ミノルタXEbのカメラ修理

今日は8月4日ということで「箸の日」らしいですよ。
うーん、私、あまり箸使いが上手なほうじゃないだろうな。。。(汗)
ピンセットなら自信あるのですが。。。(笑)
箸そのものよりも、ちょっと面倒なのが
私は左利きなのでお店とかで食事が出てくると
箸の位置から、お茶碗やお味噌汁の位置から全部逆に置き換えます(苦笑)
そのままだとやっぱり食べにくいんですよねぇ~

さてさて

今日は「ミノルタXEb」のカメラ修理を行っています。
XEbは兄弟機でもある「XE」から
絞り直読窓、ファインダー内シャッタースピード表示、
アイピースシャッター等を省略したモデルですが
基本的な部分はXEと共通です。
外観上での大きな違いは「minolta」の銘板まで
ブラック仕上げになり
(XEはペンタカバーは樹脂製黒、銘版は金属製)
XEと違いシルバーしか設定のないXEbは
いわゆる白黒パンダ仕様になっています。

IMG_8351

個人的にはこれはこれで結構好きなのですが。。。

今回の個体はまず露出計がとんでもなくアンダーな値を指しています。
おそらくそれに連動してだと思われますがオートがアンダー過ぎで
とてもまともに写真が撮れる状態ではありません。
加えて定番のプリズム腐食。。。
ファインダー視野のほぼ下半分が真っ黒で何も見えません。。。
XE系はしかたないですね。。。
長期未整備品だとほぼ間違いなくプリズムは使い物になりません。

IMG_8349

露出計大アンダーの原因はほぼ間違いなく
感度設定ダイヤル下の摺動抵抗の汚れまたは劣化だと思われます。
清掃して直らないようだったら交換で対応します。
プリズムはまだ何とか中古良品が確保できているので
交換で対応します。
他、XE系は接点やハンダが弱い傾向が見られるので
その辺りを含めた各部点検整備一式を行います。

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