月別アーカイブ: 2016年12月

ニッカ5型のカメラ修理

今日は「観光バス記念日」だそうですよ。
観光バスなんて修学旅行でしか乗ったことないのじゃないかなぁ。。。
でもバスツアーで巡る旅とかは楽チンで良さそうな気がしますね。
温泉旅行とか行きたいなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「ニッカ5型」のカメラ修理を行っています。
ニッカというメーカーは後にヤシカに吸収合併されてしまうのですが
ライカコピーのカメラでなかなか人気のあったメーカーです。
ちなみに「ニッカ」は「ニッポンカメラ」の略なのです。
最初に作ったカメラのモデル名はズバリ「ニッポン」でした。

今回、お預かりしているニッカは「5型」と呼ばれるもので
1955年に発売されたものです。
いわゆる「バルナックライカ」のコピーですが
1/1000のシャッタースピードが装備され
シャッター速度に応じてX接点とFP接点が自動で切り替わったり
このタイプのカメラでまず鬼門となるフィルムの装填を
楽になるようにボディ裏の一部が開閉できるようになったり
いろいろ工夫されて使いやすくなったモデルです。

このタイプのカメラとなると
まずシャッター幕の劣化が酷いものが多く
シャッター幕交換を前提として修理を行うのですが
今回のニッカはおそらく過去に(といってもかなり前だと思われますが)
一度、幕交換をされているようです。
布幕は硬化することもなくしなやかな状態を保っています。
ただ、シャッタースピードはかなりズレていて
まず1/1000、1/500は全く開きません。
1/250でようやく開きますが画面両端で1段以上露出が変わるほど
先幕、後幕のスピードがバランスを失っている状況です。

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他、ファインダーのクモリ、距離計のズレもございます。
まだ取り掛かり始めですが
これから分解を進めまずはシャッター周りの整備から行います。

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キヤノンPのカメラ修理

今日はいわゆる「忠臣蔵。・赤穂浪士の討ち入りの日」ですね。
私はあまり詳しくないのですが
この時期にかならず「忠臣蔵」のテレビドラマが放映されるのですが
一緒に住んでいたばあさんが
毎年一生懸命見入っていたことをよく覚えています。
雪の舞う中(実際は降っていなかったらしいが)討ち入りへ向かう
あのシーンはもうこの時期の風物詩ですよね。

さてさて

本日は「キヤノンP」のカメラ修理を行っています。
フランス語の「Populaire(人気のある)」から命名された
キヤノンPですがその名前にふさわしく
10万台も作られた大人気カメラでした。(1959年発売)
革新的に部品点数を減らすことに成功し
普及型とは言え低価格で販売できたことがその要因ですが
今見るといわゆる「安っぽさ」などは微塵も感じられません。
(それまでのカメラに比べて低価格ではありますが
当時の販売価格37,700円(50mmF2.8付き)は
現在の価格に換算すると、とても簡単に出せる金額ではありません)
確かにいくつか省略されている機能はあるのですが
35mmや50mmを装着して普通に撮影するには
全く問題はありません。

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お預かりしている「P」はご依頼者様ご自宅で眠っていたもので
随分長い間、使われていなかった様子です。
スローガバナの固着、高速シャッターの不良
距離計のズレ、等々の長期間未整備品定番の
症状が一通り出ている感じです。
油切れ・汚れのため、いろいろな部分の調子は悪いですが
壊れている。。。というほどではございません。
キズや折り目の付きやすいチタンのシャッター幕も
比較的キレイな状態です。

しかしながら本来の調子・精度を取り戻すためには
しっかり分解整備を行って
古い油や汚れを取り除き改めて注油を行った上で
調整が必要です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

ご依頼者様はこのカメラが初のフィルムカメラということですが
露出やピントを理解するには基本的にシンプルな
この「P」は非常に良いカメラだと思います。
なんといってもカッコ良いですし
持って歩くだけでも楽しい気分になれますね。

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ニコマートFTNのカメラ修理

今日は「漢字の日」ということで
清水寺で「今年の漢字」が選ばれるのですよね。
さて何が選ばれるんでしょう。。。
私の場合。。。。うーん。。。いろいろありすぎて
とても漢字一文字では言い表せません(笑)

本日は「ニコマートFTN」のカメラ修理を行っています。
このカメラも定期的に修理のご依頼を受けるカメラですね。
金属羽根縦走りのコパルスクエアシャッターを搭載し
少々シャッターショックは大きめですが
非常にタフなカメラです。根本的にシャッターが切れないというような
致命的トラブルの非常に少ないカメラだと思います。
少々大柄でもありますが
このオーバークオリティ感がまたニコンらしいとも言えますね。

今回、お預かりしているニコマートは
シャッターはとりあえず切れているものの
露出計が全く違う値を示しています。
さらにファインダー内、SS表示が微妙に(1/2段くらい)
ずれてしまっています。

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露出計のズレは各抵抗(CDSも含む)の劣化だったり
ハンダ付けの劣化だったり色々な原因が考えられます。
油切れの兆候もかなり見られますので
分解を進めてシャッターユニット等々各部点検整備を行いながら
怪しいところをチェックしていきます。
ある程度、正しい値が出るようになれば
微調整は露出計側で行います。

ちなみに、巻上部の「A」マークはありませんが
今回もスプリットイメージのスクリーンが入ったFTNですね。
最近、不思議と見かけることが多いような気が。。。

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キヤノンデミEE17のカメラ修理

今日は「100円玉記念日」らしいですよ。
1957年の12月11日に100円硬貨が発光されたとのことです。
それまでは100円札だったのですね。
ちょっとうろ覚えですが小学校低学年の頃のお小遣いが
週に100円で100円玉握り締めては
小学校の近くの駄菓子屋に行ってました。
今やその駄菓子屋も小学校ももちろんありませんが。。。(苦笑)

さてさて

今日は「キヤノンデミEE17」のカメラ修理を行っています。
キヤノンのハーフ判カメラとして人気を誇ったデミシリーズですが
デミEE17はシャッター速度優先AEを搭載したデミです。
さらにデミSと同じくちゃんとマニュアル露出も可能で
初代デミに比べると撮影の幅が随分広がったモデルだと思います。
デミの特徴でもあるスムーズな巻上レバーはもちろん健在で
ピントこそ目測ですが非常に使っていて楽しいカメラだと思います。

今回、お預かりしているデミは
電池を入れても露出計が全く動かないため
EE17の最大の特徴である「シャッタースピード優先AE」が使えません。
電池室を見ると端子がグラグラで今にも取れそうです。
電池室を外してみると電池に接する端子部分はキレイなのですが
リード線は腐食しハンダも取れてしまっていました。

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電池室からCDSへのリード線は張替えが必要です。
そのためにレンズボードをこれから外しますが
まずはシャッターユニットの点検整備、羽根洗浄、レンズ清掃から行います。
その上で露出計・オートの点検整備調整を行います。

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ミノルタSRTスーパーのカメラ修理

今日は「三億円事件の日」ですね。
48年前の今日、ボーナス支給のための現金輸送車が
白バイ隊員に扮した犯人に強奪されたという事件ですね。
私が子供の頃はまだ結構話題になっていたと思います。
当時の三億円だから今で言うとスゴイ金額なのだと思いますが。。。
1975年に時効を迎え事件は迷宮入りとなりましたが
今だったら簡単に捕まっちゃうのだろうなぁ。。。

さてさて

本日は「ミノルタSRTスーパー」のカメラ修理を行っています。
ロングセラー機「SRT101」をより使いやすく正常進化したモデルです。
軽快な使用感はそのままにホットシューの追加
絞り直読窓の追加、多重露光が可能。。。等々の機能が追加ともなりました。
ミノルタの機械制御シャッター機の代表的モデルです。

今回、お預かりしているSRTスーパーは
随分長い間使われずにどこかに仕舞いこまれていたようで
中身も含めてカビとサビがかなり多く発生しています。
そのため、あちこちの動きや接触が悪いようで
高速シャッター不良、絞り連動リング動作不良、
ファインダー内SS表示動作不良、露出計動作不良・接触不良。。。
ざっとチェックしただけでもいろいろ問題が発覚しました。

おそらく湿気の多い押入れとか物置とかで眠っていたのだと思われます。

少々話が逸れますが修理完了したお客様に
「使わないときはどうやって保管しておけばいいですか?」という
質問をよく受けるのですが
梅雨時期以外は風通しの良い部屋にゴロンと転がしておくくらいで
丁度良いと思います。
乾燥剤と一緒に長くしまったりすると今度は乾燥しすぎで
グリスや油切れを起こしやすくなってしまいます。
あとはカメラケースに入れたまま長期間保管すると
中に湿気を溜め込むことが多いようです。
普段は棚にかざっておいて定期的にきちんと使ってやるのが
一番良いのではないかと思います。

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SRTスーパーの話に戻ります。
いつも同じようなことを書きますが(汗)
SRTシリーズは露出計に関わる連動が全て
糸連動で行われているので分解整備はそれなりに大変です。
今回はさらに糸連動の滑車が一部錆付いてて動かない箇所もあるようです。
少々やっかいな状況ですが
慎重にこれから分解整備をさらに進めます。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「地球感謝の日」らしいですよ。
私は小市民なのであまりスケールの大きなことは言えませんが
写真を撮るときも山に登るときも
極力、自然にダメージを与えないように心がけていきたいですね。

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
キヤノンのコンパクトカメラの代名詞ともいえる「キヤノネット」ですが
このG-Ⅲがシリーズ最終機種となります。
初代キヤノネットと比べると随分コンパクトで洗練されていますが
明るい単焦点レンズを搭載したシャッタースピード優先AE機というところは
基本的にシリーズを通じて共通です。
初代もG-Ⅲもその気になればマニュアルでも使えるというのも
ちょっと嬉しい点ですよね。

今回、お預かりしたG-Ⅲは精悍なブラックペイントモデルです。
外装に多少傷みはありますがこの程度なら
「キズも味のうち」という感じでしょうか。。。
適度に使い込まれた感がなかなか良い感じです。

レンズシャッター機mの多いシャッターの粘りは今回はないようですが
ファインダーが少々クモリ気味で二重像が見えづらい感じです。
レンズも結構な量のカビがあります。
測定機にかけてみるとオートは全体的に1段以上アンダーに振っています。
(露出計も0.5段ほどアンダーな表示)
これではネガだったとしても写真が暗くなってしまいますね。

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これから本格的に各部点検整備一式に取り掛かります。

この時代のコンパクトカメラを整備するたびに思いますが
この頃は本当に各メーカー魅力的な
金属製コンパクトカメラが多いですね。
触れるたびに良さを再確認して
何台かは個人的にも手に入れたのですが
コンパクトを何台も持っていても使い切れませんね(笑)

それがわかっていても
また欲しくなるのですよね。。。困ったものです(汗)

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「事納め」の日なんですよね。
その年の農事等雑事をしまう日だそうです。
まだまだ私は年末にかけて追い込み時期の真っ最中ですが
あっという間に今年も終わってしまいそうですね。
江戸時代には「事納め」の日には
里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べていたそうです。
今日も寒いしこれは温まりそうですね!

さてさて

今日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
プロの使用にも耐える堅牢性を持ちながら
他のプロ機とは違い軽量コンパクトにできている
人気の一眼レフです。
ちょっとシャリッとした巻上げと軽快なシャッター音が
また魅力的なんですよね。
ブラックももちろんカッコ良いですが
個人的にはOMに限らず最近はシルバーのカメラが
非常に魅力的に映ります。

今回、お預かりしているOM-1はご依頼者様が
最近、入手されたとの事ですが
少々問題箇所が多い個体です。
おそらく以前に分解歴があるのではないかと思われますが
底カバー部のMD連結部フタ紛失、
MD接点部も紛失されたようです。
プリズムには少々腐食アリ、スローガバナ固着気味
高速シャッターは開かず、露出計はアンダー気味
こうやって不具合箇所を並べると大変そうに見えますが
長い間未整備だと起こりうる問題ばかりで
修理の難しいような致命的なトラブルはございません。

OM-1は基本的に注油をする箇所がほとんどないので
(逆に注油は厳禁)
動きの悪い部分は徹底的に洗浄することで対処します。

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まだ現状チェックを行って上カバーを開けただけですが
これから本格的に分解整備を進めて
各部店整備一式を行います。

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テナックスⅡのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの「大雪」ですね。
雪が激しく降り始める頃。。。とのことですが
雪こそ降らないものの今日の東京は朝から底冷えしています。
お店で作業していてもエアコンは点けているのですが
膝から下が結構冷えた状態です。
いよいよ本格的な冬ですね。

さてさて

今日は「テナックスⅡ」のカメラ修理を行っています。
テナックスはツァイスイコンで使用されていたカメラブランド名で
そのⅡ型ということなのですが
実はⅠ型のほうが後に発売されました。
そのときに既に販売されていた無印テナックスをⅡ型と改名したのですね。
当時のツアィスイコンでは「高級・高機能」なものに大きい数字を付ける
慣わしだったので後から出た距離計のないシンプルな方を
「Ⅰ型」。先に出ていた距離計付でレンズ交換可能なほうを「Ⅱ型」としたわけですね。

当店ではあまり舶来モノを修理することは少ないのですが
これはいわゆるコンパーラピッドを搭載したレンズシャッター機ですので
内部は比較的シンプルな造りということでお受けした次第です。

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今回お預かりしたテナックスⅡはスローガバナ固着
セルフタイマーも固着気味ということです。
シャッターユニットは全体的に油切れの兆候が出ています。
シャッターユニットそのものは見慣れたコンパーですが
巻上機構、ファインダーは独特な造りをしています。

ちなみに先ほどもチラっと触れましたが
パッと見た感じはレンズ固定式のレンズシャッター機にみえますが
実はしっかりレンズ交換式なのです。
写真右下がいわゆる交換レンズ部分です。
もちろんこちらのレンズ・絞り羽根清掃も行います。

まずは動きを一通りチェックして
シャッター周りの分解整備から取り掛かります。

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ニコンF2フォトミックAのカメラ修理

今日は「バミューダ・トライアングル」の日だそうですよ。
この言葉自体が非常に懐かしい感じがしますが
フロリダ・プエルトリコ・バミューダ諸島を結ぶ三角形の海域で
昔から船や飛行機が忽然と姿を消してしまう。。。といわれていました。
実際はほとんどがデマだったらしいのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミックA」のカメラ修理を行っています。
。。。とはいえ今日はちょっと遅れ気味で
まだ現状のチェックしか行えていない状況です。

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うーん、ブラックのF2フォトミック、カッコ良いですよね!

少し前に「フォトミックS」の修理を行い、
そこでフォトミックファインダーの種類についてはお話しましたので
ここでは割愛しますが
今回の「フォトミックA」は無印の「フォトミック」をAiレンズ対応としたものです。
もとが「フォトミック」なので露出計は指針式です。

今回、お預かりしている個体はもともと露出計の調子はいいようで
測定機にかけてみてもほぼ正しい値を示してくれます。
しかしながら、まずはボディ側の高速シャッターに問題ありです。
1/2000は実際1/4000相当で切れているようです
(スリットが狭すぎるということですね)
1/1000も実際は走り始めは1/1200、走り終わりは1/2000くらいで
1/500も露光ムラが見受けられます。
低速シャッターは若干スローに粘りが見られます。
要はシャッター周り全体が油切れの状況です。

さらに付属している28mmF3.5レンズは
絞りが異常に重い状況です。
ニコンの場合、レンズ単体だと絞りリングを回せば
その絞り値に合わせて絞っていかなければいけないのですが
開放のままで全く動きません。
レンズ側絞りレバーを指で動かすと
「よっこらせ」という感じで動く感じです。

どちらも一通りの分解清掃注油で改善すると思われます。
その上で各部調整を行っていきます。

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ニコマートFTNのカメラ修理

今日は「E.T.の日」だそうですよ。
E.T.が公開されてから34年。。。もうそんな昔なんですね。
宇宙人が実際に地球に来ているなんて全く持って思いませんが(笑)
これだけ広い宇宙なんだから何があっても
おかしくはないですよね。
なんてことを考えながら夜空を見上げるのもいいかもしれません。

さてさて

本日は「ニコマートFTN」のカメラ修理を行っています。
少々無骨で大柄ですが非常に丈夫なニコマートFTN
当時のニコンのフラッグシップは「F」ですが
堅牢さだけならニコマートも決して負けていないように思えます。

とはいえ、それは定期的にきちんと使っていて
なおかつ必要な整備点検を行っている上でのお話です。
今回お預かりしてるニコマートも露出計周りの
抵抗に問題があるようで少々露出計が不安定な上
アンダー気味な値を示します。

さらに今回はご依頼者様のご希望で
現在、入っているマイクロプリズムのスクリーンから
スプリットイメージのスクリーンへの交換を行います。
当初、ニコマートFTNのスクリーンはマイクロプリズムのみでしたが
途中からスプリットイメージのスクリーン搭載のモデルが
追加になり購入時に選択可能になっていました。
基本的には交換式スクリーンではありませんので
後から交換しようとすると分解整備が必要となります。

少々、話が逸れていきますが
当時は巻上レバーの化粧蓋に「A」(A型スクリーン)のシールが貼ってあるものが
スプリットのスクリーン搭載モデルだったのですが
現在では剥がれているものも多く
探してみるとなかなか見つからなかったりします。

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今回は各部点検整備一式と並行してスクリーン交換作業を行うので
全く問題ございませんが
スクリーン取り外しの際にはファインダー内SS表示板と
露出計の指針をしっかり避けてから作業を行わないといけません。
今回はまず一通り分解して各部点検整備を行い
組み立ての際にスクリーン交換を行います。

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