リコーXR500のカメラ修理

今日は「ヨーグルトの日」だそうですよ。
ヨーグルトはとっても身体に良い食物ですよね。
一時期、毎日食べていた時期もあるのですが
いつの間にかまた食べなくなってしまっています。
この機会にもう一度、
毎日ヨーグルトを食べる習慣をつけなくては。。。
プレーンヨーグルトにハチミツをたっぷりかけて食べると
これがまた美味しいのですよねぇ。。。
ハチミツかけ過ぎはちょっと身体に悪いとは思うのですが。。。(苦笑)
とりあえず今日は帰りにスーパーに寄って
ヨーグルト買って帰ります!

さてさて

本日は「リコーXR500」のカメラ修理を行っています。
1978年に発売された機械制御縦走りシャッターの
マニュアル露出のみのシンプルなカメラです。
その前年に登場したXR-1とは兄弟機で
基本的な構造は同一です。
当時のカメラ業界を揺るがすほどの革命的価格で発売となり
それ以降のカメラにかなり影響を与えたと思われます。
この時代のカメラで戦略的な価格が売りのカメラなので
やはりプラスチック部品が多いのですが
ダイキャストやマウント部はしっかり作ってあり
「これで十分」と思わせる部分の多いカメラです。

お預かりしているXR500はまずシャッターを切ると
かなりの確率でミラーが上がりかけの位置で止まってしまい
シャッターが切れない状態になってしまいます。
指で軽くミラーを押し上げてやればシャッターも普通に切れます。
XR500はミラー駆動部のトラブルが比較的多く
シャッターが普通に切れているようでも
ミラーを途中で軽く指で止めてやると
そこで固着してしまう状態のものも良く見かけます
(本来は途中で止めても離せば普通にミラーアップできます)
加えてシャッター羽根にゴム系のブッシュか何かが
溶解したような汚れがありシャッタースピードの精度を狂わせているようです。
さらに露出計は全く動きません。

まだ動きを確認しながら上カバーを外しただけの状態です。
ミラーは駆動部を清掃注油すれば直ると思われますし
シャッター羽根も清掃すれば問題なさそうですが。。。
ちょっと問題がありそうなのが露出計
不動の原因はSW部の接触不良でとりあえず動くようにはなったのですが
妙にオーバーな値を示し、それが調整用抵抗を動かしても
全く変わりません。光の変化にも反応の変化が鈍いようです。
基板内抵抗及び受光部に問題がありそうです。
これがちょっと時間のかかりすな予感がします。
まずは分解を進めてミラー駆動部や
シャッターユニットの整備から行います。
ちなみに機械制御シャッターでマニュアル露出のみ
さらに露出計は指針式。。。と分解整備しやすいカメラに思われそうですが
露出計の連動等、分解・組み立てには
意外と手間が掛かる部分の意外と多いカメラです。

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キヤノンFTのカメラ修理

今日は「カクテルの日」だそうですよ。
カクテル。。。うーん、二十代半ばくらいの頃は
ちょっとオシャレなショットバーだとか
夜景の見えるホテルのラウンジバーだとか
そういうところでカクテルはかなり飲んだし
当時はそれなりに詳しかったのですが。。。
(思い出すと生意気なガキだったな。。。と(汗))
今となっては。。。
夜景と酒が欲しければ
山にでも撮影機材担いで登って
熱燗をちびちびやりながら。。。って感じですねぇ
(なかなかそれをする時間と余裕がないのですが。。。(苦笑))

さてさて

本日は「キヤノンFT」のカメラ修理を行っています。
ここのところ、「FT」の修理、結構多いですねぇ。。。
その代わりというのもおかしいですが
それまでちょくちょくあった「FTb」の依頼が全くございませんが。。。
「FT」は「キヤノンFシリーズ」中期あたりを代表するカメラです。
この後に出る「FTb」となると開放測光になり
レンズマウントも開放測光に対応したFDマウントにマイナーチェンジされます。
「FT」は絞込み測光機で
当時対応していたレンズは「FLマウント」です。
(FDマウントレンズをFT以前のFLマウント機に使うことは問題ナシ)
FTの露出計測光は中央部分測光です。
ファインダーコンデンサレンズ内にハーフミラーを組み込み
中央部の光のみをコンデンサレンズ後ろ側に配置した
CdSで測光します。なかなか凝った造りです。
この測光方法はこれまでの実績やユーザーの声を反映させたものだそうで
この後に登場するF-1にも採用されています。
個人的にもこの時代によくある「中央部重点測光」よりは
「中央部分測光」のほうが実際は使いやすいと思います。

お預かりしている「FT」は
ご依頼者様のおじいさまが使っていたものだそうです。
かなり長い間使われずにしまい込まれていたようです。
シャッター駆動部には油切れの兆候がかなり出ていて
まずシャッター音が「ギャン」といった感じで明らかに耳障りです。
実際のシャッタースピードも精度は全く出ていなくて
先幕、後幕ともに幕速がかなり遅い状況です。
スローガバナーは1/8くらいまでは何とか作動するものの
1/2や1秒になると固着してしまいシャッターが開きっぱなしになってしまいます。
露出計はバッテリーチェックも含め全く動きません。
全体的に油切れによる動作不良と
汚れによる接触不良という感じです。
ただ、幸いなのはこのカメラによくある
プリズム腐食がないことです。
FTの腐食のないプリズムはなかなか見つけづらい状況なのです。

写真は一通り整備が終わって組み上げた状態です。
しばらく注油が馴染むまで様子を見た後で微調整を行います。
シャッター音が明らかに整備前と異なり
キヤノンFシリーズらしい歯切れの良い気持ちよい音になりました。
露出計ももちろん復活しています。
付属しているのは大口径のFL55mmF1.2です。
こちらもカビ取り清掃等、一通りの整備を行いました。
こうしてみるとかなり迫力のある組み合わせですね。
文句なしにカッコ良いです。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日は「ご当地キャラの日」だそうですよ。
一昔前まではこんなに全国各地で
「ご当地キャラ」や「ゆるキャラ」が
盛り上がるとはとても想像できなかったですね。
。。。とかいう私も
普段持ち歩くバッグには
私の生まれ育った街。呉市のキャラクター
「呉氏」のマスコットとバッジが付けてあります(笑)
2017年にTRFの「CRAZY GONNA CRAZY」の
替え歌「呉-市-GONNA呉-市-」で
呉氏の存在を知ったときには
「私の地元でこんな面白そうなことやってる!!!」と
驚いたものです。
そういえば今日と明日は
呉市の大和ミュージアムとなりの大和波止場で
「復興応援呉ご当地キャラ祭」が行われます。
全国の色々ご当地キャラが集まるそうです。
(今日11日はフナッシーやくまもんも来るらしい。。。)
あぁ。。行ってみたかったなぁ。。。

さてさて

本日は「ミノルタXE」のカメラ修理を行っています。
XE。。。久しぶりですね。
1974年発売で前年に発売された
「X-1」に続く「Xシリーズ第二弾」のカメラです。
ポジション的には中級機ですが
ライツ社、コパル社と共同開発した
コパルライツシャッターを搭載し
中級機としてはミノルタ初のAE搭載機でもあります。
しかしながら何と言ってもその魅力は
抜群の使い心地
その中でも一番の魅力はその滑らかな巻上感触だと思います。
ただ、状態の良いXEに出会うことは年々難しくなってきていると思います。
その最大の美点でもある巻上感触も
巻上部の油切れ等によりあまりよろしくないものが多いです。
(それでも並みのカメラより滑らかだったりしますが)

お預かりしているXEも
自慢の巻上は少々ゴロゴロ感が出ていて
要メンテナンスという状態です。
で、世の中に存在する8割以上の
XEに発生しているのではないかと思われるプリズム腐食が
この個体にも起こっています。
プリズム前面に貼ったモルトが原因で起こるのですが
ファインダー視野下部、全体の半分近くが真っ黒です。
これではさすがに撮影には使えません。
交換で対処するしかないのですが
当店でも中古良品のプリズムを探すことが非常に難しくなってきました。
今回はまだ何とかストックがあるのでそれで対処いたします。
加えてこれも定番ですが
露出計の指針が振り切った状態で明るさで全く変化しません。
これは巻戻しクランク下にある摺動抵抗の汚れ・劣化が原因です。
清掃や軽い磨きで直ることもありますが
これも中古良品との交換が無難です。

まだ現状チェックを行っただけで
これから本格的な分解整備に取り掛かります。

XEは他にも接点の接触不良等で
シャッターが開きっぱなしになったりとか
ミラーアップしたままになったりとか
シャッターは切れるけどシャッターが開いていないとか
色々な症状の出ることのあるカメラです。
正直言ってトラブルは少々多めのカメラですが
それでも魅力的な1台であることに変わりないと思います。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「ファイトの日」だそうです。
制定したのは「ファイト一発!リポビタンD!」でお馴染みの
大正製薬さんだそうです。
リポDはともかく何事も気合入れて取り掛かると
やはり違いますものね。
さぁ今日も「ファイト一発!」でがんばりますか!
。。。この気合と集中力が
一瞬だけで年々長続きしなくなってきているような気が。。。(苦笑)

さてさて

今日は「オリンパスOM-1のカメラ修理」です。
先月はやたらとOM-1の修理がたくさんありましたが
今月も何台か入っているみたいです。
まずは「令和初」のOM-1修理です。

お預かりしているOM-1はMD対応前の
前期の個体です。
ご依頼者様が生まれる前になくなった
おじいさまが使われていたものだそうです。

話が少し逸れますが。。。
最近、「おじいさんの形見なんです。。。」とお店に
持ち込まれるカメラがオートフォーカス一眼レフだったりするのですね。。。
「おじいさんのカメラ」と聞くと
どうしても自分の世代にあてはめてしまうせいか
1950~60年代のカメラを想像してしまいがちです。
これも時代の流れですね。。。歳取るわけだ。。。(苦笑)

話を戻します。。。
おそらく相当長い間使われていなかったと予想するのですが
状態はその割には悪くありません。
手荒く扱われたOMにありがちな
巻上のゴロゴロ感もなく気持ちよいシャリシャリ感です。
配線は一部張り替えたほうが無難でしょうが
露出計も生きています。
しかしながら経年劣化はどうしても避けられず
プリズムは定番の腐食です。
加えてシャッターも1/1000は開きません。
1/500でも半分くらいしか開きません。
先幕の動きが悪くシャッター走行中に
後幕が追いついてしまうのですね。
動きの悪いところはさすがに何箇所もあると思われますが
それでもきっちり整備をすれば
かなり気持ちよく使える状態になりそうです。

まだ現状チェックを行っただけの状態ですが
外装の状態も良いですね。
付属するF.Zuiko50mmF1.8レンズも
表面に多少の汚れとカビがある程度です。
ご依頼者様はフィルムカメラを全く使ったことがないとのことなので
絶好調になった整備後のOM-1を納品時に
一通り使い方の説明もさせていただく予定です。

これからプリズム交換を含む
各部点検整備一式に取り掛かります。

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キヤノンPのカメラ修理

今日は「アイスクリームの日」だそうですよ。
1年中美味しくいただいていますが
これからは正にアイスの季節ですね。
そういえばツイッターではつぶやきましたが
先日、呉に墓参りに行ったときに
呉名物、巴屋の「アイスモナカ」を堪能していきました。
注文を受けてからその場でモナカにアイスを入れてくれるので
モナカはサクサクのままで美味しいのですよ!
昔からのデフォルトはラクトアイスで
爽やかでシャリシャリですごく美味しいのですが
今回は濃厚なプレミアムバニラ+餡子トッピングと
いうのも試しました。
甘さがガツン!ときます(笑)
濃厚なモノが欲しいときには最高の一品です。
機会があれば是非試してみてください。

さてさて

本日は「キヤノンP」のカメラ修理を行っています。
キヤノンは数々の高級レンジファインダー機を
1930年代から60年代まで製造していますが
その中でも「P」は10万台以上生産され
かなりヒットしたカメラだと思います。
比較的普及型とされお得意の変倍ファインダーではなく
35/50/100mmフレームを常に映し出す
等倍ファインダーを採用し
部品点数を減らして比較的お求め易い価格で販売したカメラです。
。。。とはいえ、カメラ自体が高級品だった時代ですので
まだまだお高かったようです。
もちろんこの時代のカメラですから
多少コストダウンを考えたといっても
安っぽさは微塵もありません。
ちなみに「P」はフランス語で「人気がある」という意味の
「Populaire」から命名されたようです。

お預かりしている非常に大切に使われていたカメラのようで
近年は使われていなかったようですが
外観に多少汚れはあるとはいえとてもキレイな状態です。
一通り動作もするのですが
さすがにシャッターの動きは悪く
シャッタースピードの精度は全く出ていません。
後幕の動きが特に悪く
高速シャッターの際にはシャッターが走行している間に
後幕が遅れてスリットがどんどん広くなっていく状況です。
1/1000で測定してみると
走り始めは約1/500(この時点で広がり気味)
視野中心付近で1/200程度
走り終わり付近では1/90程度までスリットが拡がってしまいます。
この状態で1/1000だと思って撮影すると
全体的にもオーバーな上に写真右側は白っぽくなってしまうと思われます。

モナカ状にカバーが外れていく構造は
バルナックタイプの時代から変わりません。
これから本格的に整備を行っていきますが
とにかく動くところはひたすら清掃し
注油の必要なところには新たに注油しなおします。
おそらくこれだけでもシャッタースピードはかなり改善すると思われます。
最終的には幕速を調整して精度を出していきます。

露出計もなくシンプルな「P」は
現在使うレンジファインダー機としてはかなり魅力的なカメラです。
この「P」はご依頼者様の親御様の形見だと聞いていますが
是非思う存分使っていただければと思います。
付属しているレンズも清掃整備いたしますが
これがトプコールS 5cmF2 というこれも写りの評価が高いレンズです。
うーん、なかなか羨ましい組み合わせです。

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リコーハイカラー35のカメラ修理

今日は「紙飛行機の日」だそうです。
子供の頃はチラシを折ってよく作ったなぁ。。。
これが結構気持ちよく飛ぶのですよ。風に乗れば尚更。。。
裏山に行って高いところから下の住宅地に向かって
飛ばしたりもしました。結構遠くまで飛ぶのですよ。
(今考えれば近所迷惑な話ですが。。。)
そういえばGW中に親友と話題に上がったのですが
紙飛行機ではないのですが
主翼に鳥の羽根みたいな翼が付いていて
ゴムを巻くと「パタパタパタ」と鳥のような羽音をたてて
飛ぶおもちゃの飛行機があったのですが
あれの羽音をもう一度聴きたいなぁ。。。(笑)
思った程、遠くまで飛ばないのですけどね
どこかでまだ売ってないのかな。。。

さてさて

今日は「リコーハイカラー35」のカメラ修理を行っています。
オートハーフのフルサイズ版といった感じのカメラですが
露出はオートハーフのようにプログラオートではなく
シャッタースピード優先オートです。
ピントも固定焦点ではなく目測合わせです。
露出計は連動しませんがマニュアル露出も可能なので
撮影の幅はオートハーフより数段広いと思います。
ただし、オートハーフにように何も考えずに
シャッターを切ればよい。。。というわけにはいかず
少し撮影の知識がないといけないカメラですね。
特に最近だとISO400のフィルムを使うことが多いので
シャッタースピードが1/300までしかなく
光量不足の警告はあっても光量過多の警告がないカメラなので
うっかりすると露出オーバーの写真を量産してしまう可能性もあります。
とはいえ、普通にマニュアル露出のカメラが使える方なら
何の問題もないとは思いますが。。。
巻上はオートハーフでお馴染みの
ゼンマイ仕掛けの自動巻上です。
ただ、これもおそらくオートハーフと同じ仕様のゼンマイだと思われますが
一度目一杯ゼンマイを巻いておくと
オートハーフだと20枚以上は楽々巻上できるのが正常な姿ですが
ハイカラーの場合だとゼンマイは絶好調でも
10枚少々しか巻上ができません。

お預かりしているハイカラー35は
レンズのクモリがかなり酷いことと電池室に腐食があり
露出計が動きません。
少し前にも露出計本体がNGなハイカラーを修理しましたが
今回は露出計本体は大丈夫でした。
露出計は電池室の修復を行って良好な状態になりましたが
レンズ前玉のクモリのほうはどう清掃しても
普通に使用できる状態にはならなさそうです。
今回は部品取用の個体からレンズを移植することで対応いたしました。

元々、外装のコンディションは良かったので
かなりキレイなハイカラー35に仕上がりました。
オート露出もバッチリですし、レンズもクリアです。
構造的にもオートハーフとかなり近いのですが
大きさに少し余裕があるため
整備性はこちらのほうが数段上だと思います。
あ、書き忘れていましたが
レンズは35mmF2.8、気軽に撮り歩くにも
じっくり風景撮るにも丁度良いレンズですね。

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ペンタックスMXのカメラ修理

今日は5月7日で「コ(5)・ナ(7)」で
「コナモンの日」だそうです。
お好み焼き、うどん、たこ焼き。。。などなどですね。
この連休中は広島・呉に墓参りに行っていたので
ヒサビサに「お好み焼き」と「細うどん」を満喫してきました!
お好み焼きは東京でも食べようと思えば
食べられますが
「呉の細うどん」はこちらではなかなか食べられないので
滞在中は毎日食べていました。
地元のスーパーで売っている「うどんパック」を大量に
買って帰ろうかとも考えたのですが
日持ちがしないのであきらめました。残念!
もう墓参りはついでで「細うどん」のために
また近いうちに呉に行かなくては!

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトな一眼レフで
「ペンタックスMシリーズ」の中で唯一の機械制御シャッター機で
非常に人気のあるカメラです。
発売開始は1976年です。
その4年前に発売され「軽量コンパクトな一眼レフ」の代名詞となっていた
「オリンパスOM-1」を強烈に意識して開発されたようで
同じようにシャッターリボンを紐状にする等々の工夫を重ね
OM-1よりも縦・横・厚み、それぞれ0.5mm小さく作られています。
露出計はLED式でここは発売された時代が反映されていますね。

お預かりしている「MX」は
高速側シャッター(1/1000~1/125)が全て
ほぼ同じスピード(露光量、1/100程度」で変わりません。
加えてたまにミラーアップしたまま固着してしまいます。
メーターも少しオーバー気味です。
MXはシャッター走行やミラー周りにトラブルの多いカメラです。
一見、まともにシャッターが切れているように見えても
測定してみるとまったく精度が出ていなかったり
先幕・後幕のバランスが大きく崩れていることの多いカメラです。
いえ、横走りシャッター機で長期間放置されていたものなら
よくある話なのですが
「MX」は何故かその度合いが酷いものが多く
精度が出ているものに滅多に巡り会わないような気がします。
もちろん、しっかり清掃整備注油した上で
調整を行えば無事に直るものがほとんどなのですが。。。

(装着されているレンズは当店のテストレンズです)

幕軸、ミラー駆動部の清掃注油、
他各稼動部の清掃整備を行った上の
調整で問題ない状態に仕上がりました。
この時期のペンタックス機、特にMXは内部モルトも
非常に多いのでそれももちろん交換しています。
内部モルトが多いのでモルト屑が内部に入り込みやすいのも
細かいトラブルが多い原因かもしれません。
少し時間を置いて様子見した上で
最終的にチェック及び微調整を行って完成となります。

「Mシリーズ」以降のペンタックス機らしい
スマートな佇まいが良いですね。
黒だと尚更締まって見えてそれが強調されるような気がします。

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オリンパスXA4のカメラ修理

今日は「立夏」でもありますが
「コロッケの日」らしいですよ。
揚げたて熱々のコロッケは香ばしくて美味しいですよねぇ~
ちなみにコロッケはまだ平気ですが
ここ数年で「メンチカツ」は食べられなくなってしまいました。
食べている最中は美味しいのですが
食べた後にどうにも胃がもたれてツラいのです。
あぁ。。。やっぱち色んなところが
歳相応に傷んで来ているのでしょうね。。。(涙)
この間、広島で出会って40年超えの親友と
焼肉行きましたがカルビはあまり美味しく感じないし(苦笑)
ロースやヒレが最高に美味しかったです!
脂の多いもの全てがダメなわけではなくて
ホルモンはガンガン食べられるのですよねぇ。。。不思議だ(笑)

さてさて

本日は「オリンパスXA4」のカメラ修理を行っています。
XAシリーズは「XA、XA1、XA2,XA3、XA4」と
ラインナップされていましたが
XA4は28mmF3.5のレンズが装着され
接写(マクロ撮影)が可能というのがポイントでした。
最短撮影距離は0.3m
一眼レフで28mmレンズであれば
このくらいは寄れるのが普通だし
最大撮影倍率はたいしたことはないのですが
このサイズのカメラで0.3mまで寄れるというのは
たしかに貴重ですね。
ただしXA4もそうですがレンジファインダーを搭載する
無印XA以外のXAシリーズはピントは目測です。
近づいた状態では少々ピントに苦労しそうではあります。
1985年発売ということもあり
DXコードに対応しています。

お預かりのXA4はとにかく電源が安定しないようで
シャッターも切れたり切れなかったりです。
バッテリーチェックも反応しないことがあるので
電池室周りの問題か思いきや
どうもそれだけではないようです。
各接点に白い粉状の付着物等もあったりと
とにかく磨けるところは全部磨きます。
そうこうしているうちにやっと動きが安定してきました。

で、精度の調整も行い組みなおして少々様子見です。
付属の専用ストラップは短くしたときに0.3m
途中の瘤まで伸ばした状態で0.5mと
接写時の距離測定に使えるようになっています。

ところで最近、シャッター不良のXAの修理が結構多いのですが
正直なところ、修理不可能なものも多いです。
今回も同じタイミングでもう1台XA4の依頼があって
いろいろ手を尽くしているのですが
こちらはシャッターは切れるもののシャッタースピードの制御が
全くできない状態でもう少し努力してみますが
なかなか難しい状況です。
ある程度、分解してみないと
修理可能かどうかはわからない場合が多いので
待っているお客様にしても
こちらとしても少々苦労の多いカメラです。
それでも魅力的なカメラなことに間違いはないのですが。。。

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オリンパスペンD3のカメラ修理

今日は「こどもの日」です!
「こどもの日」といえばやはり鯉のぼりですよねぇ。。。
私も子供の頃には鯉のぼりあげてもらっていたなぁ
うちの実家は昔ながらの長屋でしたが
路地の端に山から切ってきた10mちょっとくらいの大きな竹に
4月後半あたりから5月5日まで
毎朝鯉のぼりを上げて夜降ろすのが日課になっていました。
天気の良い日は下からずっと眺めてたことを覚えています。
鯉のぼりといえばカープ!
昨日は劇的なサヨナラ勝ちでしたが
今日のデーゲームにも勝って
何とか再び5割に戻っていただきたいものです!

さてさて

このブログも休みの関係で少々久しぶりですが
お店は7日までお休みです。
。。。。とはいえ、手間仕事で個人事業主な私は
そんなに調子の乗ってのんびりしてるわけにもいかず
今日から少しずつひっそり仕事を始めます。
本日は「オリンパスペンD3」
デラックス版のペンの3代目です。
2代目から露出計の受光素子はCdSとなり
電池を必要とするようになりました。
3代目はレンズがF1.9からF1.7にグレードアップされています。
今回は同じタイミングで
異なるお客様から一台ずつお預かりしてるので
一気に2台進めていこうと思います。

まず1台目は電池室の一部腐食及びそこからの
リード線腐食のため露出計が全く動きません。
加えてシャッター羽根粘り、スローガバナも粘り
レンズカビとこのままだととても使える状況ではありません。
2台目も電池室及びリード線腐食で露出計不動
こちらはシャッター羽根は粘りどころか
レリーズしても全く開きません。
露出計は電源が供給されれば大丈夫かと思われましたが
CdSそのものが劣化しておりほとんど指針が振れません。
中古良品と交換で対応します。

写真は一通り整備が完了した後のものです。
レンズシャッター機はシャッター羽根粘りは宿命ですが
ペンシリーズは小さな羽根を
小さなバネの力で動かしているせいか
羽根粘りの確率が非常に高いような気がします。
定期的にメンテナンスが必要だと思われます。
ご依頼者様はどちらも女性の方ですが
やはりペンシリーズは小さくて(重さは結構ありますが)
持ち歩いて気軽に撮るには持って来いのカメラですね。

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コニカオートレフレックスT3のカメラ修理

今日は「昭和の日」ですね。
昭和天皇の誕生日で昭和天皇崩御の後
「みどりの日」としてそのまま祝日になり
2007年に「昭和の日」となり「みどりの日」が5月4日となりました。
GWとしてひとかたまりで見てしまいがちで
この辺はちょっとわかりにくいですね。
平成もあと1日少々で終わりますが
今上天皇の誕生日(12/23)は平日に戻るらしいですね。
ちなみに明治天皇の誕生日は11/3文化の日で
崩御15年後に祝日として復活しました。
大正天皇誕生日8/31は現在は休日とされていません。

ところで

明日(30日)~5月7日(火)まで
当店も休暇をいただきます。
久しぶりに墓参りに広島・呉に行ってこようかと思うので
少々長めにいただいております。
墓参りはともかく。。。
お好み焼き、呉の細うどん、フライケーキ、
巴屋のアイスモナカ、呉冷麺、海軍カレー。。。。
うーん、食べることばかり考えちゃいます(笑)

さてさて

今日は「コニカオ-トレフレックスT3」のカメラ修理を行っております。
発売は1973年です。
ニコマート等でお馴染みのシャッターユニット、コパススクエアを
機械式で制御します。
機械式シャッター一眼レフの場合、オート露出機構が付くことは稀なのですが
オートレフレックスT3はシャッタースピード優先AEをを装備しています。
これは当時コンパクトカメラ等で多く見られた
露出計の指針をレリーズ時に挟み込むことで
露出計の位置を把握し絞りを制御することで実現しています。
当時、レンズ一体式のオート露出コンパクトを数多くヒットさせていた
コニカならではの機能です。
1965年のオートレックスというモデルで同様の機能は搭載しており
続くFTA(1968年)にも継承されていますが
指針挟み込みの機能上、シャッターレリーズが非常に深いものでしたが
オートレフレックスに搭載された際には改善され
若干深めのレリーズではありますが
ほぼ違和感は感じない程度に変更されています。

シャッターユニットは非常に丈夫なことで有名な
コパルスクエアなのでお預かりしているオートレフレックスT3も
シャッターの動き自体にはさほど問題はないようです。
ただし、ミラー駆動部に動きの悪いところがあるようで
ご依頼者様のお話曰くシャッターが巻き上がった時点で
そのままシャッターが切れてしまう症状や
巻上ロックが起こるとのことです。
ただ、当店に来てからは一度もこの症状が出ないのですよね。。。
病院に行くと具合が良くなる子供のようですが(笑)
まぁ、よくあることです。。。
おそらくミラーチャージロックの動作不良か
シャッターユニット内の汚れが原因だと思われます。
どちらにしても分解整備なので関連する箇所をしっかり整備すれば
大丈夫だと思われます。
それよりも問題なのは露出計が6段近くアンダーで
これでは使い物になりません。
ご依頼者様曰く真っ黒な写真を量産したとのことですが
これだけアンダーだとそうなるかと思います。
アンダーというよりもほぼ振り切ったままに近い状態ですね。

写真は整備が一通り完了した状態でのものです。
レンズは当店のテスト用レンズです。
外観のコンディションは非常によく質感も非常に高いです。
コニカというと「C35」に代表される
ライトなコンパクトカメラのイメージが強いですが
一眼レフは非常に無骨で丈夫なカメラが多いですね。
このオートレフレックスT3がデビューした頃は
オリンパスOM-1の影響もあり
一眼レフもコンパクトなものにシフトし始めた時期ですが
やはりこういうがっしりした頼りがいのあるボディも魅力的です。

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