今日は「コロッケの日」だそうですよ。
「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせからのようです。
揚げたてはもちろん、冷めていたとしても
「コロッケ」は美味しいですよねぇ
お弁当の強い味方でもありますね!
もともとは西洋料理の(仏: croquette、蘭: kroket)を模倣して
考案されたものですがその語は日本独自の進化を続け
日本国外に逆輸出された日本式コロッケは
日本語そのままに’Korokke’と呼ばれているそうです。
一般的にコロッケは茹でたジャガイモを潰した
マッシュポテトをベースとしたものですが
クリームコロッケやメンチカツあたりもコロッケの仲間ですね。
昔は何個でも食べられるような気がしていましたが
今はすっかり揚げ物に弱くなってしまったので
1個食べれば十分です(苦笑)
メンチカツあたりだと1個でも後で胸やけがしてしまいます(笑
でもシンプルなポテトコロッケは何ともいえず
優しい味で美味しいですね。
いつからかソースも何も付けずにそのままで食べるのが
デフォルトになってしまいました。
ビールのつまみとしても優秀なんですよねぇ
特に揚げたてだと最高です!
ちょっと小腹がすいたときに1個だけ食べるなんてのもアリですし
コロッケの出番ってやはり多いような気がします。
スーパーでもコンビニでも気軽に手に入りますし…
こんなこと書いているとコロッケ食べたくなるのですよねぇ
近所のセブンで1個だけ買ってくるか…(笑
さてさて
本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
孤高の存在とも言えるハーフ判一眼レフです。
ハーフ判一眼レフが「ペンF」のみということではないのですが
ハーフ判であることのメリットを最大限に引き出すために
通常の一眼レフとは全く異なった構造を持っており
そういう意味でも他に類を見ないカメラだと思います。
通常の一眼レフやハーフ判コンパクトの通常の「ペン」でも
独創的な部分の多いオリンパス製のカメラですが
この「ペンFシリーズ」に至っては
この頃のオリンパスらしさが最も強く出てるカメラではないかと思います。
個人的にはシンプルでファインダーも明るく
ダブルストロークで巻上角も適度で軽快な
最初の「ペンF」が一番「らしい」気がしますが
露出計装備でシングルストロークの「FT」や
その派生モデルの「FV」もそれぞれ魅力のあるカメラです。
今回お預かりしているのは無印の「ペンF」です。
巻上やミラー駆動に比較的トラブル…というか経年による
動作不良が多いカメラではありますが
今回の「ペンF」はそのあたりに関しては
快調に動作しています。
ご依頼者様に最初に伺った話では
「フィルムの後半で
やたらとコマ重なりやコマズレが起こる…」ということです。
装填方法の問題による巻き太りの可能性もあるかな…と思いつつ
いろいろと動きをチェックしていると
どうやら頻繁にスプロケットロックが解除されてしまって
フリーになってしまうようです。
ここがフリーになると当然ながら巻上はうまく進まずに
コマ重なりが起こります。
底面の巻き戻しボタンを押した際にのみ
フリーになる…というのが正解ですが
スプロケットに逆回りのテンションが少しかかると
比較的高い頻度でロックが外れてフリーになってしまうようです。
ロック部品の摩耗か動作不良が原因かと思われます。
ロックが普通に掛かっていることも多いので
根本的に破損してるわけではないと思いますが
場合によってはスプロケットごと
中古良品と交換するほうが良いかもしれません。
「ペンF」に限らない話ですが
スプロケット関連のトラブルはなかなか作業が大変な場合がほとんどです。
巻上周りの奥深い部分に関わるので…
まだ分解し始めたばかりの状態ですが
これから分解を進めてまずは巻上周りの修理整備を行っていきます。
その際に当然ながらシャッター周りやミラー駆動部も
脱着するので各駆動部の整備清掃を合わせて行っていきます。
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