月別アーカイブ: 2022年9月

ミノルタハイマチック7Sのカメラ修理

今日は「洋菓子の日」なのだそうですよ。
その由来はフランスではサン・ミシェル(大天使ミカエル)が
菓子職人の守護聖人となっており
その祝日が9月29日であることからだそうです。
洋菓子…と一言で括ってもその種類はたくさんありますよねぇ
パイとかクッキー、チョコレート。アイスだってそうだし
ドーナツやキャ貯める・キャンディまで含まれます。
でも、やっぱり一番にイメージされるのはケーキですよねぇ
ふわふわのスポンジに甘い生クリーム
いわゆるショートケーキがなんだかんだ言っても一番好きかもしれません。
で、ショートケーキと言えばやはり苺ですが
今の時期であればシャインマスカットとかを使ったものとかもいいですよねぇ
別に高級店のケーキとかじゃなくても
ご近所で気軽に買えるケーキで十分すぎるほど美味しいですよね!
首都圏ではあちこちに店舗があるコージーコーナーで
ちょくちょくケーキを買っていますが
定番の種類に加えて季節ごとの限定商品とかもあって
毎回行くたびに楽しいですしどれも抜群に美味しいですよ。
調子に乗って頻繁に買っているとこれがまた
いろいろ身体に問題が出るので「たまに」なのですが…(苦笑)
最近ではコンビニスイーツも美味しいモノたくさんありますものねぇ
甘いモノ好きな私としてはたまりません!
あとでコンビニにおやつ探しに行ってきます!(笑

さてさて

本日は「ミノルタハイマチック7S」のカメラ修理を行っています。
ハイマチックといえばミノルタを代表する
レンズ一体型コンパクトカメラのシリーズです。
初代は1961年に発売となり
今回の「7S」は1966年の発売となります・
「コンパクトカメラ」と言っても
60年代のハイマチックはレンズ一体型というだけで
大きさは普通の一眼レフより少し小さい程度
当時のレンズ交換式レンジファインダー機と変わらない
「立派な」大きさです。
この「立派な」というところがミソで
当時のカメラは高級感を演出するためにもある程度の大きさと
重量感が必要と思われていたのです。
同じ時代に機能を損なわずコンパクトに造られた
「ミノルチナS」あたりが意外と苦戦したのは
こういう時代背景もあったようです。
これが70年代に入ると今度は一気に「軽量コンパクトは正義!」という
時代にガラッと変わりハイマチックシリーズも一気にコンパクト化が進みます。
でも60年代の少し大柄なハイマチックシリーズは
構造的にも余裕がありボディダイキャストも部品も
剛性の高いしっかりしたものが使われ
整備性も良い…と良い部分も非常に多いのです。
7Sはモデル名に「7」が付きますが
構造的には「7」直系ではなく「9」から
フラシュマチックを省略したカメラと言えます。
とはいえ「9」も元々のベースは「7」なので
「7」、「9」、「7S」は兄弟のようなものですが…
写りの評価の高いロッコール45mmF1.8の大口径レンズを搭載します。
露出モードはプログラムオートとマニュアルが可能で
ファインダー内露出計指針にはEV値が表示されます。
マニュアル時にはSS・絞りリングに連動してEV値も
リング状に表示されます。
マニュアルでじっくり露出や絞りをコントロールすることもでき
プログラムオートで素早く撮ることもできる
オールマイティーなカメラです。

お預かりしている「7S」はかなり長い間
使われずに仕舞い込まれていた個体かと思われます。
ファインダーやレンズにはカビやクモリがかなりあり
撮影に間違いなく悪影響が出るレベルです。
さらにシャッター羽根、絞り羽根にも粘りが見られます。
ちょっと不可解なのは露出計で
電池を入れていないと当然電源は入らず指針は
ファインダー上の一番上に引っ込んでいるような状態ですが
電池を入れると明るさに関わらず一番下に振り切ってしまいます。
それだけならまだわかるのですが
ハイマチック7系はASA感度リングがSWも兼ねており
そこに「オフ」があるのですが
「オフ」にしても指針が振り切ったままになってしまいます。
うーん、CDSが悪いのか回路上どこかで不具合があるのか…
ちょっと分解していろいろ調べてみないとわかりませんね…

先にCDS及び感度ダイヤルが正常かどうかを調べたのですが
そこには問題がないようです。
…となると電気回路上に問題がありそうです。
ショートしているわけではなさそうなので
何とかなるとは思います。
シャッタユニットや巻上部の整備を行いつつ
回路上の不具合をテスターでいろいろ当たって探していきます。
先程も少し触れましたが大きさに余裕あるので
整備性自体は非常に良好なカメラです。
しっかり安心して使っていただける状態に整備していきます。

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ニコマートELのカメラ修理

今日は「パソコン記念日」だそうですよ。
1979(昭和54)年のこの日に
日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータ
PC-8001(PC-8000シリーズ)を発売したことの由来しています。
PC-8000やPC8800シリーズ懐かしいですねぇ
この機種が最初のパソコンブームの火付け役でしたね。
当時の定価は168,000円で
PC-8000シリーズは3年間ほどで約25万台を売り上げたそうです。
モデル名の「PC」は「パーソナルコンピューター」の頭文字で
このモデルから「パソコン」という呼び名が定着しました。
それまでは小さなコンピュータの呼び名は全て「マイコン」でしたね
でも当時のパソコンの環境を考えると
現在のPC環境は想像を超える発展だと思います。
私、高校入学のお祝いに当時の最新機種PC-8001mkⅡSRを
買ってももらったのですが
OSはBASICでメモリはRAM 64KB + 48KB(グラフィックVRAM)
ハードディスクの搭載もまだない時代で
記憶媒体は5インチフロッピー
とてもとても今のパソコンとは比べ物にならないレベルでした
それでもゲームや簡単なプログラム組んで遊んでましたが。。。
あまりフル活用はできていなかったかなぁ…(苦笑)
こうしてこのブログもパソコンで書いていますが
今やパソコンがないと仕事になりません。
もちろんメインの仕事はカメラを整備することですが
それ以外の周辺業務は全てパソコンが関わっていますものねぇ…
高校生の頃、こんな環境になるとは想像できてなかったですねぇ…
今から100年後とかどんな環境になるのでしょうね?
もちろん確かめることはできませんが…(苦笑)

さてさて

本日は「ニコマートEL」のカメラ修理を行っています。
ニコマートシリーズはニコンFやF2の時代の
普及機クラスのニコンFマウント一眼レフカメラのシリーズ名です。
フラッグシップのFやF2に比べると
コパル製汎用シャッターユニット採用し
コストカットもいろいろ行われていますが
以前のOEM供給で失敗したニコレックスシリーズでの反省も踏まえ
ニコン基準の品質を維持するために開発製造はニコンで行われました。
その成果もありニコマートシリーズはスペックでは
フラッグシップに当然敵わない部分はあるものの
非常に信頼性の高い中級機して人気の高いカメラになりました。
機械制御シャッターのFT系と
電子制御シャッターで絞り優先オートを搭載するEL系に大きく二分され
後のFM/FEシリーズに引き継がれていきます。
今回は1972年発売の「ニコマートEL」です。
ニコン初の絞り優先AE機で
シャッタスピードは1/1000~4秒でオート時には無段階で制御します。
電池がないときは機械式の1/90秒のみ使用可能なのは
非常にニコンらしい機能ですね。
電池は4SR44(4LR44)を使用しますが
その電池室はなんとミラーボックス内に配置されています。
スペースの都合上の苦渋の選択だとは思いますが
予備知識がないとまさかここから電池を入れるとは思えない場所にあります。
今でも思い出しますが昔、最初にELを扱ったときに
「あれ????電池室どこだ???」って
1時間以上悩んだのを思い出します(笑

お預かりしている「EL」はまず巻上レバーが異様な重さです。
何とか巻き上げることは可能ですが
重い上に巻き上げてもレバーは戻りません。
押し込んで強引にレバーを戻せば何とかシャッターは切れます。
一応、電源は入りますが露出計指針はふらふらと落ち着かず
どこかの接点で明らかに接触不良があるようです。
さらにシャッタスピードもオート制御も非常に不安定です。
ただ電子回路的には致命的な問題はなさそうで
シャッター羽根の汚れや接点等の汚れが
動作不安定の原因だと思われます。
もちろんモルトはフィルム室・内部モルトも含めて全滅です。

まだ上カバーを外しただけの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。
プリズム上の基盤が時代を感じさせますね。
リード線も多いので扱いに非常に神経を使います。
巻戻しクランク下にASA感度連動の摺動抵抗と
それとは別に絞りリング連動の摺動抵抗がいます。
ここの汚れで動作不安定になることも多いので
入念に清掃を行います。
後のFEのほうがボディサイズもスペースの余裕もないのですが
整備性に関してはELの方が手間がかかります。
いずれにせよ同じニコマートでもFT系に比べると
かなり整備は面倒なカメラではありますので
細心の注意を払いながら分解整備を進めます。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「ワープロ記念日」だそうですよ。
1978(昭和53)年のこの日に
東芝が世界初の日本語ワープロ「JW-10」を
発表したことに由来しています。
このワープロ…スペックも大きさも時代を感じさせます。
幅115cm・奥行き96cm・重さ220kg(!)で、価格は630万円でした。
片袖机ほどの大きさの筐体に、キーボード・ブラウン管・
10MB(!)のハードディスク・8インチフロッピーディスクドライブ
プリンターが収められていました。
8インチのデカくてペラペラなフロッピー懐かしいですねぇ
20代の頃、仕事でよく使いました…
ワープロ専用機ももはや過去のモノですが
出荷台数のピークは1991年だそうです。
「パーソナルワープロ」なんて言葉もありました。
カシオやキヤノン、エプソンあたりが強かったのかな…
90年代に入るとパソコンのワープロソフトがかなり進化し
1999年にはついにパソコンの売上が
ワープロ専用機の売上を逆転したそうです。
いまやワープロ専用機を見かけるなんてなくなりましたものねぇ
でもテプラとかはある意味ワープロ専用機に近いですよね
これも時代の流れですねぇ

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
毎月コンスタントに修理依頼のあるカメラですね。
軽量コンパクトな機械制御シャッターの一眼レフ…といえば
一番に名前の挙がるカメラです。
1972年の発売当時に他メーカーが全く実現していなかった
小さな軽いボディは相当衝撃的だったと思います。
当然ながらそのサイズを実現するために
それまでの一眼レフでは考えられない工夫や独創的構造が
いたるところに見られます。
そのため整備性はいくらか犠牲になっている部分も
正直に言ってあるあkとは思います。
修理・整備する立場で言うとなかなかクセのあるカメラです。
加えて現行モデルだった当時であれば何の問題もなかった
耐久性も登場から50年が経過する現在においては
特にプラスチック部品の強度に少々難が見られます。
このあたりは致し方ない部分だとは思いますが…
それでもそこそこのコンディションで
しっかり整備された個体であれば
OM-1ならではの静かで上品なシャッター音や
独特のシャリ感のある軽快な巻上を存分に楽しむことができます。
露出計連動の構造もなかなか独特ではありますが
基本的にはシンプルな指針式のため
大抵の場合で修理が可能です。

お預かりしているOM-1は精悍なブラックボディで
MD対応の中期モデルです。
露出計も含め一応は一通り動作してはいますが
実際に撮影に使うためにはいろいろ問題を抱えています。
まずはミラー駆動部の動きがかなり悪く
明らかにレリーズしてからのミラーアップ→シャッター動作までの
動きにタイムラグが見られます。
加えてたまにミラーアップしたままになってしまうこともあるようです。
巻上もOM-1であよくある
「空回りのようになり一度で巻上できない」という症状が出ています。
これは巻上レバーと巻上軸とのリンク部動作不良です。
そして高速シャッターにも精度不良がみられ
さらに露出計は1.5段から2段ほどオーバー傾向です。
どれも致命的な破損とかではないですが
動きが悪かったり接触が悪かったりするためのトラブルです。
全体的に整備を行いリフレッシュさせてやる必要があります。

これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。
装着されている50mmF1.8レンズも絞り羽根に粘りがあり
明らかにゆっくりとしか動けないようなので
ボディ側が終わった後でレンズ側の整備も行っていきます。
OM-1といえばプリズム腐食の非常に多いカメラですが
今回のOM-1は過去におそらくプリズム交換が行われているようです。
細かなトラブルを多く抱えてしまっている状態ですが
しっかり整備すれば何の問題もなく使える状態になると思います。
OM-1が好きで使っている方は非常に多いとは思いますが
確かにこのカメラは他に代わりのないカメラだと思います。
何と言ってもそのサイズが他に代えがたく
その上で独特の使い心地の良さがあるカメラです。
もちろんズイコーレンズの写りは言うまでもなく上等なものです。
ファンが多いのはうなづけますね。

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キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は日比谷公園・松本楼の「10円カレーの日」ですねぇ
松本楼が1971(昭和46)年に焼失し
1973(昭和48)年のこの日に再建、新装開店したことを記念して
「10円カレー」が提供されています。
通常は1100円のビーフカレーが
1973年以来9月25日に先着1,500名に限り10円で振る舞われています。
コロナ禍の影響もあって今年は3年ぶりの開催だそうです。
昔ながらのビーフカレー美味しそうですよねぇ
松本楼、昔、何回か日比谷公園に行った際に立ち寄っているのですが
もう15年以上は行ってないです…
また機会があれば行きたいですねぇ
松本楼に限らず昔ながらの洋食屋さんっていいですよねぇ
中野でも何件かあるのですよね
休みのランチとかで行ってみようかな…

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム」のカメラ修理を行っています。
1981年発売のカメラです。
全てのAシリーズの基本形であり、Aシリーズ最初のカメラでもあった
「AE-1」の後継機ですね。
Aシリーズのカメラは機械的な部分の基本構造は
全てAE-1が基本となっています。
今回の「AE-1プログラム」もそこは同様なのですが
その基本的機械部分を制御する電子制御部は
全くもって別モノに進化しています。
最初のAE-1のデビューが1976年なのでAE-1プログラムの
登場はその5年後ですがその5年間に
一気に電子制御回路は進んでいることが内部を見ればよくわかります。
AE-1の頃に残っていた糸連動制御はなくなり
リード線で配線される箇所も極端に少なくなっています。
分解して内部を見なくても明らかに洗練された
LED表示のファインダー表示を見ればその一端を感じることができると思います。

…とはいえ…機械的基本部分は初代AE-1とほぼ同一です。
…ということはAシリーズ共通のトラブルともいえる
「シャッター鳴き」がやはり「AE-1プログラム」でも起こります。
今回お預かりしてる個体でもシャターを切るたびに
「ギャイン」と耳障りな異音がしています。
毎回書きますが「シャッター鳴き」といいますが
実際に異音が出ているのはシャッターではなくミラー駆動部のギアです。
ここの油切れが原因で異音が発生しています。
シャッター鳴きの起こっている個体は大なり小なり
やはりミラー駆動部の動きは悪くなっていて
酷いものになると明らかにレリーズしてからミラーがあがるレスポンスが
遅くなっているのがわかるようになります。
最終的にはミラーが動けなくなってシャッターが切れなくなります。
そうなる前にしっかり整備を必要があります。
シャッター鳴きが起こるのは正面から見てミラーボックスの左側ですが
右側にはオート時の絞り制御機構があり
ここも油切れが起こると動きが悪くなりオート制御が不安定になります。
絞り制御レバーがフリーになる状態にして
指で動かしてみてジャリジャリ音が出ていて動きが重いようであれば
間違いなくオート制御は不良です。
今回の「AE-1プログラム」もここの動作も不良でした。

あまり使われないまま長年仕舞い込まれていたのか
外観のコンディションは非常に良い個体です。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。
電子制御機としては整備性は悪いほうではないのですが
さすがにこれだけフレキや接点がぎっしり詰め込まれていると
分解整備は大変ですし非常に神経を使います。
特に静電気には要注意で帯電した指でうっかり
回路に触れてしまうと
その瞬間に修理不能となってしまう可能性もあります。
慎重に細心の注意を払いながら整備を行います。

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ペンタックスSVのカメラ修理

今日は「畳の日」だそうですよ。
ん?割と最近、「畳の日」って書いた記憶が…と思ったら
4/29も「みどりの日」にちなんで「畳の日」だったのですねぇ
年に2回制定されているのですね。
実家に誰もいなくなって引き払ってからは
「畳」に縁がなくなりましたねぇ…
あの適度な硬さと少しだけひんやりした感じ…いいですよねぇ
子供の頃は畳の上でゴロゴロするのが普通だったのですが
気が付けばそういう機会もなくなってました…
でも最近はフローリングの上に「置ける」畳もあるのですね
自宅の部屋の一部に置いて畳気分を味わおうかな…
あ、その前に自宅は散らかりっぱなしなので
ちゃんと掃除して整理しなくちゃなぁ…
ちなみに今日は「清掃の日」でもあるそうです。
掃除…嫌いじゃなくてどちらかといえば好きなのですが
気合いれてやり始めるとキリがなくなって
えらい時間がかかるのですよねぇ…

本日は「ペンタックスSV」のカメラ修理を行っています。
1962年発売のカメラです。
TTL露出計搭載の「SP」が出てくる以前の
「アサヒペンタックス系」のM42マウント機としては
最後の機種になるかと思います。
(S2スーパーも出ましたが
これはSVからセルフタイマーを省略したモデル)
モデル名の「V」はセルフタイマーを意味する
“Voraufwerk”の頭文字です。
セルフもそうですがフィルムカウンターが自動復元式になり
露出計のないシンプルな機械式カメラとしては
非常に使いやすい完成形のようなカメラだと思います。
そしてレンズマウントはこれまたシンプルな
ユニバーサルマウント「M42」です。
対応するペンタックスタクマーレンズだけではなく
世界中のM42マウントレンズを装着することができます。
レンズ遊びも楽しみたいと思われる方には
最適なカメラかとも思います。
その出来の良さから非常に売れたカメラでもあり
現存している台数も多いのですが
さすがに発売から50年経過しているカメラな上に
SV以前のM42機はシャッター幕が劣化している個体も非常に多く
なかなかそのまま未整備で使えるものは少ないと思います。

お預かりしている「SV」はちょっとめずらしいブラックボディです。
ところどころスレ・剥がれ・傷はありますが
全体的にはキレイなボディです。
最も心配されるシャッター幕はめずらしくほぼ劣化がありません。
おそらく過去に一度交換されて居rのはないかと思われます。
とはいってもずいぶん昔のことだとは思われますが…
幕の状態は良いのですが残念ながらシャッターはまともに走行できません。
シャッタースピードに関係なく全速で
シャッターを切っても後幕が走り切らず隙間が空いた状態で止まってしまいます。
幕軸にかなりの汚れや古い油脂が溜まって固着しているようです。
当然ながらこの状態では全くもって撮影には使用できません。
巻上やミラー駆動にも動作不良が見られます。

まだ分解途中ですがここからさらに分解を進めて
とにかく動く部分を徹底的に清掃します。
冒頭で「清掃の日」にも少し触れましたが
カメラ整備・修理の大半の作業が「清掃」です…
まぁとにかく「古い機械」なのでしかたないのですが…(苦笑)
プリズムやスクリーンも随分汚れてはいますが
いわゆる機械的に「破損」したりして壊れているところはありません。
本来の動きを取り戻す作業を入念に行います。
しっかり整備すれば最高速までしっかりSS精度も出るはずです。
隅々まで入念に清掃して調整を行っていきます。
画像には写っていませんが
装着されていたスーパータクマー55mmF1.8レンズも
カビ汚れがあるためこちらもしっかり清掃していきます。

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ミノルタSR-T101のカメラ修理

今日は「秋分の日」で祝日ですが
「海王星の日」でもあるのですね。
1846年のこの日に
ドイツ・ベルリン天文台のヨハン・ガレが
望遠鏡を用いて「海王星」を発見したことに由来しています。
「冥王星」が準惑星に分類された現在では
最も太陽から遠い位置を公転している惑星です。
直径は49,528kmで地球の3.88倍に相当します。
太陽から遠いため表面の温度は約50K(約-223℃)だそうです。
それでも、中心部の温度は、約5,400K(約5,127℃)と熱を持ちます。
約165年かけて公転していて太陽からは平均30.1au(約45億 km)離れています。
全ての数字のスケールが大きすぎてピンときませんね(苦笑)
1auが地球と太陽との平均距離なので
相当離れている…というのだけはわかります…
公転に165年ということはもし海王星にいるとしたなら
海王星でいうところの半年程度しか人は生きられないのですねぇ
ちなみに海王星から見る太陽の大きさは地球から見る場合に比べて
1/30ほどの見かけの大きさになるそうです。
明るさは地球から見た場合の1/900ほどなのですが
それでも地球から見る満月の450倍の明るさがあるそうです。
(地球から見た太陽の明るさは満月の約40万倍)
海王星は残念ながら肉眼で見ることはできませんが
そんなことを思いながら夜空で惑星を探してみるのも
秋の夜長には合いそうですね

さてさて

本日は「ミノルタSR-T101」のカメラ修理を行っています。
1966年に発売されたミノルタ初のTTL測光方式採用のカメラです。
加えて初の開放測光機でもあり
開放測光に対応するため絞り連動機構を備えた
「MCロッコールレンズ」も同時に登場しています。
前モデルでもあるNewSR-7で採用した新ダイキャストボディを
ベースに開発されており
信頼性の面からも非常に優れた基本設計のカメラです。
その使いやすさやコストパフォーマンスの高さから
ヒット商品ともなりロングセラー機となりました。
SR-T101としても7年間生産が続けられ
後継機でもあり基本設計を共通とする
「SR-Tスーパー」、「SR505」や「SR101」まで含めると
70年代半ばまで最前線で活躍したカメラです。
ミノルタの機械制御シャッター機を代表するカメラかと思います。
基本的に非常に丈夫なカメラで
押し入れの中から何十年も放置された状態で出てきても
シャッターだけは何とか動く…という状態のものも多いかと思います。
しかしながら普通に使うにはやはり一通りの整備が必要です。

お預かりしている「SR-T101」はシルバーに比べると数の少ない
ブラックボディの「SR-T101」です。
外観のコンディションはなかなか良い状態でキレイです。
シャッターも露出計も一応は動作していますが
やはり高速シャッターの精度は全く出ておらず
巻上にも油切れの兆候が見られます。
露出計は指針の動きが不安定でハンダ不良が疑われます。
一通りの整備一式で問題なく使用できる状態になると思われます。

「SR-T」系のカメラは露出計関連の「連動糸」が
少々厄介な問題で慣れていないとその扱いに苦労するかもしれません。
SR-T系のカメラは毎月1台は必ず依頼のあるカメラなので
さすがに手慣れたものですが
そういう慣れた部分こそ油断ならないので
もちろん慎重に取り扱っていきます。
糸を切ってしまうようなケアレスミスはさすがにないですが
再組立て時に糸の処理をいい加減にすると
絞り連動部の動きが悪くなったりとかの不具合も出てきます。
それからSR-Tは意外と内部モルトの多いカメラなので
その辺りの処置や交換もしっかり行います。
糸の処理は確かに少し手間ですが基本的には整備性の良いカメラです。

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オリンパスペンSのカメラ修理

今日は雑節のひとつでもある「社日」だそうですね。
生まれた土地の守護神である
「産土神(うぶすながみ)」を祀る日だそうです。
春と秋の年2回あり、春の社日を「春社(しゅんしゃ)」、
秋の社日を「秋社(しゅうしゃ)」ともいいます。
「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。
基本的には二十四節気の「春分」または「秋分」に最も近い
「戊(つちのえ)の日」が社日となるそうです。
個人的には神仏、霊なんてものは私は信じてなくて
現在の科学で解き明かすことのできない不思議な事象は
全て人の目に見えない「蟲」のせいだと思っているのですが
こういう古来からの行事ごとは趣があっていいですよねぇ
より季節の移り変わりを感じさせるものにもなりますし。。。
私も生まれ育った町では10月になると秋祭りの季節で
10月10日が町の一番大きな神社での例大祭
11月3日がそれ以外のいくつかの神社で一斉に行われる小祭りです
お彼岸から小祭りまでは子供心に何とかなくウキウキした毎日でした
ところで、春の社日に酒を飲むと耳が良くなるという風習があるそうです
秋の社日は何かないのかな…お酒を飲むと頭が良くなるとか…(笑

さてさて

本日は「オリンパスペンS」のカメラ修理を行っています。
つい先日も2台、修理を行なったばかりですねぇ
不思議なもので同じ機種が同じような時期に集まるのですよねぇ
先日も書きましたがいわゆる普通のペンの高級版が
「ペンS」です。
シャッターユニット、レンズ共にグレードアップされていて
撮影の幅も間違いなく広がります。
露出計を持たないシンプルなマニュアル機ですが
逆に考えると何でも自分で設定できて
コントロールする楽しさのあるカメラだと思います。
それを小さなハーフカメラで行えるというのが
ペンSの魅力かと思います。

お預かりしている「ペンS」は外装もキレイで
なかなか良いコンディションの個体かと思われます。
シャッターも一応動作しているのですが
受付時にはあまり気にならなかったのですが
整備前のテストで「B」で切っていると
少しばかりシャッター羽根の動きに粘りがあるようです。
高速だと見た感じではわかりませんが
測定機にかけてみるとやはり露光量はオーバー気味です。
定番の裏蓋底部のモルトはやはり劣化しています。
前回も書きましたがここは通常良く使う厚みのモノより
厚いモルトを貼らないとかなりの高確率で光漏れします。
加えて巻上時のラチェット音がほとんどしていないようです。
逆転防止はかかっているのでツメが外れているわけではないと思いますが
かなり動きが粘っているものと思われます。
致命的なトラブルこそないものの
やはり動きの悪い部分は多々あるようです。

まだ上カバーを外しただけの状態ですが
これから本格的に分解を進めて各部の整備を行います。
シャッターユニット内部はさすがに
ごくごく小さいスペースに
精密に組み込まれていますが
それ以外の部分は造りがシンプルなので
スペースにも余裕があり整備性は良いカメラです。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「ファッションショーの日」だそうですよ。
1927(昭和2)年のこの日に
東京・銀座の三越呉服店で
日本初のファッションショーが行われたそうです。
着るものには基本的に無頓着ですねぇ(苦笑)
いやそれでも10代・20代の頃はそれなりに
気にはしてましたけど
お金かけていい服着る!ってほどではなかったですねぇ
あ、さすがにサラリーマン時代で営業職だった頃は
さすがにそれなりに身だしなみを気にしていましたよ。
その頃に比べれば今は…
うーん…少しは気にしてみようかな…(笑
まぁ今更、ファッションというか衣服をどうのこうのの前に
このだらしない体型を何とかするほうが先でしょうねぇ
健康の為にも…
今夜も天気さえ持てばがんばってウォーキングしてきます!
食事もしっかり糖質制限です!

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
ニコマートEL系を前身とする
電子制御シャッター搭載機です。
絞り優先オート露出を搭載しており
気軽にスピーディーに撮ることもでき
マニュアル機として使う際にも
その見易い露出計やファインダー情報により
非常に使いやすいカメラです。
特に個人的にFE系の2針式露出計は使いやすいと思っており
意図的に露出をコントロールする際にも非常に設定がやりやすいです。
現在の設定で中央部重点測光の標準値に比べて
何段くらい外れているかが一目でわかります。
さらに絞り値も直読式ですがファインダー内で確認できるので
ファインダーから目を離さず自由に露出コントロールが可能です。
前身もニコマートEL系は比較的初期の電子制御機とあって
なかなか電気的に不安定な部分や
少々使いづらい部分もありましたが
Feにモデルチェンジしてからは
取り回しのしやすいボディサイズになったこともあり
誰にでもおススメできるカメラになったと思います。
電子制御機ということでメンテナンスに
一抹の不安を感じる方もいらっしゃるとは思いますが
FEは電気トラブルのかなり少ないカメラです。

お預かりしている「FE」は一通り動作してはいるのですが
やはり露出計・オート・SSの精度には問題あるようです。
まずシャッタスピードですが先幕に汚れの影響があると思われ
妙に幕速が遅いようです。
そのため全体的に作られるスリットが狭く
1/1000はかろうじて開いてはいるものの
1/3000近くの露光量になってしまっています。
最高速に最も影響が出てしまっていますが
その他の速度も全体的に露光が少なめです。
そして露出計は全体的にオーバー気味で
SSの影響以上にオートはアンダー気味です。
SSはともかく露出計とオート制御は
電気的な調整の問題かと思われます。

画像はまだ分解取り掛かり始めですが
電気的な調整はもちろんですが
機械的な整備も一通り行います。
シャッター羽根の清掃は問題を抱えているので当然ですが
巻上やミラー駆動部にも古い油脂の影響と思われる
動作不良が若干確認できておりますので
そのあたりも入念に整備を行います。
フィルム室のモルトは過去に交換歴があると思われ
劣化はたいしたほどではないのですが
画像にでも確認できますが
ニコマートFT/EL時代から定番の
接眼レンズ下の座布団モルトは
おそらく一度も交換されたことがないようで
もはやボロボロに劣化しています。
せっかく分解するわけですからできる限りの整備を行っていきます。

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ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「敬老の日」で祝日ですが
9月19日は「苗字の日」でもあるのですよね。
1870(明治3)年のこの日に戸籍整理のため
「平民苗字許可令」という太政官布告により
平民も苗字を名乗ることが許されたことが由来となっています。
それまでは苗字を名乗るのは貴族と武士の特権でした。
しかしながら許可令が出されても
読み書きが不得手の人がまだ多く
当時国民は明治新政府を信用しておらず
苗字を付けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し
なかなか広まらなかったのだそうです。
そのため約5年後の1875(明治8)年2月13日に
苗字を名乗ることを義務づける「平民苗字必称義務令」という
太政官布告が出されたのだそうです。
私の苗字は「迫田(さこだ)」ですが
西日本では多くはないもののそれほど珍しい苗字でもないのですよね
ただ東日本で少ないらしく関東に来てから
メール等でやたらと「追田」に間違えられます(苦笑)
いや、それ、変換で出ないですよね?
人の名前の漢字とか読み方って難しいものがありますよねぇ
間違えると失礼にあたると思うので
気軽に変換して打ってしまうメール等では
特に気をつけるようにしています…

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
エレクトロもコンスタントに修理依頼のあるカメラです。
ヤシカのカメラの中では断トツに依頼の多いカメラですね。
「ろうそく1本の光でも写る」カメラを目指して
スローシャッター・長時間露光精度の高い電子制御シャッター使用の
絞り優先オート専用のレンズ固定式レンジファインダーカメラです。
シリーズを通してこの考えは統一されていると思います。
初代のエレクトロ35は1966年発売で
当初はシルバーモデルのみのラインナップでした。
今回お預かりしているのは初代エレクトロ発売から2年後の
1968年に追加されたブラックモデルの
「エレクトロ35プロフェッショナル」です。
初期のエレクトロはシルバーとブラックでモデル名が異なっており
初代からの大柄なボディが受け継いだGSN(GTN)まで
このパターンが続きます。
今回の「プロフェッショナル」もボディカラーが異なるだけで
内部的にはシルバーの初代エレクトロ35と同じカメラです。

この時代の電子制御カメラというと
電子部品の劣化が進んでいる機種も多く
カメラの種類によっては上カバーを外すだけでも
遠慮したいものが多く存在するのですが…
エレクトロ35は60年代の電子制御カメラとしては
比較的電子部品関連のトラブルの少ないカメラです。
…とはいってもオートの微調整等はほぼ不可能な構成となっており
オート制御の細かな制御に関しては
もはや高い精度はが出せないものも多いです。
それでも通常の屋外撮影に関しては
問題なく使えるようになるものが多いと思います。

今回お預かりしているエレクトロは
まず定番のレリーズ部ゴムブッシュの劣化により
シャッターを保持することができません。
スローになるような設定にすれば簡単にわかりますが
基本的に「B」状態になってしまい
レリーズを離すとまだシャッターが開いていても閉じてしまいます
さらに今回の個体は今度は抵抗の接触不良等の問題で
明るさに関わらずほぼシャッターが開きっぱなしになろうとしています。
この合わせ技で「明るさに関わらず常に「B(バルブ)」状態」に
なってしまっています。
大柄な筐体のエレクトロで比較的よく見受けられるトラブルです。
加えてレンズに多少のカビ・汚れ
ファインダーはかなり曇っていて二重像が見づらい状態です。
露出制御周りの修理も含め全体的に整備が必要な状態です。

この配線の多さがより時代を感じさせます。
基板周りはさておき機械部分の整備性は比較的良好で
大柄なボディで内部スペースにも余裕があり
レンズボード脱着も比較的容易です。
ただし、この電子制御周りはなかなか思うように
修理ができないことも多くやはり難儀なカメラです。
今回は何とか通常の使用には全く問題ないレベルの
精度を確保して仕上げることができそうです。
結構、頻繁に手にすることの多いカメラですが
やはり毎度、分解整備には神経を使います。

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オリンパスペンSのカメラ修理

今日は「牡蠣むきの日」だそうですよ。
真牡蠣のシーズンには少し早いですが
来月にもなると水揚げが始まりますねぇ
私は広島・呉出身なのでやはり冬の味覚と言えば真牡蠣ですねぇ
広島産の牡蠣はシーズンになれば
こちらでも手に入りますが
たまに殻付きを焼き牡蠣で食べたくなるので
殻つきを取り寄せたりもします。
これが美味しいのですよねぇ~お酒にもめちゃくちゃ合いますし…
殻付きのまま焼く場合にはいいのですが
殻付きをむき身にする場合には当然牡蠣むきも行います。
慣れないと結構大変なのですよねぇ
全国的には「牡蠣むき」だと思いますが
水揚げされた牡蠣をむいている場所は
地元では「牡蠣打ち場」ですよね
私も生まれ育った呉でも海沿いにはあちこちに牡蠣打ち場があって
独特のむせかえるような潮の香りが漂っています。
むき身をそのまま販売しているところも多く
かなりお買い得なのですよねぇ…
こんなこと書いているとやたら焼き牡蠣が食べたくなってきました。
早く真牡蠣のシーズン始まらないかな…(笑

さてさて

本日は「オリンパスペンS」のカメラ修理を行っています。
ペンシリーズはハーフカメラを代表するカメラとして
今も昔も大人気のカメラです。
ペンと一言で言っても様々な種類やシリーズが存在するのですが
ペンSは比較的初期のモデルです。
一番最初に発売された無印の「ペン」の高級版として
初代ペン発売の翌年、1960年に発売されました。
シャッター、レンズ共にグレードアップされ
シャッターは5枚羽根でB、1/8-1/250秒の6速となり
レンズはDズイコー3cmF2.8となりました。
価格の制約がかなり厳しかった初代ペンに比べると
かなり性能を重視した仕様になっていて
ハーフとは言えどもマニュアルでしっかり撮影したいという方には
非常に使いこなす楽しみのあるカメラです。
ペンシリーズで一番人気なのではやはり手軽な
「ペンEEシリーズ」だとは思いますが
シンプルなマニュアル機で一通りこなせる「ペンS」の人気も
かなり根強いと思います。

今回は同じご依頼者様から2台の「ペンS」をお預かりしています。
どちらも一応一通りの動作はしているのですが
ファインダーやレンズにはそれなりの汚れもあり
モルトも劣化、シャッター羽根には若干の粘り等々
細かく見て行けば経年なりの問題を抱えています。
1台は内部で部品外れもあるらしく
ボディを振るとカラカラ異音がしています。
いずれにせよ、やはり一通りの整備が必要な状態です。

画像は一通りの整備が完了した段階のものです。
露出計・距離計非搭載でシンプルな構造ではありますが
ハーフカメラなので何もかも基本的に小さく
おまけにオリンパス機ならではのデリケートな部分もあって
意外と各部の調整に手間のかかるカメラです。
注油を行っている部分や羽根洗浄を行っているので
少し時間をおいて様子見した後で最終チェックを行います。
ハーフ判なので筐体が小さいのは当然としても
レンズの出っ張りも少なく非常に持ち歩きやすいフォルムです。
総金属製なのでそれなりにズッシリとはしていますが
上着を羽織る季節になるとポケットの中にも
問題なく入り、シャッターチャンスにさっと取り出して
レスポンスよく撮影できるカメラです。
この時代のカメラは電源SW等も当然ながらありませんので
レスポンス的には非常に優れていると思います。
どこにでも気軽に持ち歩きたいカメラですね。

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