キヤノンFTbのカメラ修理

今日は「鉄道の日」だそうですよ。
そんなに鉄道マニアではないのですが
ブルートレイン全盛期に子供時代を過ごしたこともあり
やはり鉄道全般は好きです。
ここ数年はいわゆる「非電化」の路線を時間をかけて撮りに行きたいと
常々思っているのですが、なかなか実現しないですね。。。

さてさて

本日は「キヤノンFTb」のカメラ修理を行っています。
初代F-1と同時期に発売された
非常に信頼性の高いメカニカルシャッター機です。
今回、ご依頼いただいたFTbはいわゆる後期型の
「FTb-n」とも呼ばれるモデルです。
外観上ではセルフタイマー周りのデザインが変わり
機能上ではファインダー内にシャッタースピード表示がされるようになりました。
もちろん、ファインダー内SS表示は便利ですが
分解修理を行う側からすると
少々、ファインダー周りの分解が大変になりました(笑)

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お預かりの個体は、まず露出計がバッテリーチェックも含めて
全く動きません。電池室あるいはSW部の接触不良かと思われます。
余談ですがFTbのバッテリーチェックは
ASA(ISO)100・1/1000にダイヤルをセットした状態でないと
正しいバッテリーチェックができません。
上カバー背中側に「CHECK ASA100 1/1000」と本来は
シールが貼ってあるのですが剥がれているものも多いです。
ご参考までに。。。
他、先幕の動きがどうも不安定で高速シャッターが安定していません。
動きの悪いときは明らかにシャッター音にも違いが出るので
幕軸の汚れ、油切れが原因と思われます。
これから分解を進めて各部点検整備一式を行います。

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