日別アーカイブ: 2026年8月16日

ミノルタSR-1のカメラ修理

今日は「電子コミックの日」らしいですよ。
私、アニメは全く見ないですし
興味もないのですが
コミックは大人になってもいろいろ読みますねぇ…
ジャンルもバラバラで面白そうだったら
少し読んでみていつの間にか全巻揃ってしまうという…(苦笑)
本当に気に入ったものは何度も読み返してしまいます。
ジャンルにもよりますが綿密な取材に裏打ちされているものも多くて
いろいろ知識になるものも多いですよね。
で、紙媒体だと本当に置き場所に困ってしまうのですが
電子コミックだと置き場所が必要なくて本当に便利です。
私はタブレットで読むのですが
タブレット画面は紙媒体コミックよりも画面が大きくて
鮮明で見やすいのもうれしいところです。
そしていちいちページを抑えなくてもいいのも
地味に便利です。晩酌しながら読みやすいのですよ(笑
最近は買うペースも鈍ってきていますが
一番激しかったのは入院中とかですかね…
気が付いたら結構な量を買ってしまっていて
後で真っ青になりました(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
1959年発売のモデルです。
前年に発売されたトップモデル「SR-2」から
1/1000を省略し、普及クラスとしたカメラですが
いつも書きますが
トップモデルはSR-2→SR-3→SR-7とモデルチェンジのたびに
モデル名も変わる中、SR-1はそれらのトップモデルをベースとしながらも
モデル名はずっと「SR-1」のままです。
そのため同じ「SR-1」でも「SR-2」ベースのものがあったり
「SR-3」ベースのものがあったりします。
同じ「SR-1」でも外観も内部構造も全く異なっています。
今回、お預かりしているのは1963年モデルの「SR-1」と思われ
「SR-7」がベースとなったカメラです。
「SR-7」と比べるとやはり1/1000は省略されていて
外光式内蔵露出計も省略されています。
その代わりに「SR-1」ではおなじみの外付け連動式露出計の
ソケットが備えられています。

お預かりしている「SR-7」は
やはり長い間眠っていた個体と思われ
ミラーアップしたままの状態で
巻き上げてもシャッターを切ってもミラーは上がったままです。
当然ながらファインダーは真っ暗です。
ファインダーの様子を確認するため強制的に
一度ミラーを降ろしましたがやはりシャッターを切ると
ミラーは上がったままになってしまいます。
ミラー駆動の動きもあまりよくはありませんが
やはりシャッターが正常走行してしないのが主な原因で
後幕がきちんと走り切らないため
ミラーダウンのリンクレバーをうまく蹴られないようです。
心配されるプリズムの状態は比較的よいのですが
ファインダーも装着されているレンズも
かなりのカビが発生していて曇ってしまっています。

まずはここからさらに分解を進めて
本来の動きを取り戻すための清掃整備を行っていきます。
各駆動部や部品に大きなダメージはないため
各部がスムーズに動くようにさえなれば
それだけである程度の精度は出るものと思われます。
そのうえで調整を行い精度もしっかり出していきます。
レンズやファインダーのカビ自体は全て除去できますが
コーティング等に浸食跡はいくらか残るかもしれません。
それでも実用上、問題ないレベルにはクリアになりそうです。
「SR-7」で存在した露出計がないので
上部巻き戻し周辺は空きスペースたっぷりですね。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。