日別アーカイブ: 2019年9月7日

ペンタックスS2のカメラ修理

今日は「CMソングの日」だそうです。
昨日のブログで「日本初のCMソングはコニカのCMです」と書いたのですが
まさにそのCMがオンエアされた日が1951年のこの日なのですね。
正確にいうと「小西六写真工業」(現コニカミノルタ)の
サクラカラーフィルムのCMで
流れていたCMソングは「ボクはアマチュアカメラマン」という曲でしたが
曲中に商品名やメーカー名は一切出てきませんでした。
この曲、一度聴くと妙に後に残るのですよねぇ
「あら、ピンボケだ♪おや、ピンボケだ♪ああ~みーんなピンボケだ♪」
実際にその状況に陥ると真っ青になりそうですが。。。(笑)
さすがにこのCMソングは私が生まれるよりずっと前の話ですが
CMソングって記憶に残るものが多いですよねぇ~
ここ数年、テレビはほとんど見なくなってしまったのでわかりませんが
昔は化粧品メーカーのCMソングに良い曲が多かった気がします。
「い・け・な・いルージュマジック」とか「春先小紅」とか
「夢恋人」とか「赤道小町ドキッ」とか。。。
あ、気がつけば、YMO絡みの楽曲ばかりだ。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスS2」のカメラ修理を行っています。
1959年発売のカメラです。
当時の最高級機であり前年に発売された「ペンタックスK」の
普及版にあたりますがSS最高速こそ1/500までで
(S2の後期には1/1000のものも存在します)
1/1000のKに譲るものの
「一軸不回転シャッターダイヤル」等の採用により
使いやすさにおいては「K」を上回るスペックを持ったカメラです。
この時代のペンタックス機なので
マウントはM42マウントです。
世界中の他メーカーのM42レンズをも使え
色々な楽しみ方ができるカメラだと思います。

SV以前のペンタックスSシリーズは
まずシャッター幕の状態が心配されます。
今回、お預かりしているS2も
やはりシャッター幕が硬化して使いものにならない状態でした。
かろうじてシャッターが動作していても
良く見ると幕に穴が開いていたり
硬化してしまっているためシャッタースピードの精度が
全くでない個体も多く
AP~SVあたりまでのSシリーズは
それまで未整備であればまずシャッター幕交換が前提となります。

写真は作業が一通り終わって最終チェックを残すのみの状態です。
基本的にはシンプルで丈夫なカメラなので
幕交換を行い、動作部分をしっかり清掃し
必要最小限の注油を行えば快適に使える状態に復活します。
(妙な分解品や水没品、ショック品はさすがに無理ですが。。。)
幕交換の効果もあって巻上も非常に軽く
気持ちよいものになっています。
これであれば快適に撮影に使っていただけると思います。
今回は装着されているSMCタクマー24mmF3.5も
カビ取り清掃を含む整備一式を行いました。
スナップに風景に大活躍してくれることと思います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。