日別アーカイブ: 2026年8月20日

オリンパスペンのカメラ修理

今日は「蚊の日(モスキートデー)」だそうですよ。
イヤな記念日ですねぇ(笑
1897(明治30)年のこの日に
イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが
羽斑蚊(ハマダラカ)類の蚊の胃の中から
マラリアの原虫を発見したことに由来しています。
蚊に刺されることで
マラリアやフィラリア、日本脳炎、デング熱、黄熱、ジカ熱などの
感染症にかかる場合もあります。
蚊が媒介する病気で亡くなる人は1年間で約80万人以上ともされ
蚊は地球上で人を最も殺している生物でもあるそうです。
6月あたりから11月くらいまでは生活スペースに
やはり蚊対策は必要ですものね…
病気も怖いですがシンプルにかゆいことと
この年になってくると虫刺されの跡が
いつまでもかゆいうえに治らないのですよ(苦笑)
仕事場の足元にも毎日アースノーマットが必須です。

さてさて

本日は「オリンパスペン」のカメラ修理を行っています。
1959年発売の初代ペンです。
当店にやってくる「ペン」は
ペンSやペンD、そして圧倒的に多いペンEEシリーズが
ほとんどなのですが初代ペンは割と少数派です。
このカメラが後のハーフカメラブームの火付け役ともなったカメラです。
レンズはD.ズイコー2.8cmF3.5を搭載し
シャッターはコパル製の2枚羽根で
B・1/25-1/200秒の4速です。
ピント調整は目測式で5m、2m位置にクリックがあり使いやすいです。
シンプルなカメラですがレトロかつ落ち着いたデザインで
持ち歩くのも楽しいカメラです。

お預かりしているペンは
一通りは動作しているのですが
当然ながらモルトは全滅で
ほぼ間違いなく光線漏れを起こすと思われます。
加えてやはりシャッターの動きに
若干粘りがあるようです。
ペンシリーズの多くがビハインドシャッターを採用し
シャッター羽がフィルム室側に露出しているものが多いのですが
構造上、やはりゴミやモルト屑が入り込みやすく
シャッター羽根自身の油滲みとかもありますが
ゴミや埃が原因で動作不良を起こすことも多々あります。

シンプルな構造のカメラなので
整備性は良好です。
ただハーフカメラでシャッターの部品等は
小さいので多少神経を使います。
余談ですがこのペンもそうですが
ペンSやペンD、初代のペンEE(S)あたりの
取り外し式の裏蓋を採用しているペンは
その底部にモルトが貼ってあり
劣化しているものはもちろんですが
少し厚めのモルトを張っておかないと
かなりの高確率で光線漏れを起こします。
1.5mm厚だと足りないかと思われます。
まだ取り掛かり始めですが
これからシャッターユニット整備、レンズ清掃
ピント調整、ファインダー清掃等々
一通りの整備を行っていきます。

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