ミノルタハイマチック7sⅡのカメラ修理

プロ野球はレギュラーシーズンが終わり
次はCS、日本シリーズと続いていきますが
1978年のこの日、「クラウンライターライオンズ」を
西武鉄道グループの国土計画が買い取り「西武ライオンズ」が誕生しました。
そういえば。。。小学校入ったばかりの頃だったかな。。。
カープとクラウンライターライオンズとのオープン戦が
呉・二河球場であって連れて行ってもらったような記憶が。。。
だからクラウンライターライオンズのチーム名が
妙に記憶に残ってるんですよね。。。

さてさて

今日は「ミノルタハイマチック7sⅡ」のカメラ修理を行っています。
え?「ハイマチック7s」じゃなくて「7sⅡ?」って思う方も
いらっしゃるかもしれません。
「7sⅡ」は実は日本国内での販売はなく
輸出専用モデルなのですね。
しかも、該当する同じモデルが国内向けには存在しません。
だからあまり。。。というかめったに見かけないモデルでもあります。

ちょっとめずらしいので記念写真を。。。

発売開始は1977年あたりらしいです。
その頃の国内向けのハイマチックは電子シャッター搭載の
プログラムオート機しか既になかったのですが
この「7sⅡ」はレンズはF1.7の大口径ロッコールを搭載し
シャッターはコパルの機械式レンズシャッターです。
針挟み込み式のシャッター速度優先AEも装備します。
ん?似たようなスペックのコパル搭載機が他にもありますよね。
そう、コニカC35FDと同じようなスペックなのですね。
大きさもC35FDと同じような大きさです。
ただし、シャッター速度優先AEのみのC35FDとは異なり
「7sⅡ」はマニュアル露出も装備します。
なかなか魅力的なスペックですよね。
個人的にもかなり気になるカメラのひとつですが
とにかく見かけることが少ないので
なかなか手の出しようもありません。
玉不足ということでもちろん相場もお高めです。
国内向けで何とか出して欲しかったモデルですね。。。

前置きが長くなりました。
ご依頼者様もこのカメラを魅力に感じて
最近、入手されたとのことで
全体を点検整備してほしいとのご依頼です。
動作は一通り大丈夫なようですが
オート+露出計が随分オーバー方向にズレています。
ネガだとしても全てハイキーに仕上がりそうな感じです。

まだ現状チェックが終わったところで
これか本格的に分解整備に取り掛かります。

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