日別アーカイブ: 2026年2月20日

コニカFTAのカメラ修理

今日は「交通事故死ゼロを目指す日」だそうです。
日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として
2008(平成20)年から実施しています。
1年に3回あり、2月20日と
春・秋の「全国交通安全運動」の期間中の
4月10日・9月30日に制定されています。
昔よりは運転手のモラルは向上したとは思いますが
軽自動車でさえ1トン前後もする鉄の塊が
時速40km以上で走っていて
それを運転するのが人間なのですから
なかなか事故自体は防ぎきれないですよね。
それでも歩行者も含めてひとりひとりが
気をつけることで事故は減るとは思います。
なかなかゼロとはいかないでしょうけど…
特に歩行者と車の量が多くその区分けも
意外と明確ではない街中は気をつけなければいけませんね…

さてさて

本日は「コニカFTA」のカメラ修理を行っています。
1968年発売のカメラです。
コニカオートレックス以降採用されている
コニカマウントⅡのレンズとの組み合わせで
シャッタースピード優先オートで撮影可能なカメラです。
シャッター自体は機械制御で
シャッタスピード優先オートも
電子制御ではなく露出計の指針位置を挟み込んで検知し
絞りをコントロールする機械的制御で行われています。
シャッターユニットは安定性で評価が高く
他のいろいろな一眼レフにも採用されている
コパルスクエアSです。
露出計の測光方法が少し変わっていて
装着するレンズにより測光エリアが自動で変更されます、
広角レンズでは中央部の8字型領域のみの部分測光
標準レンズでは中央重点測光
望遠レンズでは平均測光となります。

お預かりしている「FTA」はまず露出計の反応がよくありません
明るさが変わっても露出計が変化しない場合もあるようです。
反応自体も鈍いですが指針が挟み込み機構に
少しばかりひっかかっているような感じです。
このタイプのオート制御を行うカメラでは
たまにある症状です。
シャッターの動きも少々鈍く羽根の汚れが原因かと思われます。
そしてFTAはSW部周りのトラブルが多いカメラでもありますが
バッテリーチェックがほぼ反応していないため
底部SW部の接触不良かと思われます。
定番ともいえる接眼レンズの曇りもそれなりにあります。
全体的に整備が必要な状態です。

オート制御の挟み込み機構周りが少々ややこしいこともあり
整備性は機械制御機としては少し手間がかかる部類です。
ただオート時に絞り制御を行うアームが
ガチャガチャ動く様子はなんとも楽しいですね。
ある意味非常にコニカらしい一眼レフのような気がします。
まだ取り掛かり始めの状態ですが
これから入念に整備に取り掛かっていきます。

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