月別アーカイブ: 2020年8月

オリンパスペンFTのカメラ修理

今日は8月6日「原爆の日」ですね。
私は広島県の呉市というところの出身ですが
やはり広島県民にとっては8月6日は特別な日です。
私もこっちで生活してそれなりに年月が経ちましたが
やはり8月6日の8時15分には少しでも黙とうします。
今朝は起きてすぐでしたがしっかり黙とうできました。
実家はじいさんばあさんとの3人暮らしだったので
戦時中の話は子供の頃にたくさん聞かされました。
空襲のたびに防空壕に逃げ込む毎日で
原爆投下の際には呉なので直接的な被害はなかったのですが
キノコ雲は見えたそうです。
細かく見ていくと平和じゃないことはたくさんあるし
理不尽で残酷なことも毎日起きていることは思いますが
国として戦争状態になく
普通に生活できている点で現在の日本はやはり平和なのですよね。
ただ、これが当たり前じゃなく
何かのきっかけでそうではなくなる可能性もあると肝に銘じて
毎日を過ごしたいと思います。
あまりしんみりするのも
ここのブログっぽくないような気がするので少しおまけで。。。(苦笑)
今日は語呂合わせで「ハムの日」でもあります。
三田屋のハムにやたらとあこがれた時期が昔あって
取り寄せて食べたけど美味しかったなぁ。。。
また取り寄せてみようかな。。。

さてさて

今日は「オリンパスペンFT」のカメラ修理を行っています。
。。。先日もペンFTやりましたね(汗)
まぁ順番に修理していっているのでこういうこともありますね。
元々、ペンFTは修理依頼の多いカメラでもありますし。。。
ハーフ判の一眼レフの代表ともいえるペンFですが
正確に言うとハーフ判の一眼レフは数は少ないながらも
他にもないことはないのですよね。コニカとか。。。
ただ、「ハーフ判なのだから通常の一眼レフより
軽量コンパクトでなければ!」と考えたかどうかまではわかりませんが
ペンFシリーズは通常の一眼レフとは
全く異なるアプローチで作られ
そのおかげで非常にコンパクトにまとめられ
さらに一眼レフとは思えないスタイリングを
手に入れることができました。
ある意味、非常にオリンパスらしいカメラだと思います。
私も1台は記念碑的に手元に置いておきたいと
常日ごろからから思っています。
(部品取りの残骸をまとめて
自分用に使える1台にしようと
以前から思っているのですが
なかなか集中してそんなことをしている精神的余裕がない(汗))

その特異な構造のためどうしても経年劣化的な
トラブルは起こりがちで特にFTは
露出計を搭載するために多少無理をしている部分もあるので
トラブルを抱える可能性は高いと思います。
お預かりしてペンFTは
シャッタスピードの制御を司るガバナの動作不良を抱えており
露出計も非常に不安定な状態です。
加えてなぜかミラーが外れてなくなっています。
おそらくご依頼者様のご実家でどなたかが
使っていたカメラなのだと思われます。
レンズも標準レンズの他、広角、望遠と揃っていますが
どれもカビ、クモリが酷くそのままでは
とても使い物にならない状況です。
一部絞り羽根の動作不良も見られます。
全体的にいろいろありますが
まとめてしっかり整備してしまえば
一通り大抵の撮影に対応できる一式の完成となりますね。

写真は整備後の状態でこれから最終チェックを行って完成となります。
非常にシャッターの動きも良く精度も出ています。
レンズはできる限りの清掃で
一部、コーティングがカビの侵食されている部分もあり
そこは薄曇りとして残ってしまっていますが
まずは普通に撮れるレベルにはなっていると思います。
しかしながら、いつ見ても
ペンFのスタリングは惚れ惚れしますね。
全てのレンズに装着された花文字のキャップもステキです。

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ペンタックスSVのカメラ修理

今日は8月5日ということで
「ハコの日」とか「ハンコの日」とか
「ハシゴ車の日」とか語呂合わせの記念日も多いですねぇ
そんな中、「箱そばの日」という記念日がありました。
「箱そば」というのは小田急沿線で展開する
「箱根そば」のことです。
「よみうりランド前駅」、「本厚木駅」と
小田急沿線に住んでいた時期も長かったので
「箱根そば」は非常に身近な存在です。
ちょっと甘めのつけ汁がいいのですよねぇ
(普段、冷たいつけ汁のそばしか食べないのです)
どこの駅のそばにも展開している某そば屋チェーンさんの
つけ汁は尖った感じがしてあまり好みではないのですが
箱そばのつけ汁は優しい感じで美味しいです。
一緒に売っている天ぷらとの相性も抜群です。
でも本当はこの類のチェーン店では
「ゆで太郎」が一番美味しいと思っています、
ただ、私が知らないだけなのか近所にないのですよねぇ。。。
厚木に住んでいるときには自転車で行けるところにあったので
休日の朝か昼は大抵「ゆで太郎」のそばだったのですが。。。。
真夏に冷たいそばは欠かせないですよね。
近日中に新宿駅で「箱そば」食べてきます(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSV」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「SP」より前の「アサヒペンタックスS系」の
完成形ともいえるカメラです。
SVの「V」はドイツ語でセルフタイマーを意味する
Voraufwerk」の頭文字でその名の通り
セルフタイマーを装備します。
ただ、その後の一眼レフによくある
ボディ前面にレバーのあるタイプではなく
巻き戻しクランク下のダイヤルを回してセットする形式です。
あらかじめ知っていないとセルフタイマーがここにあるとは
気づかないままになってしまうかもしれません。
基本的構造としては従来のS系の発展型で
シャッタスピードは最高速1/1000を搭載し
一軸型不回転型で倍数系列のシャッターダイヤル
完全自動絞り、自動復元式のフィルムカウンター等
露出計こそ装備されないものの
その後の一眼レフと使い方で迷うことのない装備が
一通り搭載された現代的なカメラということができると思います。

SPより前のアサヒペンタックスのカメラで
まず懸念されるのはシャッター幕の状態です。
未整備で動かされることもなく眠っていた個体は
かなりの高い確率でシャッター幕が劣化・硬化してしまっています。
今回、お預かりしているSVも同様で
シャッター幕はガチガチに硬化し
しわくちゃな状態になっています。
これではいくら幕軸等の動きを改善しても
まともにシャッターは動作することができません。
やはりシャッター幕交換が必要となります。
横走りのフォーカルプレーンシャッターは
レンズシャッターや金属羽根縦走りシャッターに比べると
強いバネ力で駆動しますが
それでもシャッター幕は常に柔らかくしなやかな状態で
あることが大前提です。
穴や破れがあるものは問題外ですが
巻き癖がついてしまう状態であればもうまともにSSは出ません。
経年劣化には勝てませんが
やはり長い間動かさないでいることも劣化を促進させる原因だと思います、

写真は整備が一通り終わった状態でのもので
写っているのは交換したシャッター幕です。
クルクル巻き癖がついていましたが
少し伸ばして撮影しました。
写真ではわかりにくいですが硬化してしわくちゃです。
シャッター幕を外した際に
徹底的に幕軸や巻上部の清掃も行い
現在はシャッタースピードの精度はもちろん
巻上も非常にスムーズで見違えるほどになりました。
装着されていたレンズもカビ取り等清掃を行い
非常にクリアになり
プリズムに少々腐食もあったのでプリズムも交換し
ファインダーも非常にクリアです、
あとは存分にご依頼者様に撮影を楽しんでいただくだけですね。
もう少しだけ時間をおいてから
最終チェックを行い完成となります。

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オリンパスペンFTのカメラ修理

今日は8月3日ということで
「ハサミの日」だそうです。
昔から「〇〇とハサミは使いよう」と言いますが
使い方よりまず初めに
刃物類はきちんと切れるモノを使いましょう
歯が錆びついてロクに切れないものを
無理に使っているともちろん切り口も汚いですし
何よりも怪我の元です。
無理して使っていて勢いあまってカッターや彫刻刀を
指に突き刺したことが何度かありますが
一歩間違えると取り返しのつかない怪我になりかねません。
本当に道具類はちゃんとしたものを使いましょう。
ところで私は左利きなのでハサミも左手で使います。
普段使っているのは右利き用のハサミですが
子供の頃からこの組み合わせのせいかすっかり慣れてしまっています。
少し前に左利き用のハサミを買ってみたのですが
逆に使いにくくて狙ったところが正確に切れず
結局お蔵入りになってしまいました(苦笑)
仕事柄いろいろな刃物類を使います。
ハサミも大きなものから精密ハサミまで
カッターも普通のものから精密細工用、ロータリーカッター
他にも彫刻刀もたまに使いますし
刃物とはちょっと違いますがガラス切りも使います。
どれもそうですが刃が交換できるものは早めに交換
交換できないものは研ぐなり買い替えるなりで
常に気持ちよくスパッと切れるようにしておくことが大事です。
出来上がりの結果にも作業効率にも大きく影響します。
ハサミだけじゃないですね。ドライバー類だって結構な消耗品です。
先端のなまったドライバーを使っていると
ネジを舐める原因になってしまいます。
だからある程度のモノでないと困りますが
あまり高級な工具には興味がありません。
それよりもそこそこの工具を頻繁に買い替えるほうが良いと
個人的には思います。
まぁ高級な工具を頻繁に買い替えるのが
一番気持ちよいような気がしますが
なかなかそれは現実的には難しいですねぇ。。。(笑)
なんにせよ、よく切れるハサミを使いましょうね。

さてさて

本日はオリンパスペンFTのカメラ修理を行っています。
世界的にも類を見ないハーフ判一眼レフのペンFシリーズの一員です。
最初に出た初代ペンFのダブルストロークの巻上を
シングルに変更して露出計、セルフタイマーを装備したモデルです。
あ、ファインダースクリーンも異なりますね。
ペンFシリーズ共通のよくあるトラブルとしては
その独特のロータリーシャッタに関することが多いと思われます。
シャッター駆動部そのものもたまに固着等が起こりますが
多いのがガバナーに関するトラブルです。
ロータリシャッターのシャッター羽根は
円の一部が欠けたような形をしています。
(口を開けたパックマンのような。。。と
いえば同世代には通じやすいかも(笑))
その欠けた部分がフィルム室側窓を通過する瞬間が
シャッターが開く瞬間です。
なんの抵抗もなくクルンと1回転するときが最高速の1/500になり
それ以外のシャッタースピードではシャッターが開いた状態のときに
シャッター羽根の動きをわずかに止めてシャッタースピードを調整します。
ペンFの場合は1/250~1秒まで同じガバナを使って
シャッタスピードを調整しています。
通報のフォーカルプレーンシャッターやレンズシャッターだと
ガバナを使ってシャッターを止めるのはスローシャッター時だけですが
(だからスローガバナと普通は言うわけですね)
ペンFの場合は最高速以外は全てガバナが介入します。
で、一眼レフやレンジファインダー機で
「スローガバナーの粘り・固着」なんて症状をここでも良く書きますが
その構造上、粘りや固着が起きやすいのですね。
今回。お預かりしているペンFTも
数年前までは普通に使えていたのに
シャッタ-が切れなくなったということなのですが
原因はガバナの固着でした。
今回はガバナの清掃・調整で修理できましたが
場合によってはガバナを交換しないと駄目な場合も比較的多いです。

ペンFTは露出計を装備したために
ペンFでは普通のミラーを配置していた部分に
ハーフミラーを配置しファインダーに入る光の一部を
受光体(CdS)に導きます。
ハーフミラーはレンジファインダー機にもよく使われますが
劣化が激しく交換せざるを得ないことが多いパーツです。
ペンFTでも同様で今回もハーフミラーの腐食が酷く
ファインダー内でかなり目立つ状況だったので
交換で対応しています。
ちなみにペンFTでファインダー内にシミのような汚れが見える場合は
大抵の場合はハーフミラーの腐食で
ペンFで同じようなものが見られる場合はプリズムの腐食です。
プリズムの腐食はペンFのほうが多いような気がします。
(ペンFとFTのプリズムには基本的には互換性がありません)

一通り整備が終わって組み上げた状態です。
装着しているレンズは当店のテスト用レンズです。
外装も磨き上げ非常にキレイな状態になりました。
もちろんシャッターもスムーズに動作しており
精度的にも全く問題ございません、
ファインダーも非常にクリアで
露出計もしっかり動作しています。
中身の構造が独特なことももちろんですが
それに伴って外観のデザインも
他のカメラとは全く違うのがペンF系の魅力ですね。
確かに1台は手元に置いておきたいカメラだと私も思います。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日は「おやつの日」だそうですよ。
おやつは元々、江戸時代に一日二食が一般的だったころ
「八つ時(やつどき)(午後2時から3時頃)」に
とっていた小腹を満たす間食のことをいうのだそうです。
。。。ということは
昼ごはん普通に食べてさらの3時のおやつってのは
やはり食べ過ぎなのですね(苦笑)
実際、間食は制限しているので「3時のおやつ」なんて
さすがに今は「あまり」食べませんが。。。。
そのころにちょっと甘いものとか欲しくなりますよねぇ
特に集中して仕事していると。。。。
はっ。。。またそれをいいわけにして
間食を食べてしまいそうです。。。(苦笑)
ちなみに2月から3月にかけての入院で
8kg以上減らした体重は
いつのまにか入院前のレベルに戻ってしまいました(涙)
そういうとこだけすぐ戻るのね。。。。

さてさて

本日はミノルタXEのカメラ修理を行っています。
初期のミノルタ一眼レフといえば
昨日のSR-Tスーパーもそうですが
ミノルタ最初の一眼レフSR-2から始まった
機械制御のSRシリーズです。
しかしながらミノルタは比較的早い時期に
カメラの電子制御化に大きく舵を切り
一眼レフも電子制御シャッター搭載の
「Xシリーズ」へとシフトしていきます。
最初のXシリーズのカメラは当時のフラッグシップでもある
X-1ですがXEはそれに続いて発売された
Xシリーズ第二弾のカメラです。
いわゆる機械制御から電子制御へと移行する
過渡期のカメラですがミノルタらしい
造りの良さと優れた使い心地が魅力のカメラです。
XEのブログになると毎回書かざるを得ませんが
大きな特徴はミノルタ、コパル、ライツの3社で
開発した「コパルライツシャッター」を搭載していることです。
XEの大きな魅力のひとつでもある
巻上の滑らかさもこのシャッタユニットに起因する部分が大きいのです。
さらにXE特有の上品なシャッター音も
このシャッターユニットのおかげです。

魅力的な部分も非常に多いXEですが
捕獲的初期の電子制御機ということもあり
正直言ってトラブルも多いです。
今回は同じご依頼者の方からシルバー、ブラックの
XEを2台お預かりしてますが
それぞれ結構大きな問題を抱えています。

(装着捨しているレンズは当店のテスト用レンズです)

まずはブラックのほうですが巻上はスムーズなのですが
電子制御されるシャッターは全てミラーアップしたままになってしまいます。
もちろん電池は新品です。
XEでは定番のトラブルの一つです、
この症状が出ているときは一見シャッター自体は切れているように見えますが
実際にはしゃったーは閉じたまま作動してるだけですので
写真は全く撮れない状態ということです。
このミラーアップの症状は原因がいくつか考えられるので
ひとつひとつ怪しいところを潰していく形になります。
加えてこれもXEの定番トラブルですが
電源を入れると露出計が基本的に一番上に振り切ったままになってしまいます。
これは巻き戻しクランク下の摺動抵抗の汚れ・劣化が原因です。
清掃、場合によっては交換で対処します。
シルバーのほうはまず電源が入りません。
これは電池室からの電源供給がうまくいかない様子です。
電池室裏の配線、ハンダの劣化が原因です。
とりあえず電池室周りに細工をして
強制的に電源を供給してみるととりぜずシャッタの動作はできますが
こちらも露出計は振り切ったままになってしまいます。
それよりも巻上の感触がかなりガリガリしていて
XEらしい巻上の滑らかさのかけらも感じられません。
どちらもそれなりに手のかかりそうな修理になりそうです。

ただ、不幸中の幸いは
XEのトラブルの中で最も困る「プリズム腐食」が
ファインダーえを見ている限りではほぼ見当たらないということです。
10台XEを見かけると
8台以上は腐食してるイメージなのでこれは貴重です。
ただ安心できないのが整備のためにプリズムは
降ろさざるを得ないのですが
加水分解したモルトが張り付いたままになっていて
プリズムを降ろすときに蒸着が剥がれてしまうこともあるのです。
何にしても慎重に分解整備を行いたいと思います。

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ミノルタSR-Tスーパーのカメラ修理

今日から8月ですね!
夏真っ盛りと言いたいところですが
関東はまだ梅雨明けしませんねぇ
今日も日差し出ているしそろそろかな。。。
8月1日はたくさんの記念日が制定されています。
「水の日」、「島の日」、「肺の日」、「花火の日」
「麻雀の日」、「宮島水族館の日」、「はっぴの日」
「カフェオレの日」。。。等々など。。。
そんな中に「パインの日」というのがありました。
ここでいう「パイン」は
もちろん「パイナップル」のことですが
真夏に冷やしたパイナップルはめちゃくちゃ合いますよね!
めちゃ甘くて美味しいですし。。。
この季節は果物といえば「桃」に目が行きがちですが
年中カットフルーツとしてスーパーで手軽に手に入る
パイナップルは本当に重宝します。
ちなみに「パイナップル」は
見た目が「pine(松かさ)」で
味がリンゴ「apple」のように甘いということで
「pineapple」と呼ばれるようになったのだそうです。(諸説あり)
ん?ということは「パインの日」じゃ
松かさ。。。「松ぼっくりの日」になっちゃうのでは???
ちなみに「パイナップルの日」も8月17日に制定されています。

さてさて

本日は「ミノルタSR-Tスーパー」のカメラ修理を行っています。
大ヒット&ロングセラーとなった「SR-T101」の
マイナーチェンジモデルとも言えますが
SR-Tスーパー発売後もSR-T101は併売されていて
それぞれ次期モデルであるSR505&SR101が
発売されるまで生産されました。
基本的な構造やスペックは101もスーパーもほぼ共通ですが
スーパーは絞り値がファインダー内で確認できるようになりました。
(レンズの絞り値刻印をファインダー内に映す直読式)
絞り値を映すためのミラーの配置等の関係もあり
ペンタ部のデザインは101とスーパーでは結構異なりなす。
加えてスクリーンが101はマイクロプリズムですが
スーパーはスプリット/マイクロプリズムとなりました。
アクセサリーシューは接点付きのホットシューとなりました。
基本的な構造が101同様ということで
スーパーも非常に丈夫なカメラで信頼性は高いです。

お預かりしているSR-Tスーパーは
SRーT系としてはめずらしくシャッターが正常に動きません。
先幕・後幕ともに最後までキレイに走り切れないようで
頻繁にミラーアップしたままになってしまいます。
それだけではなく後幕が半開きで止まってしまったり
場合によっては後幕が全く出てこない状態になってしまいます。
これが単純に幕軸の汚れで動きが悪いだけではなく
後幕の蹴りだし部の動作不良もあると思われます。
露出計は何とか動くのは動きますが
非常に不安定でファインダー内で指針が踊っているよな状態です。
(もちろんファインダー内の明るさは一定の状況で)
SW類の接触不良とSR-T系に多いハンダ不良かと思われます。

SR-T系のカメラの修理の時には
いつも書いている気がしますが
ファインダー内SS表示や露出計連動に
いわゆる「連動糸」が使われています。
特にファインダ内SS表示の連動糸は
一番テンションがかかっていない状態にしておかないと
分解時にSSダイヤルを外した瞬間に糸が切れてしまいます。
逆に正しい手順を踏めばまず切れることはありません。
今はさすがに慣れましたしなんてことはないですが
最初にSR-Tの分解をした時には
この連動糸の処理に苦労したなぁ。。。と昔を思い出します(笑)
また話がそれました。。。(汗)
肝心の修理のほうはとにかく駆動する部分が全て
固着あるいは粘りといった状況です。
まずは徹底的に古い油や汚れを洗い流してから
必要最小限の注油を行います。
駆動部に酷い錆等はないのでそれで動きは改善されると思います。
SS等の精度は最終的に幕テンションで調整していきます。

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