ローライ35のカメラ修理

今日は「ウィンクの日」だそうですよ。
私、元々目が細いので
本人はウィンクしているつもりでも
両方閉じているように見られます。。。。(苦笑)
おまけに左だけ閉じることはできますが
右だけを閉じることができません。。。(汗)
。。。つまり。。。ウィンクはあまり得意じゃないということですね。。。。
ところで。。。ウィンクといえば「淋しい熱帯魚」なのでしょうが
デビュー曲の「Sugar Baby Love」が個人的には好きだったなぁ
でも本当はウィンクの1年前にデビューした
「BaBe」はもっと好きで当時CD買いまくりました。。。。

さてさて

本日は「ローライ35」のカメラ修理を行っています。
現在でも非常に人気の高いカメラですね。
当店では基本的には海外メーカーのカメラは
あまり整備を行わないのですが
ローライ35は部品交換の不要な整備であれば
承っている状況です。
1967年デビューのカメラです。
ハーフ判カメラよりも小さいボディに
当時の最高級のシャッター、露出計、レンズを詰め込んだ
小さな再高級機です。
このカメラが国産カメラに与えた影響も大きく
ローライ35と同様のコンセプトのカメラがたくさん開発されました。

お預かりしているローライ35は
まずフィルムカウンターがゼロに戻りません。
どうやらバネを固定してテンションを出すための
突起が折れてしまっているようです。
他、レンズ、ファインダーにカビが見受けられ
シャッター羽根、絞り羽根にも汚れが見られます。
さすがに古いカメラなので
全体的に清掃・整備・注油をしないと
快適に使うことは無理な状態です。
基本的にはシンプルなカメラなので
整備性は比較的悪くないのですが
金属の経年劣化が進んでいるものも多く
今回の個体は大丈夫だったのですが
バネ等が片っ端から折れていくような個体もあるようです。

上の写真は一通りの整備が終わって
油が馴染むまで少々様子見をしている段階です。

ローライ35は決して頑丈なカメラではありません。
非常に繊細な部分も多くあります。
間違った使い方をすると比較的簡単に壊れます。
これから手に入れる、あるいは手に入れたばかりの方は
整備もそうですが正しい使い方等々も
しっかり把握してからお使いいただくことをお勧めいたします。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。