今日は7月11日…
わかりやすく「セブンイレブンの日」ですね。
当店の最寄りのコンビニも歩いて2分ほどのセブンイレブンで
ほぼ毎日のように利用させていただいています。
年中無休で24時間営業って改めて考えると
スゴイですよね…それもあの豊富な品揃えで…
名前の由来ともなっていますが
もともとは営業時間が「午前7時~午後11時」だったことが
名前の由来です。当時としてはそれでも朝早くから
夜遅くまでいつでもやってる…ってイメージだったでしょうね。
セブンイレブンの最初の店舗は1974年の開店ですが
翌1975年には別店舗で24時間営業がスタートしているそうです。
私が生まれ育った呉にセブンイレブンができたのは
私が中2の頃だったと思うのでおそらく1984年
呉市内で初のコンビニだったと思います。
私の実家から歩いて15分くらいのところだったのですが
24時間開いているのが当時は珍しいし何だか嬉しくて
夜中にそっと家を抜け出して友達と落ち合い
カップラーメンを買ってお湯も入れて
近所の公園で真っ暗な中でラーメン食べていました(笑
今となってはいい思い出ですね。
あ、ちなみに今日は「ラーメンの日」でもあるそうですよ。
まぁ昔のことはさておき
今やコンビニはなくてはならない存在になっていますよね。
今日もあとで立ち寄ると思います(笑
さてさて
本日は「ミノルタニューSR-7」のカメラ修理を行っています。
1965年発売のカメラです。
前作「SR-7」と機能的には変わりませんが
ダイキャストが変更されていて外観寸法も少し小さくなりました。
このダイキャストは次期「SR-T101」にも使われるもので
機能的には変わっていなくても中身はかなり別物となっています。
搭載される露出計も変わらず外光式ですが
感度切り替えSWが背面からマウント脇に移設されました。
そして露出計・バッテリーチェックSWが底面に配置されています。
底面SWは既に「SR-T101」と同じものです。
底板を外してみるとそこに見える光景はもうほぼ「SR-T101」です。
人によって好みはあると思いますが
巻上感やシャッター音も従来のSR-7に比べると軽く静かになり
感触も非常に良いものになっています。
お預かりしている「ニューSR-7」は
かなり長い間、使われずに眠っていたものと思われます。
シャッターは動作するものの動きはやはり重く
高速シャッターの精度も出ていません。
ファインダーを覗くとプリズムの端に腐食が発生しているようです。
電池室を開けてみると中からコロンと当時の水銀電池(MR-9)が出てきました。
ただ不幸中の幸いなのは液漏れ等は起きておらず
電池室のダメージは少ない模様です。
でも電池からのガスの影響もあり電池室裏の配線は腐食しているようです。
残念ながら露出計は動きません。もちろん修理は可能です。
まだ取り掛かったばかりの段階です。
プリズムの周りの緩衝材にはコルクが使われており
よくあるモルト由来の酷いプリズム腐食は起きません。
今回の腐食は単純に蒸着の劣化によるものです。
プリズムは中古良品と交換で対処します。
シャッターのスローガバナは巻上レバー下に配置されています。
これも「SR-T101」と同様ですね。
名機「SR-T101」と同様の構造でTTL連動でもなく
ファインダー表示もないので連動糸もありません。
すなわち整備性は非常に良好です。
これから分解を進めて機械駆動部の清掃整備を一通り行っていきます。
その後、露出計関連の修理整備調整も行い
しっかり精度を出していきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。