ヤシカエレクトロ35GSNのカメラ修理

今日は「カラオケ文化の日」だそうですよ。
最近は少し頻度が減りましたが
私、結構、「ひとりカラオケ」行くんですよね。。。
いつも行くビッグエコーで
「あ、こんにちは!いつものでいいですね!」
(ライブダムスタジアムの部屋でフリータイム・ドリンクバー)
。。。って言われるほど。。。(苦笑)
もちろん、大勢でワイワイやるカラオケも楽しいけど
誰にも気兼ねなく自分の好きな歌を
思い切り歌うのはすごくストレス発散になっていいですよ。

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GSN」の修理を行っています。
昨日は同じエレクトロでも1975年発売のGXでしたが
今日は1973年のGSNです。
今回のGSNは基本的な構造は初代エレクトロ(1966年発売)と似通っています。
中身の細かい部分はいろいろ改良されていますが
大きくは初代エレクトロに新コーティングのレンズを搭載し
ホットシューを装備し、巻上レバー等の小変更を行われた仕様となります。
初期の流れを汲むエレクトロはちょっと大柄ですが
威風堂々とした感じでなかなか質感高いです。

今回、お預かりしたGSNは
これも初期の流れを汲むボディならではの
ギラギラしたヤシカらしいシルバーです。
キレイに清掃すると梨地の非常に美しいボディーです。
しかしながら今回の個体は残念ながら電源が入りません。
自慢のコパルエレクシャッターも電源が入らないと
制御が全く出来ません。
電池室蓋の裏がかなり腐食していましたので
これも原因のひとつではありましたが
反対側のマイナス側の腐食も酷く
電池室裏では腐食のためリード線が断線していました。

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まずは電池室を中古良品に交換して動作チェックを行います。
そこである程度の動作が確認してから
各部接点、シャッターユニット、絞り機構、レンズ、ファインダーと
清掃点検整備を行っていきます。

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