今日は「袋物の日」だそうですよ。
これも「母の日」に関連した記念日で
ハンドバッグなどの袋物の需要を高めることが目的だそうです。
また、「母の日」→「お袋の日」→「袋物の日」と
連想をしてもらい、「母の日」にはハンドバッグを贈る習慣を
広めることで袋物のアピールをしたいとの考えによるものだそうです。
いろいろ考えますねぇ…
女性ものに限らずバッグやかばんは生活必需品ですものね。
若い頃はいろいろ手荷物が多いのが嫌で
ポッケに財布だけ入れて出かけることも多かったのですが…(笑
バッグに関しては流行り廃りもいろいろあって
20代の頃はセカンドバッグ全盛期で私も小脇に
小さなバッグ抱えて歩いていましたね
高校生の頃は「巾着袋」が定番で
お弁当だけを小さな巾着袋に入れてそれだけで通学していました(苦笑)
中学生の頃は学校指定の白いたすきカバンで
やたらとタスキを長くして前に持ってきて
膝で蹴りながら通学していました…
帆布製のたすきカバン…今でも当時と近いものが売られているのですよね
定期的に欲しくなるアイテムのひとつなのですが
「いや、それ、買って本当に使うのか???」と自問自答して
いつも思いとどまっています(笑
さてさて
本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
最近少し依頼数が減ってきたような気もしますが
相変わらず機種別依頼数の多さでは
トップクラスのカメラです。
元祖・軽量コンパクト一眼レフといえるカメラです。
機械制御シャッター搭載機としては
現在でもこのジャンルでは「OM-1」が
一番にイメージされると思います。
同時期の他のメーカーがやらなかった
軽量コンパクトさを実現するために
内部には様々な工夫が凝らされた構造となっていて
さすがに整備性は少々ややこしい部分もあり
現在となっては様々な劣化の影響もあり
少々華奢な部分もありますが
しっかり整備を行えばまだまだ遠慮なく使えるカメラです。
小さなことも魅力ですが独特の心地よい巻上感や
静かで上品なシャッター作動音も非常に魅力的なカメラです。
お預かりしている「OM-1」は
シャッターは切れているものの
まず裏ブタが全く開きません。
巻き戻しの部引き上げに伴って
裏ブタ留めの爪も引きあがるはずなのですが
爪が動作不良でうまく解除できないようです。
そしてシャッターは高速では制度不良
低速ではガバナの粘りが見られます。
いずれも駆動部の汚れ等による動作不良が原因です。
トラブルの多い露出計はとりあえずは動作していますが
SWオン時にSWを触ると指針が激しく上下します。
SWの接触不良があるようです。
いずれのトラブルも原因の予想がつきやすいものなので
それぞれ対処しつつあらゆる動作部の整備を行っていきます。
今回の「OM-1」はかなり後期のモデルで
露出計SW部等は「OM-1N」と共通の構造になっています。
従来のSW部も接触不良のトラブルが多く
この形状に変更されたのだと思うのですが
私の感じる限りではこちらの新しいタイプのほうが
接触不良のトラブルが多いような気がします(苦笑)
構造的には明らかに新しいものの方が良さそうなのですが…
心配の多いプリズムはずいぶん昔に
腐食対策がなされているようで非常に良いコンディションです。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。