今日は「高血圧の日」らしいですよ。
イヤな記念日ですねぇ(苦笑)
「糖尿病の日」「世界脳卒中デー」「世界リンパ腫デー」と並んで
私にとってイヤな日四天王ですね(笑
一般的に「高血圧」とは
最高血圧140/最低血圧90mmHg以上なのだそうです。
生活習慣病の一つとされ
日本には高血圧の人が約4000万人いると推定されています。
しかし高血圧はサイレント・キラーと呼ばれ、
自覚症状がないことが多いため
実際に治療を受けているのはわずか2割の約800万人と言われています。
もうある程度の年齢になったら自宅に血圧計をおいて
頻繁に血圧チェックが必要かとは思います。
重度でなければ割と服薬で抑えられる場合が多いようです。
私も一時期は血圧高めでしたが
ここ数年は全く問題ない数値に収まっています。
でも生活習慣病ですからね。油断するとすぐに戻ってしまうので
日頃の体調管理が大事だと思います。
年齢を重ねるといろいろ気を遣う部分が増えるのはしょうがないですねぇ
食べ物なんて特にそうですが加齢によって
衰えた体に合った食生活が大事かな…と思います。
身体を作る元ですから気を遣うのが当然といえば当然ですよね
さてさて
本日も「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理です。
昨日は「GSN」でしたが本日は「GT(S)」です。
昨日の「GSN」のひとつ前のモデルにあたります。
発売は1970年です。
エレクトロのモデルネーミングも少々ややこしいのですが
まずは初代「エレクトロ35」
これをブラック塗装とした「エレクトロ35プロフェッショナル」
次が電気接点のロジウムを金メッキに変更した
「エレクトロ35G(ゴールドメカニカ)」
その「G」のブタック塗装が「GT」
そして「G」のレンズを新コーティングの「カラーヤシノンDX」に
変更したものが「GS」そのブラックバージョンが「GT(S)」
そして「GS」にホットシューがついたものが「GSN」
ブラックバージョンが「GTN」です。
ちなみに今回の「GT(S)」のボディモデルプレートは
「GT」となっていますがこれで正常です。
前の「GT」のままなのですね。
でもレンズ銘板に「カラーヤシノンDX」の刻印があるので
そこで区別は可能です。
昨日も書きましたが細かい中身の部品や部品形状の変更はともかく
基本的な構造・機能・外観形状は初代エレクトロのままです。
細かく変更を重ねながらも初代から7年製造されたのですから
もともとの基本設計が優れていたのだと思います。
改めてみると結構独自性の強いカメラで
存在感のあるカメラだと思います。
お預かりしている「GT(S)」はこれも致命的な問題はないのですが
レンズ・ファインダーにそれなりの汚れやカビがあり
やはり電源やオート制御が少々不安定です。
昨日と同じく各部の清掃。、特に接点・マグネットの清掃を
入念に行っていきます。
ただし…昨日と異なって今回はオート制御の不安定さが
なかなか改善されずかなり苦労しました。
結局は接触不良が原因だったのですが
ちょっと思ってもいなかった箇所が原因だったので
なかなか見つけるのに苦労しました。
それでも今回も電子部品自体には問題がなく
少々ホッとしています(苦笑)
モデル名からもわかりますが
いつもヤシカならではのギンギラシルバーではなくて
締まったブラック塗装です。
ヤシカならではの派手なシルバーもかなり魅力的ですが
やはりブラックも精悍でいいですね!
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