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キヤノンAE-1のカメラ修理

今日はこれといった記念日がないのですが。。。
1983年のこの日に「中国自動車道」が全線開通していますね。
(当時は呼び名も中国縦貫道だったかな)
私は広島県出身なので、これはよく覚えています。
当時は県内唯一で最初の高速道路じゃなかったかな。。。
とはいえ、山陽山陰両側からのアクセスを考慮して
中国山地に沿って走る中国道は
山陽側を走る山陽道ができてからはすっかり影が薄くなってしまいました。
山陽道や広島北ジャンクションができるまでは
私の住んでいた呉から最寄のインターは中国道三次インターですが
そこまで2時間は確実にかかったと思います。
でも効率よく直線で最短距離を結ぶ山陽道に比べて
中国山地を縫うように走る中国道は
変化に富んでいて退屈しないのですよね。。。渋滞も少ないし。。。
。。。と考えているとたまには高速使って
遠出したくなってきました。。。今はクルマもバイクもないのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
1976年の発売で
本格的「AE(自動露出)」時代の
扉を開けたカメラと言って良いと思います。
それまでもSS優先・絞り優先・プログラムAE機は
もちろんそれぞれ存在していましたが
世界初のマイクロコンピュータ搭載機で
徹底的な効率化と部品削減を行い
お求め易く使いやすい一眼レフとして大ヒットしました。
一世を風靡した「キヤノンAシリーズ」最初のカメラでもあり
この後に出てくるAシリーズ機は
基本的に「AE-1」がベースとなっています。

最初に言っておくと今回のAE-1は苦労しました。。。
定番のシャッター鳴きとか
高速シャッターの精度不良とか
いつものトラブルはもちろんあったのですが
シャッターがたまに開きっぱなしになると
いうトラブルを抱えていました。
お預かりした時点では
たまに開きっぱなしになる。。くらいの頻度だったのですが
現状をチェックしているうちに
もはやシャッターは全く閉じなくなってしまいました。
底部から強制的にマグネットを操作すると
普通に切れるのでやはり後幕側のマグネット制御に
問題があるようです。
加えてオート・露出計は動作はしているものの
3段以上オーバーと言った状況です。

このAE-1、巻上レバー部化粧蓋のカニ目に
キズがついていたので過去に開けられているのは
間違いないな。。。とは思っていたのですが
上カバーを外してみるとプリズムを降ろした形跡もあり
ハンダ付けの状況を見ても
フレキを一度外しているものと思われます。
その上、細かい部品やネジが一部欠落している箇所もあり
おそらくあまり詳しくない方が一度分解していると思われます。
こうなると何が起こっているか本当に予想がつきません。。。

一番恐れていたのはフレキが一部切れていたりすることだったのですが
入念にフレキをチェックしたところ、それは大丈夫でした。
原因を探すのに実は相当時間がかかったのですが
シャッターが開きっぱなしになる原因は
巻上レバー下部のフレキ接続部の接触不良でした。
きちんとハンダで繋がっていなかったわけです。
なにはともあれ原因がはっきりしてよかった。。。
電子制御機の常で露出計やオート精度は
機械部分がきちんと動作していることを前提として
基板上の半固定抵抗で調整を行いますが
ここもかなりいじられた形跡がありました。
だからおかしな精度になっているわけですね。
AE-1はまだシンプルなほうなので良いのですが
それでも正しい設定を見つけなおすには結構な手間がかかりました。

そんな感じでやっとこさ、普通に正しく動作する状態になったと思います。
しばらく様子見を行ってから最終チェックをして完成です。

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ミノルタハイマチックFのカメラ修理

今日、3月第4土曜日は
「焼肉開きの日」だそうです。
春休み最初の土曜日となることが多いことに加えて
卒業・入学・新学期・新生活のスタートなど
お祝い事が多いことから
焼肉を囲んで新たな門出を祝って欲しいとのことから
制定されているようです。
新たな門出はいまさらないですが。。。(苦笑)
焼肉で祝うことなら毎日でも
ひとりでも喜んでやりますよ!(笑)
しっかり焼いたホルモンを食べて
口の中一杯に拡がった油を
キンキンに冷えたビールで洗い流したいですねぇ。。。
お昼前からこんなことばかり考えていちゃダメですね
仕事しなくては。。。

さてさて

本日は「ミノルタハイマチックF」のカメラ修理を行っています。
ハイマチックシリーズは1960年代から80年代にかけての
ミノルタコンパクトカメラを代表するシリーズです。
1962年にデビューした初代ハイマチックは
この時代らしく大柄で重いレンズ固定式カメラという感じで
今となってはとてもコンパクトとはいえませんが
1972年に発売開始となった
今回のハイマチックFは非常にコンパクトで
今でも気軽に持ち歩けるサイズです。
同じカテゴリを代表するカメラ、コニカC35と同じくらいの大きさで
C35同様に距離計も搭載しています。
レンズはロッコール38mmF2.7、これもスペック的には
C35とかなり近いものです。
C35は機械式シャッターで針押さえ式プログラムシャッターですが
ハイマチックFはセイコーESL電子制御式プログラムシャッターです。
シャッタースピードの制御範囲はC35に比べると
大幅に広くなりました(スローは4秒まで)
シャッターユニット基本構造そのものは
Fの前年に発売されたハイマチックEと同様ですが
周辺の配線等はFのほうが随分洗練され
現在でも何とかメンテナンス可能なレベルでできています。
(ハイマチックEは当店では修理不可です)
セイコーESLシャッターはハイマチック以外にも
いろいろなコンパクトカメラに搭載されていますが
その構造上、レリーズは深く少々独特なフィーリングです。
深く押し込んで「ジャキーン」と戻ってくる感じは
おそらく好みが分かれるとは思いますが
個人的にはこの時代のメカらしく良いのではと思います。

現行モデルの頃は旧来の機械制御シャッターよりも
正確で安定した動作をしていたのは間違いないとは思いますが
発売から40年を悠々超える時間が経った今では
さすがに接点不良、部品劣化による精度不良等々の心配は
多いと思います。
今回、お預かりしているハイマチックFも
長年眠り続けていたものらしく
まずは電源が安定せず、オート制御も非常に不安定です。
不安定な上に実際のオート露出は大幅に(3段近く)アンダー傾向で
このままでは普通に写真は撮れない状態かと思います。

電池室の端子等はキレイだったのですが
その裏のハンダは少々怪しいのでやり直し
シャッターユニット及びその周辺の
接点は全て清掃したところ動きはようやく安定しました。
もちろんレンズ清掃、ファインダー清掃、距離計調整等
全体的に整備を行いました。
ハイマチックF。。。細かい部分を見ていけば
コストダウンのためと思われる
安っぽい部分もいくつか見られるのですが
全体的に見るとミノルタらしく妙に質感が高く
使い心地の良いカメラです。
個人的にも気に入って
一時期使っていたことのあるカメラなので
ご依頼者様にもこの使い心地の良さや
質感を思う存分楽しんでいただければと思います。

アイレスフレックスのカメラ修理

今日は「放送記念日」だそうですよ。
1925(大正14)年のこの日に
社団法人東京放送局(現在のNHK東京放送局)が
日本初のラジオ仮放送を開始したのだそうです。
小学校高学年~中学校くらいまでは
よくラジオ聴いてましたねぇ。。。
FMは主にエアチェックをするために聴いていて
AMは自分的に面白いと思った番組を毎晩のように
枕元にラジオを置いて聴いてました。
好きなアイドルがやってるラジオドラマなんかも
結構聴いてたなぁ。。。
大人になってからも仕事でクルマで外回りする際には
当たり前のようにラジオ聴いていましたが
最近はめっきり聴くことなくなりましたね。。。
テレビも朝の15分くらいと夜中の30分くらいしか
見ていない上に、ほぼ画面見ていないから
今でもラジオでいいかもしれないなぁ。。。

さてさて

本日は「アイレスフレックス」のカメラ修理をしています。
1950年代の二眼レフブーム時のカメラです。
アイレス写真機製作所は二眼レフ以外にも
レンジファインダーカメラ等も手がけていましたが
1960年に残念ながら倒産してしまいました。
アイレスフレックスは
数ある二眼レフの中で唯一のニッコールレンズを
搭載したカメラです。
ニッコールレンズ搭載にあたり
当時の日本光学はレンズを供給するにあたり
ボディ側の精度・品質を日本工学の自社基準に
沿うようにアイレス側に求め
指導等も行い、これが当時のアイレスの技術力を
押し上げたといわれています。
搭載されるニッコールはテッサー型の
ニッコールQ・C75mmF3.5です。
シャッターユニットも当時の最高級シャッターである
セイコーシャラピッドを採用しています。
当時の価格は42000円と他の二眼レフに比べても
高価なものでありましたが
販売は好調だったようです。
フィルム装填はスタートマーク合わせの
セミオートマットですが、カウンターは手動復元です。
セルフコッキングはありません。

お預かりしているアイレスフレックスは
シャッターに若干の粘り、ファインダーミラーの腐食等々
二眼レフにありがちなトラブルを抱えてしまっている状態です。
加えて絞りレバーが異様に重く
あまり無理に動かしたくない状況です。

写真には写っていませんが
純正のレンズキャップがやけに高級感あるもので
Bay1バヨネットにしっかりとセットできるものです。
二眼レフのキャップといえば外れやすいものが多いのですが
これはその心配はなさそうです。

ニッコールらしいシャープな描写で評価の高いカメラです。
中心部に関しては開放でも絞り込んでも
ほとんど差がなく綿密に描写するそうです。
開放時には若干周辺部が甘いらしいのですが
それも解像度の非常に優れた中心部と比較するからで
普通に考えれば十分にシャープだと思われます。
いいですねぇ。。。個人的にも1台欲しいカメラです。

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キヤノンFTbのカメラ修理

今日は春分の日でもありますが
ツイッターの誕生日でもあるのですね。
私もお店のアカウントしてFBとツイッターは
毎日更新していますが
特にツイッターは休日のちょっとしたことでも
投稿しやすくて楽しいです。
お客様の中にも
当店のツイッターをご覧になっていただいている方は
たくさんいらっしゃるし
ツイッターを見て当店のことをしていただくことも多く
ツイッターだけではないですが
SNSは本当に欠かせないものになっています。
あまりはまり込むと時間ばかり浪費してしまうので
少々注意が必要ですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「キヤノンFTb」のカメラ修理を行っています。
1971年に発売のカメラで
同年にフラッグシップ機のキャノンF-1も発売されており
F-1のサブカメラもしくは中級機の位置づけとなっていました。
同年に発売されていますから
当然、F-1との共通点もかなり多く
細かい素材やコストのかかるところに違いはありますが
基本的仕様や考え方はF-1とほぼ共通です。
新システムでもあるFDレンズ群に対応し
開放測光が可能になりました。
F-1と同様の追針合致式の露出計は
一目で適正露出とのズレも判断でき
非常に使いやすいカメラだと思います。
2年後の1973年にマイナーチェンジが行われ
マイナーチェンジ後のモデルは
FTb-Nと呼ばれる場合もあります。
ファインダー内でシャッタースピード設定が確認できるようになり
巻上レバー、シャッターボタン、セルフタイマーレバーのデザインも
変更されています。

今回は同じ日に異なるご依頼者様から
偶然にも立て続けにFTb及びFTb-Nの修理依頼が入りましたので
一気に2台、整備していきます。
2台共に露出計が動きません。
電池室は比較的キレイなので裏側のハンダか
SW部の接触不良だと思われます。
加えて2台ともシャッター幕軸は油切れのようで
シャッター音も高周波を多く含んだ耳障りな状態で
シャッタースピードも不安定且つ
先幕・後幕のバランスが崩れています。
FTb-Nのほうは頻繁にミラーアップしたままになってしまいますが
これも元を正せばシャッター幕走行不良が原因と思われます。

左が前期のFTbで右側がFTb-Nです。
オーソドッグスながら飽きの来ないデザインですね。
しっかり整備された個体は
キヤノンFシリーズらしい非常に歯切れの良い
シャッター音を聴かせてくれます。
今回は大丈夫でしたが
F-1やFTbも含むFシリーズは
シャッター幕ブレーキのトラブルが比較的多いカメラです。
特にF-1やFTbはこの幕ブレーキの素材が
少々脆く、ここに不具合が発生すると
いろいろなトラブルが発生します。
代表的なものがシャッター幕バウンドで
走り終わったシャッター幕がその勢いで
少し跳ね返りそして再び戻っていくというものです。
見た目の動きでは全くわかりませんが
撮影したフィルムで見たり測定機で計ってみると明らかで
視野の端(走り終わり部分)のみ露出量が極端に少なかったり
反対に極端に多かったりします。
これが出ていると少々修理の難易度が上がります。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「LPレコードの日」だそうですよ!
LPレコードって言ったって
ピンと来ない人のほうが既に多いですよねぇ(汗)
LPレコード(片面25分ほどの収録)が12インチで
1分あたり約33回転(3分間で100回転)
シングルレコード(片面5分ほど)が7インチで
1分あたり45回転ですね。
A面、B面っていうイメージも
もはやおじさん(じいさん)しかわからないですよねぇ。。。
子供の頃には家に家具調のステレオがあって
(この頃のステレオ(これも死語?)は
家具調のでっかいものが流行っていた)
小学4年生くらいになった頃には自分でも
少ないお小遣いの中でレコードを買うようになり
レコードクリーナーを使ったり
針を落としていたりすると少し大人になったような気がしました(笑)
今でもプレーヤー(安物ですが)は持っているし
レコードクリーナーの匂いを嗅げば懐かしい気持ちになりますね。
また新宿あたりで中古レコード屋さんめぐりに行かなくては!

さてさて

本日はオリンパスOM-1のカメラ修理を行っています。
ここ1年くらいの間だと一番修理依頼の多いカメラではないでしょうか。。。
上品なシャッター音にシャリッとした軽やかな巻上
もちろん、一番の長所はそのコンパクトさだとは思いますが
使い心地の良さも非常に魅力的なカメラです。
基本的にはシンプルな機械制御シャッターの一眼レフですが
その大きさと静かさを実現するために
いろいろな独自の工夫が行われているカメラです。
そのため、他メーカーの大きく重い一眼レフに比べると
多少デリケートなところもあります。
決して壊れやすいカメラではありませんが
より定期的にメンテナンスの必要なカメラだと思います。
クルマやバイクでも乗り心地や性能を追求したものは
より定期的に整備の必要があることと同じだと思います。

お預かりしているOM-1は
まず定番のプリズム腐食。。。これはもう交換で対処いたします。
今回のOM-1はさらにそれに加えて
ミラー先端部の腐食も酷いのでミラーも交換いたします。
続いて、これも定番。。。
電池室端子留めの樹脂ネジの破損による
露出計不動。。。樹脂ネジだけでなく配線も腐食しています。
樹脂ネジは特殊なサイズのため
ワンサイズ太いネジからダイスで切り出して作って使います。
配線は交換いたします。
高速シャッターは開ききらず
低速シャッターはスローガバナへのリンクが働かず
全て1/60で切れてしまっています。
どちらも積年の汚れによる動作不良と思われます。
稼動部分は全て清掃して動作をチェックしていきます。

いろいろトラブルは抱えていますが
どれもOM-1でありがちなトラブルばかりです。
扱いなれているカメラでも
見たことのない、或いは原因の予測できないトラブルは
とんでもなく時間がかかることもありますが
分解品やショック品でない限り
大抵は同じようなトラブルが起きるものです。
今回は症状をみているだけで
原因がある程度予測されるものばかりなので
あとはきっちり丁寧に整備すれば大丈夫だと思います。
きっちり整備されたOM-1の使い心地は
やはり上質で気持ちよいものです。

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ペンタックスMEスーパーのカメラ修理

今日は「春の睡眠の日」だそうです。
(ちなみに「秋の睡眠の日」は9月3日)
「春眠暁を覚えず」とは昔からいいますが
私の場合は年から年中眠いですけどね(笑)
サラリーマン時代に比べれば
通勤時間も5分だし、
睡眠時間は確保できているはずなのですが
6時間睡眠が3日続くと
昼間、集中力が続かなくて話になりません。。。
7時間寝ていると割りとしっかりしているような気がします。
起きる時間が決まっているのだから
その7時間前に寝ればいいのですが、これがなかなか。。。
まぁ夜中までお店にいていろいろやってるから
しかたがないのですが。。。
それにしても睡眠は健康の基本ですから
時間だけではなくて質の良い睡眠をとらなくてはいけませんね!

さてさて

今日は「ペンタックスMEスーパー」のカメラ修理を行っています。
先週もMEスーパーの修理がありましたね。
ペンタックスMシリーズの中核といえるモデルだと思います。
絞り優先AE専用機でエントリーモデルだった「ME」に
1/2000のシャッタースピードとマニュアル露出を与え
スクリーンも明るいブライトマットスクリーンに変更し
一気に高級機へと変身させたカメラとも言えると思います。
もともとMEの操作性はエントリー機らしからぬ
気持ちよさがありましたからMEスーパーくらいの機能が
本来の姿のような気もします。
唯一、好みによっては操作しづらいと感じるかもしれない点は
やはりプッシュ式のシャッタースピード設定だと思われます。
慣れてしまえばそれほどの問題ではないのですが
個人的にどっちが良い?と聞かれれば
やはりダイヤル式のほうが使い勝手が良いとは思います。

お預かりしている「MEスーパー」は
ご依頼者様が最近、某オークションで手に入れたものだそうです。
動きはそれほど悪くはないのですが
一番の問題は自慢のブライトマットスクリーンが
キズだらけな上に何か焼けたように変色しています。
おそらくアルコールか何かで拭いたのではないかと思われます。
ファインダースクリーンはモルト屑等が付着しやすい位置にありますし
拭きたくなる気持ちはわかるのですが
よっぽどきちんと取り扱いがわかっている方以外は
決して触れてはならない場所です。
ほこり、ゴミの付着等が気になる場合は
ブロアで飛ばす程度にとどめていただければと思います。
スクリーンは一般的にプラスチック製で
非常に小さい溝の集まりでフレネルを形成しています。
溶剤の類には非常に弱く
アルコール等で軽く拭くだけでフレネル表面が溶けてしまい
拭き跡として残ります。
おまけに非常にキズも付きやすい材質なので
軽くツメやピンセットの先端で触れてしまっただけでも
非常に目立つキズとなってしまいます。
スクリーンの洗浄・清掃はできるだけプロにお任せいただければと思います。

スクリーンは中古良品と交換で対処いたします。
スクリーン交換希望のご依頼も比較的多いのですが
キズの全くないスクリーンの確保は年々困難になってきています。
現在、スクリーンのキレイなカメラを使っている方は
その取り扱いにくれぐれもご注意いただければと思います。
スクリーン以外にも分解前にチェックを行った結果
シャッタスピード、露出計、オート露出
それぞれが非常に不安定な状態のなことが発覚しています。
考えられる原因箇所を整備しつつ
分解を行い組み立てていきます。

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オリンパストリップ35のカメラ修理

今日は「漫画週刊誌の日」だそうです。
1959年(昭和34年)のこの日に
少年マガジンと少年サンデーが発刊されたそうです。
親父が読んでいたこともあって
小学校低学年の頃には少年誌読んでましたねぇ。。。
その頃、好きだったのは。。。
ジャンプなら「サーキットの狼」と「すすめ!!パイレーツ」で
マガジンは「釣りキチ三平」で
チャンピオンは「ブラック・ジャック」、「エコエコアザラク」
「月とスッポン」、「マカロニほうれん荘」
サンデーは「まことちゃん」と「ダメおやじ」。。。とかかな。。。
(こうやってみると本当に古いな。。。(笑))
さすがに今は少年誌を読むことはないですが
ビッグコミックあたりは欠かさず読んでます(笑)

さてさて

本日は「オリンパストリップ35」のカメラ修理を行っています。
コンパクトなカメラを得意とするオリンパスらしい
気軽に持ち歩けるカメラです。
1968年の発売ですがそれより6年前に発売されていた
「ペンEES」のフルサイズ判ともいえると思います。
シャッター機構や露出制御等の構造はほぼ同一です。
光量不足の場合に出る「赤ベロ」も
ペンEESと同様です。
セレン光電池を使用したオート露出で撮るカメラで
シャッタースピードは1/30、1/250の2速
ピント合わせは4点式のゾーンフォーカスです。
レンズは40mmF2.8を搭載します。

お預かりしているトリップ35は
ASA感度設定リングとピントリングに
大きなガタが出ていて操作していると外れそうです。
ペンEE系の修理に際にも何度か書きましたが
このトリップ35も全体的に
ネジが緩みやすいカメラです。
早速分解してみるとやはりあちこちのネジが
緩みかけでこのまま使っていると
もっと色んなところのネジが外れていくと思われる状態でした。

セレンを使うオート露出のカメラなので
やはりセレン光電池の状態が一番心配されるのですが
今回は多少の劣化はもちろんありますが
十分起電しているようです。
比較的、ペンEE系のセレンは起電できないほど
劣化しているものは少ないように感じます。
劣化しているものが多いのはやはりオートハーフ系かな。。。
とはいえ、さすがにお預かり時の状態では
オート、露出計、共に調整が必要な状態でした。
シャッターユニット、オート・絞り機構整備等を一通り行った後で
露出計をオート(絞り制御)の調整も行います。

電池要らずでどこにでも気軽に持ち歩ける
トリップ35はその名の通り
ちょっとした旅行やお散歩のお供にも最適だと思います。

ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は「十六団子の日」だそうです。
東北地方や北陸地方で行われている伝統的な行事で
田の神が山から戻ってくる日とされており
団子を16個供えて神を迎える行事が行われます。
10月16日には神が山に帰る日として
同じように団子を供えるのだそうです。
昔ながらの農事に関する行事は
どれも素朴で趣がありますね。
昔の人は現代人よりももっと四季のうつろいを感じながら
生活していたのだと思います。
やはり店の中にこもりきりじゃなかなか季節を肌で
感じることは難しいですねぇ。。。
早朝に散歩でもしようかな。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
ミノルタは比較的早い時期に機械制御シャッター機から
電子制御シャッター機へと移行が完了しましたが
ミノルタの機械制御シャッター機の代表といえば
やはりこの「SRT101」だと思います。
この後に発売されたSRTスーパーや
SR505、SR101も全て基本的な部分はこのSRT101と共通です。
SRT101そのものも7年以上生産された
ロングセラー機で元々の設計が非常に優れていたことがわかります。
実際に使ってみるとスペックは必要にして充分
加えてミノルタらしい使い心地のよさで
非常に楽しく撮影を行えるカメラです。

お預かりしているSRt101は
もともとご依頼者のおじいさまのカメラなのだそうです。
譲り受けてから使ってみているのだそうですが
頻繁にミラーアップしたままになってしまうとのことです。
ミラーアップの原因は
定番ですがやはりシャッター幕走行不良が原因です。
きちんと走りきらないからミラーダウンができないのですね。
もちろんミラー駆動部そのものも油切れで
動きが悪いことも拍車をかけています。
シャッター露光量、及び幕速を
測定機で計ってみるとやはり後幕の動きがかなり悪いようで
高速シャッターの精度は全く出ていません。
露出計はとりあえず動作していることはしているのですが
指針の動きが非常に不安定で
適正露出を得ることが難しい状況です。

トラブルはいくつかありますが
どれも汚れや油切れによるもので
放置されていた年月を考えると良い状態だと思います。
もちろんこのままでは使えないので
分解してひたすら清掃と注油を繰り返します。
SRT系はCdS周りのハンダが劣化していることも多いので
ここも無条件にハンダをやり直します。
上写真は一通り整備が完了した時点でのものですが
非常に気持ちよく動作するようになりました。
SRT101はシルバーのほうが見かける機会は圧倒的に多いですが
ブラックのSRTも引き締まった感じでカッコ良いですね。

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ヤシカエレクトロ35GSNのカメラ修理

今日は「靴の記念日」なのだそうですよ。
靴って見た目にも機能的にも大事ですよねぇ。。。
足にあってない靴を履いていると
間違いなく身体に悪影響出てしまいますし
ほかでどんなにオシャレでも
靴がボロボロだったり汚かったりすると
全部台無しになってしまいますものね。
。。。とか言いながら普段履きの靴には全く
無頓着だったりします。。。(汗)
革靴と登山靴にだけは気を使っているつもりなのですが
何せ履く機会が激減しているもので。。。
特に用事がなく人目が気にならない場面では
しめつけられなくて風通しの良い
裸足にサンダルが最強だとは思いますが。。。(苦笑)
そういえば子供の頃にサンダルのことを
「つっかけ」って呼んでいましたが今や死語ですか?(汗)

さてさて

今日は「ヤシカエレクトロ35GSN」のカメラ修理を行っています。
昨日はエレクトロ35シリーズ最終モデルのGXでしたが
今日は1973年発売の「GSN」です。
「GSN」は基本的に初代エレクトロの流れを汲むカメラで
ボディサイズや機能は初代エレクトロと同様です。
GSNが発売になった頃には
既に「CC」(35mmF1.8搭載)や「MC」(目測式ピントの小型機)が
登場していたのでバリエーションが拡がっていた頃です。
初代とほぼ同様とはいえ初代のデビューから7年経っているため
細かな部分を含めると変更点は多く
正常進化した完成形といってよいモデルだと思います。
個人的にはエレクトロ35といえば
他メーカーには存在しない
ギラギラしたシルバーが何ともいえない質感で
とても好みだったりします。

お預かりしているエレクトロ35GSNは
おそらく過去に落下させてしまったのだと思われますが
レンズ前枠に大きな歪みがあります。
加えてピントリングは空回りしており
ピントリングを回してもヘリコイドは回らない状況です。
ヘリコイドがかなり固着している状態だったので
その状態で無理やり回していて
ピントリング留めが外れたのだと思われます。
エレクトロ35ならではの
昨日も書いた巻き上げ時の「カツン」音はするのですが
オートは全く精度が出ておらず
LV15の光量(よく晴れた日中の昼間の明るさ)でも
黄色ランプ(スローシャッター警告)が点灯し
オートは大オーバーになってしまう状況です。

カツン音がしているので大丈夫だとは思っていましたが
トラブルの多いレリーズ部ゴムブッシュは
丈夫なものに交換された形跡がありました。
今回のオート不良はレリーズ電気接点部分の
汚れによる接触不良が原因のようです。
古いタイプの電子基板なので
リード線が多くなかなかややこしいですね。
まずはシャッターユニット周りから整備に取り掛かり
レンズ清掃やヘリコイドの清掃及びグリスアップ
ファインダー調整等々、一通りの整備を行いないます。

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ヤシカエレクトロ35GXのカメラ修理

今日は3・14ということで
「円周率の日」だそうです。
そういえば20年位前に
これから学校でも円周率は「3」で教えられる。。。と
噂が立ちましたが実際は誤報だったのですね。
3.14だとしても概数に過ぎないのですが。。。
それにしても円周率って不思議な数字ですよね。
だって延々続くのですよ
難しい言い方をすると無理数であり且つ超越数でもあるのですね。
円周率=πにちなんで
今日は「パイの日」でもあるそうです。
私の生まれ育った呉にエーデルワイスという
洋菓子店があるのですが
そこの「クリームパイ」がめちゃくちゃ美味しいのですよ。
二十歳くらいの頃に
半日かけて1ホール食べきったこともあったなぁ。。。(笑)
次回の墓参りの際には絶対買って食べよう!(笑)

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GX」のカメラ修理を行っています。「
「ろうそく1本の光でも写る」カメラを目指して
発売された初代エレクトロが1966年発売で
今回の「GX」が1975年発売で
エレクトロ35シリーズの最終モデルにあたります。
10年の間に随分小型化されましたが
基本的な構造や操作性は初代とほとんど変わりありません。
操作で特徴的なのは巻上げたときに途中で
レリーズ戻る「カツン」という音がするのですが
これも初代からGXまで共通です。
この音がしない場合はレリーズ部にある
ゴムブッシュが劣化していて
オート精度が全く出なくなります。

お預かりしているGXは
巻上時に例の「カツン」するのですが
かなりブッシュがへたっていて
本来の役目を果たしていない状態です。
そのためシャッター半押しの際に毎回
一瞬、赤ランプが点灯します。
オートも非常に不安定で
明るさが十分にある場合でも
たまにシャッターが開きっぱなしになってしまいます。
加えて距離計は縦横共に大きくズレていて
レンズ前玉群には気泡が見られます。
レンズに関してはご依頼者様から
部品取用の個体をご提供いただいているので
そちらから移植を行います。

エレクトロ35シリーズはその名の通り
全モデル、電子制御シャッター機です。
(一部のモデルを覗いて大部分がコパル製)
しかしながら同時期の他の電子制御コンパクトに比べても
電子部品トラブルはかなり少ないほうかと思います。
比較的前期(サイズが大きい頃)のモデルには
たまにどうにもならないものが存在したり
電池室からの腐食で基板まで修復不可のものも
たまに見かけますが。。。
今回もブッシュを交換し、レリーズやシャッターユニット周りの
接点を清掃することでオート制御は非常に安定しました。

以前にも書きましたが
ボディ前板部分に貼っているプレート
「AE・AF」のAFは「オートフラッシュ」の略です。
(フラッシュが一体装着されているわけではなく
外付けのフラッシュを制御できるということ)
AEはオート露出でわかるのだけど
MF(マニュアルフォーカス)なのに
何故、「AF」なのだろう???と長い間思っていました(苦笑)

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