ヤシカ35のカメラ修理

今日は「即席ラーメン記念日」だそうです。
世界初の即席ラーメン「日清チキンラーメン」が発売された日だそうです。
即席(インスタント)ラーメンといえば
ツイッターで何度か書きましたが
個人的には子供のころから親しみのある
イトメンの「チャンポンめん」がベストです。
あっさりした優しい味がとても美味しいのです。
ただ、スーパー等で売っているエリアが非常に少なく
(近畿・中国地方のごく一部)
こっちだとネットで買うしか方法がないのが困ったものです。
今年で発売57周年だそうで
今、限定商品でミルク味の「ホワイトチャンポンめん」が販売されているようです。
まだネットなら買えるみたいですね。
食べてみたいから注文しておこうかな。。。

さてさて

本日は「ヤシカ35」のカメラ修理を行っています。
ヤシカとしては最初の135フィルムカメラとなるのですかね。
1958年の発売開始です。
コンタックスⅡaをかなり意識していると思われるデザインです。
でも確かにカッコ良いですね。
レンズ固定式のレンズシャッター機で
シャッターユニットはコパル製で最高速は1/500です。
もちろんレンジファインダーを装備します。
レンジファインダーはよくあるハーフミラーを使用したものではなく
贅沢にプリズムを使用したものです。
レンズはヤシノン4.5cmF2.8を搭載します。
(4.5cmF1.9搭載機も存在するようです)

お預かりしているヤシカ35は
非常にキレイな外観です。
動作も一応、一通りは動作しているようなのですが
シャッタースピードダイヤルが非常に重いです。
加えてシャッター、絞り羽根に若干の粘りがあるようで
絞りリングも少々重く感じます。
高速シャッターの精度も粘りの影響で
あまりよろしくはないですが
スローガバナは固着気味で
1秒のシャッタースピードでシャッターを切ると
20秒以上シャッターが開いたままになります。

まずはスローの不調とSSリングが異常に重いことの原因探るため
本格的に分解する前にシャッターユニットの動きを
確認しておこうと思います。
レンズを外してみてはっきりわかりましたが
意外とカビが多く発生しているようです。
一通りの確認後、シャッターユニットを降ろして
シャッター羽根、絞り羽根の清掃から取り掛かります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。