フジカST801のカメラ修理

今日は「夏風呂の日」だそうですよ。
「な(7)つふ(2)ろ(6)」(夏風呂)と読む
語呂合わせからだそうです。
夏に入るお風呂の爽快さをもっと多くの人に
知ってもらうことが目的となっています。
暑い夏はシャワーだけで済ませがちな季節ですが
ぬるめのお湯に浸かると副交感神経の働きを促し
心身のリラックス効果が得られ
ぐっすり眠ることができるといわれています。
また、夏に入浴により身体を温めることは
エアコンなどが原因で起こる夏の冷え性の改善も期待できるそうです。
昨夜、ウォーキング途中で汗びっしょりなところへ
突然の土砂降りで全身汗と雨でずぶ濡れになって帰宅し
さすがに少し冷えたのでひさびさにお湯を張って
ゆっくりお風呂に入りました。
やっぱりお湯につかると気持ちいいですし
ぐっすり眠れるような気がします。
夏にぬるめのお湯にゆっくり浸かるのは
確かによさそうですよ。

さてさて

本日は「フジカST801」のカメラ修理を行っています。
1972年発売のカメラです。
もともとSTシリーズはM42マウント採用の
絞り込み測光機でしたが
「ST801」はM42ねじ込みマウントレンズに
定点ピンと絞り設定伝達リングを追加した
フジカ独自の「STマウントレンズ」対応として
開放測光を行えるようになったカメラです。
従来のM42マウントも装着可能で
その場合は絞り込み測光となります。
露出計は当時としては革新的なLED式となっています。

お預かりしている「ST801」は一通り動作は
なんとか行え、外観はかなりキレイなのですが
やはり長らく眠っていた個体とみられます。
そのうえ保管環境があまりよろしくなかったとみられ
ファインダー内にかなりカビが発生しています。
接眼レンズ、プリズム、コンデンサレンズに
それぞれカビが発生していて
ファインダーを覗くとカビが視野内に幾重に重なって
さすがにそのまま撮影には使えない状態です。
装着されていたSTマウントEBCフジノン55mmF1.8レンズも
かなりカビが発生していて撮影に影響のある状態です。
ボディ側、レンズ側ともにリフレッシュが必要な状態です。

「ST801」は布幕横走りで最高速1/2000が設定できる
珍しいカメラでもありますが
布幕ということもあり特別幕速が速いわけでもありません。
少し速めの幕速であとはスリットをとにかく狭く設定することで
1/2000の露出を実現しています。
そのため調整は少々シビアとなり
今回のST801もお預かり時に一通りは動作はしていましたが
高速シャッターの精度はやはり出ていませんでした。
幕軸や調速設定部の清掃整備を入念に行い
高速シャッターの精度もでるように整備を行っていきます。
STシリーズのカメラは全体的に華奢な部分も多く
整備性もあまり良好とは言えないので
少々手間と神経を使いますが
入念に隅々まで整備調整を行っていきます。

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