カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ミノルタハイマチックCのカメラ修理

今日は「ムーミンの日」だそうですよ。
意外と比較的最近設定された記念日です。
2005年のムーミン誕生60周年を機に設定されたそうです。
それまでは語呂合わせで6/3が「ムーミンの日」と
ファンの間では言われていたのですが
世界に通用する記念日にしようとのことで
作者のトーベ・ヤンソンさんの誕生日である8月9日になったそうです。
子供の頃、よく見ていたアニメのムーミンは
日本で作られたのですね。
ムーミン公式サイトを見ていると知らなかった設定とかが
いろいろわかって懐かしい上になかなか楽しいです。

さてさて

本日は「ミノルタハイマチックC」のカメラ修理を行っています。
一連のハイマチッシリーズの中ではちょっと変わったモデルですね。
ピント合わせは目測式の3点ゾーンフォーカスで
レンズも沈銅タイプです。(ほんの少し沈銅するだけなのですが)
シャッタースピードは2段切替式で
晴れマークだと1/250、曇りマークだと1/30となります。
基本はCDS式の露出計の指針を挟みこむタイプの
シャッタースピード優先AE機です。
レンズは3群3枚のロッコール40mmF2.7
シャッターユニットはセイコー製です。

意外と数の少ないカメラだと思います。
そして大抵の場合が電池室に問題があるものが多いです。
今回、お預かりの個体も
かなり長い間、電池が入れっぱなしだったのか
電池室の一部に腐食及び破損が見られます。
外装はなかなかキレイでレンズの状態も悪くないのですが
やはり動きの悪いところが多く
露出計周りはあちこちで接触不良が起きています。
現状では露出計は動いたり動かなかったりという状況です。
まずは電池室の通電を確保して
電池室~CDS~露出計まできちんと導通するように
整備を行います。
もちろんシャッターユニット整備、フォーカス調整、ファインダー清掃等々
一通りの整備を行います。

前板の構造は半最中構造になっていて
整備性も悪くありません。
デザインも良く軽量コンパクトで
どこにでも持って行きたくなるカメラですね!
グリーンの沈胴ボタンがまた何とも良い感じです。
正直に言うとちょっと印象の薄いカメラだったのですが
今回、整備してみて非常に気になる1台になりました。

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ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は「そろばんの日」だそうですよ。
今は少ないかもしれませんが
私が子供の頃は「そろばん塾」がたくさんあって
小学生の間に多くの子供達が
そろばん塾に通っていました。
私も小学校3年生から小学校卒業まで
せっせと通ったなぁ。。。
学年関係なく近所の子供達がみんな通ってたので
学校とはまた違った意味で楽しかったのを思い出します。
いや、遊んでいたわけではなくてちゃんとやってましたよ
2級までは合格しましたし、今でも3桁くらいまでの加減算は
頭の中にそろばんを思い浮かべて暗算しています。
あの頃、習ったものって忘れないですよね。

さてさて

本日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
このブログでの登場回数もトップクラスで多いSRTですが
ちょっと久しぶりですね。
ミノルタの機械制御シャッター機の代表的なモデルです。
発売は1966年、SRT101もロングセラーとなりましたが
後継のSRTスーパーや
SRシリーズ最終モデルのSR505/SR101まで
基本的な構造はSRT101とほぼ共通です。
このSRT101からTTL開放測光となり
それに対応したMCロッコールレンズも発売されました。
露出計もCLCと呼ばれるファインダー視野を二分した
簡単な分割測光を採用しています。

SRT101は非常に売れたカメラで
その生産時期も長かったので
たくさんの個体が現在も流通しています。
お値段もお手ごろです。
しかしながら発売開始から50年以上が経過し
全く整備されていないものは
とりあえず動作していても
ちゃんと写真の撮れないものも多々あるようです。
SRT101だけではなくミノルタSRシリーズは
シャッター機構そのものは
非常に丈夫なためとりあえずは動作するものが多いですが
油切れで動きにくくなっているところを
無理矢理何とか動作している。。。といったものも多いです。
体中の関節があちこち痛いのに
何とか動かしている状態です。。。
そんなSRシリーズを見かけるとちょっと切なくなってきますね。

お預かりしているSRT101もシャッターは動作しています。
しかしながらやはり全体的に油切れで
後幕がきちんと走りきらないため
低速時にはミラーアップしたままになってしまい
1/8以上のシャッターだとスローガバナが止まってしまい
シャッターが開きっぱなしになってしまいます。
一見、普通に切れている高速シャッターにも影響は出ており
1/1000の場合で、走り始めは1/750、
走り終わりは1/400なんていう状態です。
加えてモルトは全てボロボロです。
さらにレンズロックが上手く噛み合わず
レンズをキチンと装着してもロックがかかりません。

まだプリズムやファインダー部分を降ろしただけですが
これから本格的に分解を進めて
シャッター周りの整備を行います。
あちこちに張られた連動糸には多少気を使いますが
さすがに何度も何度もやっている作業なので
比較的気は楽ですね。
今回のSRTはご依頼者様が昔から使っているものなので
そんなことはないのですが
流通台数が多いため中古の個体等では
かなり手荒く扱われた個体も多く見かけます。
非常に良くできたカメラなので
手に入れた方は優しく接していただければと思います。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「広島平和記念日」いわゆる「原爆の日」ですね。
広島にいた頃は8時15分にはサイレンが鳴り
町中が黙とうするのが当たり前でしたが
首都圏に来てからはそういうこともなくなり
原爆の日も少し遠いものになってしまった気がします。
私は祖父母に育てられたので小さな頃から
戦時中の話は本当に山ほど聞かされました。
広島・呉という土地柄、当時のことを教えてくれる
資料館等もたくさんありました。
私自身は戦争を知らない世代ですが
どれほどの悲惨な状況だったこということを
確実に次世代に伝えていかなければ。。。と
この日には再確認する気持ちにさせられます。

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
ペンタックスMシリーズの中でも
最も売れたカメラと言っていいと思います。
絞り優先AE専用機で軽量コンパクトな
非常に良くできたカメラです。
発売は1976年です。
それまでのペンタックスカメラのシンボルでもあった
AOCOマークが刻印された最後のモデルでもあります。

ペンタックスMEというと
ミラー駆動部のゴムブッシュ溶解による
「ミラーアップしたまま固着」というトラブルが
非常に有名で、実際にその症状が多いのですが
今回、お預かりしているMEはその症状はございません。
とはいえ、もし当時のゴムブッシュが
そのまま使われている状態でしたら
時間の問題で必ずミラーアップのトラブルは発生します。
今回のMEはそのミラーの動きや音の感じから
おそらくゴムブッシュに関しては対策済みかな。。。とは思いましたが
今回はそういう部分も含めての各部点検整備一式のご依頼なので
もちろん一通りチェックして清掃・注油を行っていきます。

この時期のペンタックス機なので
内部にモルトが多く使われています。
特にスクリーン枠と露出計の接続部にある
モルトからファインダー内にたくさんモルト屑が入ってしまっています。
ミラー駆動部のゴムブッシュは予想通り対策済みでしたが
ミラーボックス底部のエアダンパー等も
要チェックな部分です。
機構的なウィークポイントはわかっているので
それらを中心にひとつひとつ清掃・注油を行っていきます。
その上で今回、結構狂ってしまっている
露出計・オートの精度を調整していきます。

それからこれもME系で多いトラブルですが
巻上レバーを格納したときのクリック感がなく
完全に仕舞った状態から実際に巻き上げる遊びの部分で
巻上レバーがフラフラと遊んでしまっている状態です。
クリック感を出す板バネが折れてしまっているせいで
ここは強度不足なのか折れてしまっている個体が多いです。
今回は中古部品を使って交換で対処します。

今回、お預かりしたMEにはM42マウントアダプターが装着されていて
付属するレンズもM42のスーパータクマーでした。
実絞り測光になるのでファインダーは暗くなりがちですが
M42レンズを使って絞り優先オートが使える
この組み合わせはなかなか楽しそうです。

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ミノルタハイマチック7SⅡのカメラ修理

今日は「タクシーの日」だそうですよ。
サラリーマンだった頃は
いろんな付き合いの飲み会の帰りとかに
タクシーを使うこともちょくちょくありましたが
この仕事を始めてからは
全く乗ることがなくなりましたね。。。
あ、登山のときに登山口までのアプローチに
タクシー(乗り合いも含む)しか手段がないときに
これもごく稀に使ってたかな。。。
自分がめったに乗らないからそう思うだけなのですが
世の中にあんなにタクシーがたくさん走ってて
本当に儲かるのかな。。。って余計な心配をしてしまいます。。。
(単なる貧乏性ですね。。。(苦笑))

さてさて

本日は「ミノルタハイマチック7SⅡ」のカメラ修理を行っています。
過去にも一度、このブログに登場していますが
あまりモデル名に聞き覚えのない方も多いと思います。
それもそのはずでこの「ハイマチック7SⅡ」は
輸出専用モデルで国内では販売されていないのです。
発売開始は1977年なのですが
同じ時代に国内ではフラッシュ内蔵のハイマチックSが発売されています。
国内ではオートでフラッシュ内蔵の簡単操作のカメラのほうが
圧倒的に強かった時代ですね。
「7SⅡ」はハイマチックFほどのコンパクトなボディに
シャッタースピード優先AEを搭載し
マニュアル露出も可能なカメラです。(マニュアル時には露出計はオフになります)
コンパクトなボディにシャッタースピード優先AEというと
キャノネットG-ⅢやコニカC35FDが思い出されますね。
「7SⅡ」もコニカやキヤノンと同様
40mmF1.7の大口径レンズを搭載します。
大口径レンズでマニュアル露出も可能。。。
国内でも発売してほしかったですね。。。
確かに当時の国内では売れなかったかもしれませんが。。。
国内販売されていたらもう少し
現代でも手に入れやすいカメラになっていたかもしれません。

お預かりの「7SⅡ」はご依頼者様が苦労して
海外から取り寄せたものだそうです。
外観は非常にキレイなのですが
露出計が全く動かない(指針が見えない)ことと
絞り羽根がオート時もマニュアル時も最小絞りのままで
全く動きません。。。粘っている感じではなさそうです。
嫌な予感がゴンゴンしますねぇ。。。

ある程度、分解して露出計の全容が見えてくると
何とメーターから出ているはずの
ファインダー指針とオート挟み込み用の針が
両方ともありません。。。(折れてしまっている)
絞り駆動部分も組み間違いで動きません。。。。
明らかな分解品です。嫌な予感はあたりました(苦笑)

いろいろ加工も必要でしたが何とか普通に動作するようになりました。
こういう明らかな分解品で怖いのは
思いもかけない場所の部品の掛け違いとか
部品の紛失がある可能性があるので
通常以上に神経を使います。
今回のようにちょっと希少なカメラだと
部品取り個体も手に入らないので尚更です。
とはいえ、今回は露出計の針以外は破損している部分はなかったので
安心して使える状態になったと思います。

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オリンパス35DCのカメラ修理

今日は8月4日ということで
「箸の日」だそうです!
日本人ですからね、箸は美しく使いたいですよね。
。。。といってる私もぱっと見には
そんなにおかしくないとは思いますが
本当に正しい持ち方をしているかというと
ちょっと自信ないです。。。(汗)
子供の頃に結構厳しく指導されたのですが
多分少しイマイチな持ち方をしていると思います。
それ以前に私、左利きなので
そちらのほうが見た目に違和感あるかもしれませんが。。。
ところで。。。牛丼屋さんとかで最近たまに見かけるのですが
丼モノを箸ではなくスプーンで食べる方、最近は多いのですね。
汁物は箸だと食べづらいっていうのもわからなくはないですが
かきこんでしまえばいいのではないかと。。。
お茶漬けだってやっぱり箸ですしねぇ。。。

さてさて

本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
35DCも修理依頼の多いカメラですね。
1971年発売でレンズは大口径のF.ズイコー40mmF1.7を搭載します。
このレンズは現在でも非常に評価の高いレンズですね。
露出はプログラムオートです。
35DCは1971年に発売された前期型と
1974年に発売された後期型が存在します。
基本的なスペックに変わりはございませんが
後期型にはファインダー接眼レンズの脇に
バッテリーチェックランプが付いています。
使用電池は本来、水銀電池ですので
電圧変換型電池アダプタを使う方法もございますが
変換型のアダプタを使うと
バッテリーチェックランプは点灯しなくなります。
キヤノネットG-ⅢやキヤノンEFと同様ですね。

お預かりした35DCはご依頼者様との打ち合わせで
電圧変換型アダプタではなく1.5Vで使用されるとのことですが
どちらにしてもバッテリーチェックランプが
点灯しない状態でした。SWの接触不良が原因です。
さらにセルフタイマーレバーの破損、
露出計、オートはかなりオーバー気味
モルトは全滅。。。とやはり全体的にリフレッシュの必要な状況です。
おそらくかなり長い間使われていなかったと思われますが
ただし、保存環境はかなり良い環境だったようで
レンズ・ファインダーにはほんのわずかなカビしか見当たりません。

以前にも書きましたが、35DCのセイコー製シャッターは
機械制御でプログラムオートはいわゆる針挟み込みタイプです。
電源を必要とするのは露出計周りだけですが
光量不足時にはオリンパスでよくある「赤ベロ」ではなく
レリーズロックがかかります。
。。。ということは電池を入れて少しでも露出計の針が振れていないと
シャッターを切ることはできません。
ちなみにフィルム先端の空写し時に対応するため
レンズキャップをして露出計が振れていなくても
シャッターを強制的に切ることはできます。
(それでも電池は入っていないとダメです)
前期モデルの場合は底部にある「F」ボタン
後期モデルの場合はバッテリーチェックボタンを押すと
露出計が振れていなくてもシャッターは切れます。

フィルムカメラは一度基本的な使い方を覚えれば
どのメーカーのカメラでもたいていは使えるようになりますが
細かい部分はやはりモデルごとの特有な使い方も出てきます。
なかなか説明書までは手に入らない場合も多いので
そのあたりは慣れないとな少々難しく感じるかもしれませんね。

35DCは中身の構造もオリンパスらしく
なかなか独創性の高い作りです。
これから本格的に各部点検整備一式に取り掛かります。

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タローフレックスのカメラ修理

今日は「ハチミツの日」だそうですよ。
甘くてとろけるハチミツは子供の頃から大好きです!
。。。とはいえ、この年齢になると
調子に乗って大量に摂取するとろくなことにならないので(苦笑)
ハチミツ入りの何かを口にすることはあっても
ハチミツそのものを買うことはなくなってしまいました。。。
ちょっと高級なハチミツを常備して
飲み物や食べ物、いろいろなものに少しずつ使うと
美味しいし身体にも良さそうなのですが。。。
生活に余裕ができたら考えます。。。(笑)

さてさて

本日は「タローフレックス」のカメラ修理を行っています。
発売は1943年です。
古いカメラの修理が多い当店でも戦前のカメラは
ちょっとめずらしいですね。
メーカーは「日本光測機製作所」というところで
NKSブランドでレンズシャッターユニットの製造を
主に行っていた会社です。
後に「タロン」というブランドで色々なカメラを生産しています。
当時の二眼レフはまだまだあまり作りの良くないものも
多かった時代ですがこのタローフレックスは
高品質なことで定評があったとのことです。

。。。とはいえ75年前のカメラです。
定期的にキチンとメンテナンスがされていて
良い環境で保存されていたのならまだしも
色々な部分に問題が出ているのが普通です。
お預かりしたタローフレックスも
レンズはカビ・クモリが非常に多く
レンズボードの繰り出しはまっすぐに繰り出されず
シャッター羽根・絞り羽根には粘りがあり
スローガバナは固着
お決まりのファインダーミラーは既にほとんど
何も反射しないような状態でした。
動作部分の不調はほぼ全て
乾いて劣化したグリスや油が動きを妨げていることが原因です。
手に入らないような交換部品の破損がなかったことが救いで
ひたすら清掃と注油を繰り返すことにより
通常の動きを取り戻すことができました。

レンズにもともとあった多少のキズ、カビ跡は残ってしまいましたが
普通に写真が撮れる状態にまでは復活しています。
おそらくローライコードⅡあたりをお手本にしていると思われますが
時代を考えると非常によくできているカメラです。
フィルム装填は1枚目を赤窓で合わせ、以降は巻止めが作動するタイプです。
シャッターは自社ブランドであるNKSで最高速は1/200です。
セルフタイマーも装備します。
「TAROFLEX」の銘板の下に
「NIPPON KOSOKUKI SEISAKUSHO  TOKIO」とあったり
ピントリングには「MADE IN NIPPON」
この辺りも何とも時代を感じさせるところですね。
二眼レフは本当にいろいろな種類が存在しますね
今回の「タロー」もそうですが
これがまた魅力的なものが非常に多く
妙な物欲を刺激しそうで困ります(笑)

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リコーキャディのカメラ修理

今日は「カレーうどんの日」だそうですよ。
6月2日が「カレーの日」で
7月2日が「うどんの日」、
そして今日、8月2日が「カレーうどんの日」だそうです。
カレーうどん。。。10年以上食べていないような気がします。。。
いやキライとかではなく好きなのですが
何となく機会がなかったというか。。。
昔は「ちから(広島のうどんとおはぎのチェーン店)」の
カレーうどんが好きでよく食べていました。
こっち来てから食べたことないかも。。。
近いうちにどこかで食べてみましょう。。。

さてさて

本日は「リコーキャディ」のカメラ修理を行っています。
発売開始は1961年で、
オートハーフより先に発売されたリコー初のハーフカメラです。
オートハーフにも採用される25mmF2.8レンズは
このモデルから始まったのですね。
ハーフ判で25mmなのでフルサイズに換算すると
約35mmで丁度良い広角レンズとなります。
セレン式の露出計を装備しますが
露出計とボディの連動はありません。
露出計が示すLV値を見てボディ側のLV値を設定するという
この時代のカメラによくあるパターンです。
マニュアルで使おうとすると少々わずらわしいですが
絞り、シャッタースピードも普通に設定することもできますので
もしセレンがダメだったとしても普通のマニュアル機として使用できます。

広角のハーフ判といえば
現在、非常に高価に取引されているペンWを思い浮かべますが
このリコーキャディという選択も十分にありだと思います。

お預かりしたリコーキャディは
外観もキレイで見た感じは非常に良さそうな個体です。
しかしながら、巻上が全くできず、もちろんシャッターも切れません。
原因は古いレンズシャッター機では定番の
油汚れによるシャッター羽根固着です。
心配されるセレンは全く問題がなく
露出計は非常に元気に精度もほぼ問題なく動作しています。

機械的な部分の清掃及び整備で
きちんと復活しそうですね。

写真は整備が一通り終わった時点でのものです。
オートハーフも非常に良いカメラですが
キャディも負けず劣らず良いですね。
撮影したわけではないので写りに関しては何もいえませんが
オートハーフと同じ形式のレンズですから
悪いわけはないと思います。
その上でマニュアル的にも使えるので
絞りやシャッタースピードを積極的にコントロールしたい場合は
キャディのほうが使い勝手が良いと思います。
なかなか魅力的な1台です。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は今年2回目の
「夏の土用の丑の日」でもあり
「水の日」でもあるのですね。
いつだって水は生きていく上で欠かせませんが
この季節は消費する水も非常に多くなりますね。
甘いもの好きでお酒の好きな私は
喉が渇くとついつい炭酸飲料やビールを手にとってしまいますが
それらだとまたすぐに喉が乾いてしまって
全く水分補給にはならないのですよね。。。
仕事中にビールはないですが
缶コーヒーやジュースではなくて
しっかり冷やした水で水分補給するようにしなくては。。。(汗)
でもですね。。。炭酸飲料は美味しいのですよ。。。
やはり美味いものは大抵、身体や財布に悪いものが多いです。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
SPは一眼レフとしては比較的早い時期のカメラで
発売開始(1964年)から既に50年以上経過したカメラです。
当時はカメラ自体が高級品で非常に高価でしたが
それでもSPは比較的安価だったことと
十分以上の性能や使いやすさで
当時大ヒットしたカメラです。
そのおかげで現在も見かけることが多く
手軽なM42マウント機ということで高い人気を保っています。

。。。とはいえ50年以上経過したカメラなので
その状態は千差万別です。
当然、発売以来未整備のカメラはまともに動かないものも多いです。

今回、お預かりしているSPは
状態そのものは悪くなく、外装もキレイなものですが
さすがに各所油切れのようで
幕速はかなりバランスが崩れていて
高速シャッターの場合だとかなり露光ムラが発生します。
加えて定番のプリズム腐食が発生しています。
露出計も動作はしていますが精度は出ていません。

シャッター周り、ミラー駆動部、巻上部、ファインダー
露出計周り、プリズム交換。。。等々、各部点検整備一式を行いました。
巻上も軽やかでかなり快適に使える状態になったと思います。

少々久しぶりに黒のSPを整備しましたが
やはり引き締まった精悍なルックスで良いですね。
SPも腐食のない中古プリズムや
状態の良い摺動抵抗等はなかなか入手が難しくなってきました。
機械制御シャッターとはいえ
修理不能になる部分もいずれは出てくるかもしれません。
今、眠っているSPをお持ちの方は
なるべく早めに一度整備を行ったほうが良いかと思います。

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キヤノンEFのカメラ修理

今日は「梅干の日」だそうですよ。
昨日は「福神漬けの日」で今日は「梅干の日」。。。
漬物系が続きますね!
梅干も美味しいお米を美味しく食べる必須アイテムですよね。
子供の頃、特にこの季節は夕食で余った白米を
保存が効くように梅干のおむすびにして
ちゃぶ台の上によくおいてありました。
で、食べ盛りの私が夜中に小腹がすいて
それを食べる。。。という感じでした。
冷や飯に梅干もいいのですが
やはり熱々のおむすびの中に
強烈に酸っぱい梅干が最強ですよね!
大人になってからは焼酎に入れて潰しまくるのも好きです。
あぁ。。。強烈に酸っぱい梅干食べたくなってきました(笑)

さてさて

今日は「キヤノンEF」のカメラ修理を行っています。
1973年の発売でいわゆる「キヤノンFシリーズ」の
後期にあたる時代のカメラですが
「Fシリーズ」及び「Aシリーズ」も含めて
唯一の縦走りシャッターなのです。
シャッターユニットは各メーカーこの時代に採用していた
「コパルスクエアS」です。
次世代のAE-1が出るまでの
繋ぎ的役目だったためといわれますが
ただコパルスクエアSを載せただけではなく
1秒以上のシャッタースピードを電子制御とし
(1/2~1/1000は機械制御)
最大30秒のシャッタースピードを実現し
なおかつそれをシャッタースピード優先オートで使えるという
なかなかの意欲作です。

現在でも根強い人気のあるEFですが
今回は同じご依頼者の方から4台のEFを預かっています。
そのうち2台はEFでは定番の1秒以上のシャッターの動作不良です。
電子制御されるSSでシャッターが開きっぱなしになってしまう症状です。
EFのスローシャッターは1/2秒まではスローガバナのみで制御しますが
それ以上のSSでは電子制御+スローガバナで動作します。
例えばSS1秒だと電子制御1/2 + スローガバナ1/2 で1秒
SS2秒だと電子制御1.5秒 + スローガバナ1/2で2秒といった感じです。
開きっぱなしになってしまうトラブルは
電子制御そのものは動作しているのですが
スローガバナに切り替わる最後の1/2秒で固着してしまう場合がほとんどです。
(1/2以下でスローガバナのみだと動作する場合が多いです)
電子制御シャッター作動中は上カバー部の
LEDが点滅するのですがこれがきちんと点滅していれば
(スローガバナに切り替わったところで消灯します)
大抵の場合、電子制御部はきちんと動作しています。

余談ですが電圧変換型の電池アダプタを使用すると
EFの上カバーLEDはバッテリーチェックも含めて点灯しません。
(おそらくアダプタ内の抵抗が干渉してしまうため)
EFは1.3Vでも1.5Vでも露出計含め動作は変わらないので
電圧無変換のアダプタを使ったほうが良さそうですね。

。。。というわけで今回もスローガバナの動きを良くするところから始めます。

4台といってもスローシャッターのトラブルを抱えている2台は
一通りの各部点検整備一式ですが
シャッターの調子の良い2台はご依頼者様と打ち合わせた結果
今回はモルト交換のみを行います。

メカニカル的構造でも興味をそそられるEFですが
根強い人気の要因はその端正なスタイリングでしょうね。
いつみても「カッコ良いカメラだなぁ。。。」と思います。

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オリンパストリップ35のカメラ修理

今日は「福神漬けの日」だそうですよ。
。。。と、聞いただけで
既にカレーが食べたくなってきました(笑)
某カレーチェーン店でカレーを食べることがたまにありますが
やはり福神漬けはたっぷり取ってしまいます。
あれがあるとやはり口直しに丁度良いですものね!
最近は真っ赤な福神漬けを見ることが
減ったような気がするのですが
やはり着色料等は敬遠されるのでしょうね。。。
ところで。。。正確には「ふくじんづけ」だとは思うのですが
私の地元では「ふくしんづけ」だったような気がします。
一部地域で「ふくしんづけ」と呼ばれているところがあるみたいですね。

さてさて

本日は「オリンパストリップ35」のカメラ修理を行っています。
昨日のブログは「ペンEES-2」でしたが
EES-2をほぼそのまま
フルサイズ判としたのがトリップ35です。
「小旅行の気軽なお供に」ということで
トリップと命名されたようです。
じゃ~にーコニカのC35と共通した感じがありますね。
発売はEES-2と同じく1968年です。
セレンを利用した自動露出カメラで
ピント合わせは目測ゾーンフォーカスです。

お預かりしているトリップ35は
元々ご依頼者様のお父さまのカメラだそうです。
ご依頼者様がまだ小さな子供の頃、
このカメラで写真を撮ってもらっていたそうです。
それから30年以上は使われずに保管されていたそうですが
もう一度、復活させたいとのことで
当店にやってきました。

心配されるセレンは問題なく起電しているようです。
ただしオート制御部の動きが悪いようで
全体的に絞りが開きすぎでかなり露出オーバーとなってしまいます。
加えて赤ベロが動作しないようです。
レンズにはかなりのカビが見受けられ
完全にキレイにするのは難しいとは思われますが
通常の撮影に問題ないレベルにはなるのではないかと思います。

昨日のEES-2とほぼ同じ構造です。
レンズボードの取り付け方法やフィルムカウンター周り、
レンズ周りが多少違う程度でしょうか。。。
メンテナンスもしやすく非常によく考えられたカメラです。
まずはシャッターユニット周りから整備に取り掛かります。

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