月別アーカイブ: 2019年6月

ニコンFE2のカメラ修理

今日は「露天風呂の日」だそうですよ。
露天風呂はいいですよねぇ。。。
夜もいいけど昼間の明るいうちから入りたいな
天気が良くてもいいし
土砂降りは困るけど小雨くらいなら雨も風情があっていいし
雪なんて降っていると最高だし。。。
要はどんなシチュエーションでも良いってことですね!
数年前に八ヶ岳の麓で
露天風呂に入っていらい行ってないですねぇ。。。
露天風呂に入るためだけに信州エリアまで行ってこようかな。。。
そこまで行かなくても箱根でもいいから行ってこようかな。。。
(実際にはいろいろあってなかなか行けない。。。(苦笑))

さてさて

本日は「ニコンFE2」のカメラ修理を行っています。
1978年に発売されたFEをベースに
発展型として1983年に登場したカメラです。
1/4000秒+1/250秒シンクロのシャッターがセールスポイントです。
電子制御シャッターなのでTTL自動調光にも対応し
FEと同様に非常に使いやすい指針式の露出計も健在です。
私が中学生の頃に発売されたカメラですが
カタログを眺めながら。。。
「FE2って最強のカメラだ。。。」とすごく憧れていたことを思い出します。

お預かりしているFE2はなかなか使い込まれた感じの個体です。
おそらく全く使われていなかった期間は長くなかったのかもしれません。
電子制御シャッターなので電池を入れなければ
一定速でしかシャッターは切れませんが
電池を入れてみるとシャッターはなかなか快調に切れているようです。

しかしながら。。。ひとつ大きな問題が。。。

シャッターもオートも明らかに動作してるのですが
露出計が全く動きません。
FE2はフィルムカウンターが「1」以上にならなければ
露出計は動きませんが、そんな問題ではなく
カウンターがどこだろうが全く動きません。

まずは上カバーを外して
テスターで原因を探っていきますが。。。
どうやらメーター内コイル断線の可能性が高いと思われます。
メーター交換しないとダメそうですね。
FE2あたりになると部品取りのストックがほとんどなく
苦労するのですがメーターは何とか確保している分があるので
交換で対応しようと思案中です。
もちろん並行してシャッターユニットやミラー駆動部の整備等々も行います。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「空飛ぶ円盤記念日」だそうですよ。
1947年にアメリカで最初に目撃されたことが
由来となっているそうです。
うーん、残念ながら私は見たことがないのですが
実在するなら一度は見てみたいですねぇ。。。
地球以外にも知的生命体が生存しているというのは
全くおかしくはないとは思いますが
UFOが即、地球外から来た宇宙人の乗り物だとは
なかなか考えにくいとは思いますが。。。。
でも子供の頃にはUFO関連の本も結構読んだかも。。。
先述の1947年のケネスアーノルドの「空飛ぶ円盤(Flying saucer)」の話も
小学生の頃には本で読んで知ってたし。。。
UFOが出るかどうかはともかく
たまにはのんびり寝転がって夜空を眺めてみたいものです。

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
1961年から始まった「キヤノネットシリーズ」の
最終モデルとなるカメラで1972年に発売されました。
社会現象ともなった初代キヤノネットに比べると
随分コンパクトになりましたが
露出計指針挟み込み式のシャッタースピード優先AEを搭載し
マニュアル露出も可能(露出計はマニュアル時には使用不可)
大口径のレンズ搭載のレンジファインダー機。。。と
基本的なスペックは初代から全く変わっていません。
モデル名の「QL」は「Quick Loading」の略で
フィルム装填時にフィルム先端をスプールに差し込むことなく
装填を可能にしたこの頃のキヤノンお得意の機能です。
ニューキャノネット以降ではカウンターが「1」になるまでは
シャッターをいちいち切らなくても連続して巻き上げることができます。

お預かりしている「G-Ⅲ」は
ファインダーやレンズに汚れがかなりあるものの
一応一通り動作している様子です。
キャノネットによくあるオート時の絞り制御の動作不良もないようです。
。。。とはいえ。。。露出計、オートの精度はあまり良好とはいえません。
加えて、露出計が少し不安定かな。。。と思い
電池室を外してみるとその裏では
ハンダ部分に緑青が見られハンダ付けされているリード線は
ピンセットでほんの軽くつまんだだけで
ポロッと取れてしまいました。
断線するのは時間の問題だったようです。
このタイプのコンパクトカメラは
裏蓋の遮光に大量のモルトが貼られていることが多いのですが
G-Ⅲも同様でもちろん全て劣化してしまっています。

ボディがコンパクトになったことで
初代キヤノネットや以前のQL17に比べると
隙間なくぎっしりメカが配置されている印象です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ミノルタSR101のカメラ修理

子供の頃、学校から家に帰ると
場所中であれば必ずテレビは大相撲中継で
じいさんやばあさんと一緒に相撲を見てたなぁ。。。
なんでこんな話でいきなり始まったかというと
今日は昔好きだった北天佑関の命日なんですね。
握力が左右共に100kgくらいあって
力持ちで豪快な取り口でカッコ良かったのですよ
亡くなったのは2006年6月23日、45歳でした。
早すぎますよねぇ。。。
それにしても力士の方は早く亡くなられる方が多いような気がします。
やっぱり相当、身体に負担がかかるのかな。。。
などなど。。。しんみりといろいろ考えたら
突然「そこまで言う、早見優、北天佑、醤油、ラー油、アイラブユー」の
昔の志村けんのネタを思い出しておかしくなってきた(笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR101」のカメラ修理を行っています。
1975年発売のカメラです。
同時に発売されたSR505と共に
ミノルタ最後の機械制御シャッターの一眼レフです。
SR505が「SR-Tスーパー」の後継機でたあったのに対して
SR101は「SR-T101」の後継機として発売されました。
機能的な部分での大きな違いは
ファインダー内の絞り表示の有無といったところでしょうか
それに関連してペンタプリズム周りのデザインが
SR101とSR505では異なります。
既に1973年に電子制御シャッターを搭載する
「Xシリーズ」の販売が始まっていて
この後のミノルタ一眼レフは「Xシリーズ」が主役となっていく中で
最後のSRシリーズとなったのが
この「SR101」と「SR505」ということになります。

お預かりしている「SR101」は
ご依頼者のお父様が使っていたものだそうです。
とりあえず動作はしているのですが
ファインダーの汚れ等も気になるので
各部点検整備一式ということで
当店にやってきました。
SR系のカメラは丈夫なものが多く
少々の汚れや油切れでもシャッターそのものは
動作するものが多いのですが
さすがに本来の動きとは言えない状況です。
巻上やシャッター動作音からは明らかに
油切れの症状が確認でき
シャッタースピードを計ってみても
先幕と後幕のバランスは崩れてしまっています。
露出計は動作は何とかしているのですが
非常に指針の動きは不安定で接触不良等が疑われます。
モルトはやはり全滅で
モルト屑等々のゴミがファインダー内に入り込んでおり
コンデンサレンズやプリズム表面にクモリも見受けられます。
重篤なトラブルはありませんが
メンテナンスは必要な状態という状況です。

写真は一通り整備が完了した状態のものです。
巻上の感触もシャッター音も
SRシリーズらしい歯切れの良いものとなりました。
シャッタースピードや露出計の精度もしっかり出ています。
SR-T以降のSRシリーズというと
露出計制御のための連動糸が少々厄介な存在で
ミラーボックスやファインダーボックスを外す際には
ある程度連動糸を外さなくてはなりません。
カメラ修理を始めたばかりの頃はこれがキライだったのですが
数をこなせば慣れるもので
いつの間にか何ということもなくこなせるようになりました。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「ボウリングの日」だそうですよ。
中学生くらいから二十歳すぎくらいまでは
やたらとボウリング場に行ってましたねぇ~
3人くらい集まるとすぐに「ボウリング行こう!」って感じでした。
それから、うちはじいさんがやたらとボウリングが上手かったので
子供の頃にもよく連れて行ってもらったなぁ。。。
私が大人になって
既に晩年でしたが、じいさんの足腰が
まだ何とか大丈夫な頃に
何度か一緒にボウリングにも行ったなぁ。。。
世代的なこともあるのだと思いますが
ボウリングって結構色んな思い出あるかも。。。(笑)
ヒサビサに昔を思い出してちょっと投げてみたいなぁ。。。
多分ボロボロなスコアなのでしょうが。。。

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
うん、やっぱり今月もOM-1多いですね!
単純に小さいことだけが人気の要因であれば
1980年代の電子制御シャッター機を探せば
他にもいろいろあるはずなのですが
やはりOM-1が人気なのは
その使い心地や質感だったりするのかな。。。とも思います。
機械制御シャッター機で修理・整備が行いやすいというのも
人気の理由の中にあるかもしれませんが
修理する側の立場で言えば
OM-1は確かに修理不能なものは少ないですが
この時代にこの大きさを実現するために
非常に独自性の高い構造というか工夫が凝らしてあります。
そのため、やはり幾分、華奢な部分はありますし
トラブルが発生するといろいろと厄介な部分も結構あります。
たまにですが、修理に何日もつきっきりになるOM-1も
ありますのでなかなか油断できないカメラです。

今回、お預かりしているOM-1は
まずは定番のプリズム腐食です。
これも何度も書いていますが
プリズムの一部に貼られているモルトの腐食により
プリズムの蒸着まで剥がれてしまうことが原因です。
モルトの劣化・腐食は環境によっても左右されるので
モルトが当時のままでも稀にプリズムが何とか無事な場合もありますが
大抵の場合がモルト交換が行われていないと
まず間違いなくプリズムは腐食してしまっています。
今回も上カバーを外すと
粘着質になったモルトがべったりプリズムにこびりついていました。

ちょっとわかりにくいですが写真にも腐食部分が写っていますね。
露出計やシャッターもとりあえずは動いているものの
どちらも精度が出ているとは言えないレベルなので
稼動部分の清掃・調整等々、
各部点検整備一式を行います。

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ビューティフレックスのカメラ修理

今日は「スナックの日」だそうですよ。
スナック。。。と聞いて
思わず飲み屋さんのほうを連想してしまいましたが
食べ物のスナックのほうですね。
本来のスナックの意味は軽食・間食だそうですが
ここでいうスナックはスナック菓子のことです。
夏至の日に「歯固め」としてお正月のお餅を固くして
食べる習慣から来ているそうです。
(ちなみに今年の夏至は明日22日)
ん?スナック菓子ってそれほど固いものはないですよね?
お煎餅の日にしたほうが良かったのでは?(汗)
まぁ固さはさておき、小腹がすいたときに
スナック菓子があれば一袋くらいすぐ食べてしまいますよね。
ビールのお供にも最適ですし。。。
スナック菓子とはちょっと違うかもしれませんが
「おにぎりせんべい」が食べたくなってきました(笑)

さてさて

本日は「ビューティフレックス」のカメラ修理を行っています。
二眼レフブーム真っ只中の1950年代のカメラです。
太陽堂光機というメーカーで作られたものですが
このメーカーの母体は2013年まで神保町で営業していた
「カメラ太陽堂」ということです。
他にもレンズ固定式のレンズシャッターカメラ等々
いろいろなカメラを生産していました。
二眼レフのビューティフレックスも15種類くらいあるそうなのですが
なかなか詳しい資料がなく
細かいモデル名まではなかなか把握できません。

お預かりしているビューティフレックスは
モデル名が不明ですがこんな感じです。

シャッターはETOALと銘が付いていて
最高速は1/200です。
レンズはビューティアナスティグマット80mmF3.5を搭載します。
ファインダースクリーンはシンプルに
スリガラスのみの構成です。
フィルム装填は赤窓式で
シャッターユニットと巻上の連動性はありません
このタイプのカメラに慣れている方は問題ないと思いますが
セルフコッキングが当たり前と感じていると
無駄な二重露光や未露光を引き起こしやすい仕様です。

写真は既に一通りの整備を終えた状態です。
シャッター羽根、絞り羽根に粘りがあり
ファインダーミラーの腐食、レンズにカビ・クモリ。。。等々
この時代の二眼レフにありがちなトラブルを抱えた状態でした。
ミラーは交換で対応し、他は各部の清掃整備注油等で
現在は非常に軽快に動作する状態になりました。

この時代は本当に色々なメーカーが
二眼レフを作っていましたがどれも安っぽさは皆無で
質感の良いものばかりです。
二眼レフを集めたくなる気持ちはわかりますね。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「ペパーミントの日」だそうですよ。
いわゆる「ミント」は「ペパーミント系」と「スペアミント系」に
分類されるのだそうです。
どちらもハーブの1種でありメントールを多く含有することで知られています。
でもメントールといえば日本には「ニホンハッカ」もありますね。
ハッカ味。。。ガムとか飴のイメージかな。。。チョコミントとかも。。
爽やかな味わいが夏に似合うものばかりですね。
ミント系のアイスが食べたくなってきました。。。
サーティーワンにもしばらく行ってないなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
ここのところ毎月3、4台は必ず行っているOM-1の修理ですが
今月もこれで3台目ですね。
軽量コンパクトで使い心地も良く
現在でも大人気の一眼レフだと思います。
それまでの一眼レフが「大きい・重い・うるさい」と言われていたのを
全て覆すために開発されたカメラです。
OM-1の登場以降、軽量コンパクトな一眼レフも
それなりに出てきますが
やはり小さな一眼レフの元祖といえばOM-1だと思います。

お預かりしているOM-1は
定番のプリズム腐食はございませんが
先幕・後幕の幕速バランスが崩れており
高速シャッターで精度が出ていません。
露出計はとりあえず動作してはいるのですが
同じ明るさでも計測するたびに値が変わり
妙に不安定です。
さらにASA感度盤が下のメーター部と上手くかみ合っていないようで
感度設定が正しく行えません。
感度設定ダイヤルは横のボタンを押しながら回すのですが
25から1600に回すときに軽く手応えがある以外は
抵抗なくスムーズに回るのが正しい姿です。
他の部分でひっかかりを感じたり
回せない場合はメーター部との連動が
上手くいっていない可能性が極めて高いです。

露出計不安定の原因は電池室マイナス側端子の
配線ハンダ付けが腐食して断線寸前になっているためでした。
配線の張替えも含め
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は「元号の日」だそうですよ。
645年に日本初の元号「大化」が
制定された日だそうです。
先日、平成から令和へ改元されたばかりなので
元号にまつわるニュースも多かったですが
普段はあまり和暦を使うことは確かに少なくなってきました。
それでも生年月日とかは和暦のほうが何だかしっくりしますね。
ところで「天皇一代に元号一つ」となったのは
明治時代からでそれより前は
天皇が変わらなくても改元は行われていたのだそうです。
そうなるとかなりややこしそうですね。
ちなみにこれまで定められた元号の数は248だそうです。

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム」(AE-1P)のカメラ修理を行っています。
1981年に発売されたカメラです。
Aシリーズが始まって5年が経過した頃のモデルですね。
シャッタースピード優先AEを搭載したAE-1に
さらにプログラムAEが搭載されたカメラですが
変更点はそればかりではなく
ファインダー表示もLEDとなり
電子制御関連の部分はAE-1から格段に進歩しています。
基本的な構造や考え方はあくまでAE-1がベースなのですが
その基本的構造を制御する部分は全く別物です。
上カバーを開けてみただけでも
その変化は明らかで、いろいろと厄介者扱いになる
糸連動がついになくなりました。
それ以外にもリード線で結線される部分も随分と減り
この時代の電子技術の進歩を思い知らされます。

お預かりしているAE-1Pは
受付時にご依頼者様の前で一度シャッターが切れたきり
全く動かなくなってしまいました。
電源が全く入らないようなので根本的に
電池室からの通電がないのでは。。。と思っていると
案の定、電池端子マイナス側に緑青が発生しています。
電池室裏も同様です。
ここの処置を行い、「さてとりあえず動くかな」と思いきや
今度は露出計やバッテリーチェックは動作するものの
シャッターが全く切れません。
レリーズボタンを押しても何にも動きません。
レリーズ接点等々の清掃を行い
やっとシャッターが切れましたが
その作動音は定番のシャッター鳴きでかなり重症です。
(明らかにミラーの動きも緩慢です)
加えてオート時の絞り制御ステーの動きが悪く
オート露出が非常に不安定です。
接点や駆動部を中心に
一通りの清掃・整備・調整を行います。

中学生になった頃だったかな。。。
カメラ屋さんからAE-1Pのカタログ持って帰って
他のカメラのカタログといろいろと見比べていました。
まぁ、当時の私に一眼レフが買えるわけもなく
そのうちカメラはじいさんのニコンを借りればいいや。。。って感じになり
部活や他の事にも一生懸命になっていくのですが。。。
私にとってもいろいろと懐かしいことを思い出させるカメラです。

一通り整備が終わり動きそのものは良くなったようです。
しばらく時間をおいてから
最終チェックで問題がなければ完成です。

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キヤノンTLbのカメラ修理

今日は「おまわりさんの日」だそうですよ。
1874(明治7)年のこの日に巡査制度が始まったことに
由来しているそうです。
同じ年に「交番制度」も始まっているのですが
当時はまだ交番の建物もなく
雨風の強い日は大変だったそうです。
普段、あまりお世話になることはないですが
地域に根ざした交番とおまわりさんの存在は
本当に心強いですよね。
。。。全く話は変わりますが。。。
今日は広島カープのエース
大瀬良大地選手の誕生日でもあります!
おめでとうございます!
次の登板もがんばってください!応援しています!

さてさて

本日は「キヤノンTLb」のカメラ修理を行っています。
1976年発売のカメラです。
その前年にFTbの機能をもっとシンプルにしたモデル「TX」が
輸出用として登場しており
そのTXをさらにシンプルにしたものがTLbです。

お預かりしているTLbは
まず高速シャッター(1/500)が開きません。
シャッター幕走り始めから走り終わりまで
全く開かない状況です。
加えて露出計も全く動きません。

先幕と後幕の幕速のバランスが悪いため
シャッターが開かなかったり、
露光ムラが発生するのは
フォーカルプレーンシャッター機では定番のトラブルですが
その多くは幕軸の汚れや油切れ等が原因です。
ただし、キャノンFシリーズの場合は
そこだけではなく幕ブレーキ周りの油切れも多いと思われます。
シャッター幕のバウンドが起きたり
先幕の幕速が安定しない場合もここが原因のことが多いです。
未整備のキヤノンFシリーズ機で
シャッターを切ったときにシャッター音に「ギャッ」と言った感じの
高い音の「鳴き」(Aシリーズのシャッター鳴きとはまた別物)が
出る場合の原因もここである可能性が高いです。
今回のTLbもまずは幕軸の清掃で
シャッター動作はおおまかには安定したのですが
たまに先幕が極端に遅くなるような症状もあり
それの原因は幕ブレーキ部の油切れが原因でした。

基本的な構造はFTbと同様です。
写真にも少し写っていますが
受光体(CdS)はコンデンサレンズの後ろではなく
接眼レンズ上部に置かれています。
そのためFTbは中央部部分測光ですが
TLbは中央部重点測光に変更されています。
ちょっと変わっているのは
前面左側にあるレバーは一見セルフタイマーレバーですが
TLbの場合はプレビュー(絞り込み)レバーです。
セルフタイマーは省略されています。

付属のFD50mmF1.8s.cレンズは
絞りが固着してしまっているようで
絞り羽根が全く出てきません。
こちらもこの後、絞り羽根清掃を行います。

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ミノルタハイマチック7Sのカメラ修理

今日は「和菓子の日」だそうですよ。
和菓子といえば餡子を使ったものも多いですが
私、餡子大好きなので和菓子ももちろん大好きです。
(まぁ甘いもの全般的に好きなのですが。。。)
どちらかといえばつぶ餡よりこし餡派かな。。。
基本的に緑茶に合わせることを前提に作られているので
やはり熱い緑茶と一緒に食べたいですね。
調べていて気がついたのですが
カステラ等の「南蛮菓子」も和菓子の中に入るのだそうです。
カステラも美味しいですよねぇ。。。
でもカステラは緑茶ではなくて合わせるのは牛乳かな。。。
カステラもいいですが
何だか「もみじ饅頭」が食べたくなってきました。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタハイマチック7S」のカメラ修理を行っています。
1966年発売のカメラです。
その数ヶ月前に発売されたハイマチック9から
フラッシュマチック機構を省略したカメラです。
どちらも基本的な部分はハイマチック7と同様ですが
細かい部分はいろいろとブラッシュアップされています。
CdSを使用した露出計はファインダー内にLV値を表示します。
シャッタースピードリングと絞りリング、両方を「A」のポジションにすると
プログラムAEとして露出を決定します。
マニュアル時にも露出計は動作し
絞りリング上でLV値も表示されるので
マニュアルでも使いやすいカメラです。
このタイプのAEカメラだとマニュアル設定はできても
その場合は露出計は動作しないものも多いので
そこは非常に便利です。
ちょっと変わっているのは
露出計のSWがASA感度設定部にあることです。
消費電力は小さいので
小まめにSWを切る必要はない。。。ともいえるので
これはこれで良いのかもしれません。

お預かりしている「ハイマチック7S」は
多少のスレこそありますが
全体的に非常にキレイな個体です。
この時代のカメラはメッキ部分も多いのですが
それらがピカピカに輝いています。
おそらく長らく使われてはなかったものだと思われますが
非常に良い環境で保存してあったものだと思われます。
とはいえ、経年劣化は確実にあるようで
まず露出計が作動しません。
電池室そのものは一見、キレイなのですが
後で分解してわかりましたが
電池室裏の端子は腐食しており
かろうじて配線のハンダは付いていましたが
ほんの少しピンセットでつついただけで
ボロッと取れてしまいました。
配線自体も腐食しているため交換が必要です。
シャッターはお約束の羽根粘りがあり
ファインダーは随分と曇ってしまっています。

シャッターユニット、レンズ周り、露出計関連、ファインダー、等々
一通りの点検整備一式を行います。
これで外観だけでなく内部もしっかりキレイになり
快調に動作するようになると思います。
レンズ一体型コンパクトカメラ。。。というには
この時代のハイマチックは少々大柄ですが
その分、内部には余裕があり、整備性は非常に良好です。

多少発売時期は前後しますが
この時代のミノルタのレンズ一体型のカメラは
ハイマチックシリーズを筆頭に
ミノルチナの流れを汲むALS、
Aシリーズの末裔AL2、ユニオマットシリーズ。。。等々
非常にバリエーションに富んでおり
見比べてみるのもなかなか楽しいですね。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「オウムとインコの日」だそうですよ。
子供の頃にセキセイインコを雛から育てたりしてましたねぇ。。。
手乗りインコで何ともはやかわいいのですよねぇ
犬や猫は「絶対飼ったらダメ」とよく言われていたのですが
小鳥は比較的お許しが出ていたのです。
他にもカナリヤや文鳥を飼ったりしていました。
今だったら大きなオウムを飼ってみたいな。。。とか
少し思いますがオウムは長生きですからね
今から飼いはじめるときっと私のほうが
先に命が尽きてしまいそうです(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年発売開始のモデルです。
キャッチフレーズは「シンプル・ニコン」
適度にコンパクトで使いやすい中級機です。
電子制御シャッター機ですので
絞り優先AEで気軽に撮ることもでき
マニュアル時にもファインダー内で
絞り値、SS値、ともにファインダー内で確認できます。
指針式の露出計は露出計指針と設定しているSSの指針の
2針式でパッと見にどのくらい今の設定が露出計とズレているかも
把握でき非常に使いやすい仕様です。

お預かりしているFEは高速シャッター時に
ミラーアップだけしてシャッターが動作しないことがあるようです。
FE使いの方はこう言えばわかりやすいと思うのですが
電池を入れていないときに
M90・B以外で切ったときと同じ状況です。
(生産時期によっては電池が入っていなくても
一定速度でシャッターが切れる個体もあります)
。。。となると、最初に疑うのは
電源が不安定ではないかと予測するのですが
電池室周りに問題はないようで
基板までしっかり電圧は供給されています。
BCランプも安定して点灯します。
M90では全く症状が出ないので
機械的にシャッターが切れないようではなさそうです。
よくよく調べてみると症状が出るのは
ほぼ1/1000のみで他のシャッタースピードでは出ないようです。
加えて1/1000、1/500はシャッターが切れても
全くシャッターは開いていません。
1/250でも1/1000近い露光量になってしまっています。
さらに後幕の幕速が先幕に比べて非常に遅く
1/250でシャッター幕走り始めと走り終わりの露光量の差は
1段以上ある状況です。
後幕の幕速の遅さは物理的な理由だと思われますが
1/1000でシャッターが切れないのは
何かしら電気関連の理由だと思われます。

いろいろなパターンを試しながら現状チェックを行い
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
ある程度、症状のパターンも読めてきたので
おそらく何とかなるとは思います。
その他にも巻上がたまにひっかかったりとか
SSの問題を考慮してもオート露出が大幅にアンダーとか
いろいろ問題を抱えているので
ひとつひとつクリアしながら整備を行います。

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