今日、2月14日と言えば
やはり「ふんどしの日」ですよね!(笑)
日本古来の伝統ある下着です。
日本人全員が「ふんどし」一枚は持っている、
そんな時代の到来を目標としている
一般社団法人・日本ふんどし協会が制定しています。
…なかなか志が高いというか…
なかなか今の時代それは難しいかも(笑)
私も正直言ってふんどし付けたことありません(汗)
日付は「ふ(2)んど(十)し(4)」と読む語呂合わせからです。
もうひとつ今日は「煮干しの日」でもあるのです。
「に(2)ぼ(棒→1)し(4)」という
なかなか無理のある語呂合わせからきています。
いわゆる出汁の元ですね。
個人的にはうどんの出汁の元というイメージかな。。
あぁ地元の呉の細うどんが食べたくなってきます。
子供の頃はイリコをそのまま食べたりとかもよくしていました。
。。。いや今でもたまに酒の肴代わりに食べてますね
煮干しとナッツを一緒に詰めたつまみなんかも売っていますものね
カルシウム不足を補うにはいいかもしれませんね
さてさて
本日は「リコーオ-トハーフE」のカメラ修理を行っています。
ハーフカメラといえばやはりオリンパスペンシリーズが
一番人気で有名ですが
オートハーフもハーフカメラを語る上で決して外せないカメラです。
オートハーフシリーズは1961年に初代がデビューし
マイナーチェンジを繰り返しながら1980年代初頭まで生産されます。
18年以上もの間、基本的な構造はほとんど変更なしに作られています。
可能な限りの撮影自動化に加え
女性のハンドバッグ、男性の上着のポケットに入るサイズの
小型化を目指して設計されたカメラです。
使用レンズは大口径レンズを搭載する「SL」を除いて
25mmF2.8レンズをシリーズを通して搭載し
ピント合わせの必要のない固定焦点とします。
セレン光電池を使用した露出計を搭載し
プログラムオートで自動露出
さらにオートハーフの一番の特徴でもある
ゼンマイ駆動による自動巻上で
まさに構えてシャッターボタンを押すだけでよいカメラに仕上がっています。
コンパクトな割に重量はそれなりにありますが
レンズの出っ張りもなく真四角なスタイリングは
今でも非常に新鮮で魅力のひとつだと思います。
本棚やテーブルの上とかにオートハーフをちょこんと置いてあるだけでも
ちょっと絵になりますものね。
お預かりしているのは1966年発売の「オートハーフE」です。
おそらく現存するオートハーフの中でも
「E」が一番多いのではないかと思います。
前面のアルマイト板にいろいろなデザインのパターンがあり
限定品等を含めると数えきれないくらいのバリエーションが存在するそうです。
「〇〇記念」といった感じでごくごく少数のみ作られたものもあるようで
その種類の数はもはやメーカーも把握できていないそうです。
レアなデザインで人気のあるものは
とんでもなく高値で取引されているものもあるそうです。
先に画像を出しておくと今回はこのデザインです。
いわゆるレッドフラワーと呼ばれているデザインですね。
これも非常に人気のあるデザインです。
いかにも60年代のデザインという感じがしますものね。
外観のコンディションもなかなか良く
シャッターも動作しているのですが
ゼンマイ部に油切れの兆候が見られ動きがあまりよくありません
動作音も少々苦しそうな感じです。
さらに露出計は全く作動しておらず
明るさに関わらず常に絞り開放でシャッターが切れる状態でした。
これはやはりセレン光電池の劣化により
ほとんど起電しておらず露出計が不動だったことが原因です。
オートハーフのセレンもなかなか状態の良いものを
確保するのが難しいのですが
今回は中古良品のセレンと交換することで対処しています。
以前も書きましたが
元々レンズシャッターは小さなバネの力でシャッターを駆動していて
ちょっとしたことで固着したり不動となったりするのは定番なのですが
オートハーフのシャッターはその大きさのせいもあり
さらに小さなわずかなバネの力でシャッターを駆動しています。
そのためほんのわずかな油シミが付着しただけでも
簡単のシャッターは固着します。
その上羽根が露出していて汚れやすいビハインドシャッターです。
今回はとりあえずしゃったーは動作していたのですが
分解時に念入りにシャッター駆動部の清掃を行い
必要最小限にほんのわずかな量だけ注油を行いました。
動きは明らかにお預かり時よりもスムーズになりました。
オートハーフ。。。収集癖のある方は
これに手を出すと泥沼にはまりそうで怖いカメラです。
私も人気のあるデザインのものを一通り集めたいと
考えたことが何度かあるのですが何とか思いとどまっています(笑)
基本性能も高くてデザインが良くて
さらにバリエーションが数えきれないほどあるなんて反則ですよね(笑)
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