今日は「竹酔日」(ちくすいじつ)だそうですよ。
中国の俗説で、竹を植える(移植する)のは
旧暦5月13日に行うとよいといわれているそうです。
これは、この日は竹が酒に酔っていて
移植されても分からないためで
この日に移植された竹はよく繁茂するといわれています。
「竹迷日」(ちくめいじつ)、「竹植うる日」ともいい
夏の季語となっています。
なんで竹が酒に酔っているのでしょうね…(笑
少し調べましたが
細かい理由等についてはわかりませんでした。
ちなみに、日本ではこの日が竹から生まれたかぐや姫が
月に帰った日ともされています。
さてさて
本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
1971年発売のカメラです。
本格的なプロ志向の一眼レフを欠いた状態が続いていた
キヤノンが満を持して登場させた高級一眼レフ機です。
それまでこの分野はニコンF、F2の独壇場となっていましたが
ついに対抗馬が登場したことになりました。
ここから長年にわたる2強時代が
始まったといってもいいかもしれません。
この時代のトップモデルとして甲乙つけがたい
魅力を放つ両者ですが
好みはあれどスタイリッシュなのは「F-1」かと思います。
低く構えたスマートなファインダー部は
何とも言えずカッコいいですよね。
お預かりしている「F-1」は
なんとか一通りの動作はできているのですが
露出計やバッテリーチェックがSW部の接触不良のため
指針が踊っているような状態です。
落ち着いているときも精度に問題がある状況です。
加えて各部の油切れや汚れ等による動作不良のため
シャッターの精度もいまひとつです
1/1000は実測1/500くらいで1/2000は1/1000といった状態です。
やはり全体的にリフレッシュが必要な状態です。
あまり深い理由はないのですが
今日はファインダー部から先に整備を行っています。
プリズムに問題となるほどの大きな腐食はないのですが
(細かい点腐食はよくよく見れば見受けられます。)
画像にもあるようにファインダー内部には
大きな座布団上のモルトが入っているので
ここをこのまま劣化したままで放置しておくと
いずれプリズム蒸着面への腐食が始まってしまいます。
プリズム抑え部品の緩衝材もそうですが
このあたりの劣化した緩衝材は全て交換行っておきます。
…いつも思うのですが…キヤノンさん
もう少しファインダー上カバーを簡単に開けられる構造に
してほしかったな…と思います(苦笑)
(特にファインダー取り外しボタン枠に
カニ目がない時期のモノ)
まぁもう慣れているのでいいのですが…
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

