ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「よいPマンの日」だそうですよ。
「Pマン」って何???何かのキャラクター???と思って調べたら
野菜の「ピーマン」のことだそうです(笑
「P」と「9」の形が似ていることから「よ(4)いP(9)マン」の
語呂合わせなのだそうです…いや…かなりまた強引な…(苦笑)
子供の嫌いな野菜のツートップとして
ニンジンと並んでこのピーマンもそうですよねぇ
私はどちらもそれほど子供の頃から嫌いではなくて
特にピーマンは火を通した時のあの独特の香ばしさと
ほのかな苦みが好きなほどでした。
今でも魚以外の肉類の付け合わせと思うとピーマンよく買いますねぇ
大人になってからはほとんど好き嫌いはないのですが
あまり得意ではないのは子供の頃から酢の物全般と
カボチャかなぁ…(笑
あのもさっとした触感がどうも…
話がそれました…最近は緑色のピーマンだけではなく
成熟した赤色や黄色、橙色のピーマンもたまに売られてますね
緑色のものは完全に成熟していないものだそうですが
成熟するまでに日数がかかるため、
効率よく採れる「緑色のピーマン」が一般的に販売されているのだそうです。
ま、彩りは二の次かな…安くて美味しければ文句ないので
緑色で充分な気もしますが…

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
一気に小型化された「ペンタックスMシリーズ」の
中核であり基本形ともいえるカメラです。
「Mシリーズ」として最初に発売されたのは
機械制御シャッター機の「MX」ですが
「MX」は「Mシリーズ」の中では異端児的なモデルでもあるので
その1か月後に登場した「ME」のほうが
「Mシリーズ」としては本命だと思われます。
絞り優先オート専用機ですが軽量コンパクトで
非常に使い心地のよいカメラです。

「ME系」の定番トラブルと言えば
「ミラーアップしたまま固着」というパターンで
原因はミラー駆動部のゴムブッシュの劣化です。
ただ今回は症状は「ミラーアップしたまま固着」なのですが
原因はミラー駆動部ではないようです。
…というのも「オート時」しかこの症状は出ず
機械制御の「100X」にシャッターを設定すると全く症状が出ないのです。
ミラー駆動部が原因であれば制御が機械だろうと電気だろうと
毎回出るのが普通です。
オート時だけ出るのであれば電気的制御の問題か?ということになりますが
どうやらそうでもないようです。
いろいろ測定しながら試して気が付いたのですが
どうも後幕(金属羽根)の幕即が異様に遅く
後幕の動作不良に起因するミラーアップのようです。
こういうパターンはMEではちょっと珍しいですね。


ただ電気的制御の問題ではなく
機械的なシャッター動作不良なので修理は可能です。
これからシャッターユニットの分離及び整備に取り掛かりますが
おそらくユニット内のブッシュか何かの劣化によるトラブルかと思われます。
露出計やオート制御的にも電子基板には何ら問題はないようです。
まだトラブルシューティングと並行して分解している状況ですが
何にしても原因をはっきりさせて
修理及び整備を行っていきます。

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