今日は語呂合わせでわかりやすく
「黒の日」ですね。
黒に関連した記念日でざっと調べても
「黒豚の日」「黒豆の日」「黒酢の日」
「黒あめの日」「カラスの日」「松崎しげるの日」等々
たくさんの記念日が制定されています。
「白髪染めの日」とかはないのですね…(笑
話が少しそれますが
さすがに最近白髪が目立つようになってきました。
黒い髪がまだ多い中にちょろちょろ白髪があると
一気に老けた感が出てしまうので
最近は定期的に白髪染めをするようになってきました。
全体的にはまだ大丈夫そうなのですが
生え際ともみあげに白髪が多くこれが目立つのです…
寄る年波には勝てませんねぇ…
まぁあまり見た目を気にするようなことももうないのですが
これはちょっと自己満足的に許せなくて
お手洗いで鏡を見るたびに
白髪チェックをするのがクセになってしまいました。
黒いのはもちろんですが艶とハリがあってしなやかな髪は
もう帰ってこないですね(苦笑)
さてさて
本日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
正確に言うと初代C35をベースに
距離計を省略して目測式とし
セルフタイマーも省略した「C35 E&L」です。
1971年発売のカメラです。
目測となったことで使い方によっては
より簡単に素早く撮れるようになったカメラです。
C35のユーザー層や使い方を考えると
理にかなったモデルだと思います。
内部機構やレンズ、露出計・オート制御は
初代C35と変わりません。
ヘキサノン38mmF2.8の写りは定評通り秀逸です。
露出設定は露出計におまかせの
プログラムオート&プログラムシャッターで
余計なシャッターロック等がついていないことも
いざというときに役に立つと思います。
気軽にどこにでも持ち歩いて素早く撮るには
最適なカメラだと思います。
お預かりしている「C35」は
シャッターを切ると軽快なシャッター音はするのですが
肝心のシャッター羽根が全く動きません。
当然ながら写真は撮れません。
レンズシャッター機でよくある羽根の汚れによる
羽根固着はC35の場合は比較的少なく
よくあるのはシャッター駆動の源となる
円盤部の粘りなのですが
この歯切れのよいシャッター音を聞いていると
そこは元気に動いているような気もします。
とりあえず下カバーを開けて円盤部をのぞき込んでみると
やはりそこは元気にくるんと回って駆動力を生み出しています。
…となると羽根を直接動かしている駆動部の固着かと思われます。
加えて露出計は電池を入れても全く動きません。
電池室は一見キレイだったのですが
電池室裏の配線はボロボロで
完全に断線していました。
ここは配線交換で修理していきます。
シャッターはやはり羽根を駆動する基部がガッチリと
固着してしまっているようです。
ここがこんなに固着しているのは珍しいですね。
周辺にかなり緑青も出てしまっているので
少しばかり時間をかけてスムーズに動くように
修理していきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。