ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「アイスクリームの日」だそうですよ。
アイスの日というには今日は寒すぎますね。
まぁ、私は真冬でもアイス食べるので
全く問題ないのですが。。。
あとでアイス買ってきましょう!
こういう寒い日は爽やかなラクトアイス系ではなくて
濃厚なアイスクリームが良いですね!

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
エレクトロ35にも色々種類があるのですが
今日のエレクトロは初代無印の「エレクトロ35」です。
発売開始は1966年。
「ろうそく1本の光でも写る」カメラを目指して開発されたカメラです。
この時代としてはめずらしい電子シャッター「コパルエレク」を搭載します。
もちろんレンズも大口径でヤシノンDX45mmF1.7です。
電池はHM-4Nという5.6Vの水銀電池を使用します。
現在だと4SR44(4LR44)にアダプタ等を組み合わせて使うことになります。
この当時のHM-4N積層型水銀電池は
エレクトロ35で使うために開発された電池だそうです。

お預かりしているエレクトロ35は長い間、
保管されていたものらしいのですが
外観は非常にキレイです。
この頃のヤシカらしい太刀魚のような
ギンギラギンなシルバーに梨地が非常に美しいボディです。
電池室は若干の腐食跡がありますが
それほど問題はないようです。
それよりも今回は絞り羽根に目に見えて油が付着しており
絞りリングも非常に重く、F5.6より開きません。
無理にリングを回すと高確率で絞り羽根が破損するので
ここでは決して無理には動かしません。
当然のようにシャッター羽根にも粘りが見られます。
エレクトロ35はどのモデルでも
あまり油シミが羽根に付着している個体は見ないのですが
ちょっとめずらしいパターンです。
加えて「B」シャッターが効かず普通に切れてしまいます。

レンズボード側にほとんどの機構が集中しています。
電気仕掛けのシャッターなので各接点も入念に清掃します。
まず絞り・シャッター羽根の洗浄に取り掛かります。

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リコーオートハーフSEのカメラ修理

今日は「コナモンの日」だそうですよ。
「コナモン」って何かと思ったら
お好み焼きとかたこ焼き、うどん等々の
「粉モノ」のことらしいです。
日本コナモン協会というところが制定しているようです。
うーん、ここでいうコナモンというかお好み焼きは
関西のお好み焼きのことだと思われますが
これ書いていると無性に
広島のお好み焼きが食べたくなってきました。。。
熱々を鉄板の上でヘラで食べるのがいいのですよねぇ~
皿で箸でも、もちろん美味しいですが。。。
あぁ、呉の細うどんも食べたいなぁ。。。
食べ物はやっぱり生まれ育った地元のものが
落ち着くし美味しいですよねぇ~

さてさて

本日は「リコーオートハーフSE」のカメラ修理を行っています。
「SE」ということは「オートハーフE」に
セルフタイマーが付いたものですね。

「E」以降のオートハーフは前板のデザインが
いろいろあるのが魅力のひとつですが
このシンプルなものもまたいいですね!
以前も書いた気がしますがこのタイプのオートハーフを見ると
私がまだ2~3歳くらいの頃に実家にあった
白黒テレビを思い出してしまいます。。。

ご依頼者様は最近、このカメラを手に入れて
まずは1本、撮影してみたところ
半分以上のコマがほぼ真っ白になってしまったそうです。
お話を聞いたときに真っ先に疑ったのは
光線漏れですが、実際にフィルム室をチェックした感じでは
写真全体が真っ白になるほどの光漏れは考えにくそうです。
それなら。。。と今度は測定機でオートを計測してみたところ
オートが相当オーバー目になっています。
どうやらオート時にほぼ絞りが開放になっているようです。
。。。というとセレン光電池の不良の疑いが大きいですが
絞りが全く反応していないわけではないので
セレンは大丈夫ではないかと予想しました。

実際に分解してみると
セレン光電池は普通に起電しているのですが
絞り制御が固着していてまともに動作していません。
これだと確かに明るい屋外で撮ったものはほぼ真っ白になると思われます。
さらにシャッター羽根の動きも悪く
これもさらに露出オーバーになる原因になっています。

シャッターユニットを中心に各動作部の整備を行い
露出計・オートの調整を行いました。
もちろん、レンズ・ファインダー清掃、モルト交換も行います。
全体的にリフレッシュされて調整されたことで
オート露出は適正に調整されました。

ここのところ、入ってくるオートハーフを見ていると
絞り制御が全くできず常に開放になってしまうものの
1/3くらいはセレン不良で根本的に起電しないものですが
残りはセレンは大丈夫なのだけど
露出計が何らかの原因で振らなかったり
絞り制御が動かないといった様子です。
一概にセレンがダメとは決め付けられないですが
こればかりは分解してみないとわからないし
なかなか判断が難しいですね。

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ペンタックスK2のカメラ修理

今日は「コロッケの日」だそうですよ。
揚げたてアツアツのコロッケ。。。美味しいですよねぇ~
小腹がすいたときに丁度良く
結構、腹持ちもいいですよね!
あぁ。。。そういえばコロッケではないですが
ここ数年、メンチカツが食べられなくなってしまいました(苦笑)
いや、食べてるときは美味しくいただけるのですが
あとですごく胸焼けしてしまうのですね。。。
これも年のせいだろうなぁ。。。

さてさて

本日は「ペンタックスK2」のカメラ修理を行っています。
この「K2」を筆頭とする「ペンタックスKシリーズ」から
いわゆる「Kマウント」が採用されています。
発売は1975年です。
同時発売された他のKシリーズ2機種は
機械制御の横走り布幕シャッターで
M42マウントの大ヒット作「SP」の焼き直しともいえるモデルですが
この「K2」は完全新設計のモデルです。
電子制御縦走り金属羽根シャッターを装備し
受光素子もSPDで反応速度を高めています。
「Kシリーズ」を代表するカメラであることは間違いありませんが
翌年には次世代の「Mシリーズ」が登場しており
シリーズとしても短命に終わっています。

今回、お預かりした「K2」は
まず肝心要の電源が全く入りません。
ES系と異なりマニュアル時のシャッターも
全速電子制御なので電源が入らなければ何もできません。
電池室そのものには問題なさそうなのですが
電池室裏から基板にかけての何箇所かで
導通不良が起こっているようです。
おそらく随分長い間眠っていた個体だと思われますが
色々な箇所で固着が発生しています。
K2でよくある感度リングの固着に始まり
ミラー駆動部、絞り制御アーム等々。。。
電源を直した上で各動作部は徹底的に清掃・注油を行います。

写真は一通り整備が終わって様子見の状態です。
電源は安定し、オート、SS、露出計とも十分精度は出ましたが
動きが安定するまで少し時間を置いてから
最終調整を行います。

こうしてみると、シルバーのK2、カッコ良いですね。
そういえば先程も少し触れましたが
マウント基部にある感度設定リングの固着の多いカメラです。
さらに固着していなくてもちょっと回しにくい構造です。
一旦設定した後に簡単に動いてもらっても困る部分ですが。。。
感度設定リングは普通に回すと
露出補正リングと一緒に回り露出補正を行います。
リングの向かって右側にあるボタンを押した状態で
感度設定リングのみを回すと感度設定が行います。
これも説明書がないとなかなかわかりにくいかもしれません。

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ミノルタオートコードLのカメラ修理

今日は「こどもの日」でもあり
二十四節気でいうところの「立夏」でもありますね。
暦の上では夏到来です!
。。。とはいえ昨日から今朝にかけては
妙に冷え込みましたねぇ。。。
自宅では毛布がいまだ大活躍です。
(実は真夏でも冷房かけて毛布使うのですが。。。。(笑))

さてさて

本日は「ミノルタオートコードL」のカメラ修理を行っています。
国産二眼レフの最高峰とも言われるカメラですね。
オートコードも生産時期によって何種類かあるのですが
今回、お預かりしているのは
セレン光電池式露出計を装備した「L」です。
基本的には前期型オートコードと共通です。
発売は1955年です。

お預かりしているオートコードLは
シャッターの粘りにスロー固着、といった
レンズシャッター定番のトラブルに加え
フィルムカウンターの動作が少々おかしいようです。
オートコードはスタートマーク合わせ式のセミオートマットで
カウンターは自動復元式です。
これがリセットされることもあればされないこともあるようです。
さらにカウンターそのものも動作したりしなかったりです。
カウンター周りの部品の動きがどうも悪いようです。

今回の修理が何が大変かというと
ほんの少しでも油断すると破れてしまう貼り革剥がしですね。。。
今回はうまくいきましたが
基本的に二眼レフやスプリングカメラは革を剥がす場合は
貼り替え前提となります。
やはりカウンターをロックする部品の動作不良が
今回のトラブルの原因でした。

ところで、少々話が逸れますが
オートコードのカウンターリセットについて書いておきます。
意外と知らない方も多いのではないかとふと思ったので。。。。

まずフィルム装填時には
カウンターは必ず「▼」マークになっていなければいけません。
ここで「▼」になっていないと1枚目にうまく合わせられず
最悪の場合、高価な120フィルムを
全て巻き取ってしまうことにもなりかねません。

で、カウンターリセットの方法なのですが
その前のフィルムを正しく取り出していれば必ず
「▼」マークに自動復元されているはずです。

フィルムを正しく巻いているときは
12枚目(最後のコマ)が終わるとカウンターは「◎」マークになり
どこまでも巻ける状態になります。
フィルムを全て巻き取ったら

「最後に必ずクランクを逆に1回転させて格納位置に戻します」

これで裏蓋を開けるとカウンターは「▼」にリセットされるはずです。
(機械的に正常な状態であれば)
クランクの位置が格納位置でなかったり
最後に逆転させていない場合はリセットされません。
今回、念のためオートコードの説明書も出してみたのですが
説明書にもそう書いてあります。
ネット上でクランク脇にある多重露光レバーが
カウンターリセットを兼ねている。。。なんて書かれている場合がありますが
多重露光レバーでカウンターリセットできる場合もありますが
それは本来の使い方ではなくリセットされない場合もあります。
カウンターがリセットされていない場合は
裏蓋を閉めてクランクを1回逆転させてから再度裏蓋を開けましょう。
それよりもその前にフィルムを取り出す際に
必ず1回逆転させておきましょう。

説明書もなく中古で使い始めた方は
きっと知らない方も多いかと思います。
と言っている私も
祖父のオートコードを使い始めたばかりの頃
これを知らなくて何本かフィルムを無駄にしたことがあったので。。。(汗)

さて、話が随分、逸れてしまいました。
巻上部の問題はクリアになったので
これからシャッターユニットの分解整備に取り掛かります。

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ネッター515のカメラ修理

5月4日、「みどりの日」ですね。
今日は他にも記念日がたくさん設定されていて
「植物園の日」、「ラムネの日」、「競艇の日」
「エメラルドの日」、「ノストラダムスの日」
「うすいえんどうの日」、「名刺の日」
「スターウォーズの日」。。。等々。。。。
うーん、とりあえずラムネ飲みたくなってきました(笑)

さてさて

本日は「ネッター515」のカメラ修理を行っています。
日本では「セミネッター」とも呼ばれていたそうです。
ツァイスイコンのカメラです。
上級機であるイコンタをシンプルにしたようなモデルですね。
ネッターにはフィルムサイズによって
色々なモデルがあるのですが
今回は645サイズで撮影するモデルです。
発売は1934年と云われています。
目測ピントでフィルム装填は赤窓式
セルフコッキングもなく二重露光防止装置もない
シンプルな構造です。
この時代だと当たり前でもあったのですが
逆に壊れるところも少なくて
構造も理解しやすく今となっては良いかもしれません。

フォールディングカメラ(スプリングカメラ)なので
畳んでしまうと非常にコンパクトです。
ポケットからこれがスッと出てきてたら
とてもオシャレな感じがしますよね。
レンズは7.5cmF4.5、シャッターはクリオで
1秒~1/175、B、Tを備えます。
お預かりしているネッターは
シャッター動作機構固着のためシャッターが
切れない状態でした。
セルフタイマーも装備されているのですが
それも固着していました。
シャッターユニット以外はシンプルな造りなので
整備はシャッターユニット部分に集中します。
レンズはやはり年相応の腐食痕等が若干残りましたが
かなりキレイに清掃できたと思います。
全ての動作部分の清掃・注油を行い、
快調に動作するようになりました。

ところで。。。フィルム装填が赤窓式なのは
前述しましたが、ここにもこの時代ならではの
工夫が見受けられます。

フォーマットは645のみのはずなのに
赤窓は二つ装備されています。
おまけに645としては赤窓の位置もおかしいですよね。
これは当時の120フィルムの裏紙には
まだ645用の番号は印刷されていなかったため
苦肉の策で6x9用の番号を使って
フィルム巻上を行うためなのです。
まずは左の窓に6x9用の「1」が出るまで巻上げ1枚目を撮影します。
次に右の窓に「1」が出るまで巻上げ2枚目を撮影します。
次は左の窓に「2」、その次は右の窓に「2」。。。。。というふうに
カウントして「8」が右の窓に来たときが
18枚目で最後のコマといった具合です。
慣れてしまえばそんなに迷わないと思います。
それよりも二重露光だったり、このコマでシャッターを
切ったかどうかの判断のほうが迷うことが多いと思います。
(これは赤窓式ならどのカメラでも迷いがちですよね)

ちなみにこれは現在の120フィルムの裏紙部分です。
(クリックすると拡大されます)
上から645判、6x6判、6x9版の数字が印刷されています。
セミネッターが発売されていた当時は
この645判の番号がなかったのですね。
中判カメラを使っている方でもオートマット(巻止め)が
あるカメラを使っているとこの番号を意識することは
なかなかないかと思います。
逆に赤窓式を使っている方は馴染みのある番号ですね。

少々慣れが必要な部分もありますが
この時代のカメラを使って写真を撮るというのは
非常に趣き深いことだと思います。
今回のネッター515のオーナー様にも
気持ちよく撮影に使っていただければと
私も楽しみにしています。

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ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「憲法記念日」で祝日ですね。
GW真っ只中です!
GWってひと括りにしてしまうせいか
何日が何の祝日かピンと来ないような気もしますね。
みどりの日の変更とかもありましたし。。。
今日は5・3ということで「ゴミの日」でもあるそうです。
今や分別するのは当たり前の時代ですし
ちょっとしたものでも「粗大ゴミ」扱いで
なかなか普通には持って行ってもらえないものが多くなりました。
まぁ、これも時代の流れで仕方がないのですが。。。
昔は「ガレキの日」なんてものがあって
今、考えると「いや、それは粗大ゴミでしょ?」と言うものも
普通にゴミに出してたなぁ。。。(汗)

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理です。
毎月、1度は必ずここに登場するカメラですね。
1976年発売開始のモデルです。
いわゆる「ペンタックスMシリーズ」の最初のモデルですが
「Mシリーズ中唯一の機械制御シャッター機」です。
純粋な機械制御シャッターという意味では
ペンタックスではこれが最後のモデルとなります。
(LXはハイブリッドシャッター)
「Mシリーズ」はシリーズ全体として小型化が推し進められ
このMXもかなり小さくできています。

お預かりしている「MX」は
たまにミラーアップしたまま固着してしまうとのことで
当店に持ち込まれました。
「ME系」のミラーボックス内での部品固着とは違い
「MX」のミラーアップの原因は
かなり高い確率でシャッター幕走行不良が原因です。
比較的ミラーアップの起こりにくい
高速シャッターで測定してみると
やはり後幕のスピードがかなり遅いようです。
後幕がキレイに走りきらないため
ミラーダウンレバーを蹴ることができないのが原因です。

写真は一通り整備が完了した状態です。
どのカメラでも縦走りでも横走りでもレンズシャッターでも
シャッター周りの清掃・注油を行った場合は
数日時間をおいてから最終調整をしないと
シャッタースピードが安定しないものです。
それにしてもこのMXは油断ならないカメラで
安定するまで他のカメラより時間がかかるような気がします。
OM-1にしてもこのMXにしても
やはり横走りシャッターのコンパクトな一眼レフは
なかなかデリケートな部分も持ち合わせていると思います。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「図書館記念日」だそうですよ。
大人になってからも数年前までは
結構、頻繁に図書館に行っては
本を借りてきていたのですが。。。
最近はめっきりご無沙汰になってしまいました。
たまにはゆっくり本でも読みながら
1日過ごしたいですねぇ~
マンガのほうがいいかな。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
このカメラもブログ登場回数の多いカメラですね。
コンパクトな絞り優先AE専用機です。
1976年発売開始です。
このカメラがいわゆる「アサヒペンタックス」としての
最後のモデルになるのですね。
ペンタ上の「AOCO」マークもMEが最後となりました。

電子制御シャッター機とはいえ
比較的、電気関係のトラブルは少ないカメラです。
しかしながら、今回、お預かりしているMEは
オート時のシャッターが非常に不安定です。
露出計の表示は悪くないのですが
例えばファインダー表示が125と出ている場合で
普通に125で切れたと思えば
5秒以上開きっぱなしになることもあります。
よく見るとたまにSS表示のLEDが
細かくちらついていることがあり
この状態でシャッターを切るとおかしな動作になるようです。
電源供給に問題があるのか
どこかの接点に不良があるのではないかと思われます。
おそらく基板自体は大丈夫ではないかと予想します。

現状チェックを終えて
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
精悍なブラック塗装がカッコ良いですね。
全体的にも非常にキレイな個体です。
組み合わされているレンズは28-50mmF3.5~4.5です。
今回、レンズのほうは特に問題なさそうです。
広角~標準にかけてのズームというのも
なかなか通好みでいいですね!

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マミヤフレックスのカメラ修理

今日は「昭和の日」ですね。
私も昭和生まれですが
気がつくと人生の中で「昭和」より
「平成」の時間のほうが、とっくに長いのですよね。。。
そんな平成ももうすぐ終わり。。。
そうなると。。。生まれの元号が2つも前。。。ってことは
私が子供の頃の感覚でいうと「明治」生まれみたいなもの?
あぁ。。。年取りましたね(苦笑)
ところで、「昭和」は62年と14日続いたのですが
日本の歴代元号の中では最も長く
日本以外を含めても60年を超える元号は
中国(清)のふたつしかありません。

さてさて

今日は「マミヤフレックス」のカメラ修理を行っています。
マミヤと言えばマミヤシックス、プレス、RB/RZ67
マミヤ6/7。。。等々、中判カメラのイメージの強いメーカーですが
二眼レフでもマミヤフレックスが当時の高級機として有名です。
マミヤフレックスもいくつかの種類があるのですが
今回、お預かりしているのはマミヤフレックスオートマット(A)です。
発売は1949年。国産二眼レフとしては初期のモデルです。
当初はマミヤフレックスオートマチック(オートマット)の名称だったのですが
1954年にオートマットBが発売されてからは
オートマットAと改名されました。

シャッターはセイコーシャラピッドで最高速は1/500
レンズはオリンパスD.ズイコー75mmF3.5
これだけでも後から雨後の筍のように
出てくる他の二眼レフよりハイスペックですが
このマミヤフレックスの一番の特徴は
フルオートマットであることだと思います。
スタートマーク合わせのセミオートマットではなく
装填して巻くだけで1枚目にセットされるフルオートマットです。
それもローライフレックスのようにローラーの間に
フィルム裏紙を通す必要もありません。
圧着版がフィルムの厚みを感知する仕組みです。
この時代にこれは本当に先進的ですよね。
おまけにセルフコッキングも装備し
巻上と同時にシャッターチャージも完了します。

お預かりしているマミヤフレックスは
随分、長い間眠っていたと思われる個体です。
最大のセールスポイントである
フルオートマットが上手く作動せず
1枚目を感知することができません。
加えてレンズシャッター機定番のシャッターの粘り
スロー、セルフの固着、レンズ・ミラーのクモリ等々
一通りのトラブルが全て出ている状況です。

オートマット検知ピンの動作不良なのは間違いないのですが
部品破損等だとちょっと苦労しそうな気がします。
現状チェックが終わったので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「ドイツワインの日」ということらしいですよ。
日本酒ばかりでワインはしばらく飲んでないないですねぇ
帰りにスーパーでドイツワイン探してみましょう!
いよいよ今日からGWですね。
私がお店を空けているGW前半は良い天気のようですが
当店もお休みに入るGW後半はちょっと天気が怪しそうですね。。。
やっぱり相変わらず雨男ですねぇ。。。
まぁ、どこにも行く予定はないのでいいのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「リトル・ニコン」ですね!
F3と同じく1980年にデビューしたエントリーモデルです。
当時のニコンのラインナップを考えれば
驚くほど小さく軽くオシャレなカメラです。
フィルムカメラ時代のニコンというメーカーは
質実剛健なのは良いのですが
とにかく大きく重いカメラばかりでした。
その中でニコンらしからぬ軽量コンパクトなモデルです。
そういえば。。。時代が進んでAFカメラになっても
「U」が出てくるまでは他メーカーと比べても
大きく重いものばかりでしたね。
でもその代わり信頼性は非常に高いカメラばかりでした。
そこもニコンの良いところだと思います。

お預かりしているEMは。。。

カウンターが「1」になっても露出計の電源が入らないことがある
(カウンターが「1」になるまでは
空写しのためメカニカル1/90でしか
シャッターが切れないようになっています
もちろん露出計も「1」になるまでは動きません)
・巻上レバーの戻りが悪い
・モード切替ダイヤルが非常に重い
・メーター、オート共にオーバー気味
・ファインダ内にゴミ・カビが発生。。。。等々

ひとつひとつは小さなトラブルなのですが
全体的に動きが悪くリフレッシュが必要な状態です。

(レンズは当店のテスト用レンズです)
一通り整備が終わって最終チェックを残すのみといった状態です。
EMにも前期・後期モデルがあり
絞り値に対応する摺動抵抗が異なっていたります。
今回は後期モデルですが前期モデルの中には
その摺動抵抗の劣化でオートの精度が出ないものがあります。
もちろん、今回は露出計・オート共に
入念に調整いたしましたので、精度もきちんと出ています。

散歩がてらに1台持ち出すとすれば
EMに写真に写っている50mmF1.8あたりの
軽いレンズと組み合わせればフットワークも軽くなりそうです。
GWにもピッタリの組み合わせですね。

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フジカST701のカメラ修理

明日からいよいよGWですね!
9連休という方も多いのかな。。。
ちなみにトップページでもご案内していますが
当店は4/29、4/30は通常営業で
5/1~5/5をGW休業とさせていただきます。
5/6からは通常営業です。
まぁ、どこにも行く予定はないですし
多分、ほとんどお店に引きこもっているとは思いますが。。。(笑)

さてさて

本日は「フジカST701」のカメラ修理を行っています。
富士フイルムのカメラということで
「フジカ」ですね。フイルムでは国内№1のメーカーですが
フィルムカメラの印象はちょっと地味かもしれません。。。
(デジタルになってからは非常に存在感のあるメーカーでもありますが)
とはいえ、国内ではかなりの古参メーカーで
フジカシックス、フジカフレックス、フジペット、フジカ35。。。等々
しっかりしたモデルを古くから生産しています。
35mm一眼レフの分野では少々出遅れはしましたが
今回、ご紹介の「STシリーズ」が有名です。
少々わかりにくいのはM42マウント採用機ではあるのですが
絞込み測光のモデルと開放測光可能のモデルが混在し
加えて、フジが用意した交換レンズ群も
絞込み測光用の通常のM42マウントと
独自の開放測光機能を持ったSTマウントが混在してしまっています。
今となってはM42マウント機は
絞込み測光のみのシンプルなもので
汎用性が高いほうがいいような気がしますが。。。。

今回、お預かりしている「ST701」は
「STシリーズ」で最初に発売となったモデルです。
発売開始は1970年です。
絞込み測光でボディの絞込みボタンを押している間のみ
露出計が動作します。
布幕横走りの機械制御シャッターで最高速は1/1000です。
非常にシンプルで使いやすいカメラだと思います。
スタイリングも端正で飽きのこないデザインだと思います。
今回、お預かりしている個体はブラックですが
シルバーもなかなか捨て難いと個人的には思います。

お預かりの個体ですが。。。
まず電池室に腐食が見受けられます。
電池を入れてみたところ電池接触面の一部が腐食しているため
そのままでは通電せず、アルミ箔を挟んでやると通電します。
電池室内の磨きで何とかなるかな。。。と思いきや
上カバーを外してみると
電池室裏面にはびっしりと緑青が付いていました。
(上写真にも小さいですが写っています)
これはもう電池室は交換するしかないですね。
こんな状態でとりあえずでもよく通電するものだと思います。

シャッターは幕軸の動きが少々悪く、清掃・注油が必要です。
ファインダースクリーンは下から拭かれたのか
キズだらけでとてもこのままでは快適にピント合わせができそうにありません。
こちらも中古良品と交換いたします。

M42といえば国産機ではペンタックスSPが有名ですが
フジカSTシリーズもなかなか良いですよ。

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