日別アーカイブ: 2026年10月5日

ヤシカフレックスのカメラ修理

今日は「世界ハビタット・デー」だそうですよ。
ハビタット(habitat)とは
住居、住まい、生息地などの意味だそうです。
国際デーの一つです。
都市環境とかそういうのはちょっと置いておいて
どこのどんな場所に住むのか…は大事ですし
まぁ夢や希望的観測も含めてですが
いろいろ考え始めるとキリがないですよねぇ
私の今住んでいるところは仕事場からも徒歩圏内で
まわりの徒歩圏内に生活に必要なものがほぼ揃っていて
そういう意味では何の不満もないのですが
ただ…都内の家賃の高さは尋常ではないです(苦笑)
お店や自宅の家賃のために働いていると言っても
過言ではない気もします…
生まれ育った地元で
のんびりと過ごしたいなぁ…と思う気持ちもなくはないですが
今の仕事が元気にできていて
ある程度食えるのであれば
まだまだ便利な都内に住んでいたいですね。

さてさて

本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
この時代のカメラには多いのですが
「ヤシカフレックス」も外観上は
「Yashicaflex」としか表記がないのに
いろいろなモデルが存在して
モデル名の特定がちょっと難しいカメラです。
今回、お預かりの個体もおそらく
ヤシカフレックスAの後期型(1957年発売)だとは思いますが
A後期型であればレンズはヤシコール銘だと思いますが
今回の個体はヤシマーが付いています。
他はA後期型の特徴を踏まえていて
フィルム装填はスタートマーク合わせのセミオートマット
シャッターチャージはシャッターユニットのレバーで行い
リリースもシャッターユニットのリリースレバーで行います。
独立したシャッターボタンはありません。
シャッタ-ユニットはコパル製でB・1/10~1/200をカバーします。
フィルム巻止めもカウンターもあるので
この時代の使いやすい二眼レフです。

お預かりしている「ヤシカフレックス」は
シャッターも少し粘り気味で
スローガバナーも明らかに油切れです
加えてシャッタースピードリングが異様に重く
回せなくはないのですが相当力が必要で
無理していると壊れそうです。
屋外での撮影でこのシャッターリングを動かして
露出設定を行うのは非常に困難だと思います。
そしてこの時代の眠っていた二眼レフでは定番ですが
ファインダーの状況がかなり悪く
スクリーンの汚れも酷いですが
その下のミラーの劣化も酷くかなり曇っています。

ミラーは清掃してもあまり状況は変わらないと思われるため
新品の表面鏡を切り出して製作して交換します。
シャッターリングの重さや
シャッターやスローの動作不良は
通常のシャッターユニット整備で改善できそうです。
レンズやファインダーがクリアになって
本来の動きさえ取り戻せれば
基本的にはシンプルなカメラなので
まだまだ撮影に大活躍できます。
できる限り本来の姿に仕上げて
ご依頼者様には撮影を存分に楽しんでいただきたいと思います。

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