ミノルタX-700のカメラ修理

今日は2月29日、「うるう日」ですね。
1年の日数は正確には365日ではなく
平均回帰年(平均太陽年)は約365.242 189日≒365日5時間48分45秒強であり
そのずれを調整するために「うるう年(閏年)」に閏日が入ります。
ほぼ4年に一度ですが詳細は長くなるので割愛しますね。
通常年にはない2月29日だからさすがに記念日は少ないのですが
2012年2月29日に東京スカイツリーが竣工(完成)していますね。
(展望台が開業したのは同年5月)
そして記念日もありますね。
「に(2)んに(2)く(9)」と読む語呂合わせで
「にんにくの日」だそうです。
味や香りのアクセントとしていろいろな料理に使われますし
ニンニクの適度に効いたラーメンや餃子はやはり美味しいですし
焼肉のたれにも欠かせないですし
ガーリックトーストも美味しいですよねぇ
ただあまりに使いすぎていると私は少々苦手です(笑
もうじじいなので基本的にあまり味の濃いものを
好まない…ということもありますが…
滋養強壮に良く殺菌効果もあることが知られていますが
かなり刺激の強い食物でもあるので
食べ過ぎには注意したほうが良さそうです。
やはりアクセント程度に使うのが正解なような気がしますね。
匂いが残ると周りにも迷惑ですし…(苦笑)
でもニンニクの効いた味の濃いラーメンは
たまにですが無性に食べたくなりますね!

さてさて

本日は「ミノルタX‐700」のカメラ修理を行っています。
1981年登場のカメラです。
スペックとしては中級機にあたるカメラですが
登場以来、長らくミノルタの
マニュアルフォーカス一眼レフカメラの頂点に君臨していたカメラです。
この時代になるとコストの問題もあり
プラスチックが多用され外観や質感にも多少は影響し
以前のミノルタ機ほどの巻上の滑らかさとかまではないですが
それでもミノルタ機らしい使い心地のよさはまだまだあり
ファインダーの明るさはキレの良さは
ミノルタらしいすばらしさを持ったカメラです。
フレームもX-700のために新設計されたもので
それまで使われてきたXG系のフレームとは一線を画します。
登場から18年もの間、生産販売が続けられたロングセラーモデルでもあり
オートフォーカス機のαシリーズに主力が移ってからも
マニュアルフォーカス機のトップモデルとして存在し続けたカメラです。
それだけ基本設計が優れていたということだとも思います。

お預かりしている「X-700」は電源は入り
シャッターも一応は切れるのですが
露出計が上(1/1000より上、アンダー方向)に振り切った状態です。
明るさに関係なくこの状態です。
当然ながら絞り優先オート、プログラムオートを
この状態で使うと無条件に最高速SSで切れてしまいます。
マニュアルであればSS設定はできますが
露出計としては全く役に立たない状態です。
おそらく原因は巻き戻しクランク下にある
感度設定+露出補正に連動する摺動抵抗及び
その摺動抵抗に接するブラシ部分の汚れ等による
接触不良かと思われます。
以前のミノルタ機(XDやXE)でも
この部分が原因となる露出計トラブルが多く見られています。
このあたりは古いモデル同様の弱点なのかと思われます。
当店で扱うカメラとしては最も新しいともいえる
カメラなのですがそれでも登場から40年以上経過しています。
さすがにこういう接点や摺動部にはメンテナンスが必須かと思われます。
それ以外にも機械的な部分も含めて
かなりくたびれている箇所もそれなりにあるようなので
一通りの整備を行っていきます。

まだいろいろと現状を確認している状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。
さすがにこの時代のカメラなので
プリズムはフレキに覆われ
何を行うにしても入念な段取りと手間が必要となります。
加えてXG系以降のミノルタ機は
独自のユニット化された横走りシャッター機構を搭載するのですが
これがまた一癖も二癖もあってなかなか大変なのです。
こういうカメラはいつも以上に
じっくり腰を据えて落ち着いて作業に取り掛かっていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。