今日から新年度!ということで
「エイプリルフール」ですね。
悪意のない嘘をついてもよいとされる日で
イギリスでは嘘をつける期限を正午までとする風習があるが
それ以外の地域では一日中行われます。
今はあまり聞きませんが
直訳の「四月馬鹿」なんて言われていましたね。
英語では「April Fools’ Day」であり
「April fool」はその日にだまされた人を指すそうです。
そんな「エイプリルフール」の起源は
諸説あってはっきりしていないのだそうです。
SNSなんかを見てると
企業の広報担当さんがいろいろと面白い噓というか冗談を言っていて
なかなか面白いです。
あ、当店は特におもしろいことなんて言えないので
いたって今日も普通に運営していきます(笑
さてさて
本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
1971年発売のカメラです。
モデル名の「DC」はデラックスなコンパクトです。
シャッター自体は機械制御で電池がなくても
駆動できるのですが
露出計連動のプログラムオート露出専用機のため
露出計がある程度明るさに反応していないと
「明るさが足りない」と判断して
シャッターロックがかかる仕組みになっています。
そのため実際には電池がないとシャッターを切ることができず
加えて露出計も動作していないと動かせません。
40mmF1.7の大口径レンズを搭載しますが
これも光量が少ない場合でも可能な限り
シャッターが切れるようにするための大口径レンズです。
「使いやすくて、間違いなくよく写るカメラ」として
なかなかの人気を集めたカメラでした。
そのため現存数も多く当店にも修理依頼の多いカメラです。
お預かりしている「35DC」は
露出計やオートの精度に少々問題があるものの
とりあえずはシャッター、オート制御は動作している状態です。
今回の一番大きな問題は
「裏蓋が全く開かない」という点です。
ボディ脇のレバーを引くと裏蓋ロックは外れていると思われるのですが
裏蓋の開口部がガッチリと挟み込まれたままになってしまい
ビクとも動きません。
モルトが劣化して粘着しているとかというレベルではなく
完全に挟み込まれている状態です。
で、原因をよくよく観察してみると
ボディ下部が落下等のショックでかなり変形しています。
裏蓋自体も変形していますが
下カバー、さらにダイキャストの一部まで変形してしまっています。
そのため裏蓋が全く開かない状態になっているようです。
ダイキャスト側の変形はかなり厄介ですが
なんとか他に影響が出ないように修復を行っていきます。
少々苦労しましたがなんとか裏蓋は
普通に開閉できるようになりました。
これからやっと通常の清掃整備調整を行っていきます。
フラッシュマチックがある関係もあり
指針挟み込み型のプラグラムオート専用機にしては
意外と中身はややこしいことになっているカメラです。
ボディがコンパクトな中に
なかなかぎっしりいろいろ詰め込まれているので
整備性はあまりよくありません。
それでも何度も修理整備を行っているカメラなので
手順はわかっているので
これから集中して慎重に分解整備を行っていきます。
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