カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

キヤノンFXのカメラ修理

今日は「トイレの日」らしいですよ。
私がまだ幼い頃の家のトイレはいわゆる汲み取り式で
夜のトイレは子供心にかなり怖い空間でした。
下から何かでてくるんじゃないか。。。とか
いきなり床が抜けて下に落ちてしまうんじゃないか。。。とか
。。。お昼時の更新なのに、こんな話で大変失礼いたしました。。。(汗)

さてさて

本日は「キヤノンFX」のカメラ修理を行っています。
FXの発売は1964年です。
後にF-1へと発展するキヤノン「F」シリーズの第1号機です。
レンズマウントはまだFDマウントではなく
開放測光に対応していない「FLマウント」です。
最初のFシリーズということですが
後のF-1はFTbあたりにも通じるキャノンらしい
歯切れの良いシャッター音がなかなか魅力的なカメラです。

今回お預かりの個体はご依頼者様のご実家で
眠っていたカメラとのことです。
試しに何度か空シャッターを切ってみたところ
最初は良かったのですがいきなりミラーアップして
何もできなくなってしまったとのことです。
おそらく元々油切れで動きが悪かったのだと思われます。

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かなり長い間、冬眠されていたカメラでしょうから
起こすのもゆっくり起こしてあげなくてはいけませんね。
まだ取り掛かり始めですが
固着したり動きが悪くなっているシャッターやミラー駆動部を
キレイにして新しい油を差し
ゆっくりリハビリさせてあげなくてはいけません。

余談ですが写真にも少し写っていますが
露出計は外光式でシャッタースピードダイヤルと連動し
露出指示板を動かしています。
その露出指示板を引っ張っているのが
よくある糸連動ではなく銅線で引っ張っています。
この銅線が糸連動以上に切れやすいので
分解時には多少、神経を使います。。。

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ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は11月9日ということで「119番の日」とのことです。
普段はお世話になることはないですが
本当に大変な時にはなくてはならないものですね。
私はこれまでに2度ほど
119番通報で救急車のお世話になったことがありますが
どちらのときも自分ではどうにもならない状態で
本当に助かりました。今でも思い出すと感謝の思いでいっぱいです。

さてさて

本日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
おそらくこのブログ中で登場回数ナンバー1のカメラだと思います。
中古としても流通台数も豊富で
家の押入れにSRTが眠っている家はまだたくさんあるような気がします。
それだけ売れたカメラなので当然使いやすく
フィルムカメラをこれから始める方にも丁度良いカメラだと思います。
ただ、流通台数が多いのはいいのですが
程度も天と地ほどの差があります。
もともとかなり丈夫なカメラなので
メンテナンスをキチンとすれば復活させることのできるカメラでもあります。

今回、お預かりの個体は
シャッター幕(後幕)が途中で止まってしまっています。
幕軸の固着で幕が止まってしまうことも多いですが
今回の個体はそういう問題ではないようです。

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分解する上でいくつかお約束事のあるSRT101ですが
手順さえわかっていればここまでは簡単に分解できます。
(組むのはそれなりに手がかかりますが。。。)
この状態にするとある程度シャッター幕の様子が観察できます。
で、ある程度予測はできていましたが
後幕のリボンが軸に絡まってしまっています。
慎重に外して正しい位置にこれから戻してやりますが
何か絡まってしまうような要因があるかどうかを
調べながら点検整備を行っていきます。

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コニカSⅢのカメラ修理

今日は「立冬」であり「鍋の日」でもあるということです。
いよいよ冬の空気感が漂ってくる中、熱々のお鍋はいいですね!
私だったらシンプルに水炊きがいいかなぁ。。。
熱々の白菜や豆腐や鶏肉、あ、椎茸も。。。もちろんネギは必須
これをポン酢にさっとくぐらせて。。。
もちろんお酒は純米酒で。。。いやぁ、最高ですね!
妄想ばかりが膨らんでいきます。その前にしっかり仕事しなくちゃ(笑)

さてさて

本日は「コニカSⅢ」のカメラ修理を行っています。
発売は1963年。直線基調のスマートなデザインが特徴です。
セレン光電池による露出計を搭載し
シャッターはコパルSVEを搭載しています。
これより前の時代の「コニカⅠ~Ⅲ」に比べると
「S」シリーズはかなり時代が進んだ気がしますね。

今回お預かりの個体はご依頼者様が
最近、入手されたとのことですが
手に入れられたときからいくつかのトラブルが
見受けられる状況とのことです。

まずは鏡胴付近のガタつき
シャッターは一応切れているのですが
スローシャッターの制御がおかしいようで
1秒、1/2秒はまずまず良いのですが
1/4秒・・・ん、1/2と変わらないような。。。
1/8秒・・・明らかに1秒になってしまっている・・・
というような状況です。
絞り羽根、シャッター羽根ともに油シミも見受けられます。
セレンは一応、反応しているのですが
指し示す値がかなりズレてしまっています。

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本格的に分解する前に
スローの制御がおかしい部分の原因を探るために
シャッターユニットが露出する状態にして
動作チェックをしています。
どうやら調速カムの組み込み方に問題があるようです。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「アパート記念日」だそうですよ。
私も30年近く色々なアパートを移り住みながら現在に至りますが
一番最初に一人暮らしを始めた部屋はすごかったなぁ。。。
共同トイレ、お風呂ナシ、4畳半一間。。。(笑)
まぁ、今となってはいい思い出ですが
それでも初めての一人暮らしは新鮮だったし
色々楽しかったですね!

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
EMのデビューはF3と同じく1980年です。
それまでのニコンのカメラは信頼性は高いけれど
とにかく大きく重い!っていうのが定説だったのですが
このEMはある意味、ニコンらしくなく軽快でオシャレなカメラです。
確かにコストを削られている部分はいくつか散見されますが
それを差し引いても充分に魅力的なカメラに仕上がっています。

余談ですが。。。この後、AFカメラ時代になるとF80やUが出るまでは
またエントリー機も「大きく重いニコン」に戻ってしまうのですね。

今回、お預かりしている個体は
ご依頼者様が昔からずっと使い続けているEMです。
主力がデジタルに移ってからは随分出番は減ったそうですが
いくつもの思い出と一緒に過ごされてきたカメラとのことです。

一通りは動作しているのですが
お客様のご指摘でメーター及びオートが少々オーバー気味とのこと。
逆光補正ボタンを押したときに動作が不安定になるとのことです。

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EMには何箇所かいわゆる摺動抵抗が使われている部分があるのですが
分解を進めながらそこの清掃を行います。
シャッターユニット、ミラーボックス周り等々の点検整備後、
最後は調整で正常な状態に詰めていきます。

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ミノルタXDのカメラ修理

今日は広島カープの優勝パレードが
広島市内平和大通りで行われています。
その後さらにマツダスタジアムで優勝報告会。。。いいなぁ。。。
見に行きたかった(笑)
広島エリアでは民放+NHK、地上波全局、優勝パレードの完全生中継だそうです。
いいなぁ。。。

さてさて

本日は「ミノルタXD」のカメラ修理を行っています。
とっても良いカメラですよね、XD。。。
使い心地も素晴らしく、なんと言ってもカッコ良いです。
電気系にトラブルの多いのが玉にキズですが
それを差し引いても手元に置いておきたいカメラです。

今回のお預かりしている個体は
人気のネオブラック。ツヤ消しのブラックが
さらにスタイリングの良さを引き立たせます。
滑らかな巻上げと上品なシャッター音に全く問題はなさそうですが
あれ?露出計の表示が明らかにおかしい感じです。
感度設定はASA(ISO)100なのですが
感覚的にはASA800くらいの感じです。
さらに感度ダイヤルを動かしても露出値が全く変化しません。
他はシャッタースピードが高速側で極端に速いようです。

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フィルム感度は感度ダイヤル下の摺動抵抗によって
制御されています。おそらくこの抵抗そのものに問題があるか
その周辺に問題があると思われます。
まずはそこの原因を確定させてから
各部点検整備に取り掛かります。

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ペンタックスMXのカメラ修理

昨日は「文化の日」で祝日でしたね。
当店も祝日はお休みをいただいています。
天気が良くて暖かかったこともあり
当店から歩いて10分程の「哲学堂公園」で
カメラをぶら下げて三脚担いでウロウロしていました(笑)
普段はとても静かな公園なのですが
昨日は子供向けのイベントが行われていたらしく
とても賑やかでした。
子供の声が響き渡る公園は活気があって良いですね。

さてさて

本日はペンタックスMXのカメラ修理を行っています。
ペンタックスMシリーズ唯一のメカニカルカメラということで
人気の高いモデルですね。
当店への修理依頼も比較的多いモデルです。
機械制御シャッターということで
少々何があっても修理可能だと思われがちなMXですが
比較的シャッター幕軸内バネ等が劣化していることの多いカメラです。
その場合は修理不可の可能性が高いです。

今回はご依頼者様から2台のMXを預かっております。
1台はレリーズ不良でシャッターが切れないことが多く
もう1台はシャッターを切るとミラーアップしてしまいます。
お客様からは
「どちらかを部品取りにして1台をきちんとしたものに。。。」とのことです。
ミラーアップはMXでよく見かけるトラブルですが
レリーズ不良(あるいは巻上部に問題があるかも)はめずらしいですね。

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とりあえずレリーズ不良のほうのMXの上下カバーをあけて
現状を把握しているところです。
うーん、どっちをベースにどう組み合わせるのがベストなのか。。。
少し考えてから本格的に作業にかかります。

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ニコンFMのカメラ修理

もう11月になっちゃいましたね。
明日、11月3日「文化の日」は当店は祝日のためお休みですが
子供の頃、近所の神社で11月3日は秋祭りでした。
毎年楽しみにしてましたねぇ~射的や型抜き、金魚すくい。。。
何よりも帰りに小さな模型屋さんでプラモを買ってもらえるのが嬉しかったかな(笑)

さてさて

今日は「ニコンFM」のカメラ修理を行っています。
兄弟機である「FE」はよく修理に入るのですが
当店の場合、何故か「FM」は少ないですね。。
前身モデルのニコマートFT系に比べると随分コンパクトになり
操作系もかなり時代が進んだような気がします。
1977年発売開始です。
FEと同様に絞込み測光にはなってしまいますが
連動ツメを倒せば非Aiレンズも使えるところも魅力です。

今回、お預かりの個体はご依頼者様が
数十年前の学生時代に購入されずっと使われているものです。
最近は出番が減ったとはいえ、
それでも年に数回は使っていらっしゃるとのこと。
先日、使おうとしたらシャッターが切れなくなってしまっていたとのことで
当店に持ち込まれました。

現状で確認した感じでは巻上ロックがうまく解除されないようです。
ロック部分の油切れが原因かと思われます。
強制的に巻上ロックを解除してみるとシャッターは切れたのですが
シャッター羽根に随分汚れが付着しています。
これもトラブルに関連してる可能性が高そうです。

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FEに比べるとシャッターに関する電子制御部分がないため
随分すっきりしたプリズム周りです。
しかしながらFEの指針式露出計は比較的修理が容易ですが
FMのLED式は状況によっては露出計は修理不能のこともあります。
今回の個体は露出計は調整のみで大丈夫そうです。
これから本格的にシャッターユニット部から
各部点検整備一式を行います。

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ローライコードのカメラ修理

今日は言わずと知れた「ハロウィン」ですね。
昨日は当店の近所でも着飾った子供達がはしゃいでいるのを
見かけることができました。
それにしても。。。
いつからハロウィンってこんなに国民的行事になったのかなぁ。。。
私が子供の頃はハロウィンのハの字もなかったのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ローライコード」のカメラ修理を行っています。
今回お預かりしているローライコードはⅢ型かと思われます。
コンパーラピッドシャッターを搭載し
最高速は1/500まであります。
レンズはクセナーの75mmF3.5です。
貼り革の状態も非常によくキレイな個体です。
さすがにレンズに若干のクモリが見受けられますが
出来る限りの清掃でキレイにしていきます。
ご依頼者様からご指摘をいただいているのは
チャージレバーでチャージした際にレバーが自動で戻らない。と
いうことでした。確かに指で押せば戻って
もちろんレリーズできますのですが。。。感触もスカスカです。

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まずはシャッターユニットを降ろすことから始めます。
で、問題のチャージカムに本来、バネがかかっているはずなのですが
どこにも見当たりません。
分解歴がある個体のようなのでバネを紛失したものと思われます。
何かしら代替できるバネで対処いたします。
他、シャッター羽根・絞り羽根洗浄、シャッターユニット点検整備
ファインダー部のミラーは腐食が激しいようなので
交換で対処いたします。

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オリンパス35-Sのカメラ修理

今日は「たまごけごはんの日」らしいですよ!
熱々のごはんに生卵。。。美味しいですよねぇ~
しばらく食べてないなぁ。。。
もともとお米好きだから
たまごかけごはんだけで何杯も食べられそう。。。
いや、この歳で本当はそんなにお米ばかり食べちゃダメなのだけど。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパス35-S」のカメラ修理を行っています。
オリンパス35シリーズの高級機と位置づけられたモデルです。
発売は1955年。
レバー式のフィルム巻上げ、セルフコッキング等々
随分、現在のカメラに近い形に進化したカメラです。

今回、お預かりの個体は
やはり長く使われていなかったようです。
巻上部の油切れ、レンズのクモリ等
この年代のカメラに多い症状も見受けられますが
一番、大きなトラブルは
ファインダー二重像が全く見えません。。。

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まずはファインダーの様子を確認するため
上カバーを外しました。
写真にも見えていますがハーフミラーは存在するのですが
鏡部分の蒸着が見事なほどキレイに取れてしまっています。
よく見ると端のほうに少しだけ蒸着が残っていましたが
ほぼ素通しのガラス状態になっています。
これでは二重像を映し出すことはできません。

ファインダーハーフミラーは交換で対処します。
他、レンズのクモリは出来る限りの清掃で
シャッター粘り・巻上部は整備調整で
普通に写真の写せる状態に整備していきます。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「ホームビデオの日」だそうですよ。
私の生まれた1969年に
ソニー・松下電器・日本ビクターが
世界初の家庭用VTRの規格「U規格」を発表したそうです。
その後、家庭用は「VHS」、「β」で一気に普及し
両陣営の熾烈な争いが繰り広げられるわけですね。
私も録画したり当時購入したVHSテープが結構あるのですよねぇ
そのうちDVDに焼きなおしたいと思っているのですが。。。

さてさて

本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
唯一無二のハーフ判一眼レフですね。
コンパクトなのはもちろんですが
独特のメカニズムで今も人気の高いカメラです。

お預かりしたペンFは最近購入されたばかりとのことですが
突然ミラーアップしたまま固まってしまったようです。
ペンFでは比較的多く見受けられるトラブルです。

ペンFはシャッターそのものも「ロータリーシャッター」と呼ばれる
独特のメカニズムですがミラー機構も他のカメラでは
見られない機構で動作しています。
油切れ等で動きが悪くなるとトラブルの多い箇所でもあります。

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ミラーアップしたままの状態なので
お預かり時にファインダーの確認ができず
プリズムの状態が非常に心配だったのですが
今回の個体はプリズムに腐食もなくキレイな状態でした。

まずはシャッター周り、ミラー駆動部周りから整備を始めます。
その他、各部点検整備一式を行います。

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