ヤシカミニスターのカメラ修理

毎月26日は「風呂の日」なんですよね。
日頃、ついついシャワーだけで済ませてしまいがちですが
なるべくゆっくり湯船に浸かりたいですねぇ。。。
とはいっても私の自宅の小さなお風呂では
逆にストレス溜まりそうなので
やっぱり銭湯に行きたくなります。。。
今夜あたりは銭湯でゆっくりしてこようかな。。。

さてさて

本日は「ヤシカ・ミニスター」のカメラ修理を行っています。
非連動式のセレン光電池露出計を搭載した
レンズ固定式のレンジファインダー機です。
発売開始は1960年、シャッターはコパルSVL
レンズはヤシノン45mmでF2.8搭載のものと
F1.9搭載のものが存在します。

今回、お預かりしたミニスターはLV値表示の
セレン光電池は少々劣化気味です。
動作しないわけではないのですが
全体的にオーバー気味です。
残念ながらセレンに関しては修理不能です。
他にも全体的に動きが悪いところが多く
整備すればスムーズに動作すると思われますが
ちょっと大変そうなのが
ファインダー内の二重像がほとんど見えないことです。
二重像を映し出すハーフミラーは
あまり清掃すると蒸着そのものが剥がれてしまいます。
汚れがひどいようだったら交換も考えつつ
作業を進めます。

まだ上カバーを外したのみの状態ですが
これからレンズボードを分離し
シャッターユニットの整備から取り掛かります。

この頃のレンズ固定型レンジファインダー機は
少々大きく重いですが、どのメーカーのものも
質感が高くレトロなデザインもあいまって
持っているだけでも楽しくなるものが多いですね。

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