月別アーカイブ: 2023年7月

ヤシカミニマチックSのカメラ修理

今日は「夏の土用の丑の日」ですね。
今年は「二の丑」がないので
「夏の土用の丑の日」は今日だけですね。
まぁ「うなぎ」ですよねぇ
数日前から近所のマルエツの生鮮コーナーを通るたびに
毎年恒例の
「うーなぎうなぎ♪うーなぎうなぎ♪
どーようのうしかーばやき~♪」の歌を聞かされて
もう耳から離れません(笑
まぁ個人的にはあまりうなぎ食べたいほうではないので
この日に気合入れて買うことはないですが…
ちなみに今日は「梅干しの日」でもあるのですね。
この頃に新物の梅干が食べられることからだそうで
また、梅干は健康に良く、「梅干しを食べると難が去る」と
昔から言われてきたことから
「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合わせも由来なのだそうです。
私はとにかくご飯が大好きな人なので
白米に合うものは基本的になんでも好きで
当然、梅干しも大好きです!
やっぱりあの酸っぱさがたまりませんよねぇ
この日の卯の刻(午前6時から8時)に
その年の恵方に向かって食べると気が高まり
精気がみなぎるとされる???
え?ここでも恵方巻と同じようなことが…(苦笑)
恵方云々はまぁどうでもよいですが
今日も帰りにマルエツに寄って梅干しは買って帰りましょう
まだ「うなぎの歌」流れてるかなぁ…(笑

さてさて

本日は「ヤシカミニマチックS」のカメラ修理を行っています。
ヤシカリンクスの流れを汲むカメラですが
より簡単に撮影が行えるように
露出計連動のプログラムオート露出としたカメラです。
搭載されるシャッターユニットはコパルユニークで
2枚羽根のシャッター羽根が絞り羽根を兼用するタイプです。
ただちょっと変わっているのがフラッシュモードだと
SSは1/30固定で任意の絞りを選択できるようになっているのですが
この場合にだけ別途の絞り羽根が出てきて絞り込みます。
この絞り羽根も2枚羽根です。
上カバー上に大きな窓があって一見これが露出計指針かと
思ってしまいますがこちらはASA感度設定盤です。
露出計指針はファインダー内で確認することができます。

お預かりしているミニマチックSはつい先日まで
普通に撮影に使えていたそうなのですが
ある時から突然露出計が動かなかくなったということで
お預かりしています。
露出計連動のプログラムシャッター機なので
露出計が動かないと撮影自体ができなくなってしまいます。
セレン光電池使用の露出計なので
セレンが劣化で起電しないような状態であれば
残念ながら修理不可能なのですが
先日まで普通に露出計も使えていて
ある時からパタッと動かなくなった…ということなので
おそらくセレン自体は大丈夫なのではないかと思い
お預かりしました。
でも分解してみなければ判断はできないのですが…

画像はまだ分解に取り掛かり始めの段階でのものです。
まずは露出計本体が動作するかどうかと
セレンの起電状態がどうかを確認していきます。
心配されたセレンは問題なく起電しているようで
まずは一安心です。
でも確かに露出計の指針は光を当てても全く反応なしで
それも零点ではなくちょっと中途半端な位置に止まっているので
ちょっとおかしいな…と思っていろいろ細かく見てみると
ファインダー内の小さな部品が落下して
指針の根本付近でひっかかっていたことが直接の原因でした。
露出計本体の断線とかではなくてよかったです。
落下した部品は元の場所に再取り付けをしっかり行い
露出計の調整等も行っていきます。
さらにシャッターの粘りも少々あるようなので
シャッターユニットの整備も一通り行っていきます。
レンズの状態はかなり良いので
これで再び快適に撮影にできる状態に復活できるかと思います。

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ヤシカハーフ17のカメラ修理

今日は「福神漬の日」だそうですよ。
福神漬という縁起の良いの名前は
7種類の野菜を使用していることから七福神に由来するのだそうです。
日付の由来は「しち(7)ふ(2)く(9)」(七福)と読む
語呂合わせからだそうです。
福神漬というとやはりカレーの付け合わせですよね~
この暑い季節にあえて辛口で汗の出るカレーが
食べたくなりますよね!
もちろん冷房のよく効いた部屋で。。。(笑
最近はお店とかでも
茶色い福神漬を見ることのほうが多いですが
やはりあの昔ながらの独特な赤い福神漬がいいような気がします。
何だかより酸っぱくてカレーに合いそうな気が…
こんなことを書いていたら
何だか無性にカレーが食べたくなってきました…
レトルトでお気軽に…でもいいのですが
ヒサビサにココ壱とかで食べたいですねぇ…
昔は住んでるアパートのすぐそばにあったので
良く行っていたのですが…
いうほど辛いのは食べられなくて
せいぜい4辛くらいが限界です。
もちろん汗吹き出しますよ…(笑
でも適度に辛いのがやっぱりいいのですよねぇ…
近日中に食べに行ってきてます!
もちろん福神漬もたっぷりいただきます。
(ココ壱のは茶色いですが…(笑))

さてさて

本日は「ヤシカハーフ17」のカメラ修理を行っています。
ヤシカのハーフカメラも結構な種類があるのですが
最もよく見かけるのがこの「ハーフ17」かと思います。
露出は基本的にプログラムオート専用で
フラッシュ使用時のためのフラッシュモードも搭載します。
その場合は任意で絞り値を設定することができます。
シャッターユニットはコパル製で
シャッター羽根が絞り羽根を兼用するタイプです。
露出計はセレン光電池を使用し、これと連動して
プログラムオートで撮影するカメラです。
レンズはヤシノン3.2cmF1.7の大口径です。
この大口径レンズも光量が少ない場面でも
何とか手振れを起こしにくいSSを確保するための大口径です。
絞り羽根兼用の2枚羽根で絞りの形も独特なので
いわゆるボケを楽しむには向かないかとは思います。
ピントは目測です。大口径で目測機なので
光量が少なく絞りが開き気味の場合で
さらに距離が近い場合には少し注意が必要です。
このタイプのハーフカメラは大抵の場合、
実際のピント調整は前玉回転式が多いのですが
このカメラはちゃんとヘリコイドで前玉群全体を繰り出します。
後のエレクトロ35にも通じる丸みのあるボディと
ヤシカらしいギラギラのシルバーがなかなか魅力的なカメラです。

お預かりしている「ハーフ17」は
最も心配されるセレンに関してはなかなか好調で
しっかりと起電していて露出計の精度的にも大kな問題はありません。
まずは一安心です。
ただシャッターには問題を抱えています。
明らかにシャッター羽根の粘りが出ていて
シャッターを切っても羽根の動きが遅く
完全に閉じるまでに明らかに時間が掛かるような状態です。
このままで撮影に使えばほぼ間違いなく
全ての写真が真っ白になってしまうと思います。
加えて巻上にも少々問題があり
巻き止めが1枚で止まらずに
何枚分か余計に巻き上げてしまうことが多々あるようです。
シャッターの問題に起因しているかとも思われましたが
今回はこちらは単純に汚れ等による巻き止め機構の
動作不良かと思われます。

まだ取り掛かったばかりですが
これからさらに分解整備を進めて
まずはシャッタ周りの整備から行っていきます。
画像にも写っていますが
巻上ダイヤルは底部側に配置されています。

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キヤノンEFのカメラ修理

今日は「菜っ葉の日」ですね。
「な(7)っ(2)ぱ(8)」(菜っ葉)と読む語呂合わせです。
いわゆる「葉物野菜」のことですが
私の生まれ育った実家で「菜っ葉」といえば
「広島菜のお漬物」のことで
かならず食卓の隅にこれがありました。
ご飯には欠かせない一品です。
こちらに住んでいると「広島菜」の入手は少々面倒なので
スーパーに普通に売っている「野沢菜のお漬物」が
代用になるわけですが
私の朝ご飯は大抵の場合が白米とこれです。
最近は水分少し抑えめで固めにご飯を炊くのが好みで
炊き立てのお米のほのかな甘さに
野沢菜のお漬物のしょっぱさが合うのですよねぇ
子供の頃から菜っ葉のお漬物とご飯の組み合わせは
大好きですがいまだにこの組み合わせは
1日の始まりに欠かせません。
ただ…お漬物なので塩分の取り過ぎと
白米食べ過ぎで血糖値の上昇に
注意が必要な歳になってしまいました…(苦笑)

さてさて

本日は「キヤノンEF」のカメラ修理を行っています。
1973年発売のカメラです。
分類的には「Fシリーズ」の一員といえるのですが
当時のラインナップの中ではかな異色なカメラです。
「Fシリーズ」中では唯一のオート露出(SS優先)を搭載し
シャッターは電子制御と機械制御の
ハイブリッドシャッター
その中核を担うシャッターユニットもシリーズ中唯一の
縦走りシャッターです。
スペック的にはかなり先進的なカメラともいえますが
本当に先進的なのはこの頃すでに密かに開発中だった
「AE-1」のほうでこの「EF」はそれまでの繋ぎとして
いろいろとそれまでの技術を工夫して搭載してるカメラともいえます。
シャッターが電子制御を行うのは1秒以上のスローシャッターに限ります。
1/2までは普通に機械制御で1/60~1/2は
普通にスローガバナーで制御します。
おもしろいのは1秒以上の電子制御時にもスローガバナを使っていて
例えばSSが4秒の場合だと
3.5秒は電子制御でマグネットで後幕を制御します。
この間、電子制御中であることを示すLEDも点滅します。
そして最後の1/2秒はスローガバナーに制御を渡し
機械制御で作動して完了します。
最後の1/2秒はLEDも点滅しません。
シャッタスピード優先オートも後のAE-1のような
完全電子制御ではなくこの時代によくある
露出計指針抑え式のオート制御です。
もちろん露出計が動作していないとオートは動作しませんが
絞りの制御自体は機械的な制御で行います。
いわゆる過渡期ということもありますが
こうしてみるとなかなか面白い機構のカメラだと思います。

お預かりしている「EF」は一通り動作はしているのですが
少々接触不良があるのか電子制御シャッターが少々不安定なことと
バッテリーチェック時のLED点滅も不安定です。
加えてこちらは機械的な問題ですが
高速シャッターの精度も少々不安定です。
機械的には多少動きが悪く
電気的にはいくつか接触不良が見られるといった状態です。
何か致命的な破損があるわけではありませんが
全体的にリフレッシュが必要な状態といえます。
もちろんモルトはフィルム室やファインダー周りも含めて全滅です。

整備性は少々難解な部分もあり
簡単ではない部類かと思います。
それでも正しい手順がわかっていればまだマシなほうですが…
シャッターユニット自体は他のカメラでも
実績たっぷりのコパルスクエアです。
キヤノンはこのEF以外のモデルは全て横走り機ですし
次世代の「Aシリーズ」もすべて横走り機です。
「EF」の次にキヤノンで縦走り機がでるのは
「Tシリーズ」になってしまうわけですね。
こうして考えるとやはり「EF」は異端児的てなカメラです。
でも端正なデザインは文句なしにカッコよく
実際に使ってみると非常に使いやすいカメラです。
巻上レバー軸上にレリーズボタンがあるのも
キヤノン機では珍しいですね。

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コニカC35のカメラ修理

今日は「スイカの日」だそうですよ。
日付はスイカの縞模様を綱に見立てて
「な(7)つのつ(2)な(7)」(夏の綱)と読む
語呂合わせからだそうです。
語呂合わせの出来はともかく
今日もよく冷えたスイカが食べたくなるような猛暑です。
このタイミングに「スイカの日」はバッチリですね。
とはいえ…大人になって一人で暮らしていると
意外とスイカを食べる機会ってないのですよね(笑
丸のスイカは明らかに手に余りますし
1/4カットとかでもちょっと大きいですし
(食べるのにも大きいですが何といっても冷蔵庫で場所をとる)
それより小さなカットスイカは少々お高いような気もしますし…
それならもっと甘みの濃い桃に手が伸びてしまいます…
でも真夏に水分たっぷりのスイカにかぶりつくのは
何とも言えず爽快ですよねぇ
「ウォーターメロン」と呼ばれるだけあって
果肉の90%以上が水分です。
でもブドウ糖や果糖、ビタミンA、カリウムなどを
バランスよく含んでいるそうです。
果肉や種子に含まれるカリウムは
むくみ解消や利尿作用があるため
暑さで体力を消耗し水分を過剰摂取することで
起こりがちな夏バテに効果があるとされ
また、スイカには体の熱を冷ます作用があるそうです。
熱中症対策にも良さそうですねぇ
小玉を買ってきて冷蔵庫に押し込んでおこうかなぁ…(笑

さてさて

本日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
ご存じ「じゃーに~コニカ」です。
愛称通りに気軽に旅先に持っていくのに最適なカメラです。
ハーフ判カメラと変わらない大きさを35mm判で実現し
露出は露出計と連動してプログラムオートとすることで
誰にでも簡単に撮影できるカメラです。
それでいてレンジファインダーは装備していて
しっかりピントも合わせることができます。
レンズはヘキサノン38mmF2.8を搭載します。
エントリーモデルではありますが
しっかりとした写真が撮れるなかなかの実力者ですね。
その類まれなコンパクトさと操作の簡単さも支持されて
大ヒットしたカメラです。
このC35の成功で他メーカーは慌てて
手持ちのコンパクトカメラの小型化を進め
同じようなジャンルの
対抗馬を続々と発売していきます。
大ヒットモデル故に現存台数は非常に多いですが
お求めやすいカメラでもあったため
手荒く使われたり保管状況が悪く
コンディションの悪い個体も多いカメラです。
基本的にはシンプルなカメラなので
よほどの破損個所がない限りは修理可能なカメラでもあります。

お預かりしているC35はシャッター羽根に若干の粘りがあるものの
とりあえずはシャッターは切れています。
しかしながら生命線ともいえる露出計が電池を入れても全く動きません。
露出計連動のプラグラムオート機のため
電池が入っていなかったり露出計が動作していないと
絞り開放・1/30で無条件に切れてしまいます。
室内や薄暗い場所ならまだしも
通常の天気の良い屋外であれば写真は真っ白になってしまいますね。
それでも低光量時のシャッターロックとかの機能がなく
強引にでも切れてしまうのは
考え方によっては便利ではありますが…

電池室は一見キレイです。
でも電池室を外して裏側のハンダや配線をチェックしてみると
やはり明らかに腐食してしまっています。
配線の交換がやはり必要です。
腐食の酷いものになるとCdSや露出計本体まで
腐食の影響が出て交換が必要になる場合もあるのですが
今回は配線の交換だけで大丈夫そうです。

小さくまとめられてる割には
整備性も非常に良いカメラです。
ここからさらに分解を進めて
露出計周りの修理整備、シャッター周りの整備を進めていきます。
レンズは比較的キレイな状態なのですが
ファインダーは全体的に非常に曇っていて
まるで濃霧注意報が出ている海原のようです(笑
二重像もほとんど見えません。
デリケートなハーフミラーの蒸着は大丈夫そうなので
できる限りの清掃でこちらもクリアにしていきます。
しっかり整備されたC35は非常に使いやすく写りも良いカメラです。
ご依頼者様にも本来の性能を存分に楽しんでいただければと思います。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は「夏風呂の日」だそうですよ。
「な(7)つふ(2)ろ(6)」(夏風呂)と読む
語呂合わせが由来です。
夏に入るお風呂の爽快さを
もっと多くの人に知ってもらうことが目的だそうです。
私の生まれ育った実家には風呂がなかったので
時間帯等の都合で銭湯に行けないときは
この季節は外から見えない勝手口のスペースで
頻繁に行水していました(笑
行水と言えば大きなたらいなんでしょうが
それもありましたがプラスチック製の
大人一人が入れる大きいけど軽い浴槽(?)を出してきて
台所の給湯器から長ーいホースで湯を引っ張って
簡単に風呂代わりにしていました。懐かしいなぁ
明るいうちから行水して夕方を迎えると
妙にさっぱりして気持ち良いのですよねぇ…
その頃を思い出してみるとやっぱり今ほどは
暑くなかったような気がしますね。
もし同じことを今やってもあまりさっぱりしなくって
返って暑苦しくなるような気が…
でも暑い日に少しぬるめのお湯でお風呂に入るのは
良いような気がします。
最近、シャワーのみで済ませがちなので
ゆっくり浸かってリフレッシュしたいですね!

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
1964年に発売された大ヒットモデルです。
ペンタックスのM42ねじ込み式マウント機は
このSP以降のモデルとそれ以前のモデルで大きく二分できると思います。
機能的にもTTL露出計の有無で大きく異なりますが
シャッターや巻上の基本的な構造も
SP以降とそれより前のモデルでは根本的に異なります。
SPはそれ自体が大ヒットモデルでありロングセラーモデルですが
その優れた基本設計故に後のSPFやSPⅡはもちろん
Kマウント化された後のKXやKM、K1000にも基本設計が受け継がれます。
それほど最初の設計が優れていたということだと思われます。
SPは純然たるM42マウント(余計な機能のない)レンズを使用するので
レンズ側からボディ側への絞り情報等の伝達機構はなく
絞り込み測光となります。
絞り込み時にはファインダーが極度に暗くなることも場面によっては多く
露出計の使いこなしには少し慣れも必要ですが
慣れてしまえばそれほど難しくはないと思います。
なんといってもシンプルなM42マウントなので
使えるレンズが多く存在するというのは非常に魅力となります。

基本設計に優れていて丈夫なカメラではありますが
さすがに登場してからほぼ50年が経過するカメラです。
定期的にメンテナンスされていない個体に関しては
いろいろなトラブルを抱えていて当然かとも思われます。
お預かりしているSPはずいぶん昔に整備歴があるものと思われますが
それにしても前回の整備からかなりの時間が空いていることは
ほぼ間違いなくやはりいくつかの問題を抱えています。
まずはシャッター幕軸の動きが悪く高速シャッターの精度が出ていない上に
非常に不安定です。
動作はしているのですがカメラテスターで計測していても
切るたびに極端な値が出て写真に悪影響も出るような値です。
加えて露出計は新しい電池を入れてみても
全くの無反応です。
電池室自体は一見、キレイだったのですが
これも分解してみると電池室裏側の端子や配線は
しっかり腐食が進んでいて全く導通しないような状態です。

心配されるプリズム腐食は今回は大丈夫でした。
以前の整備時にある程度対策がなされていて
それが時間が経過した現在でも問題なく状態を維持しています。
少しばかりの追加の対策とファインダー清掃を行っておきます。
シャッター・巻上等の基本的な機械部分の整備に
露出計周りの修理整備を一通り行います。
元々の状態は悪くない個体のなので
今回の整備でかなり軽快に動作する好調な状態に
仕上げられると思います。

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ミノルタオートコードLのカメラ修理

今日は「下駄の日」なのだそうですよ。
日付の「7」は下駄を作るときの寸法に
「7寸7分」という数字が使われたことからで
「22」は下駄で歩くとその跡が「二」に見えることからだそうです。
ちなみに7寸7分は約23.3cm、ちょっと小さめですかね?
足跡が「二」ということは2枚歯の下駄ですね
一時、下駄が欲しかった時期があるのですよねぇ
でも音が騒々しいのですよねぇ…それも魅力ではありますが
よく下駄履いて歩く時の音を「カランコロン」なんて言いますが
実際はそんなかわいくないですね。
「ガランゴロン」って感じかと…
ちょっとかわいい音がするのは下駄というより
木のサンダルって感じのモノですね…
もうでも下駄はちょっと無理かな…
頭いかれて歩きが不自由になってからは
バランスがとりにくいので下駄なんかで歩こうとすると
2,3歩で転ぶ自信しかありません(苦笑)
いや、逆にリハビリになっていいかも…
この季節になると気軽にはける涼し気な履物に目が行きますよね
下駄もいいですが最近、私は昔ながらのベンサン(便所サンダル)を
手に入れて気に入って履いています
普段はこのくらい気兼ねなく履けるものがいいですねぇ

さてさて

本日は「ミノルタオートコードL」のカメラ修理を行っています。
毎度書きますが「オートコード」は国産二眼レフを代表する名機ですね。
その初代の「オートコードⅠ型」に
セレン光電池使用の露出計を内蔵したモデルが
今回の「オートコードL」です。
「L」はライトバリューの頭文字からですね。
露出計表示はLV表示となっていて
SS・絞りリングにも対応する「LVナンバー」も表示されます。
(通常のSS・絞り値はビューレンズ上面集中表示)
ただし残念ながらセレン式の露出計は
セレンに劣化等の問題がある場合は当店では修理不可能です。
オートコードLの露出計は機械的には全く連動していないので
もし露出計が動かなくても
通常のオートコードⅠ型と機能的に変わりはありません。

お預かりしている「オートコードL」は
露出計はさておきそれ以外の部分に問題を抱えています。
まずレンズボードの留めネジが緩んでいるのか
妙にグラグラしています。ピント位置に影響あるほどです。
さらにそのピント位置も大きな問題ありで
最短距離まで繰り出すと今にもレンズボードが外れそうな位置まで
繰り出されます。
実際に後で確認したのですがもう1/3回転ほどヘリコイドが繰り出すと
ヘリコイドから外れてしまうような状態です。
それだけ繰り出してしまうような状況なので
当然ながらピント精度も出ているはずもなく
反対に無限遠位置までボードを引っ込めても
実際のピント位置は1mくらいに合うような状態です。
分解品でヘリコイドを外したのだと思われますが
適当に組んだだけの状態かと思われます。

まずはヘリコイドやレンズボードの調整から行いますが
こういう個体は他にも何があるかわからない部分がありますので
慎重に各部をチェックしながら作業を行います。
もちろん、シャッターユニットの整備や
レンズ清掃、巻上機構の整備調整も並行して行います。
致命的な破損個所があるわけではないので
しっかり整備調整すれば快適に使える状態に仕上げられると思います。

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ミノルタSR-T100Xのカメラ修理

今日は「日本三景の日」だそうですよ。
「松島」、「天橋立」。「宮島」ですね!
いずれも海に面していて海の青と松の緑のコントラストが
美しい場所ですねぇ
…とはいいますが…地元広島県内の「宮島」には
子供の頃から何度も行ったことがありますが
「松島」と「天橋立」は残念ながら訪れたことはありません。
うーん、私、気軽にパッと日帰りで行けるところには
フットワークが比較的軽いのですが
何日かかけて旅行となるともう面倒くさいのですよねぇ(苦笑)
山にハマっていた頃は山だけは嬉々としてテント行っていたのですが
それ以外は全く行かないですねぇ…
首都圏に移り住んで20年になりますが
いまだに北関東や東北には足を踏み入れたことはないですし
頭いかれて少し足が不自由になってからはさらに出かけなくなったし…
残念ながら「松島」や「天橋立」を訪れることはないでしょうねぇ
でも「宮島」は呉に帰省した勢いででも
また近いうちに行ってみたいですね!
宮島ももう20年くらいは行ってはいないのですが…(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR-T100X」のカメラ修理を行っています。
「SR-T100X」聞きなれないモデル名ですよね。
私も今回、初めてこのモデルの存在を知りました。
いわゆる「輸出モデル」ですね。
国内のモデルと若干の仕様変更もされた
輸出モデルが存在するのは各メーカーでよくあるのですが
ミノルタはモデル名を変えたいろいろなモデルが
他社より多く存在するような気もします。
見た目的にはこんな感じです。

ネーミングから「SR-T101」の輸出仕様かと思いましたが
ベースは「SR-T101」ではなく後継の「SR101」かと思われます。
後で分解して内部機構を見ても「SR101」と共通のようです。
「SR101」ベースということでアクセサリーシューは
接点付きのホットシューですね。
ファインダースクリーンもマイクロプリズムではなく
スプリットイメージです。
機能的にはいくつか省略されている部分もあります。
まずは見た目でもわかりますが
セルフタイマーがないですね。
なので妙に前面がすっきりしたデザインになっています。
そしてSR-T系の特徴ともいえる
ファインダー内っシャッタースピード表示も省略されています。
そのため関連する連動糸も1本少なく
連動糸を駆動すためのプーリー類もそもそも付いてはいません。
他は機能面ではSR101と変わりありません
もうひとつ外観でわかりやすいのは
マウント部の絞り連動環が樹脂製の黒に変更されています。
SR101やSR-T101シルバーモデルだと金属製シルバー環ですね。
全体的にはいい意味でシンプルなカメラだと思います。

外観的には非常にキレイな個体で
動作も一通りは行えます。
ただしやはり全体的に動きは悪く
古い油脂類や汚れが幕軸等の動きを妨げています。
そのため高速シャッターでの精度は出ておらず
特に1/1000は完全に開かない状態のようです。
露出計もハンダやSW類での接触不良があるようで
不安定な動きを見せています。
モルトは当然ながら全滅です。
やはり全体的に整備が必要な状態です。

整備そのものはいつものSR-T系の手順で行っていきます。
連動糸が1本少ないだけ少しだけ手間が少なくて助かりますね。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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ミノルタSR-T101のカメラ修理

今日は「やまなし桃の日」だそうです。
桃の季節ですよねぇ~美味しいですよねぇ
広島にいたときにはお隣の岡山の桃が身近でしたが
関東に来てからは山梨の桃が身近ですね。
山梨・長野方面に登山口までクルマで
登山によく行っていた頃には
帰りに道の駅とかで桃をよく買って帰りました。
軽く冷やして食べると本当に美味しいですよねぇ
果物の中でもかなり好きなほうに入る桃ですが
言われてみれば今年はまだ食べてなかった…
少し前からスーパーでも見かけていたのに…
今日の帰りには必ず買って帰ります!楽しみが増えました!
辛口の白ワインが合いそうですね…
それも買って帰らなきゃ…(笑
ちなみに日付は「百」を「もも」と読むことから
1年で百の倍数の200日目に当たるこの日を記念日としたのだそうです。
また、この時期は美味しい桃の出荷時期でもあるということです。
まさに今が旬ですよね!

さてさて

本日は「ミノルタSR-T101」のカメラ修理を行っています。
あれ?先週あたりにも2台ほど修理したような気が…
ここのところ本当にSR-Tが多いですね。
まぁたまたまだとは思いますが
SR-Tに限らず同じ機種が
比較的集中的に同じ時期に入ることが
多いのは不思議ですよね。
もともとSR-T系は整備依頼の多いカメラですが
こんなに集中してはいることも珍しいですね。
…というわけでいまさら機種の説明は不要かとも思いますが
60年代~70年代のミノルタを代表する一眼レフでもあり
機械制御機という括りの中では時代を問わず
ミノルタを代表するカメラと言ってもいいと思います。
7年以上にわたって生産販売が続けられ
内部基本機構がほぼ同じ、SR-Tスーパーや
SR505/SR101まで含むと次世代のXシリーズに移行するまで
70年代の後半までミノルタの屋台骨を支え続けたカメラです。
それほどのロングセラー機であることからもわかるように
非常に基本設計に優れたカメラで
現在でもきちんと整備を行えば
非常に使いやすい良いカメラであることは間違いないところです。

お預かりしているSR-T101も長い年月が経っているにも関わらず
何とかシャッターは切れている状況です。
しかしながらかなり長い間使われずに仕舞い込まれていたものと思われ
各部の動きはやはり悪く、露出計も全く動作しません。
シャッターも動作するとはいえ精度は全く出ておらず
本来のスムーズさからはほど遠い状況です。
革得て唐山ながらモルトは全滅で
ファインダー内にもモルト屑がたくさん入り込んでいるうえに
カビもかなり発生しておりファインダー内が全体的に
霧がかかったように曇ってしまっています。
装着されているMCロッコールPF55mmF1.7レンズも
盛大にカビが発生しており
このままではさすがにまともに写真は撮影できない状況です。

それでも何かが壊れている(破損している)わけではなく
経年の汚れや古い油脂で見え辛かったり動かなかったりという
症状があちこちに出ている…という状態です。
すなわち、きれいに清掃を行って古い油脂類を除去し
カビもできる限り除去し、動きの調整さえ行えば
全く問題なく動作すると思われます。
ただ、少しだけ注意しなくてはいけないのは
樹脂類や抵抗類の劣化で単純に清掃・調整だけでは
本来の動きが取り戻せない場合もあります。
もちろん代わりの新品部品は手に入らないのですが
SR-T系はロングセラー機なこともあって
比較的、程度の良い中古部品が手に入りやすいので
できる限りの整備・修理を行い
まずは普通に撮影に使えるように仕上げていきたいと思います。

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ミノルタX-500のカメラ修理

今日は7月16日…
「なな(7)いろ(16)」(七色)と読む語呂合わせで
「虹の日」だそうです。
季節的にも梅雨明け前のこの時期に
空に大きな虹が出ることが多いことも由来の一つになっているそうです。
今日の都内はカッと晴れ渡り
雨の気配も虹の気配も今のところは全くないですが
まだ梅雨明け前ということを忘れるほどの
真夏の暑さになりそうですね。
ただ確かにこの季節は午後から
いきなりの豪雨になることも多いのですよね。
外出の方は本当にいろいろとお気を付けください。
虹の色はグラデーションなので
正確には何色ともいいにくいのですが
日本では一般に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色とされています。
大空に大きくかかった虹を見つけると
なんだか得したような気になりますよね。
英語では「rainbow(レインボー)」ですね
これは「雨(rain)」と「弓(bow)」の単語からできた言葉であり
「雨で作られた弓」を意味するのだそうです。
とりあえず一雨さっと降って気温が下がってほしいところです
そのあとで大きな虹が見えたら嬉しいですねぇ

さてさて

本日は「ミノルタX-500」のカメラ修理を行っています。
1983年に発売されたカメラです。
上位機種には先に発売されている
超ロングセラーモデルの「X-700」が君臨しており
「X-500」はその兄弟機ともいえるポジションです。
露出モードは絞り優先オートとマニュアル露出が可能で
「X-700」に搭載のプログラムオートは装備されません。
ただX-500のファインダー情報はマニュアル時の設定SSも
点滅で表示され(X-700は適正SSしか表示されない)
露出計指示の適正SSも同時に表示されます。
さらに絞り値も直読でファインダー内に表示されるので
マニュアル露出時にはかなり便利なカメラになっています。
ただしX-700に装備される露出補正ダイヤルは未装備となります。
シャッター等の基本スペックは両機とも共通で
ミノルタお得意のアキュートマットスクリーン装備で
非常に明るくキレの良いファインダーです。
デザインの違い等は好みの問題ですが
オートでより使いやすい「X-700」に対し
マニュアルでより使いやすい「X-500」と
兄弟機とはいえ単なるグレード差ではなく
キャラクターの違いがあることに好感が持てるカメラです。

ただしいわゆる電子制御カメラなので
場合によっては修理不可能なことも多くあるカメラです。
X700同様それほど電子部品トラブルが多いカメラではありませんが…
お預かりしている「X-500」は
ご依頼者様に指摘いただいているのは
フィルムカウンターが動かないということです。
おそらく結構長く使われないまま仕舞い込んであったカメラかと思われます。
カウンターの件もそうですが
全体的に動きが悪い部分や接触不良部分も散見され
少々動きが不安定なようです。
そしてモルトは当然ながら全滅です。
ファインダー内にもモルト屑が多く入り込んでいます。
いずれにせよ快適に撮影に使うためには
一通りの整備が必要な状況です。

まだ上カバーを開けただけの状態です。
まずはカウンター不動の原因を簡単にチェックしています。
本当はもう少し分解を進めた状態で
画像を記録してブログの材料にしようと思っていたのですが
実は上カバーを開けることに予想外の時間がかかってしまいました。
正確に言うと巻上レバーを止めているネジが
異様に固くてそれを外すだけで2時間以上かかったのです…(苦笑)
巻上方向から考えても逆ネジでもおかしくない部分ですが
X-500のそこは普通に順ネジです。
その代わりしっかり強く締めてあるのはわかるのですが
経年で固まっていることもあり強烈に締まっていたわけですね。
あまりの固さに「あれもしかしてここ逆ネジだっけ?」と思い
以前の分解時の資料を引っ張り出して確認するほどでした。
こういう場面で力任せに無理をしてネジを舐めたり
ねじ切ってしまうのは最悪の展開なので
溶剤や潤滑油を使いながら時間をかけて緩めていきます。
この仕事をしているとこういう場面はとにかく多いのですが
とにかく「焦って力任せにしない」というのが教訓です。
強引に進めても大抵の場合はロクなことになりません(笑
という感じで苦労してやっと開いたので
ちょっと一呼吸入れて記録画像を撮ったところです。
ここからもいろいろ手間のかかる手順はありますが
分解を進めてしっかり整備を行っていきます。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「ひまわりの日」だそうですよ。
大きなひまわりの花を見かけることが多くなる季節ですね。
でもこの記念日の「ひまわり」は
実は花のひまわりではなく
気象衛星「ひまわり」のことだそうです。
1977(昭和52)年のこの日に
日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」が
アメリカ・フロリダ州ケープカナベラルの
ケネディ宇宙センターから打ち上げられたことに由来しています。
この打上以降、テレビの天気予報で
「気象衛星ひまわりからの画像です。」と
天気図と重ねあわされた実際の雲の画像を見ることが
当たり前になっていきましたね。
「ひまわり1号」は1989(昭和64)年6月30日に運用を終え
「ひまわり2号」以降は、鹿児島県の
種子島宇宙センターから打ち上げられています。
2023(令和5)年7月時点で、気象観測を行っている衛星は
2016(平成28)年11月2日に打ち上げられた「ひまわり9号」であり
2022年(令和4年)12月13日より運用されているそうです。
「ひまわり」ももう9号なのですね。
「ひまわり」の名前は、やはり植物の「ひまわり」から来ていて
常に太陽の方を向いている「ひまわり」のように
地球の方向を向いているという意味に由来するのだそうです。

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
1961年に衝撃的なデビューを飾った初代キャノネットから
11年後の1972年の発売でキヤノネットシリーズの最終機種となるカメラです。
「G-Ⅲ」の”G”はグレードアップの頭文字で
「Ⅲ」は世代として初代、ニューキヤノネット、そしてこの「G-Ⅲ」が
三世代目という意味ということですが
実質的にはニューキヤノネットのマイナーチェンジ版といってよいと思います。
構造的に異なるのはバッテリーチェック部分くらいで
他はほぼ「ニューキャノネット」と共通です。
この「G-Ⅲ」は非常にロングセラーとなったモデルでもあり
1982年夏まで10年以上発売が継続されました。
生産台数も非常に多く約120万台が作られたそうです。
ニューキャノネット以降の小型化されたキャノネットは
現在でも非常に人気の高いカメラです。
シャッタースピード優先オート搭載で
露出計はオフになるもののマニュアル露出も可能
大口径レンズ搭載、レンジファインダー装備
このあたりのスペックと機能は初代から何ら変わりない部分です。
小型化こそされましたが構造的な考え方も
初代から受け継いでブラッシュアップされてきたもので
元々の構造とコンセプトが非常に優れていて生き残ってきたものと思います。

お預かりしている「G-Ⅲ」は
おそらく長い間、仕舞い込まれていたものと思われます。
ただ水銀電池はちゃんと抜いて保管してあったものと思われ
この類のカメラにありがちな電池室の腐食等のダメージはなく
露出計も精度はともあれ動作はしています。
ただ問題なのはシャッターと絞りです。
まず巻き上げてシャッターを切ってみると
シャッタースピードの設定に関わらず
「よっこいせ」という感じでゆっくりと羽根が開き
ゆっくりと閉じていきます。
その際にシャッター羽根に油がべったり滲んでいるのがよくわかります。
絞り羽根はマニュアル設定の場合だとシャッターをチャージすると
設定した絞りに絞り羽根が動作するはずなのですが
F16に絞り込んでチャージしても羽根は全く出てこずに
絞りは解放のままです。
こちらも油滲みでピッタリ張り付いて固着しているものと思われます。
そしてレンズにはカビがかなり生えており
ファインダーも濃霧注意報が出ている日のように
曇って霞んでしまっています。
さすがにこのままではどうにも撮影に使えない状況です。
どこかが破損してるわけはないですが
とにかく通常の動きを取り戻すための整備清掃が必要な状態です。

まだ現状を確認しただけの状態です。
これから本格的に分解整備取り掛かります。
このタイプのカメラの多くはコストの関係もあり
フィルム室の遮光は構造的なものより
モルトプレーン等の遮光材に遮光を頼る傾向があります。
そのため高級一眼レフ等に比べると
フィルム室のモルトの量も多く
劣化した場合のダメージや影響も大きく出ます。
今回もモルトはもちろん全滅で要交換ですが
モルトの状態にはより気を遣う必要があるかと思います。

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