今日は3月12日ということで
「サイフの日」ということらしいですよ。
今、私が使っているサイフは、すごく気に入っていて
途中、少し傷みかけたときに
他のサイフに替えた事もあったのですが
また少しして使い始めて
結局もう10年以上使っているのだけど、さすがにボロボロです。
うーん、これも真剣に買い替えを考えないとダメかなぁ。。。
さてさて
本日は「オリンパスペンEE-2」のカメラ修理を行っています。
ピントは固定焦点、露出もオート専用で
シャッターボタンを押すだけで気軽に撮影できるペンEEの後継モデルで、
カウンターも自動復元式になり
裏蓋も蝶番式になり、より使いやすく進化したモデルです。
ちょっとレトロなグリーンがかったグレーの貼り革もいいですね!
今回、お預かりしているEE-2は
ご依頼者様が随分昔に使われていたカメラですが
ここ10数年は仕舞いっぱなしになっていたようです。
レンズ・ファインダーにはかなりのカビが見受けられます。
心配されるセレンは大丈夫なようで
赤ベロもきちんと動作しています。
ただし、測定機を使ってオート露出が合っているかどうかを
チェックしてみると
3回に1回くらいの割合で極端にオーバー露出になってしまいます。
よくよくシャッター音を聴いてみると。。。
本来1/250で切れなければならない状況で
たまに1/30で切れてしまっているようです。
EEやEE-2は1/30と1/250の2速シャッターで
露出計の振れ具合によって機械的に
シャッター速度を切り替えるのですが
切替盤の動きが悪くうまく制御されていないようです。
構造自体はシンプルですが
限られたバネの力で作動している部分が多く
古い油や汚れで簡単に固着する部分の多いカメラです。
まずはシャッターユニット、絞りユニットから
分解整備に取り掛かっていきます。
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