ペンタックスS2のカメラ修理

今日は3月2日ということで「ミニの日」だそうです。
小さいものとかミニチュアを愛でようという日ですね。
ミニチュアではありませんが
小さくて精巧にできているものってやはり魅力に感じますよね。
時計も模型もミニカーも、もちろんカメラだってそうですね。
そんなことを考えていると
余計な物欲を刺激することになるので
ほどほどにしておきましょう。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスS2」のカメラ修理を行っています。
1959年に発売され非常にヒットしたカメラです。
この時期のペンタックスらしい
レトロ感溢れるデザインがステキですね。
レンズマウントはおなじみのユニバーサルマウント
M42マウントであり
ペンタックスで当時用意されていたレンズ群
「オートタクマーシリーズ」以外にも
いろいろなレンズが使えることも
大きな魅力のひとつだと思います。

お預かりしているS2は
シャッターがチャージされた状態で固まっていて
シャッターを切ることができません。
おそらくレリーズとミラー駆動部との
連携が何らかの原因で上手く動作していないものと考えられます。

S2は当初、シャッタースピードの最高速が1/500でしたが
途中から1/1000も追加されました。
今回のこの個体、シャッターダイヤルは
1/500までなのですが表示のない1/1000もクリックがあり
1/1000が切れるようになっています。
何らかの理由で後期型ボディに前期のダイヤルがついているのか
理由は定かではございませんが
もちろん1/1000も使えるように調整していきます。
(お預かり時の状態では1/1000は開いていませんでした。)

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