オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「福神漬けの日」だそうですよ。
福神漬という縁起の良いの名前は
7種類の野菜を使用していることから七福神に由来します。
日付は「しち(7)ふ(2)く(9)」(七福)と読む
語呂合わせからだそうです。
福神漬けといえばやっぱりカレーですよねぇ…
最近、家でレトルトのカレーはたまに食べますが
外でカレー食べてないですねぇ…
あ、GWに地元のお店で食べたかな!
やはりお店で食べるカレーは美味しいんですよ
以前はココイチとかでも頻繁に食べていたのですが
最近は外食自体が滅多にないのでご無沙汰ですね…
汗が出るほどの少し辛いカレーをじっくり楽しみたいです!
で、付け合わせはっやっぱり福神漬けですよね
これもたっぷりいただいちゃいます。
昔みたいに真っ赤なのは最近みないですね…
何だかカレーの辛さと福神漬けの酸味が
夏バテ予防にもいいような気がします
そう思うとなおのこと食べたくなってきました
明日のお休み…どこかでカレー食べてきます!

さてさて

今日も「オリンパスペンF」のカメラ修理です。
昨日に続いてですが昨日とは別の個体で
ご依頼者様も別の方です。
たまたま2台連続になっただけですね。
滅多にこない機種が2台続くと
「めずらしいこともあるなぁ…」と思いますが
ペンFやOM-1あたりが2台続くのは
そもそもの依頼数が多いのでたまにありますね。
ペンFの機種としての特徴等は昨日も少し書いたので
ここでは割愛します。

今回、お預かりの「ペンF」もやはり典型的な
「ミラーアップしたまま固着」というパターンです。
ミラー駆動部自体もペンF独特の構造で
さらにチャージするバネも通常の一眼レフだと
普通の引張りバネなのですが
ペンFはねじりコイルバネなのです。
このあたりも年月が経過して使いっぱなしだと
動きが悪くなりやすい要因のような気もします。
加えて絞り連動レバー周りが構造上汚れ等が付着すると
粘りやすくこれもミラーアップの原因になります。

画像は分解途中でのものです。
ここからさらにシャッターユニットも分離していきます。
「ペンF」は何を行うにしても
最低限ミラーボックス及び前板の取り外しが必須ですが
ここを外すと先程少し触れたミラーチャージの
ねじりコイルばねのテンションが完全にゼロになります。
ここのテンションがミラー駆動の大元ですが
リリース時であっても「ある程度」のテンションが掛かっていないと
巻上チャージ時にミラー駆動力が足らずに
キチンとミラーを動かすことができません。
そのため再組み立て時にはバネにテンションを掛ける作業が必要です。
…といってもわかっていれば難しいことではないのですが…
テンションはかけすぎると巻上が重くなったり
最悪の場合コイルばねが切れる可能性があるので
テンション掛け過ぎは厳禁です。

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