テナックスⅡのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの「大雪」ですね。
雪が激しく降り始める頃。。。とのことですが
雪こそ降らないものの今日の東京は朝から底冷えしています。
お店で作業していてもエアコンは点けているのですが
膝から下が結構冷えた状態です。
いよいよ本格的な冬ですね。

さてさて

今日は「テナックスⅡ」のカメラ修理を行っています。
テナックスはツァイスイコンで使用されていたカメラブランド名で
そのⅡ型ということなのですが
実はⅠ型のほうが後に発売されました。
そのときに既に販売されていた無印テナックスをⅡ型と改名したのですね。
当時のツアィスイコンでは「高級・高機能」なものに大きい数字を付ける
慣わしだったので後から出た距離計のないシンプルな方を
「Ⅰ型」。先に出ていた距離計付でレンズ交換可能なほうを「Ⅱ型」としたわけですね。

当店ではあまり舶来モノを修理することは少ないのですが
これはいわゆるコンパーラピッドを搭載したレンズシャッター機ですので
内部は比較的シンプルな造りということでお受けした次第です。

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今回お預かりしたテナックスⅡはスローガバナ固着
セルフタイマーも固着気味ということです。
シャッターユニットは全体的に油切れの兆候が出ています。
シャッターユニットそのものは見慣れたコンパーですが
巻上機構、ファインダーは独特な造りをしています。

ちなみに先ほどもチラっと触れましたが
パッと見た感じはレンズ固定式のレンズシャッター機にみえますが
実はしっかりレンズ交換式なのです。
写真右下がいわゆる交換レンズ部分です。
もちろんこちらのレンズ・絞り羽根清掃も行います。

まずは動きを一通りチェックして
シャッター周りの分解整備から取り掛かります。

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