ニコンFEのカメラ修理

今日は「ジェットコースターの日」だそうですよ。
ジェットコースター。。。子供の頃は大嫌いで
10代~20代後半の頃は
めっちゃ大好きで色んなテーマパークにも行きました。
もう連続で何回でも乗っちゃうほど。。。
今は。。。富士急なんかの過激なヤツ乗ったら
心臓止まるんじゃないかな。。。(汗)興味はあるけど。。。(笑)

さてさて

今日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
以前も書きましたが
丁度良い大きさのボディ、視認性の良い針式の露出計
安定した動作のコパル縦走りシャッター。。。と
非常に使いやすく信頼性の高いカメラです。

ここでいう「信頼性の高い」はあくまでも
定期的に使い続けて必要なメンテナンスを行っている。。。という前提で
さすがに何十年も使用せずに保管されていたものは
そのままですぐに使える。。。というわけにはいきません。

今回の個体もそんな長期保管のFEです。
シャッター動作はしていますが
やはりシャッタースピードは少々不安定です。
(特に高速側)
シャッター羽根の清掃が必要と思われます。
露出計は電源は入るって動作するのですが
一定の明るさにあてていても針はフラフラと不安定で
たまに大きく落ち込みます。
摺動抵抗の汚れ・劣化が原因と思われます。

IMG_8205

余談ですがFEのペンタプリズム上の基盤には
8個も可変抵抗があります。
このうちのいくつかで露出計制御、オート制御、
マニュアル時シャッタースピード制御、等々の調整を最後に行います。
後継モデルのFE2は4個しか可変抵抗がありません。
調整もシンプルで済むように進化しているのですね。

これからミラーボックス分離、シャッターユニット点検整備に掛かります。

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