ニッカ4型のカメラ修理

今日は「Tシャツの日」だそうですよ。
Tシャツの「T」がアルファベットの20番目の文字であり
国民の祝日「海の日」には
Tシャツがふさわしいことからだそうです。
Tシャツは夏だけじゃなく一年中着ますものね。
そして面白いデザインのTシャツだったり
好きなアーティストのTシャツだったりとか
比較的お値段が手ごろなこともあり
ついついいつの間にか大量に買ってしまいます。
衣装ケースの中に「こんなに着るわけないじゃろー」と思うほど
Tシャツが溜まってしまっています(笑
でもまたついつい買ってしまうのですよねぇ…

さてさて

本日は「ニッカ4型」のカメラ修理を行っています。
1953年発売のカメラです。
ニッカカメラは1940年代から50年代にかけて存在した
バルナックライカコピーのカメラを製造する
カメラメーカーです。
「ニッカ」「ニッカ3型」とモデルチェンジが行われ
「ニッカ4型」ではSS最高速が1/1000となりました。

お預かりしている「ニッカ4型」は
一通り動作はしており大きな問題はなさそうな感じです。
この時代のバルナックコピーは
メーカー問わずまずはシャッター幕の劣化が
問題になっていることが多く
放置されていた個体はまず幕交換が前提となるのですが
今回の「4型」は割と近年に幕交換が明らかに行われています。
幕も当時のものではなく片面ゴム引きのものが使われています。
ただシャッターの精度が出ていないのか
ご依頼者様からは「露出が上手くいかない」という
ご指摘をいただいています。

裏ブタが開くこの後の時代のカメラであれば
まずは分解前にシャッターの精度を計測して
簡単に確認が行えるのですが
バルナック型のカメラの場合は
裏ブタが存在しないため
まずはここまで開けないとシャッターの計測もできません。
で、この状態でカメラテスターでまずはシャッター計測を行います。
やはり先幕後幕の幕速バランスが随分とずれていて
シャッターの精度は出ていませんでした。
写真にも影響が出るレベルです。
いつ頃、幕交換がされたかまではわかりませんが
シャッター幕自体の状態はやはり問題なさそうです。
汚れ等による幕軸の動作不良もあるかと思われます。
幕軸や調速周りの清掃整備を一通り行ったうえで
幕速の微調整を行い精度を出していきます。

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