ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「天気図記念日」だそうですよ。
1883年(明治16年)のこの日に日本初の天気図が作成されたそうです。
登山にいく場合はもちろん
日頃の天気も天気予報で常に気にしていますが
天気図をきちんと作って天気予報をする。。。ということは
実は大変なことなのでしょうね。
山に登る関係で天気図のちゃんとした読み方を少しかじったことがあるのですが
そのうちきちんと勉強したいと思っています。

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
。。。といっても実は作業は既に終わっていて
最終チェックを行っている段階です。
今回、同じご依頼者様から
シルバーとブラックのMXをそれぞれ1台ずつお預かりしました。
それぞれ、問題点がいくつかあり

・たまに巻上ロックが起こる
・たまにミラーアップしたままになってしまう
・写真の端が黒く写ってしまう。
・高速シャッター(1/2000・1/1000)が開いていない。
・シャッター速度が不安定あるいは露光ムラが見られる
・フィルムカウンターの戻り(ゼロ復帰)が悪い

等々なのですが。。。このブログでも何回かお話したように
これらの症状は全て何らかの理由で機械の動きがわるいために
起こる症状です。
では何故動きが悪くなるかというと油切れ、あるいは
古い油や汚れが部品の動きを邪魔してしまうためです。

今回、シャッター周りやミラー駆動部、巻上部等々の
点検清掃注油調整を行っているのですが
清掃して古い油を取り除き改めて注油を行うと
油がなじんで動きが安定するまでにある程度の時間を必要とします。
今回のMXも作業そのものは数日前に終わってはいますが
最終調整は時間を空けてから行います。

並べてみるとシルバーもブラックもカッコ良いですね。
両方揃えたくなる方の気持ちが良くわかります!

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