オリンパスペンEEDのカメラ修理

今日は「ちらし寿司の日」だそうですよ。
ちらし寿司は酢飯に多種類の具材を乗せたものですが
江戸前寿司ではにぎり寿司に使う
刺身というかいわゆる「寿司種」を乗せたものをいうそうです。
私が「ちらし寿司」と聞いてイメージするのは
いわゆる「五目ずし」といわれる
干し椎茸や干瓢の煮しめなどをベースに
茹でたニンジン、酢蓮根、筍、竹輪、蒲鉾、甘く煮しめた油揚げや高野豆腐
茹でた蛸・海老、焼穴子、錦糸玉子、紅生姜等々
いろんなものが載せられたものをイメージします。
優しい味で何とも美味しいのですよねぇ…
スーパーでたまに五目ちらしを見かけるとついつい買ってしまいます。
何だか懐かしい味とも思えるのですよねぇ

さてさて

本日は「オリンパスペンEED」のカメラ修理を行っています。
1967年発売のカメラです。
大口径32mmF1.7レンズを搭載したペンEEの高級バージョンとも
いえるカメラです。
ただ、ペンEEシリーズとは中身も結構異なっていて
指針挟み込み式のEE制御こそ似通っていますが
シャッターはシャッター・絞り兼用の2枚羽根となっています。
ペンDシリーズとも中身は全く異なるので
ペンシリーズの中でも他に似たモデルのないカメラです。
デザイン的にもちょっと独特で
これもペンDともペンEEとも全く異なるテイストで
なかなか面白いカメラです。
個人的にはこの少し角ばったデザインは非常に好みです。
実際に使ってみるとペンEEと同様に気軽に使いやすく
大口径レンズのおかげもあって光量の少ないシーンでも
オートで撮り切ることができ
とても使い勝手の良いカメラです。

お預かりしている「ペンEED」はまず電池を入れても
露出計が動かずオートでシャッターが切れません。
「EED」のシャッターは機械制御で電源を必要としませんが
オート時に露出計が振れていない場合は
光量不足と判断し赤ベロが出てシャッターがロックされます。
そのため電池を入れていない、あるいは露出計が不動の場合は
オートでシャッターを切ることができません。
フラッシュモードであれば切れるはずなので
試しますが今度はシャッター音はするものの
絞り兼用のシャッター羽根は全く動きません。
羽根も張り付いて固着してしまっているようです。
レンズ・ファインダーにはカビも多く見受けられ
モルトはもちろん全滅です。
おそらく長い間しまい込まれて眠っていたカメラだと思われますが
一通りのメンテナンスを行って
ゆっくり目覚めさせてあげないといけないようです。

まともに動かない状態ではありますが
昔には大切に使われていたようで
経年劣化でいろいろ問題は出てきていますが
致命的なダメージはありません。
外装も非常にキレイな状態です。
露出計不動の原因はやはり電池室裏のハンダの腐食と
配線の劣化による導通不良です。
長年動かしていなかったこともあり
あちこちが汚れたり凝り固まったりしていますが
じっくり清掃と整備を行って
本来の動きさえ鳥んどしてやれば
昔と同じように快調に動作するようになると思われます。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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