ローライ35(S・B35)のカメラ修理

今日は2月5日、ニ(2)コ(5)ということで
「笑顔の日」ということですよ。
日頃から笑顔は大切ですよね。
私くらいの年齢になるとそろそろ頬が下がってくるんじゃないかと思って
必要以上に口角を上げるように心がけています(笑)
あまりやりすぎると今度は笑いシワが増えるじゃないかと。。。(汗)
そんなことはおいておいても
常に笑顔でいれる毎日でありたいですね!

さてさて

今日は「ローライ35」のカメラ修理を行っています。
それも「35S」と「B35」の2台です。
当店は基本的には国産カメラが修理対象のため
舶来モノ(ライカ、ハッセル等々)は受付できないことも多いのですが
二眼レフやこのローライ35あたりは状況によっては承ります。

で、この「ローライ35シリーズ」
今でも非常に人気の高いカメラですね。
極限までサイズを切り詰めたボディに
当時の最高峰のレンズ、シャッター、露出計を組み込んだ
夢のようなカメラですね。
眺めているだけでも満足感が得られる数少ないカメラだと思います。

今回お預かりの個体は
まず「35S」のほうはピントリングを始め各操作部が全体的に重めです。
沈胴レンズは逆に下に向けただけで出てきてしまう状態です。
露出計にも狂いが見られますがこちらはできる限りの調整で対応します。
「B35」のほうもセレンの劣化が見られますが
こちらは何とか実用上は問題ないレベルではあります。
ただし、この「B35」は巻上がロックしてしまっていてシャッターが切れません。
ローライ35をお持ちの方はよくご存知だとは思いますが
このカメラは巻き上げた状態で無いとレンズは沈胴できない仕組みになっています。
まだ予測でしかありませんが
そのあたりの機構に問題があるのではないかと見ています。

ブログ上では2台、一度にアップしましたが
もちろん、1台ずつ作業を行っていきます。
まずは35Sのほうから
各部点検整備一式の作業に取り掛かります。