キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「生姜の日」だそうですよ。
生姜。。。生姜焼き、かつおのたたき、ジンジャーエール。。。
あ、もっと身近なものが。。。冷奴!
冷奴には生姜とポン酢ですよねぇ。。。
こっち(関東)に来てから
冷奴にしょうゆをかけることが多いことを知ったのですが
私としては。。。しょうゆじゃしょっぱすぎる。。。
(地元風に言えば「からすぎる」)
やっぱり冷奴にはポン酢ですよねぇ。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
発売は1971年ですが
開発開始はその6年前、いわゆる「プロ指向の一眼レフ」を
長らく欠いた状態だったキヤノンが
「悪条件下での酷使に耐え抜く信頼性」を
一番の目標に掲げ開発した当時のフラッグシップ機です。
それまでニコンF、F2の独壇場だった
「プロ用一眼レフ」に真っ向から対抗したカメラでもあります。

そのスペックもさることながら
F-1のスタイリッシュさには今見ても惚れ惚れします。
お預かりしたF-1は比較的初期のモデルで
年月を感じさせる外観ではありますが
ご依頼者様が長らく大切に使ってきたことが
よくわかる状態です。
定期的に動かしているおかげもありシャッター等々の
可動部分は比較的良好な状態なのですが
ご依頼者様のお話によると
「ときどきミラーアップしたままになる」とのことです。
これを機会に各部リフレッシュしてまたお使いになりたいとのことです。

詳しくチェックしていくと
ご指摘のあったミラー駆動部はやはり油切れの兆候が見られます。
シャッター幕軸にも油切れの兆候が見受けられ
SSは1/2000で実際は1/1000しか出ていない状況です。
スローガバナーも少々固着気味です。
露出計は多少アンダー気味です。

まだ現状をチェックしながら分解に取り掛かり始めたところですが
これから本格的にシャッター・ミラー駆動部から
分解整備に取り掛かります。

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