キヤノンAE-1のカメラ修理

今日は「サイフの日」らしいですよ。
「サ(3)イ(1)フ(2)」と読む語呂合わせからですね。
毎日持ち歩いて手に触れるものなので
財布って結構こだわりたくなりますよねぇ…
以前使っていたものはそれなりのお品で
かなり気に入って使っていたのですが
20年近く使い続けてさすがにボロボロすぎて
通常の使用にも少し問題が出てきたので
2年前に買い換えました。
もうお高いハイブランド品とかはいいかな…と考えて
いろいろ物色していたら
中学校の頃に欲しかった財布の後継品が
今でも売っていることを知って
それを手に入れて大事に使っています。
お安いものなので品質はそれなりですが
意外と使い勝手もよく
当時、憧れたイメージと同じく見た目が気に入ってるので
おそらくまた長く使うと思います。
若い頃は財布に限らずなんでもかんでも目移りして
頻繁に買い替えることが多かったですが
さすがに少しは落ち着いたのか
吟味して気に入ったものを
長く使うことが多くなりましたね…

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
1976年発売のカメラです。
世界初のマイクロコンピュータ搭載カメラとしても
当時話題になりました。
機能としては横走り布幕フォーカルプレーンシャッターで
露出モードはマニュアルとシャッタースピード優先オートと
さほど目新しいものではなかったのですが
内部制御系の電子化と部品の効率化が徹底的に行われ
従来機種より300点以上の部品削減と生産の効率化に成功し
同じようなスペックの他メーカー機に比べて
2万円ほどお安く発売されました。
当然ながら大ヒットモデルとなり
キヤノンの一眼レフでのシェアを一気に押し上げたカメラです。
Aシリーズの最初のモデルでもあり
後に出るAシリーズのカメラ、特に機械的な駆動部は
全てこのAE-1がベースとなっています。
使い勝手もよくアクセサリーも豊富で
評価の高いFDレンズ群を使えるということで
欠点の少ない良いカメラです。

お預かりしているAE-1は外観は非常にキレイな状態です。
機能的にも一通りの動作は行えるようです。
ただやはり長く使われていなかったようで
動きがスムーズではない部分がそれなりに出てきています。
まだひどい状態ではないですが
シャッターを切っているとたまに定番のシャッター鳴きも出ます。
加えて露出計に少々問題があり
LV15で3段以上オーバーな値を示してしまいます。
オートもそれに連動して大きくオーバーで露出制御してしまいます。
さすがに3段以上オーバーだと現代のネガでも
白っぽい写りになってしまいます。
この症状、比較的Aシリーズ全般に見られるパターンで
原因はある程度分かっていて
おそらくは適正な精度に改善可能かと思われます。

本格的な電子制御機といっても70年代のカメラなので
後のAE-1Pとかと比べるとまだまだアナログな部分も
それなりに残っています。
シャッターダイヤルからの情報伝達はまだ糸連動です。
分解時には注意の必要なポイントです。
それでもフレキ採用でかなり時代が進んでいることを感じます。
意外と電子回路自体は丈夫で妙な分解品とかでなければ
電池入れっぱなしで基盤にまで腐食が進んでいたりしなければ
比較的制御系にトラブルの少ないカメラだと思います。
トラブルの多くはやはり機械駆動系で
その整備を行いつつ、電子制御機の肝となる
各接点やマグネットの清掃整備も行っていきます。

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ミノルタSR-1のカメラ修理

今日は「パンダ発見の日」だそうですよ。
1869(明治2)年のこの日に
中国・四川省の民家で
伝道中のフランス人神父アルマン・ダヴィドが
白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられました。
これが、西洋でパンダが知られるきっかけとなったそうです。
中国の高山地帯にのみ生息する生物です。
見た目も独特ですが
食生活はさらに非常に特殊で主食は竹です。
竹は栄養価が低いため、パンダは毎日大量の竹(約12〜38キロ)を食べて
栄養を確保する必要があります。
竹以外にも、果物、野菜、時には魚や小動物を食べることもあるそうですが
これらは彼らの食事のごく一部を占めるに過ぎないのだそうです。
いろいろあって日本国内では実物は見られなくなりましたが
遠目に見ている分やイラスト化やキャラクター化されたパンダは
かわいいですよねぇ…
でも白黒模様で竹を食べる「熊」ですからね…
クマ科動物として気性の荒い一面も併せ持っていることは
忘れてはいけないような気がします。

さてさて

本日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
いつも書きますが「SR-1」というモデル名から
トップモデルかと思われがちですが
いわゆる普及型のカメラです。
ミノルタの一眼レフトップモデルは
「SR-2」に始まり
その後、「SR-3」「SR-7」「ニューSR-7」へとモデルチェンジされ
それをベースとした「SR-1」も同様にモデルチェンジを繰り返しますが
「SR-1」もモデル名はずっと「SR-1」のままでした。
そのため年式によって同じSR-1でも中身も外観も全く異なる
「SR-1」が何種類も存在しちょっとややこしいことになっています。

今回お預かりしている「SR-1」は精悍なブラック塗装です。
外観の特徴から「ニューSR-7」がベースとなっていることがわかります。
となると正確にはモデル名は「ニューSR-1」です。
(ボディの刻印はニューSR-7同様「SR-1」のみです)
1965年発売のカメラです。
「ニューSR-7」をベースに1/1000が省略され
差別化が図られたカメラです。

お預かりしている「ニューSR-1」は巻上に油切れの兆候が見られ
少々重いうえにスムーズさが欠ける状態です。
高速シャッターは開いてはいますが精度もいまひとつです。
ご依頼者様のご指摘によるとコマ間がやたらと不揃いで
コマ被りも起きてしまうとのことです。
やはり全体的に本来の動きに戻すための
一通りの整備が必要な状態です。

「ニューSR-7」がベースということは
ダイキャストや基本構造は次期主力モデルの
「SR-T101」と共通です。
巻上レバー下にスローガバナーが配置されているのが
わかりやすい特徴ですね。
その後、ヒットモデル+ロングセラーモデルとなる
「SR-T101」ベースと考えれば機械的機構は
当然ながらかなり安定していてよくできています。
そのうえ、露出計や開放測光機構もないので
かなりシンプルな構造になっています。
もちろん整備性は良好です。
ただしさすがにSR-T101の中期以降に比べれば
熟成の進んでいない部分も多少あり
動きにくくなりやすい部分もありますので
そのあたりを中心に入念に整備に取り掛かっていきます。

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ワルツワイドのカメラ修理

今日は「レコード針の日」だそうですよ。
この記念日、記念日協会で制定されている記念日でもなくて
認定団体や日付の由来は定かではないのですが
ヒップホップやジャズをはじめとする音楽業界では
日本の記念日のひとつとして広く知られているそうです。
私もレコードプレーヤーはいまだに持っていますし
割と頻繁に使っていますが
レコードにクリーナーかけて埃を取ってからセットして
針にもクリーナーつけて
電源入れてレコード回して針をそっと落とす…って
一連の動作が何とも言えず楽しいのですよねぇ…
フィルムカメラと似たような部分がありますよねぇ
多少のノイズも味として許容しますが
CDとは異なりそれなりに良い音で聴こうとすると
やはりある程度の知識と手間が必要になってきます。
ただ音質云々は好みもあるし
本人が満足できれば十分かと思います。
そういえばここしばらく忙しさにかまけて
じっくりレコード聴く時間が取れてないですね
明日は休みなので少しはレコード聴く時間を作りたいと思います。

さてさて

本日は「ワルツワイド」のカメラ修理を行っています。
ワルツといえば1950年代当時
国内最大のカメラアクセサリーメーカーで
特にレンズフィルターのシェアが高かったメーカーです。
現在でも「Walz」の刻印の入ったフィルターは
見かけることが多いと思います。
カメラ本体もいくつか作られていますが
手元に資料がなく詳細はよくわかりません。
今回の「ワルツワイド」は1958年発売のカメラのようです。
広角レンズを搭載した「ワイドカメラ」ブームの頃のカメラです。
WALZER35mmF2.8レンズを搭載し
レンズシャッターはコパル製、B・1~1/300をカバーします。
広角レンズということもあり距離計は非搭載で
ピント合わせは目測で行います。
シンプルなレンズシャッター機です。

お預かりしている「ワルツワイド」は
巻上関連にいくつか問題を抱えているようです。
チャージ不良で巻き上げてもチャージされないことがあったり
コマ被りを起こしたりといった感じです。
フィルムカウンターも動作不良で
カウンタが進まないことがあるようです。
基本的にはシンプルなカメラなのですが
部品の摩耗等があまり進んでいると
交換部品が中古を含めても
全く手には手に入らないカメラなので
修理不能になる場合もあります。

まだ取り掛かり始めで現状を確認している段階です。
受付時にはわからなかったのですが
確実に過去に分解整備歴のある個体で
それ自体は良いのですが
シャッターユニットの配置が
少々おかしなことになっているようです。
巻上関連のとトラブルの一部は確実にこれが原因かと思われます。
ちょっと嫌な予感しかしないのですが
これから慎重に調べながら分解整備に取り掛かっていきます。

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リコーXR500のカメラ修理

今日は「世界一周記念日」だそうですよ。
1967(昭和42)年のこの日に
日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始しました。
記念すべき第1便は12時30分に小雨の羽田空港を出発したそうです。
60年近く前なのですね。
1972(昭和47)年に廃止されるまでの5年間、
東京→香港→バンコク→ニューデリー→テヘラン→カイロ
→ローマ→フランクフルトまたはパリ→ロンドン→ニューヨーク
→サンフランシスコ→ホノルル→東京という路線で運行していたそうです。
現在は日本に世界一周路線は存在しませんが
乗り継ぎ路線での世界一周は可能なのだそうです。
若い頃なら行ってみたいと思ったかもしれませんが
もう世界1周どころか海外に行くこともないでしょうねぇ(笑
それどころか飛行機に乗ってまでどこかに行きたいとは
すっかり思わなくなりました。
気軽に行ける場所だけでも十分広いですし
おもしろいものもたくさんありますし…
これも年とったからこう思うのかもしれませんが…(苦笑)

さてさて

本日は「リコーXR500」のカメラ修理を行っています。
1978年発売のカメラです。
前年に先行発売された「XR-1」の機能を一部簡略化して
当時の一眼レフカメラとしては
驚異の価格となる50mmF2レンズ付きで
39,800円で発売されたモデルです。
縦走り金属幕シャッターを機械制御で駆動し
シャッタスピードはB・1/8~1/500をカバーします。
露出設定はマニュアルのみで
露出計さえ使わなければ電池も不要です。
さすがに質感は価格なりな部分がありますが
通常の撮影を行うのであればこれで十分なのですよね
反対に遠慮なくガンガン使ってこそのカメラだと思います。
シンプルな構造なので基本的には丈夫です。

お預かりしている「XR500」は
おそらくしばらくの間眠っていた個体だと思われます。
巻上できずシャッター切れず
電池を入れても露出計も動作せず…という状態です。
このままではどうにもなりません。
露出計の不動は配線またはハンダの腐食かと思われます。
巻上できない原因は巻上ロック機構が固着して
シャッターを切っても解除されない状態なのかと予想されます。
シャッタ―ユニット自体は丈夫なので
ショック品でもない限り致命的なトラブルはないかと思われます。
ただいくら構造がシンプルで丈夫でも
機械は動かさない上にメンテナンスしないと
動きが悪くなるのは必然なので
本来の動きを取り戻すための整備が一通り必要な状態です。

機械制御のマニュアルのみで構造はシンプルなのですが
シャッターダイヤルや絞りとの露出計連動部が
なかなか独創的な造りをしています。
さらにファインダー清掃をするためにその連動部を
いちいち取り外す必要があるので
意外と分解整備には手数のかかるカメラです。
…とはいっても構造がわかっていて
過去に経験があればなんてこともないのですが…
外観は非常にキレイな状態ですが
やなり内部にはそれなりに汚れや古い油脂類で
動きが妨げられている部分があるようです。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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ヤシカエレクトロ35GSのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの
「啓蟄」ですね。
大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が
春の陽気に誘われて穴から出てくる頃で「啓蟄」とされています。
「啓蟄」の「啓」には「ひらく、開放する」の意味があり
「蟄」には「虫が土の中に隠れる、閉じこもる」の意味があるそうです。
「立春」なんて真冬ですし「雨水」でもまだまだ寒い感じですが
「啓蟄」までくると春になった感じがしますよね。
まだ朝晩は肌寒いものの日中陽射しがあれば
いよいよ暖かくなってきたことを実感します。
過ごしやすい季節が少しでも長く続いてくれるといいですねぇ
でも今度はあっという間に暑くなるんでしょうね…(苦笑)

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GS」のカメラ修理を行っています。
1970年発売のカメラです。
初代から一貫して「ろうそく1本の光でも写るカメラ」を目指して
作られているカメラです。
そのためレンズには大口径の45mmF1.7レンズを搭載し
低速シャッターに強い電子制御シャッターを装備し
絞り優先オート露出で撮影する距離計カメラです。
「GS」は基本的には初代の構造・機能をそのままに
細かい部分を改良した上で
レンズに新コーティングを採用し
カラーヤシノンDXレンズとしたモデルです。
基本的なスペックは初代や「G」から変更はありません。
時代を反映して少し大柄なカメラですが
レンズが大口径なこともありデザイン的にも
バランスは非常に良いと思います。
実際に使ってみると大きさが気にならない使いやすいさと
質感の高さが魅力的なカメラです。

お預かりしている「エレクトロ35GS」は
いくつかトラブルを抱えた状態です。
まずセルフタイマーがセットされた状態で
がっちりと固着してしまっているため
シャッターは全く切れない状態です。
電池を入れるとバッテリーチェックは点灯し
暗いところに向けるとスロー警告(黄色)は点灯するのですが
絞りを開けて光源に近づけて露出過多警告(赤)は
全く点灯する様子がありません。
どこかの接点不良かハンダ不良かと思われます。
シャッター制御ができているかどうかは
まずはセルフタイマーの固着を何とかしないと
判断がつかない状態です。

この時代の電子制御機なので
何が起こってもおかしくないですが
エレクトロの電子回路は比較的丈夫で安定している方だと思います。
電子部品の問題で修理不可能なこともあるにはありますが
そういう個体はまだ少ない方だと思います。
たいていが配線や接点、マグネットの吸着不良が原因だったりします。
セルフの固着を最初に改善しましたが
今回も結局、シャッター制御は全くできていない状態でした。
(常に一定速で切れてしまう)
まだ取り掛かり始めなので何とも言えませんが
おそらく何とかはなると思います。
意外とエレクトロはシリーズを通じて
修理依頼の多いカメラです。
それだけコンスタントに売れていたということですね。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「円の日」だそうですよ。
1869(明治2)年のこの日(旧暦)に
明治政府が貨幣を円形として
金銀銅の貨幣を鋳造する円貨の制度を定めたことが由来となっています。
記念日の3月4日は旧暦の日付で、新暦だと4月15日となるそうです。
これより前は江戸時代に長く使われた「両」だったのですね。
気になって調べてみたのですが
1両小判の価値は現在でいうところの10万円~30万円くらいだそうです。
幅が大きいのは時代によって価値が異なることと
何を基準に換算するかでかなり価値が変わってしまうからです。
ちなみに1両は4分、1分は4朱、1朱は250文だったそうです。
1分や1朱は金貨銀貨がそれぞれあり
金貨は主に江戸で使用され銀貨は大阪で使われたそうです。
「早起きは3文の得」の3文は1両=10万円で計算すると
75円ということになりますね。

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
やはりコンスタントに依頼が多いカメラは機種名でいうと
当店の場合は圧倒的にOM-1です。
元祖軽量コンパクト一眼レフといえるカメラかと思います。
それまでの一眼レフは大きく重く作動音も大きなものが多かったのですが
OM-1は内部機構にもいろいろな工夫を行い
同時代の他メーカより一回り小さく軽いボディとなっています。
エアダンパーを使用してミラー駆動音も小さく抑え
単に音が小さいだけではなく独特の上品な作動音も魅力の一つです。
巻上感覚も独特でシャリっとした滑らかな巻上も
非常に気持ちよいカメラです。
発売は1972年で当初は「M-1」として発売されますが
翌年には「OM-1」に改名されました。

お預かりしている「OM-1」はモータードライブ対応となった
中期ともいえる「MD」モデルです。
おそらくしばらくは使われていなかったものと思われます。
定番のプリズム腐食が起きていて
シャッターはとりあえずは動作するのですが
これも定番といえる巻上トラブルがたまに起きるようで
チャージ不良になってしまうようです。
今はいろいろ動かしているとなんとか復帰するという状態です。
露出計も精度はともかくとしても動作はしています。

プリズムは周子良品と交換で対応します。
いろいろな工夫を行ってこの時代としては
驚異的な小ささに作られているOM-1ですが
経年劣化の影響もあって
やはり華奢な部分やデリケートな部分が多くあります。
比較的トラブルの起きやすい箇所は
比較的決まっているのでそのあたりの対策も施しつつ
駆動部分は全て整備を行っていきます
本来の動きを取り戻したところで
各部の微調整を行ってシャッターの精度も出していきます。

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ミノルタニューSR-7のカメラ修理

今日は「国際ホッキョクグマの日」だそうですよ。
温暖化の影響を大きく受けている生物ですよね。
地球温暖化のため北極圏の海氷は年々小さくなり
そこに暮らしているホッキョクグマも
棲み家や餌を失いつつあるそうです。
これも温暖化の影響で小型化が進んでおり
1984年から2009年までの25年間で
オスの平均体重が45 kg、メスの平均体重が31 kg減少したそうです。
とはいえクマ科最大の種の一つです。
もちろん動物園でしか見たことはありませんが
身体の割に小さな頭部と長い首が印象に残りますね。
泳ぐために進化した形態のようです。
ヒグマより大きな個体が多いですが
ヒグマほど気性が荒くなく
生息域で一部ヒグマ(ハクイログマ)と重複しているところでは
獲物を巡って争うことがありますが
この場合ヒグマがたいてい勝利を収めるそうです。
どっちも人間からしたら恐ろしい動物に変わりはないですが…(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタニューSR-7」のカメラ修理を行っています。
1965年発売のカメラです。
それまでの「SR-7」と機能的には変わりませんが
中身は全くの別物です。
まずダイキャスト変更が行われていて小型化が進められています。
それでもこの時代ですからそれなりに大きいですが…
新ダイキャストは次世代のSR-Tシリーズにも使われるもので
それに伴い内部構造もSR-Tシリーズに近いものなっています。
そのためシャッター音も静かになり巻上も軽やかになっています。
従来のSR-7は当時のミノルタらしい…ともいえる
かなり独創的な造りで整備する方からすると
少々手間のかかるカメラだったので
その点でも「ニュー」になってかなり改善されていると思います。

お預かりしている「ニューSR-7」は
コンディションは悪くない方で
一通りの動作は行える状態です。
ただたはり動きの悪い分も散見され
高速シャッターは精度が出ていない状態で
露出計は精度の問題もありますが
少々動きが不安定な状態です。
本来の動きを取り戻すためには
全体的に整備が必要な状況です。

まだ取り掛かり始めの状態です。
先ほども書きましたが
中身もかなりSR-Tに近い構造です。
巻上レバー下にスローガバナーが配置されているのも
SR-T系と同じです。
これに開放測光とCLCを搭載すればそのままSR-T101になりそうです。
(まぁそれがそんな簡単ではないのですが…)
開放測光やそれに伴う絞り伝達機構等がないので
SR-Tほど連動糸は多くはありません。
シャッターダイヤル連動が糸なのは従来のSR-7も同様です。
プリズム抑えやファインダー枠のプリズム接地面に
コルクが使われていて腐食の心配は少ないです。
それでもファインダー周りには
それなりにモルトが使われているので
(これもSR-T系と同様)
そのあたりの交換も行っていきます。
これから分解を進めてまずは各駆動部の清掃と調整を行います。

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ニコンFE2のカメラ修理

今日は「包む(ラッピング)の日」だそうですよ。
「つ(2)つ(2)む(6)」(包む)と読む
語呂合わせからだそうです。
贈り物の中身や価値には影響ありませんが
キレイなラッピングで包んであると
明らかに贈り物のグレードがアップしますよね!
贈る方も贈られる方も間違いなく気持ちよくなるので
キレイなラッピングはやはり大事ですよねぇ
まぁそれ以前にキチンとラッピングして
手渡すような贈り物を送る機会が
もはやめっきりなくなってしまったのですが…(苦笑)
ラッピングもキチンとしたお店で買って
そこのプロの手で行ってもらうのが
一番だとは思います。やはり違いますものね。
でもラッピングを自分の手で行うのも
楽しいのですよね。
今はラッピング素材も100円ショップ等で
いろいろなモノが手に入るので
それをいろいろ組み合わせながら
自分なりに仕上げるのも楽しいと思います。
さすがにプロの手で行われたものには
クオリティは到底かないませんが
工夫次第で思いの伝わるものになると思います、

さてさて

本日は「ニコンFE2」のカメラ修理を行っています。
1983年発売のカメラです。
前年に発売されたFM2に続き当時世界最速1/4000搭載のカメラです。
FE2ではさらにフォーカルプレーンシャッター機では
史上初なる1/250シンクロも実現しています。
機械的なベース部分は先代のFEの構造を受け継いでいて
それにシャッタユニットの改善
チタンシャッター羽根をハニカムパターンで肉抜きすること等で
シャッター幕速を向上させ高速シャッターを実現しています。
そしてFE2の場合は絞り優先オート露出を搭載し
先代からわかりやすく使いやすいことで
好評だった二針式の露出計も備えていて
非常に魅力的なカメラです。
アクセサリーや交換レンズのとの組み合わせで
様々な場面で様々な撮影に対応できるカメラです。

お預かりしている「FE2」は
ご依頼者様が40年ほど前に新品で購入され
使い続けているカメラだそそうです。
大切に扱っていることが外観からもわかる
良いコンディションです。
電気系統に大きな問題はなさそうで
多少の調整で精度も出せると思います。
ただ機械的な部分はさすがに
経年で動きにくくなっているところがあり
今回は巻き上げた際に巻上レバーは
レバー直下の弱い羽根で戻ってくるものの
根本の巻上軸が戻ってこないことが多々あります。
いろいろ動かしていると突然戻ってくることもあるのですが
シャッターを切って巻き上げると
再び行ったままになってしまい
巻上レバーは力なくスカスカの状態になってしまいます。
もちろんこの状態でシャッターは切れません。
FE/FM系ではたまにある症状です。
巻上機構の清掃注油調整が必要な状態です。

FE2になっても先代FE同様
このタイプの電子制御機としては
整備性は良好です。
ただハニカム肉抜きのチタンシャッターに関しては
非常に繊細な部分なので取り扱いには
かなり神経を使います。
いつもそうですが油断せずに
慎重に作業に取り掛かっていきます。

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ヤシカエレクトロ35GSのカメラ修理

今日は「富士山の日」らしいですよ。
「ふ(2)じ(2)さん(3)」(富士山)と読む語呂合わせからですね。
そしてこの時期、富士山がよく望めることからだそうです。
そうなのですよねぇ…思っている以上に
晴れていても富士山が雲に隠れていることは多いのですよ。(笑
日本一高い山であることは周知の事実ですが
独立峰で遠くからもよくわかる美しい山容がやはり魅力ですよね。
過去、山登りを頻繁にしていた頃に
一度だけ弾丸登山で登ったこともありますが
まぁ登るのは一度で十分すぎるかな…(苦笑)
富士山は1回登っただけですが
標高国内2位の北岳には4回登っているので
まぁ歩く楽しさは…そういうことですね…
(あくまで個人的好みです)
都内からもいたることろから富士山は望めますが
富士山が見える最も遠い場所は現在は
和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠とされていて
富士山からは322.9km離れているそうです。
余談ですが神奈川県内の国道246号を小田原方面に向かっていて
伊勢原と秦野の境でもある膳波トンネルを抜けると
目の前に大きな富士山が現れて
いつも迫力に圧倒されるのですよねぇ…

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GS」の
カメラ修理を行っています。
1970年発売のカメラです。
内部構造的には初代からの
エレクトロ35を引き継いでいるカメラですが
この「GS」から搭載レンズの
コーティングが変更され
レンズ名もカラーヤシノンDX45mmF1.7となっています。
相変わらずの大口径レンズで
初代からのテーマでもある
「ろうそく1本の光でも写るカメラ」を体現しています。
シャッターは専用シャッターとなるコパルエレクで
長時間露光に強い電子制御シャッターです。
ちょっとだけ個人的な欲を言えば
「B」だけはメカニカルだともっと良いのですが…
露出制御は絞り優先オートで使用します。
使いやすさと写りの良さが高いレベルでバランスした
非常に良いカメラです。

お預かりしている「エレクトロ35GS」はお決まりの
電池室腐食もなく電源は安定して入ります。
ただシャッターは全く制御されておらず
明るさや設定絞りにかかわらず常に一定速で切れてしまいます。
暗い場所に向けてレリーズを半押しすると
スロー警告の黄色警告灯が点灯するので
電子回路的にはスローを切ろうとしているとは思われます。
マグネットの吸着不良も疑われますが
エレクトロ全モデル共通の
巻上時のレリーズ軸が戻る「カチン」という音がしないので
そのあたりも原因かと思われます。
この症状の原因はゴムブッシュの劣化・溶解ですが
この音がしない状態だとオート制御はうまく動作できません。
そのあたりも含めて整備一式を行います。

この時代の電子制御機機なので配線も多く
配線が多いということはハンダ不良・劣化の可能性も高く
そのあたりもテスターも使いつつ確認しながら作業を行います。
先述のレリーズ部ゴムブッシュは
劣化によりほぼなくなっているような状態でした。
電子制御機はマグネットの吸着と
各接点が動きの肝となりますので
その汚れを入念に除去して動きを確認していきます。
シリーズ前期のエレクトロは少し大柄なこともあり
この種の電子制御機としては
整備性は非常に良好です。
依頼も多いカメラなので弱点も把握しています。
しっかり使える状態に仕上げていきたいと思います。

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ニコンEL2のカメラ修理

今日は「ヘッドフォンの日」らしいですよ。
日付はヘッドホンが左右2チャンネルの出力で
音楽を楽しめることから
「2」が重なる日を記念日としたとそうです。
ヘッドフォン…あまりお高い良いものではないけど
いくつか持ってますねぇ…でも最近出番少なめかも…
移動中とかにスマホで音楽聴くときは
ワイヤレスイヤホンがやはり便利だし
家でレコード聴くときはなるべくスピーカーで聴きたいし
楽器用のモニターヘッドフォンも
演奏中に位置がズレるのがイヤで
最近はモニターイヤホンに変更したのですよね…
でもイヤホンよりはちゃんとしたヘッドフォンで聴いた方が
気持ちよいのはわかっているので手放せないのです…(笑
なかなか自宅で大音量ではレコード屋CDかけられないので
大音量で気持ち良い良いヘッドフォンは以前から欲しいのですが…
ほかにもいろいろあってなかなか優先度が上がりません(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEL2」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のカメラです。
モデル名は「ニコンEL2」ですが
系統的にはニコマートEL系の最終モデルです。
機能的にはニコマートELWをAi化したカメラとなります。
1年後には後継の「FE」が発売されますが
開発は「FE」と「EL2」は並行して行われていたようで
内部の電子制御回路はFEと共通な部分が多く見られます。
外観は初代のニコマートELと変わりませんが
中身的にはかなりFEに近いモデルです。
ニコマートなので少しばかり大きくて重いですが
その分ずっしりがっしりしていて頼りがいもあります。
そしてFEにも引き継がれる二針式の露出計ファインダー表示は
非常に使いやすいものとなっています。

お預かりしている「EL2」は全体的には
非常にキレイな状態の個体です。
ただ巻上部に過去にぶつけたと思われる凹みがあり
その影響でフィルムカウンターが動作不良になっています。
凹みは修復できませんがカウンターは修理を行い
問題なく使用できるようにします。
シャッターはまずまず快調ですが高速域の精度が
いまひとつなのでこちらも改善を行います。
露出計・オート制御は表示も実際の露出も1段オーバーといった感じです。
これも調整で露出計表示、
オート制御ともに精度を出していきます。

まだ取り掛かり始めの段階です。
電子基板もガラエポとかではなく
既にフレキとなっています。
ASA感度の連動や管制部の構造も
やはりほぼFEです。
この種の電子制御機としては整備性は良好です。
随所にこの時代のニコンらしい
後から分解整備する際のやりやすさを考えた部分が見られます。
FEより大柄なボディも整備性の良さに繋がります。
少し余談ですが
ファインダースクリーンは下から外すことができますが
コンデンサレンズも一体で外れる上に
取り付けはあまりやりやすい構造とは言えないので
FEやOM-1のように簡単にできるものとはずいぶん異なります。
ユーザーの方はあまり気軽にトライしない方が無難と思われます。
このあたりは過渡期的な部分かと思います。

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