出さないメーカーなのですが
F-1にはいくつかの限定モデルが発売されています。
オリーブ色の限定モデルとかもありますね。
今回、お預かりしているF-1は
1976年モントリオールオリンピック限定モデルです。

巻き戻し側のオリンピック記念ロゴが輝かしいですね。
1980年にはレイクプラシッド冬季オリンピック記念モデルも出ています。
いずれもF-1がオリンピック公式モデルに
認定されたときの記念モデルです。
中身はもちろん普通のF-1ではありますが
やはりこうして記念モデルを見ると何とも魅力的ですね。

詳しいお話は聞けなかったのですが
おそらくご依頼者様は新品からこのF-1を使い続けていると思われます。
使い込まれてはいますが大切にされていたことがよくわかります。
今回はフィルムの巻上げはできるものの
シャッターチャージが全くできない。。。というトラブルでお預かりしています。
分解してみてわかったのですが
巻上側シャッター幕軸の部品が一部外れていて
それがトラブルの原因でした。
もちろん、分解しているので
シャッター周り、巻上軸周り、露出計、ファインダー、ミラー駆動部
一通りの整備を行っています。
40年以上が経過したカメラなので
やはり色々な箇所の動きが悪く
メンテンナンスすることで非常に動きはスムーズになりました。
いつものことですが
注油・清掃を行っている関係で少し馴染むまで時間を置いてから
最終調整を行って完了です。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「鉄道の日」だそうですよ。
子供の頃にブルートレインブームがあって
当時、鉄道図鑑や鉄道模型のカタログを見て
めちゃくちゃ憧れていました。
だから当時の旧国鉄の車輌等々は
今でも鮮明に覚えているのですが
図鑑で見て覚えただけで実際には見たことないのですよね
最寄の唯一の鉄道は国鉄呉線でしたが
図鑑にはブルトレやL特急や様々なカッコ良い列車が載っているのに
「呉線には何で普通の電車しか走ってないの???」と
不満をこぼしていました(笑)
当時憧れた列車や機関車を模型でいいから
部屋で走らせて見たいですね~
まぁ、そのうち余裕ができたら。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
他にほとんど比べるモデルの存在しないハーフ判の一眼レフですね。
ただ単にハーフ判一眼レフというだけでなく
ロータリーシャッターや横方向に向いたミラーと
その独特なファインダーの造り、似ているもののないデザイン等々
非常に独自性の高いカメラです。
発売当時はハーフカメラブームだったとはいえ
ちょっとキワモノ扱いされていたこともあったようです。
。。。とはいえセールス的には成功だったようで
現在でも多数の個体が残っていますし
人気の高さは相変わらずです。
私も一時期、使っていた時期がありました。

一眼レフなのに出っ張りのない上カバー部
プリズムが配置されているため
巻き戻し側にかなりオフセットされたレンズマウント
いつみても新鮮なデザインですね。
露出計やセルフタイマーの装備されたペンFTや
FTから露出計を省略したFVも人気ですが
やはり軽快な2回巻上でシンプルな普通のペンFが
個人的には好みです。

お預かりしているペンFはミラーアップしたままになってしまうという
ペンFでは非常に多いトラブルを抱えています。
ミラー駆動部の動作不良が原因のことが多いのですが
今回はそれだけではなく
シャッター軸のゴムブレーキが劣化して動きを妨げていることが
一番の原因のようです。

今回のこの個体、過去に分解歴があるようで
少々。。。いや結構、その処置があまりよろしくない状況です。
発売されてから55年経過しているカメラですから
分解歴があること自体はおかしくないのですが
詳細は割愛しますが、その内容に少々問題があります。
問題のない状態になるようにできる限りの整備を行います。

ペンFはその独特の構造のせいもあり
決してヤワなカメラではないのですが
定期的に整備を行わないとトラブルの出やすいカメラだと考えています。
ミラー駆動部周り、シャッターブレーキ、スローガバナ等に
問題が起こることが多いと思います。
さらにプリズム腐食も非常に多いカメラです。
他に同様なもののない貴重なカメラだと思います。
今後。。。というか遠い未来まで
できる限り残っていてほしいカメラのひとつです。

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オリンパス35DCのカメラ修理

今日は「引越しの日」だそうですよ。
私も長く一人暮らししていますから
引越しも何度も経験していますが
いろいろと面倒くさいですよねぇ。。。
。。。とはいえ。。。
しょせん一人ですから家族で引っ越すことに比べれば
めちゃくちゃ身軽だとは思います。
思い返してみれば
通勤時間がかかるのがとにかくイヤで
仕事場(異動等も含めて)が変わるたびに
極力近いところに引っ越すっていうのがパターンでしたねぇ
。。。ということは。。。
これからはお店が潰れない限り(汗)
引越しとは縁がないかな。。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
このカメラも修理依頼の多いカメラですね。
今日、整備を行う個体以外にも
修理順番待ちの中にあと3台はあったような気がします。
レンジファインダー搭載のレンズ固定式レンズシャッター機です。
非常に評価の高いズイコー40mmF1.7を
気軽に味わうことのできるカメラです。
露出はプログラムオートで撮影します。
シャッターそのものは機械制御で電源がなくても駆動しますが
露出計がある程度振れていないと
「光量不足」と判断しシャッターロックがかかります。
そのため、電池がちゃんと入っていないとシャッターを切ることができません。
ただし、暗いところやレンズキャップをしている場合でも
強制的にシャッターを切ることができます。
前期型の場合は底部の「F」ボタン
後期型の場合はBCボタンを押しながらシャッターボタンを押すと切れます。
もちろんこの場合も電池がセットされていることが条件です。

。。。ということで、35DCは露出計不動により
シャッターも切れない。。。という個体が多いのですが
今回、お預かりしている35DCも同様です。
電池室は一見キレイなのですが
端子根元部分にわずかに緑青が見受けられるので
おそらく電池室裏側は結構な腐食で断線しているものと思われます。

まだ現状チェックを行っている段階なので
まずは露出計を動くようにしないとシャッター周りのチェックもできません。
他の部分で現在わかっているのは
二重像が非常に薄く、ほとんど見えないことと
自慢の40mmF1.7レンズにかなりカビが確認できます。
電源周りも含めて一通りの整備が必須な状況です。
ちなみに今回お預かりしている35DCはいわゆる後期モデルで
ファインダー横にBC(バッテリーチェック)ランプが付いています。
以前にも書きましたがこのBCランプ、電圧変換型アダプタを使用すると
電池容量があっても点灯しないことが確認されています。
キャノネットG-ⅢやキヤノンEFと同様です。
今回はお客様と打ち合わせの上、1.5Vで調整します。
無変換タイプの電池アダプタであれば普通に点灯します。

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キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は「豆乳の日」ということです。
うーん。。。あまり普段好んで飲まないかな。。。(苦笑)
牛乳好きだからなぁ。。。
豆乳飲むなら牛乳飲んでしまいそうです。
子供の頃から何故か「牛乳信者」で
牛乳さえたっぷり飲んでいれば風邪もひかないし
色んな栄養も採れる。。。って思いこんでいるのですよねぇ。。。
今でも1日300mlはちゃんと飲んでいます。
でも少しお安く売られている「低脂肪乳」(乳飲料)は
全く好きではないのです。。。。
しかし。。。牛乳以外の毎日の偏った食生活を何とかしなくては。。。(汗)

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム」のカメラ修理をしています。
キヤノンAシリーズの先駆けとなった「AE-1」の後継機ですね。
1981年の発売開始です。
「Aシリーズ」は機械的な部分は基本的にAE-1がベースとなっています。
「AE-1P」も例外ではないのですが
電気関連の部分についてはもはや全く別物です。
「AE-1」もデビュー当時には最新鋭の電子装備を搭載していましたが
「AE-1P」の内部を見るともはや「AE-1」が古臭く見えるほどの
進化をしています。
リード線の数もかなり少なくなりフレキと接点だらけです。
修理・整備する立場からするとなかなかやっかいなカメラですが
さすが新しいせいか(。。。とはいっても37年前なのですが)
電子部品のトラブルは少ないのではないかと思います。
逆に電子部品のトラブルで何かあると残念ながら修理不能です。

お預かりしている「AE-1P」は
非常にキレイな外観の個体です。
しかしながらお預かり時の状況は
シャッター幕が開いたままで固まってしまっていました。
ちょっと不思議なのはミラーはダウンしていて
絞込みレバーもちゃんと戻っているのですね。
ミラーがアップしないまま先幕が走るということはないと思うのですが。。。
何にしろシャッターが開きっぱなしということは
マグネットが吸着したままということなので
とりあえず強制的にマグネットを離して
シャッターを切ってしまいます。

マグネットへの電圧供給が悪いのか
ミラー駆動部あたりが怪しいのか現時点では何ともいえませんが
一通りチェックしながら分解整備を行っていきます。

加えてオート制御はまずまず良いのですが
露出計が非常に不安定で+3~+1段辺りで落ち着きません。
さらに定番のシャッター鳴きも見受けられます。
もちろん、その辺りも含めて整備を行っていきます。

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ローライ35のカメラ修理

今日は「ウィンクの日」だそうですよ。
私、元々目が細いので
本人はウィンクしているつもりでも
両方閉じているように見られます。。。。(苦笑)
おまけに左だけ閉じることはできますが
右だけを閉じることができません。。。(汗)
。。。つまり。。。ウィンクはあまり得意じゃないということですね。。。。
ところで。。。ウィンクといえば「淋しい熱帯魚」なのでしょうが
デビュー曲の「Sugar Baby Love」が個人的には好きだったなぁ
でも本当はウィンクの1年前にデビューした
「BaBe」はもっと好きで当時CD買いまくりました。。。。

さてさて

本日は「ローライ35」のカメラ修理を行っています。
現在でも非常に人気の高いカメラですね。
当店では基本的には海外メーカーのカメラは
あまり整備を行わないのですが
ローライ35は部品交換の不要な整備であれば
承っている状況です。
1967年デビューのカメラです。
ハーフ判カメラよりも小さいボディに
当時の最高級のシャッター、露出計、レンズを詰め込んだ
小さな再高級機です。
このカメラが国産カメラに与えた影響も大きく
ローライ35と同様のコンセプトのカメラがたくさん開発されました。

お預かりしているローライ35は
まずフィルムカウンターがゼロに戻りません。
どうやらバネを固定してテンションを出すための
突起が折れてしまっているようです。
他、レンズ、ファインダーにカビが見受けられ
シャッター羽根、絞り羽根にも汚れが見られます。
さすがに古いカメラなので
全体的に清掃・整備・注油をしないと
快適に使うことは無理な状態です。
基本的にはシンプルなカメラなので
整備性は比較的悪くないのですが
金属の経年劣化が進んでいるものも多く
今回の個体は大丈夫だったのですが
バネ等が片っ端から折れていくような個体もあるようです。

上の写真は一通りの整備が終わって
油が馴染むまで少々様子見をしている段階です。

ローライ35は決して頑丈なカメラではありません。
非常に繊細な部分も多くあります。
間違った使い方をすると比較的簡単に壊れます。
これから手に入れる、あるいは手に入れたばかりの方は
整備もそうですが正しい使い方等々も
しっかり把握してからお使いいただくことをお勧めいたします。

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