ヤシカフレックスのカメラ修理

震災から6年ですが
今日は1日この話題でもちきりでしょうから
あえてここでは触れないでおきますね。
今日は「パンダ発見の日」らしいですよ
1869年のこの日にフランスの伝道師が
四川省奥地で白と黒の見たこともない毛皮を見せられて
パンダの存在が知られたとの事です。
私、上野で大昔に一度だけしかパンダ見たことないのですよね。
春めいてきましたしカメラ持って動物園も良いですね!

さてさて

本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
1950年代、たくさんの国内メーカーが二眼レフを生産していました。
その中でもヤシカの二眼レフは
現在でも人気が高く見かけることも多い二眼かと思います。
ヤシカの二眼レフは種類も多いのですが
単に「Ysshicaflex」としか銘板に表記されていないモデルが多く
モデル名の判別がなかなか困難なカメラです。

今回お預かりしたヤシカフレックスは
B後期型かと思われるのですが
銘板の形状が異なることとシャッターがコパルではなく
シチズンであることから
B後期型の最初期モデル(ややこしい言い方ですよね)かと思われます。

若干の拭きキズこそありますが
非常にレンズ状態も良く、外装もキレイな個体です。
ご依頼者様が数年前に手に入れたものということですが
最近、シャッターがレリーズできないことがあるようです。
当店に来てから何度かテストしてみたところ
どうもレリーズの戻りが悪いようです。
加えてシャッター羽根が固着気味なようです。
さらに絞りレバーを動かしても
絞り羽根が全く動きません。
固着も少しありますが絞りレバーとシャッターユニット側
絞りリングの連結が外れてしまっているようです。

ミラー及びレンズは非常にキレイなのですが
シャッターユニット周りにはいくつか問題があるようです。
これからシャッター羽根及び絞り羽根の洗浄を行い
各部点検整備一式を行います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。