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ロードⅣBのカメラ修理

今日は4月6日。。。ということは。。。
やはり「白の日」とか「城の日」なのですね(笑)
そんな中に「シールの日」なんてものもありました。
実家を引き払ったときに処分されてしまいましたが
昔から家にあったタンスや柱のあちこちに
私が子供の頃に張った「ロボコン」や
「ガンツ先生」のシールが残ってたなぁ(笑)
小学校上がるくらいまではそんなシールをあちこちに貼っては
じいさん、ばあさんを困らせていたと思いますが
これが小学生高学年くらいになると
「柏原よしえ」や「中森明菜」なんて
ただ名前がシールになっているだけのステッカー(?)なんかを
当時の愛車、リトラクタブルライトのスーパーカー自転車に
貼っちゃうわけですね(笑)
あ、今でもカープのシール、スマホケースに貼ったりするから
全く進歩していないのか???(苦笑)

さてさて

本日は岡谷光学機械というメーカー」で作られた
「ロードⅣB」のカメラ修理を行っています。
ここのブログでは2度目の登場でしたかね。
1955年発売のレンズ固定式のレンジファインダー機です。
現存数もそれほどは多くないと思われますが
意外と根強い人気のあるカメラです。
コンパクトにまとめられていますが
質感はなかなか高く
当時としては非常に先進的なセルフコッキングとなっています。
シャッターも当時の国産最高級シャッターといえる
セイコーシャMXです。
ちなみに当時の発売元は後の服部セイコーでもある
服部時計店だったそうです。
装着されるレンズはハイコール40mmF2.8で
これも評価の高いレンズです。
先に写真を載せてしまいますが
もともと非常にキレイな状態でした。

お預かり時には皮剥がれ等もあったのですが
極力自然な状態で補修して貼りなおしています。
お預かり時の一番の問題は
レンズシャッター機定番のシャッター羽根固着で
シャッターが全く開かない状態でしたが
羽根清掃、シャッターユニット整備により
非常に歯切れよく動作する状態に復活しています。
ファインダーも非常にクリアになり
距離計二重像も快適に合わせられます。
もちろん精度もバッチリです。

「白の日」なのに黒いロードの紹介になってしまいました(笑)
黒のロードというだけでめずらしいですが
またこれだけキレイなものはなかなか出てこないでしょうね
ご依頼者様がうらやましいですね。
入手されたばかりで当店にお預けいただいたので
これで改めてキレイで動作快調なロードⅣBで
撮影を楽しんでいただきたいと思います。

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キヤノンFXのカメラ修理

今日は。。。「新子焼きの日」???
「おしんこまき」ではなくて???
調べてみると北海道旭川の名物らしいですね。
若鶏の半身を素焼きにしてタレなどで味付けをした
豪快な焼き鳥なのだそうです。美味しそうですね!
ビールが合いそうですなぁ(笑)
出世魚であるコハダの稚魚をシンコ(新子)と呼ぶ地域があり
これにちなんで若鶏を新子と呼ぶ風習もあり
そこから名付けられたとされているそうです。
う~ん、食べてみたいですね!
そういえば全然関係ない話なのですが
私、十歳以上離れた腹違いの弟が一応いるのですが
(一応。。。というのがまともに一緒に暮らしたことがないので(苦笑))
その弟がまだ幼くてやっと言葉を話し始めたころ
どうも「し」がうまく言えず「ち」になっちゃうのですね。
「しんぶんし」→「ちんぶんち」とか。。。
で、食卓にたまたま出てきた「お新香巻き」を見て
「おちんこまき!」
さすがに当時吹き出して笑いが止まらなかったな。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンFX」のカメラ修理を行っています。
キヤノンのマニュアル機時代の中核を成すといえば
やはり「Fシリーズ」だとは思いますが
「FX」はその「Fシリーズ」の記念すべき最初のカメラです。
「Fシリーズ」これから20年近く続き
後にマウントもFLマウントから解放測光対応のFDマウントに変わり
F-1やFTb等も発売されるわけですが
基本的なシャッターの構造等は
このFXが基になっています。
(縦走りのEFは例外)
正直、一眼レフの分野で明らかに立ち遅れていたキヤノンを
後の2大メーカーに押しあげるきっかけとなったのが
「Fシリーズ」であり「FX」ではないかと思います。

お預かりしているFXはミラーアップしたまま
固まってしまっています。
シャッター幕はチャージ状態のままなので
シャッター幕が解放れない状態で固着しているようです。
とりあえず下から弄って強制的にシャッターを切りましたが
レリーズ部、シャッター幕、共に動きが非常に悪い状態です。
ミラーが下りたのでファインダーの様子も確認できましたが
プリズムは中央にうっすら縦線が入ってしまっています。
若干のプリズム腐食ですね。
FX、ペリックス、FP、FT、等のFシリーズ前期モデルは
非常にプリズム腐食が多く
(ファインダー視野内に水が流れた跡のような腐食)
交換用のキレイなプリズムの入手が非常に困難です。
(FTbであれば何とかなるのですが。。。)
今回は非常に軽微な腐食ということで現状のままで対応します。

長い間、大事に仕舞い込まれていたらしく
あちこち動きはダメですが
基本的には非常にキレイな個体です。
これまたキレイな元箱に入ってやってきましたが
写真には写っていませんが
カメラケースがまた非常にキレイで良い状態です。
ケースがカビでボロボロな場合も多いのですが
保管状況は良かったものと予想されます。
付属するFL50mmF1.8はカビはないものの
全体的に曇ってしまっています。
基本的にくもりは取れないことも多いのですが
できる限り対処していきます。

現状ではまだシャッターはまともに切れませんが
本来は「Fシリーズ」らしい
アタックの強い歯切れのよいシャッター音で動作するカメラです。
これから本来の姿を取り戻すための
分解整備に取り掛かっていきます。

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ミノルタオートコードのカメラ修理

今日は「あんパンの日」でもあり
「どら焼きの日」でもあるのですよ
どちらも美味しいですよねぇ。。。
とにかく餡子が大好きなので
他にも大福やたい焼き、もみじ饅頭
今川焼(大判焼き、私の地元では「びっくり饅頭」)
呉名物のフライケーキ、
白餡だけど松山銘菓の母恵夢(ぽえむ)
どれも甲乙つけがたく美味しいですよねぇ。。。
緑茶のお茶請けでもいいですが
個人的には牛乳と一緒にいただくと無敵です(笑)
ただ長年、糖尿病持ちだから
無制限に食べられないのですよねぇ(汗)
先日の脳梗塞だって10年近く患っている糖尿病と
若いころからの長年の喫煙(もちろん既に止めています)が
原因のひとつであることは間違いないところで
既に止めている喫煙はともかく
甘いものの食べすぎには気を付けないと。。。
あぁ。。。でも餡子は美味しいですよねぇ(笑)

さてさて

本日はミノルタオートコードのカメラ修理を行っています。
いろいろ好みや考え方によるとは思いますが
個人的にはやはり国産最高峰の二眼レフといえば
やはりオートコードではないかと思います。
振り子式のピントレバー、
SS・絞り値は構えた状態で確認できるレンズ上部での表示
クランク式の巻上・セルフコッキング
平面性を重視し上から下へ巻き取るフィルム巻上
明るくピントの山もわかりやすいファインダー
なんといっても秀逸な写りをする
ロッコールレンズ。。。魅力的なポイントの非常に多いカメラですね。
デビューは1955年ですが
細かいマイナーチェンジを繰り返しながら10年以上にわたって生産されます。
今回、お預かりしているのはオートコードのみならず
ミノルタの二眼レフとしての最終モデルとなった
「オートコードⅢ」です。同年に発売された「CdS」同様に
レンズは新コーティングの「ニューロッコール」となり
220フィルムにも対応しています。

ご依頼者様はこのオートコードを
某ネットオークションで入手したそうです。
外観は非常にキレイな状態で
レンズも比較的状態がよく巻上・ピントレバーも
正常に動作しています。
ただ。。。シャッターユニット及びシャッター羽根
絞り羽根が油まみれです。
レンズシャッター機でよく見かける経年で
自然と機械部分から染み出した。。。なんてレベルではなく
明らかにシャッターユニット内に大量の油
(おそらくCRC)を注入したものではないかと思われます。
当然、シャッターは粘っていて
レンズ前玉ユニットを外してみるとレンズ枠にも
べったり油漬け状態です。
これはなかなか大変です。
これだけ油漬けになっていると普通に清掃しても
どこからともなく染み出してくるものと思われます。
できる限り分解して根気よく清掃していくしかなさそうです。
あくまでも注油はしっかり古い油を除去したうえで
「必要最小限に!」です。
大量の油を後から脱脂すrのは大変ですからねぇ。。。

これから本格的に作業に取り掛かります。
ちょっと根気の必要な長期戦になりそうです(苦笑)

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キヤノンEFのカメラ修理

今日は「五百円札発行記念日」なのだそうです。
1951年(昭和26年)のこの日に
政治家・岩倉具視肖像の500円札(B号券)が日本銀行より発行されました。
さすがにこの500円札には馴染みがあまりないのですが
その次に発行された C号券は
(1969年11月発行、同じく岩倉具視肖像)
子供の頃から見ているし馴染み深いですねぇ
全体的に青っぽくて明らかに当時の他のお札に比べても
ちょっと独特だったと思います。
1982年に五百円硬貨が発行されましたが
1985年までは製造されていたのですねぇ
それにしたって35年前か。。。
時は無常に流れていきますねぇ

さてさて

本日、修理を行っている「キヤノンEF」は
1973年発売開始です。五百円札(C号券)全盛期です(笑)
キヤノンFシリーズの一員といえますが
ちょっと異端児的なモデルです。
「Fシリーズ」の他のカメラは全て
布幕横走りシャッターですが
このEFだけがコパル製の金属羽根縦走りシャッターを搭載します。
次世代の「Aシリーズ」でも布幕横走りシャッターなので
EFの次に縦走りシャッターを搭載するのは
80年代に入ってからの「Tシリーズ」になってしまいます。
さらにEFの特徴はその縦走りシャッターを
1/1000~1/2までは機械制御で駆動し
1秒~30秒までのスローシャッターを電子制御で駆動する
ハイブリッドシャッターなのです。
露出はマニュアル露出に加え
針挟み込み式のシャッタースピード優先AEを搭載します。
いろいろな意味でFシリーズからAシリーズへの
橋渡し的なモデルといえると思います。

お預かりしているEFは
まず電池を入れても電源が入りません。
当然、露出計は動きませんが
シャッターは機械制御の1/1000-1/2までは切れています。
EFには多いのですがおそらく電源が入っても
1秒以上のシャッタースピードは開きっぱなしに
なってしまうのでは。。。と予想しています。
開きっぱなしになるのであれば
直る可能性が高いと予想します。
露出計の精度も含めてまずは電源が入らないと
何とも言えない状態ですね

まだ現状チェックを行ったのみで
これから本格的に作業に取り掛かります。
装着されているNewFD50mmF1.8レンズは
絞り込んでも全く絞り羽根が出てきません。
NewFDではよくある症状ですが
油が絞り羽根に付着して固着しているものと思われます。
ちょっと他の同時期のキヤノン機とは
一線を画すEFですが
やはりこの時期のキャノンらしく非常にスタイリッシュですね
FT系やF-1とも異なるテイストですが
しっかりキヤノンっぽいのはさすがです。
巻上レバー根元に配置されたSSダイヤルは
AE-1でも採用されますが
EFはレリーズボタンもレバー基部なのですね。
これ結構使いやすいですしデザイン的にも良いと思います。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日から新年度!
いつもなら午前中はエイプリルフールネタで
盛り上がることも多いとは思いますが。。。
今年はさすがにそんな状況ではないですね。
出口の見えないトンネルに入ってしまったような
閉塞感が漂っています。
あまりここで暗いことばかりいっていても
しかたないので。。。
今日は「トレーニングの日」だそうですよ。
新年度の始まりに合わせて
何か毎日行うトレーニングを始めましょう!という日ですね。
私は退院以来、リハビリを兼ねたウォーキングを
朝晩行っていますが。。。
「本当にこんなことで治るのか?」という
どうにもならない不安感に悩まされています(汗)
発症後3ヶ月が勝負だって言われているし
仕事少し減らしてでも回復期のリハビリ専門病院に行ってみようかと画策中です。
まぁ、できることは全てやっておかないと後悔しそうですし。。。

さてさて

本日は「ミノルタXE」のカメラ修理を行っています。
少しひさしぶりですね。
X-1に続いて発売されたXシリーズ第二弾のカメラで
その秀逸な使い心地により
今でも根強い人気のあるカメラです。
特に巻上の滑らかさは特筆もので
横走りならF3、縦走りならXEがベストではないかと
個人的には思っています。
その滑らかな巻上に大きく貢献しているのは
やはりライツ・コパルと共同で開発した
「コパルライツシャッター」だと思います。
魅力の非常に多いカメラですが
困ったことにプリズム腐食の非常に多いカメラで
当店にも既にキレイな中古プリズムの在庫はなくなってしまいました。
実は今回のXEもファインダー視野内の下部1/3が
腐食のため真っ黒な状況ですが
今回は私が個人的に使っていた良品のXEから
プリズムを移植して対応します。

XEといえばミラーアップもよく起こるトラブルですが
今回のXEもたまにその症状が見られます。
原因がいくつか考えられるのですが
今回は接点の接触不良が原因ではないかと予想しています。
振り切れていることの多い露出計は
今回はまずまずの値を示してます。
そして今回は巻上部の油切れもあって
魅惑の巻上が本来の感触ではない状態ですが
それに加えて巻き上げても
シャッターはチャージしますが
フィルムが巻き上がりません。
スプロケットもスプールも全く回らない状態です。
これもXEでたまにあるトラブルで
多重露光モードになったまま巻上が固着してしまうことが原因です。

まだ取り掛かり始めたばかりですが
まずは巻上周りからチェックしていこうかと思います。
初期の電子制御シャッター機なので
いろいろデリケートな部分も多く
なかなか修理難度は高目なカメラだと思います。
(Xシリーズはどれも難しいものが多いですが。。。)
とはいえ、しっかり整備されたXシリーズは
どれも使っていて気持ち良いカメラばかりですので
今回も一生懸命整備していきます!

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ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「マリモの日」だそうですよ。
子供のころ私の家にも
ビー玉より少し大きいくらいの
かわいらしいマリモがいました。
当時、妙に気に入っていて
よく話しかけていたのですが
全く大きくならなかったですねぇ。。。
10年くらい枯れずに元気だったのですが。。。
でも後から調べると
自然と球状になるマリモは国内では阿寒湖と小川原湖だけで
それは特別天然記念物だから普通に入手できるものではなく
売られているマリモは単体の糸状体のマリモ
(この糸状体の姿が一般的なマリモ)を人工的に集めて
丸めたものなのだそうです。
国外でも球状のマリモが確認されている湖があるのですが
それもどうやら起源は日本のマリモだと予想されているのだそうです。
全国的に個体数が減少しているとのことですが
球状のマリモも含めてこれ以上減らずに増えていってほしいですね。

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
エレクトロ35シリーズも長きにわたり
いろいろなモデルが発売されていますが
今回は1966年にデビューした
初代エレクトロ35です。
「ろうそく1本の光でも写る」カメラを目指し
開発されたカメラでスローシャッターの制御に強い
電子制御シャッターをいち早く採用し
F1.7の大口径レンズと組み合わせた
絞り優先オート露出専用のレンジファインダー機です。
使用電池はこのカメラのために電池メーカーに作らせたといわれている
HM-4N積層型水銀電池を使用しますが
現在ではSR44x4個+電池アダプタで使うのが一般的です。

世の中に現存するエレクトロ35は電池室及び
配線がボロボロに腐食しているものが多いのですが
今回お預かりしているエレクトロは
非常にキレイな電池室です。蓋側もキレイです。
ちゃんと電池を外して保管してあったのですね。すばらしいです!
ただし巻上はできてレリーズも押せるのですが
シャッターが全く動きません。
電源はしっかり入っているようです。
シャッター羽根ががっちり固着してしまっているようです。
セルフタイマーも固着してしまっています。
この状態ではSSもオートの精度も全く確認できないので
まずはシャッターユニットの清掃整備から取り掛かることにします。

初期の電子制御シャッター機なので
電子部品に関するトラブルが出ると
修理不能な可能性も大いになあるのですが
意外と電子部品トラブルは少ないカメラです。
何度か詳しく描いたような気もするので簡単にいきますが
オート関連のトラブルはたいていの場合
レリーズ部のゴムブッシュ劣化か
鏡胴内にずらっと並んだ固定抵抗のハンダ付け劣化あたりが
原因である場合が多いです。
今回もそのあたりを重点的にチェックしながら
機械的な部分も整備を行っていきます。

いつも言いますが
この時代のエレクトロのギンギラギンなシルバーは
カッコいいですねぇ。。。

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ミノルタALSのカメラ修理

今日は「さくらの日」だそうですよ。
都内は正にソメイヨシノが見頃を迎えていて
当店の近くだと「中野通り」の桜がなかなか見事です。
早いものだと先週末にほぼ満開を迎えた木もありましたが
全体的にはまだ蕾も結構見られ
もうしばらく楽しめそうです。
ただ今週末の天気は荒れるようなので
それ次第かもしれませんね。
今は世の中も普通ではない状態なので
遠目に歩きながら楽しむ程度ですが
それでも咲き誇る桜を眺めていると少し癒されますね。
ちなみに中野通りに比べると例年少し開花の遅い
哲学堂公園も昨日通りがかったところ
こちらも見頃を迎えていました。

さてさて

本日はミノルタALSのカメラ修理を行っています。
「ALS」と聞くとちょっと馴染みが薄いかもしれませんが
ここのブログでもたまに登場する
「ミノルチナS」の後継機です。
当時のレンジファインダー機としては
非常にコンパクトで特にボディの薄さが魅力のカメラです。
基本的構造はミノルチナSと同様ですが
露出計がセレン光電池を使用したものから
CdSを使用したものへと変更となり
それに伴って電池室やon/offスイッチが追加されています。
シャッターユニットはセイコーSLVで最高速は1/500
レンズはロッコールQF40mmF1.8の大口径レンズです。

お預かりしているALSは
まず巻上はできレリーズも押せるのですが
シャッター羽根が全く開きません。
レンズシャッター機定番の羽根粘りだと思われます。
絞り羽根にもかなり油シミが見られるので
こちらも清掃が必要です。
電池室裏側には腐食が見られ
露出計は全く動きません。
レンズ・ファインダーにもカビが見られ
全体的に一通りの整備が必要な状況です。

まだ現状チェックを行っただけで
これから本格的に作業に取り掛かります。

ミノルチナ+ALSのシリーズは
「マニュアルの高級機はある程度
大きく重くないと偉そうに見えない」という
当時ならではの風潮のせいもあり
セールス的にはいまひとつだったらしいのですが
現在の感覚で見ると非常に魅力的なカメラです。
特にALSは少々イメージが地味なせいもあり
不遇な扱いを受けているような気がします。
個人的には非常に好きなカメラです。

ミノルタSR-2のカメラ修理

2016年のこの日(3/26)に
北海道新幹線(新青森-新函館北斗間)が開通したのですね。
つい最近の話だと思っていたら
もう丸4年が経つのですね。。。
本当に時の流れは速いですなぁ。。。(汗)
北海道か。。。一度は行ってみたいな。。。
実は以外に行ったことないところたくさんあって
関東の中でも北関東は足を踏み入れたことなくて
北陸・東北も行ったことないのですよねぇ。。。
なかなか何か具体的な理由付けしないと
これから行くチャンスも少ないかもしれません(汗)
まぁ、それももう少しまともに
歩けるようにならないと話にならないな。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR-2」のカメラ修理を行っています。
記念すべきミノルタ初の一眼レフカメラです。
1958年の発売ですね。
翌59年には普及機にあたる「SR-1」も発売されます。
ちょっと感覚的にわかりにくいのですが
先に出たのがSR-2で当時のフラッグシップもSR-2です。
当時は数字が大きいほうが上位モデルという考え方も
多かったようですね。
言われてみれば。。。ミノルタは「α」になっても
7000より9000、7より9が上位だったりしてますね。
でも「1」と「2」だと「1」が上位に感じてしまいますよねぇ
まぁ今となってはどちらでも良いのですが。。。
何にしてもSR-2はミノルタにとって
特別なカメラであることに
間違いはないと思います。
私のじいさんもニコンFを買う前に一時期
SR-2を使っていてそれは私が引き継いでいますが
ミノルタらしい使い心地の良いカメラです。

お預かりしているSR-2は
ずいぶん長い間仕舞い込まれていたものだと思われます。
何とかシャッターは切れますが巻上は重く
シャッタースピードの精度は全く出ていません。
シャッター幕の状態が少々心配でしたが
そこは硬化もなく問題ないようです。
ただ、初期のSR-2には不思議と多いのですが
ファインダー視野内中央横方向に
プリズムの剥離による黒い帯が見えてしまっています。
これはプリズム交換で対応します。
セットされてたレンズはSR-2本体よりは後の世代の
MCロッコールPF55mmF1.7ですが
絞り羽根が粘っていて
開くときも閉じるときも非常にゆっくりとしか動きません。
レンズにもかなりカビがあるので
こちらも清掃整備していきます。

まだ取り掛かったばかりですが
とにかく動くところはすべて清掃して
必要に応じて注油を行います。
他、ファインダー部等のカビ取り清掃を行い
一通りの整備を行ったうえで各部の調整を行っていきます。
基本的には非常に頑丈なカメラです。
しっかり整備を行えばまだまだ快適に使えると思います。

初期のSRシリーズのちょっと丸っこいデザインは
レトロな感じがして眺めていても楽しいですね。
個人的にも好きなカメラの一つです。

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リコーフレックスⅦのカメラ修理

プロ野球の開幕はまだ全く見えない状態で稔夫
宗夏は各地で無観客の練習試合(本来の開幕カード)が行われました。
我ががカープは3連敗で練習試合とはいえ
いろいろ心配が絶えませんが。。。(苦笑)
今日は3月23日ですが
この日は創立以来とにかく資金が足りなくて
球団を維持すること自体に
苦しんでいたカープ球団が
1951年3月23日に
セリーグ顧問との間で正式存続が決定した日なのですね
とはいえ。。。そのあともいろいろ揉めて
カープだけは開幕は遅れたりとか。。。いろいろあったのですが。。。
有名な樽募金で寄付を募ったのもこの年ですし
カープグッズ第一号ともいえる「カープ鉛筆」が発売になったのもこの年ですね。
でも開幕前は本当に苦しかったようで
何とか電車代を捻出してトーナメントが行われる甲子園まで
行ったものの宿代まではなく
甲子園のアルプススタンド下の部屋で雑魚寝していたりしたそうです。
さすがに私の生まれる前の話ですが
そんなお荷物球団と言われ苦労した時代の話を
子供のころから聞かされていたので
やはりカープには思い入れが深いですねぇ
早く世の中が落ち着いて開幕してほしいですね!

さてさて

本日は「リコーフレックスⅦ」のカメラ修理を行っています。
先日、輸出モデルの「スーパーリコーフレックス」の修理を紹介しましたが
それよりも少し前に国内販売されたモデルです。
ファインダーフードにアイレベルで使用できる
コンツールファインダーを組み込んだモデルです。
その他にもいろいろオプションが存在し
135フィルムアダプター「リコーキン」が用意されていたり
フィルムの巻き止めを行うオートストップ等も用意されていました。
(今となってはめったに見かけるものでもなくなりましたが)
他のリコフレ同様、Ⅶ型だけでもいろいろバリエーションが存在しますが
お預かりしているリコフレⅦは
2枚羽リケンシャッター搭載のモデルです。
シャッタースピードはB・1/25・1/50・1/100で
レンズはリコーアナスチグマット80mmF3.5です。

もはやリコフレ定番ともいえる
ピントギアの動作不良もありますが
いろいろいじった形跡が見受けられ
ピント位置がめちゃくちゃになってしまっています。
さらにシャッターも全く動きません。
羽根が固着しているものと思われます。
ファインダー内の汚れもひどく
ミラーはもちろん要交換です。
全体的に整備を行わないと
まともに写真が撮れない状態です。

。。。とはいえ、基本的にはシンプルな構造のカメラです。
致命的な部品破損やボディの変形があった場合は別ですが
大抵のトラブルは修理可能です。
ただし今回はビューレンズ側のピントギアは
中古品と交換しました。根元の錆が酷く
錆落としして清掃しても全くスムーズさが出なかったためです。
交換の効果もあって今回も指1本で軽く
ピント合わせが行える気持ち良い状態に仕上げることができました。
もちろんシャッターは各速度快調に動作し
ファインダーも非常にキレイになりました。

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キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「放送記念日」なのだそうですよ。
1925年(大正14年)のこの日に
社団法人東京放送局(現:NHK東京放送局)が
日本初のラジオ仮放送を開始したのだそうです。
まだそれから100年経っていないのですね。。。
この短い間に(といっても95年経過していますが)
地上波のテレビ・ラジオはもちろん
インターネット等も含めて
放送とひとことで言ってもこんなに多種多様になったのですね。
そう考えると技術の進歩って本当にすごいですね。
。。。といいながら
もはや最先端の技術や情報にずいぶん
ついていけなくなったような気がします(汗)
そんなことも思いながら
今日、40~50年前のカメラを弄っています。。。(笑)

さてさて

今日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
営業再開前日のブログもF-1でしたね。
今月はF-1の整備の多い月です。
もちろん今でも非常に人気の高いカメラですし
コンスタントに整備依頼のあるカメラです。
プロ仕様の高級機ということで
部品の耐久性は非常に高く
いわゆる普及機や中級機に比べると
壊れることの少ないカメラではありますが
それはやはり適度に動作させ続けていて
定期的なメンテナンスを行っていることが前提です。
当店にやってくるカメラの大半は
数年~数十年眠っていたものがほとんどで
それをいきなり起こして作動させても
なかなかうまくいくものではございません。
一見、動作していても
痛くてうまく動かない関節を無理矢理
健気に動かしているような状態のものも多いので
やはり一度は点検あるいは整備を行ったほうが良いと思います。

お預かりしているF-1は
非常に外装のキレイな後期型です。
しかしながら中身的にはだいぶくたびれている様子もうかがえます。
まずシャッターですが1/2000~1/500あたりまでの
高速シャッターの精度が全く出ていないうえに
非常に不安定です。
幕軸の汚れや油切れもありますが
最大の原因はSSダイヤル下の調速部の動作不良と思われます。
露出計も非常に不安定で
これは接点のあちこちで酸化被膜による
接触不良を起こしているものと思われます。
駆動部分や電気接点の一通りの整備が必要な状態です。

写真は一通り整備が完了した時点のものです。
先日のF-1やFTbのブログでも書きましたが
この時代のキヤノン横走りシャッターは
幕ブレーキの不良によるシャッターバウンドに注意します。
今回はもちろんそのあたりも含めて対処しているので
全く問題ございません。
ただせ清掃・注油を行っているため
状態が落ちつくまで
数日様子見をした後で最終チェック及び
微調整を行って完成となります。

それにしても何度見ても
キレイに磨いたF-1は文句なしにカッコ良いですね。

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