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オリンパスオートアイ2のカメラ修理

今日から8月です!夏真っ盛りですね!
月の始まりの1日ということもあって
今日は色里緒菜記念日が制定されています。
そんな中に「水の日」、「島の日」、「パインの日」なんてのもあり
何とも夏らしくていいですねぇ
あぁ良く冷えたカットパインでも買ってこようかな…(笑
「島の日」に関連しますが
島は日本に6,852島あり、日本で一番島の数が多いのは長崎県で
971の島があるそうです
(海上保安庁調べ 外周100メートル以上を島と定義)
日本で2番目に島が多いのは鹿児島県で605島、3番目は北海道で508島です。
ちなみに私も生まれ育った広島県の島の数は142島で全国11番目
東京都は伊豆諸島や小笠原諸島を含むため意外と多く
330島で6番目となります。
海に囲まれた島は夏が似合いますし、ちょっと涼しそうにも感じますが
照り返しもキツくてこれがまた暑いのですよねぇ
やはり避暑地は標高2000m超えの高原がいいですねぇ

さてさて

本日は「オリンパスオートアイ2」のカメラ修理を行っています。
1962年に発売されたカメラです。
この時期のオリンパスは「ペンシリーズ」で
ハーフカメラの印象が強烈なものの
35mm判のレンズ固定式カメラは比較的地味目なものが多い印象です。
今回のオートアイは「2」ですが
1960年に最初の「オートアイ」が発売されています。
量産型カメラとしては初の本格的オート露出を搭載したカメラと言われていて
その機構やファインダー内絞り表示に独特の特徴のある
なかなか楽しいカメラなのです。
しかしながら、この「オートアイ」の発売の翌年に
キヤノンから社会現象ともなる化け物カメラ「キヤノネット」が発売されます
スペックや使いやすさ、価格でもオートアイはキヤノネットに
大きく後れをとる形になり
オートアイのセールスは非常に苦しいものとなってしまいます。
そこで改良を加えて再登場したのが「オートアイ2」です。
しかしながらそれでもキヤノネットの牙城を崩すことはできませんでした。
この「オートアイ2」もセールス的にはかなり苦しいものがあったようです。

搭載されるレンズは初代オートアイより少し広角寄りとなり
明るくもなったD.Zuiko4.3cmF2.5が搭載されます。
基本的にはセレン光電池を利用した露出計と連動し
シャッタースピード優先オートで撮るカメラですが
マニュアル露出も可能です。
「2」ではそのマニュアル時の絞りリングが幅広のものに変更され
操作性もアップしているのですが初代もそうですが
鏡胴側に絞り値の刻印はなく
ファインダー内でしか絞り値の確認ができません。
シャッターユニットはコパル製で最高速は1/500です。
レンズ外周にセレンっぽいリングがありますが
これは単なる装飾でセレンはファインダー採光窓横に配置されます。
ファインダー内のクルクル回る絞り値表示は初代と同様です。

まだ現状を確認しただけでこれから本格的に作業に取り掛かります。
セレンがダメだとどうにも対応できないのですが
やはり露出計は不動です。
その他にも距離計二重像のズレがあり
シャッターはスローガバナが固着しています。
ご依頼者とは受付時に打ち合わせ済みですが
露出計はセレンがダメであれば残念ながら現状のままで
他、できる限りの整備を行う…ということになっています。
オートアイ系はセレンがダメなものが大半のような気がします。

キヤノネットよりは少しコンパクトで
使っていて楽しい部分も多く
なかなかスタイリッシュだとは思うのですが
当時を比べてみると、意外と価格差があったのがやはり敗因かもしれません。
ただ今となっては現存数は圧倒的にオートアイの方が少なく
非常に新鮮に感じますね。

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