ペトリ35F2のカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの「白露」ですね。
「大気が冷えてきて露ができ始める頃」ということです。
一時期の異様な暑さに比べれば
夜風が多少心地よくはなってきましたが
まだ空気が「むわん」としていますよね。。。。
早く「ピン」と張り詰めた朝の空気になってほしいものです。

さてさて

本日は「ペトリ35F2」のカメラ修理を行っています。
レンズ固定のレンジファインダー機ですね。
レンズ固定式のレンズシャッター機は
1950年代から60年代にかけて
各メーカー色々なモデルを販売しています。
どのモデルも総金属製で質感が高く
デザインもレトロながら凝ったものが多く
魅力的なカメラがとても多いと思います。
ペトリというメーカーは小西六(後のコニカ)に次いで
古いメーカーです。
当初はスプリングカメラや二眼レフが主流でしたが
ペトリ35シリーズで35mm判のカメラを作り始めました。

今回お預かりしている「ペトリ35F2」は
1957年発売です。
その名のとおり4.5cmF2のオリコールレンズを搭載します。
シャッターユニットはコパルMXVで最高速は1/500です。

高級感もあってカッコ良いカメラですね。
一眼レフに参入してからのペトリは
「安かろう悪かろう」のイメージがついてしまった印象ですが
この頃のペトリは高級感にも溢れています。
この個体はご依頼者様が最近手に入れられたモノとのことですが
状態は比較的良いほうだと思います。
一応、一通りは動作しており、外装もキレイです。
ただし、細かく見ていくとファインダーはかなり曇ってして
二重像も見えにくい状態です。
シャッターは普通に切れているかと思っていたのですが
何度かテストしてみるとやはり羽根に粘りがあるようで
シャッタースピードが安定しません。
絞り羽根には若干の油シミが見られるのですが
絞りリング自体は非常に軽く
「おお、意外とスムーズに作動するなぁ。。。」と思っていたら
たまに羽根が引っかかるような感触があり
そのときに羽根を見ると羽根が引っかかっている様子が確認できました。
あぶない、あぶない、ここで無理に動かそうものなら
羽根がバラバラになってしまうところでした。

やはり全体的に動きは悪く
一通りの整備は必要な状態ということですね。
現状チェックは終わったので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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オリンパスXA1のカメラ修理

今日は「CMソング」の日だそうですよ。
去年もこのネタ書きましたね。。。(笑)
日本で最初のCMソングがラジオでオンエアされた日ですが
そのCMは小西六(後のコニカ)のさくらフィルムのものです。
しかしながらCMソング中には商品名も社名も入っていないのですね。
その記念すべきCMソングは「ボクはアマチュアカメラマン」
時代を感じさせる何とものんびりした歌です(笑)
1年ぶりに脳内で
「あらピンボケだ♪おやピンボケだ♪あぁ、みーん~なピンボケだ♪」、と
現実に起きたら愕然としそうな歌詞がリフレインされています。
youtubeとかで聴けるのでご興味のあるかたはどうぞ~

さてさて

本日は「オリンパスXA1」のカメラ修理を行っています。
このXA1。。。XAシリーズの中ではかなり異端児的なカメラです。
XAといえばタッチセンサーのシャッターボタンで
電子制御式シャッターを搭載した
当時としては近未来的なカプセルカメラですが
「XA1」はシャッターボタンは普通に押し込むタイプで
なんとセレン光電池搭載でシャッターは機械式
オート露出は針挟み込み式。。。と
中身は時代が戻ってしまったかのようなカメラです。
シャッタースピードは2速のみでピントは固定焦点。。。
光量不足の時には赤ベロが出ます。
ここまで書くと中身はペンEE-3をフルサイズ化して
外装をXAにしたものではないかと思ってしまいますが
巻上部等の機械的部分はやはりXAと共通で
フィルム感度切替(100、400の切替のみ)は
電気的な回路切替で行っています。
構造はペンとは全く違う造りです。
なかなか風変わりなカメラだと思います。
しかしながらハーフ判のペンとほぼ変わらない大きさで
プラスチック外装のため重さはペンより軽く
電池要らずで素早く撮影できる。。。という点では
非常に面白いカメラだと思います。

お預かりしているXA1はレンズにかなりカビがあり
絞り羽根に少々粘りも見られます。
レンズは一部レンズユニット内は分解できる構造になっていません。
ちょっと心配しましたが
カビのあった部分は清掃の可能な場所だったので
問題ないレベルに清掃することができました。

他、シャッター羽根・絞り羽根清掃、オート調整
ファインダー清掃。。。等々、各部点検整備一式を行いました。
普段、持ち歩くカメラはこのくらい簡単に使えるカメラがいいですね。

構造的にちょっと変わっているのが
シェルを閉めると露出計への電源供給を止める構造になっています。
電池不要のセレンなのだからオフにしなくてもいいような気が。。。
加えて、マニュアルモードがなく、強制的にシャッターを切る機構もないので
フィルムの装填時に1枚目まで空写しする際には
赤ベロの出ない程度の明るい場所で行う必要があります。
ここは注意しておいたほうが良いかと思います。

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ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は9月6日です。
語呂に関連した記念日が多い日ですね。
「黒の日」、「クロスワードの日」、
「鹿児島黒牛・黒豚の日」、「黒豆の日」
「黒酢の日」、「生クリームの日」、
「クレームの日」(これ嫌だな(苦笑))
黒といえば、フィルムカメラでも
黒ボディとシルバーボディが併売されていたカメラが多いですよね。
一般的には黒ボディのほうが人気が高いようですが
金属製カメラのシルバーボディは
見事な梨地処理がされているものが多く
今では貴重な存在だと思います。
確かに精悍で凝縮感が高い黒ボディも魅力ではありますが。。。

さてさて

本日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
おそらく当ブログで一番登場回数の多いカメラではないでしょうか。。。
大ヒットした上に長く生産され続けたカメラなので
現存台数も多く、家から出てきたカメラがSRTだった。。。ということも
非常に多いのではないかと思います。
ミノルタは比較的早い時期に一眼レフに関しては
電子制御シャッター機に移行してしまったので
機械制御シャッターのミノルタ機の代表的カメラでもあります。

お預かりしているSRT101は
シルバーボディとブラックボディの2台です。
シルバーはご依頼者様のお父さまの形見のカメラとのことです。
おそらくご依頼者様の子供の頃の写真を
たくさん撮影したカメラだと思われます。
今回、しっかり整備を行ってご依頼者様がお使いになるとのことですが
そのお話の際にご依頼者様の奥様も
フィルムカメラを使ってみたいとのことで
改めてもう1台手に入れたのがブラックのSRT101です。
ご夫婦お揃いで色違いのSRT。。。なんてステキなんでしょう!
気持ちよく使っていただけるように
しっかり整備させていただきます。

2台とも長期間使われていない個体であることは明らかで
各部に油切れの兆候が見受けられます。
高速シャッターでかなりの露光ムラがあるようで
幕軸の動作不良のために先幕・後幕のバランスが
大きく崩れています。
シルバーのほうは露出計も全く動かない状況です。
モルトはもちろん全滅でファインダー内には
かなりカビも蔓延っています。

まずはシルバーのほうから分解整備を行います。
電気回路は露出計に関する部分のみですが
この頃のミノルタ機はハンダ劣化による
接触不良が多いのでハンダ部分の点検も重点的に行っていきます。
SRTといえば糸連動が多く
慣れているとはいえ油断のならないカメラです。
慎重に分解を進めていきます。

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ミノルタX-700のカメラ修理

今日は「石炭の日」だそうですよ。
石炭と言えば蒸気機関車を思い出しますよね。
写真や模型では幾度も見ている蒸気機関車ですが
実は私、実際に走っているのを見たことがないのです。。。
広島にいた頃は「SLやまぐち号」、当時はC57だったかな。。。を
見にいこうと思いながらもなかなか機会がなく
首都圏に来てからはそんなことはほとんど思うこともなく。。。(汗)
東京からだと真岡鉄道あたりが比較的近いのかな。。。
うーん、もう少し涼しくなったら行ってみたいですね!

さてさて

本日は「ミノルタX-700」のカメラ修理を行っています。
スペック的には中級機ですが
1981年の発売開始以来、
18年間もミノルタMFカメラの頂点に君臨していたモデルです。
1985年に「α7000」が発売され
いわゆる「アルファショック」といわれるほどの現象になり
世の中が一気にオートフォーカス機にシフトする中
X-700はMFのSRマウントのまま、販売され続けました。
ミノルタMF機の縦走りシャッター機は「XD」を最後に
後継モデルが出現しませんでしたが
その後、発売された「XG-E」以降は横走り布幕シャッターとなります。
「X-7」あたりまではXG系がベースとなったカメラですが
X-700はそれまでのモデルと違い、フレームから完全新設計されました。
ミノルタらしい使い心地の良いカメラで
ロングセラーであり、現在でも人気の高いカメラです。

お預かりしている「X-700」はブラックボディのモデルです。
X-700は最初シルバーボディで販売され
途中からこのブラックボディのみの設定になりました。
その際にAEロックが追加される等、小変更が行われています。
シルバーのX-700は最近あまり見かけなくなりましたね。。。
さて、まずは現状をチェックしていきますが
どうもシャッタースピードが安定しません。
特に高速時にはっきり現れるのですが
1/1000にセットした場合で1/1000で切れることもあれば
1/500程度で切れることもあり
3回に1回くらいは走り終わりは閉じてしまうこともあるようです。
これでは高速シャッターを使っての撮影は不安いっぱいです。
マグネットの吸着不足を疑ったのですが
よくよくシャッター音を聴いていると
キヤノンAシリーズのようなはっきりした感じではないですが
シャッターを切ったときに何度かに1回は「ジャイン」と
ちょっと嫌な音がします。
幕軸かミラー駆動部の油切れが原因のようですね。

他、これはご依頼者様からのご指摘があったのですが
若干、巻上にゴリゴリした感触があります。
これも巻上軸の油切れが原因と思われます。

写真のレンズは当店のテスト用レンズです。
一通り各部点検整備一式を行いました。
まだ少し様子見している状況ですが
シャッタースピードは随分安定してきたようです。
巻上の感触もよくなりました。

余談ですが写真では少々レンズに隠れていますが
向かって右側にある「MPS」のプレートは
「Minolta Program System」の略で
プログラム露出時に高速シャッターを優先して露出する
独自のプログラム露出を意味しているそうです。

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キヤノンA-1のカメラ修理

今日は「ドラえもん」の誕生日だそうです。
2112年9月3日ということでまだ94年後のことなのですね!
この誕生日、末尾が「1293」ですが
この1293という数字、ドラえもんに関わる数字にやたら登場します。
身長129.3cm、体重129.3kg、スリーサイズは全て129.3cm
ジャンプ力129.3cm、ネズミから逃げるときの速さは
時速123.9km。。。といった具合です。
この129.3という数字、当時の小学4年生の平均身長129.3cmが
由来となっているそうです。連載当初は1969年ですね。
(正確には1968年の9歳女子の平均身長)
ちなみに現在(2015年)の同じく9歳女子の平均身長は
133.4cmだそうです。意外とそんなに変わらないかな。。。

さてさて

本日は「キヤノンA-1」のカメラ修理を行っています。
気がつけばキャノン機が続いていますね。
1978年にデビューした通称「カメラロボット」です。
AE-1で確立した電子技術をさらに進化させ
「5モードAE」を始めとする様々な新機能を搭載したカメラです。
(当時のキャノンの発表によると
「AE-1に比べて約3倍の電子化が進められた」とのことです)

ファインダー内のLEDによるデジタル表示も
当時としては非常に斬新なものでした。
外観もキヤノンらしくスタイリッシュですよね。
子供の頃、カッコ良いカメラだなぁ。。。と思っていたことが
鮮明に思い出せます。

正直な話をすると、さすがにこれだけ電子化が進んでいると
場合によっては当店では修理不能と判断させていただくことも多々あります。
LED表示関連のトラブルや
電子部品関連のトラブルであればちょっとお手上げです。

今回、お預かりしているA-1は幸いなことに
電子部品関連の致命的トラブルはないようです。
しかしながらAシリーズ定番のシャッター鳴きが発生しており
オート露出はかなり不安定な上に
メーター、オートともに2段以上オーバーになっている状況です。
抵抗の清掃や調整で何とかなる場合が多いのですが
A-1は2段から酷いときには4段以上オーバーになっている
個体が多いような気がします。
今、手元にA-1をお持ちの方はチェックしてみたほうが良いと思います。

ちょっと余談ですが
「Aシリーズ」のシャッター鳴きは
「マウントのネジを1本外してそこから注油すればOK」と言われていますが
近くには電気接点があり注油の量や入れ具合を間違えると
最悪、全く動かなくなる可能性もございます。
もちろん、今回は各部点検整備一式なのでミラーボックスを外して
シャッター鳴きのギアにピンポイントで清掃・注油を行います。

写真は一通り整備が完了した後のものです。
付属するNewFD50mmF1.4もカビがありましたので
清掃を行いました。
それにしても。。。やはり今改めて見てもカッコ良いカメラですよね。

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キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「9/2」ということで
「宝くじの日」、「くつの日」ということですよ。
どちらも語呂合わせですね。
宝くじ。。。高額当選すると人生変わるかもしれませんね。。。
でも、実は私、買ったことないのです。
あの当選確率を考えるととても手を出す気になれません。
でも買わなきゃ絶対に当たらないですからねぇ。。。
宝くじはともかく、靴は大事ですね。
一昨年新調した登山靴の活躍の場が最近ないですが
合ってない靴で登山に出かけると
大げさでなく命に関わります。
登山靴でなくても普段履く靴もしっかりサイズの合ったものでないと
知らないうちに身体にストレスがかかってしまいますものね。
サラリーマン時代には靴にかなり拘った時期もあるのですが。。。
街歩き用のちゃんとした靴、手に入れなくちゃ。。。

さてさて

本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
現在ではキヤノンといえばデジカメでももちろん
トップクラスのメーカーですが
プリンタやコピー機、電卓、業務用ディスプレイ等々
総合情報機器メーカーとしての印象を強く持っている方も
多いのではないかと思います。
実際、カメラの売上げはキヤノン全体の1割程度しかないという
話も聞いたことがありますが
元々、キヤノンは熱狂的なカメラ好きが作った
「精機光学研究所」が母体となっています。
その後、社名も「キヤノンカメラ株式会社」となり
1969年には現在の社名でもある「キヤノン株式会社」となります。
そんな生粋の光学機器メーカーであるキヤノンでしたが
1940年代から1950年代にかけて
レンズシャッター機やレンジファインダー機では
トップクラスのメーカーだったものの
一眼レフの分野ではかなり遅れている状況でした。
そんな中、最初のフラッグシップ一眼レフとして
満を持して登場したのが「キヤノンF-1」です。
キヤノン初のプロフェッショナル向け一眼レフでもあります。
発売当時のキャッチコピーに
「向こう10年間は不変」という名言が付いていましたが
それほど、「もう改良の余地はない」という自信の表れだったと思います。
実際に小さなマイナーチェンジはありましたが
「ニューF-1」が発売される81年まで
10年間、基本的な部分は変化なく生産され続けました。

前置きが随分長くなってしまいました。。。(汗)
お預かりしているF-1は
まずプリズム腐食が発生しています。
縦方向に滲み出てくるような腐食です。
F-1もプリズムの腐食がある個体が多くなってきたような気がします。
今回は中古良品と交換で対応いたしますが
既に部品取りとしてはキレイなプリズムは確保の難しい状況です。
他は一通りは動作している状況だったのですが
スローシャッター時にシャッターが切れた後も
「ジー」という作動音が残ってしまう状況です。
スローガバナの油切れも原因のひとつでしたが
幕ブレーキの状態がかなり酷く
これも原因のひとつではないかと思われます。
F-1はこの幕ブレーキが素材的にあまり丈夫ではなく
劣化が酷くなると各シャッタースピードが大きく狂ったり
1/60秒前後のシャッタースピードでバウンドが起きたりします。
今回は幕ブレーキを交換することで対処しています。
他、露出計が不安定なことや、高速シャッターでの露光ムラ等々
細かく見ていくといろいろトラブルは抱えている現状で
一通りの各部点検整備一式で対応していきます。

レンズは当店のテスト用レンズです。
いつ見てもF-1はカッコ良いですよね。。。
写真ではわかりにくいですが
「Canon」のロゴの下のほうに
「U.S Navy」の刻印が入っています。
F-1だけではないのですが(AE-1等もあるらしい)
米海軍で採用されたモデルの証です。
いったいどんな写真を写してきたのでしょうね。
そう考えながら眺めているだけでも
ちょっとわくわくしてきますね。

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キヤノンダイヤル35のカメラ修理

今日は9月1日ということで
「防災の日」」ですね。
1923年9月1日に発生した「関東大震災」にちなんで
設定された日です。
天災もそうですが、事故や怪我、
あるいは仕事や人間関係でも
嫌なことや困ったことは忘れかけた頃来るのですねぇ。。。
だから私は物心ついたころから
「今起きるかもしれない最悪のこと」をよく想像していました(汗)
そうやって考えているときは
意外とそういうことは起きないって考えがあったのですね。
ある意味、超ネガティブシンキングです(笑)

さてさて

本日は「キヤノンダイヤル35」のカメラ修理を行っています。
モデル名に「35」とつきますがハーフ判カメラです。
特徴はモデル名からわかるように
なんと言ってもそのデザインです。

電話機のダイヤルをイメージしたかのような
レンズ周りの感度設定リングは今見ても面白いデザインです。
さらにゼンマイ仕掛けによる自動巻上で
ボディ下部に付いているグリップは
ゼンマイを巻くためのグリップでもあります。
縦位置で構える作りになっていますが
ハーフ判なのでそれで通常の横位置になります。

話がそれますが「ダイヤル」と聞いて
電話のダイヤルを思い浮かべることのできる方は
私も含めてもう結構な年齢の方でしょうねぇ。。。
歌の歌詞にだって「かけなれたダイヤル~まわしかけ~て~♪」なんて
そんなに昔のことではないような気がするのですが
現在では既にありえない話ですよね。。。
「チャンネルを回す」ことと同じようなものか。。。(苦笑)
電話の音が「リンリン」ていうのも
もはや過去の話ですねぇ。。。
あ、「恋のダイヤル6700」が頭から離れなくなってきました(笑)

本題に戻りますが
ダイヤル35、なかなか普通に動作しているものは
少ないのではないかと思われます。
今回、お預かりのダイヤル35も露出計が不動です。
基本的にはシャッタースピード優先AEで使うカメラなので
露出計が動かないと致命的です。
他、レンズ、ファインダーも汚れがかなり目立ち
ASA感度ダイヤルも固着気味で回りません。

巻上部以外の構造はデミEEあたりに近い
シンプルなものなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ニコンFEのカメラ修理

あっという間に8月も終わりですね。
そんな8月31日は「野菜の日」だそうです。
野菜。。。うーん、食べなくちゃいけないのは
わかっているのですが。。。食べてないですねぇ。。。(汗)
生野菜も火の通った野菜もどちらも重要だと思うのですが。。。
いえ、キライなわけじゃないのですよ。
ただ、コンビニやお弁当屋さんばかり使っていると
なかなか口に入らないのが現状です。
今日の記念日のおかげで気づかせていただいたので
早速、今夜から少しでも野菜食べます(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
FEはこのブログで非常に登場回数の多いカメラです。
新品販売時にそれだけ売れていて今で入手しやすく
それ以上に適度なサイズで使いやすいということだと思います。
しかしながら当店でFEが多いのは
電子制御シャッター機で
メンテナンスを行っているところが少ない。。。ということもあると思います。
確かに電子基板の異常で修理不可能な個体は存在しますが
FEの場合、他機種に比べると電子基板関連のトラブルは
かなり少ないと思います。
さすがにデビューから40年経過するカメラなので
抵抗値の変化等による露出計、オート露出、シャッタースピードのズレ等は
未整備であればほぼ間違いなくあると思います。
それよりにしても機械的なトラブルのほうが圧倒的に多いと思います。
(油脂類の経年劣化で動きが悪いものがほとんどです)

今回は同じご依頼者の方から
シルバー、ブラック、2台のFEをお預かりしています。
どちらも普通に動作はしているのですが
細かく見ていくと先述した、各動作のズレや狂いが見られます。
加えてシャッターはどちらも少し前後のバランスが狂っています。
これは電子制御が問題ではなく
シャッター羽根の根元等に汚れがあるためだと思われます。
シルバーのほうは特にズレが大きく
高速シャッター時には明らかに露光ムラになると思われます。

毎回同じようなことを書きますが
いつファインダーを覗いてもFEの露出計は非常に
わかりやすくて良いですねぇ。。。
絞り値はレンズ上の絞り値を直読し
(Aiレンズ使用時のみ)
露出計の値は黒い指針で示され
現在のシャッター速度の設定は緑色の指針で示されます。
現在のSS値が露出計の値とどのくらいズレているか
一目でわかる仕様です。
これ実際に撮影で使っていると
「どのくらいズレているかが一目でわかる」というのは結構重要です。
普段、私が個人的に使っているF3なんかだと
ファインダー見ながら絞りリングあるいはSSダイヤルを回して
「え?まだアンダー?これでもアンダー?」なんてやっていることがありますが
FEの露出計だと一目でわかってしまうのですよねぇ
個人的な好みももちろんあるとは思いますが
FMやF3もこのタイプの露出計を載せてほしかったなぁ。。。と思います。
当時は「指針式の露出計は衝撃に弱い」なんて言われ
LED式が重宝されていたこともあったのですが
LEDそのものは指針より丈夫でも
LEDの制御回路は衝撃に強いとは思えないので
耐久性に関しては変わらないと思います。
今となってはLED式の露出計は壊れると
修理不能な場合がほとんどですし。。。。

ところで、さらに余談は続きますが
FEでオート露出を使うときの注意点です。
生産時期にもよるのですが
FEの前期モデルはオート露出時に
露出計指示が1/1000以上に振り切っているときに
(その絞りではオーバーになる)
そのままシャッターを切ると
シャッターは切れますが開きません。
つまり未露光になってしまうのです。
ミノルタXEあたりも同じような仕様ですね。
FEの場合、後期モデルの一部は
同様の場合で1/1000で切れるものもあるのですが
開かない仕様の個体の多いと思われますので
FEで絞り優先オート使用の際はご注意ください。

FEに関する余談ばかりになってしまいました。
これから本格的に2台一気に
各部点検整備一式に取り掛かります。

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キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は「ハッピーサンシャインデー」だそうですよ。
うーん、何だかよくわからないけど
8月末だというのにサンシャインが強烈すぎて
あんまりハッピーじゃないような気が。。。(笑)
全く関係ないのですが
山梨県内の幹線道路沿いでよく見かける
「ハッピードリンクショップ」
(駐車場付きの自動販売機コーナー)を
思い出してしまいました(苦笑)

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム」の
カメラ修理を行っています。
電子制御カメラのパイオニアであり
大ヒット作である「AE-1」の後継モデルです。
機能的にはAE-1にプログラム露出が追加されたモデルと
いうところですが、それ以上に中身の電子化が
AE-1と比べる急激に進化したカメラです。
機械部分はキヤノンAシリーズは全機種
基本的にAE-1がベースとなっているのですが
制御部に関しては全く別物になっています。
リード線で接続される箇所も激減していますし
ついに糸連動部がなくなりました。
ファインダー情報もLED表示になりました。
電子部分ばかりでなくファインダー部も
ついにコンデンサレンズがなくなり
ファインダースクリーン単体で
十分明るい視野を確保できるようになりました。

お預かりしているAE-1Pは
ご依頼者様のお父さまのカメラだそうです。
随分、長い間、動かしていなかったらしく
まず電源が全く入りません。
当然シャッターも切れません。
電池室周りの腐食や汚れが原因のようです。
まずは電源がとりあえず入るように
応急処置をしてから動作確認してみると
かなり激しくシャッター鳴きが起こっている状態です。
単にシャッター鳴きだけではなく
(シャッター鳴きといいますが
原因はミラー駆動部ギアの潤滑不足)
ミラーが非常にゆっくりとしか動きません。
加えて露出計が明るさ・シャッタースピードに関係なく
常にF1.4~F2あたりを表示したままです。
もちろんオート(SS優先、PG)も大幅にオーバーです。
もうひとつ、何回かシャッターを切っていると
たまに絞込みレバーが動かないことがあるようで
レンズが開放のまま、シャッターが切れてしまうことがあるようです。

とりあえず上カバーを開けただけの状態ですが
電子部品がギッシリ詰まっています。
さすが80年代のカメラですね。
各動作の不調は電子部品のトラブルではなく
接点や機械部分の動作不良が原因と思われます。
これから分解を進めて各接点の清掃や
機械部分の清掃・注油を行っていきます。
それであらかたの不調は直るのではないかと予想しています。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は8/29ということで
「焼肉の日」ということですよ。
焼肉。。。なんて魅惑的な響きなんでしょう(笑)
毎日、焼肉とビールだったら
どれほど幸せなことか。。。と思うくらいは好きですねぇ~
ロース、ハラミ、ホルモン、ミノ。。。
好きな部位をあげればキリがないですが
さすがに年齢のせいもあってか
最近はカルビは敬遠気味かな。。。
それでもそれ以上に脂のかたまりでもある
ホルモンは大好きなので単に脂っこいのがダメなわけではなさそうです。
でも最近は肉の味を濃厚に感じるロースが一番好きかなぁ。。。
たまにはお腹一杯焼肉食べに行かなくては。。。(笑)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
それまでの一眼レフの欠点であった
「大きい」、「重い」、「うるさい」を徹底的に排除したモデルです。
この時代としては驚異的に軽量コンパクトな一眼レフです。
そのため現在でも非常に人気が高く
ここ1、2年で中古価格も一段と上昇したように思います。
個人的には軽量コンパクトなのはもちろんですが
シャリっとした独特の巻上感と
上品なシャッター音が非常に魅力的なカメラだと思います。

しかしながら元々1972年発売のカメラです。
既に40年以上が経過しており
保存状態によって状態は千差万別です。
加えて軽量コンパクトを実現するために
多少、繊細な部分もございます。
これから手に入れる、あるいは長年保管しておいたものを
これから使う。。。という場合には
基本的にメンテナンスを前提とするカメラだと思います。

お預かりしているOM-1は
とりあえずシャッターは作動しており
トラブルの多い露出計も動作してはいるのですが。。。
まずは露出計。。。値が6段もオーバーです。
6段もズレていてはさすがに使い物になりません。
次にシャッターですが
1/1000はほぼ開きません。
1/500で何とか開きますが走り始めはほぼ1/500なものの
走り終わりには1/2000になってしまっています。
これでは写真の右側が暗くなってしまうと思います。
加えてスローシャッターは固着気味で
SS1秒に設定すると10秒くらい開いてしまいます。
スローガバナの固着ですね。
全体的に動きが悪い箇所が多く
動作部分にはくまなく清掃・調整が必要な状況です。

高速シャッターやスローガバナは対処方法がわかっているので
なんてことはないのですが、問題は露出計です。
6段もオーバーということは電池室~SW部までに
電圧が下がってしまっているのではないかと思ったのですが
今回は電池室~SW部には問題ないようです。
となると基板上でのハンダ不良か
あるいはCDSが劣化していると考えられます。
CDSの交換となると実はOM-1はなかなか大変です。

これからトラブルの原因を探りつつ
各部点検整備一式を行います。

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