ミノルタSR-7のカメラ修理

今日は「救急の日」だそうですよ。
「きゅう(9)きゅう(9)」(救急)と読む語呂合わせからですね。
過去に救急搬送されたことが二度ありますが
いざというときには本当に頼りになります。
めったなことでお願いすることではないですが
本当に困ったときに救急車がすぐ来てくれる環境は
本当にありがたいことですね。
そして昼夜を問わずその業務に携わってくれている
方々には本当に感謝しかありません。
でもできればもうお世話になることのないように
日ごろの体調管理やリスク管理は
できるだけのことをしていきたいと思います。
「110」や「119」とかにかけることのないような
穏やかな毎日を過ごしていきたいものですね。

さてさて

本日は「ミノルタSR-7」のカメラ修理を行っています。
1962年発売のカメラです。
世界初のCdS使用の外光式露出計を内蔵した一眼レフカメラです。
露出計表示はシャッタースピードダイヤルに連動して
絞り値表示が変動するタイプで露出計指針が指す
絞り値に手動でセットして露出設定を行います。
Cds受光部は前面巻き戻し側に配置され
受光窓の大きさ切り替えで通常感度、高感度への切り替えが可能です。
(背面のボタンを押すと高感度になります)
露出計内蔵関連に注目が集まりがちですが
内部構造も前モデルSR-3から一新され
独特のユニット構造になっています。
正直なところ整備する立場で言えば
この構造は分解整備に多少手間がかかり
ちょっと困ることの多い構造でもあります…(苦笑)

お預かりしている「SR-7」は
まず電池室がかなり激しく腐食していて
緑青だらけになっています。
当然ながら電池を入れても露出計は全く動きません。
後の分解で露出計本体やCDSには問題がないようなので
電池室腐食のせいで断線状態になっていると思われます。
もちろんそこからの配線も腐食で導通しないと思われます。
機械的な部分にも動きの悪いところが多く
特にシャッター後幕は特に動きが悪く
シャッターはなんとか切れるものの
1/1000設定時に実際の露出値は1/200程度になってしまっています。
先幕の幕速はそれなりに出ていますが
幕軸清掃の上で駆動部には一通りの整備が必要な状態です。

露出計関係に巻き戻し側のスペースを取られたので
SR-3までは巻き戻し側にあったフィルムカウンターが
巻上側に移設されています。
こちらに配置されている方が多数派ですが…
シャッタースピードダイヤル連動で
絞り値表示を動かす手法はキヤノンFXあたりも同様です。
どちらも分解時には連動部の糸や帯に注意が必要です。
画像は取り掛かり始めのものですが
これから電池室やそこからの配線の修復と並行して
機械的駆動部の整備を行っていきます。

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