コニカオートSのカメラ修理

今日は「ハッピーサンシャインデー」だそうですよ。
「ハッピー(8)サンシャイン(30)」と読む語呂合わせからだそうです。
太陽のような明るい笑顔の人のための日とされています。
この日に生まれた人は笑顔の素敵な人が多いことから
生まれた記念日となっていて
明るい笑顔で過ごせばハッピーな気分になれる日ともなっています。
まぁ、天気の良い日に笑ってりゃ気持ちいい!ってことですね(笑
この世知辛い世の中、なかなか能天気に「ハッピー!」ともいきませんが
気分だけでも明るく過ごしたいものですねぇ…
そんな「ハッピーサンシャインデー」ですが
残念ながら今日の都内は曇天です(苦笑)
涼しくていいですけどね。

本日は「コニカオートS」のカメラ修理を行っています。
1963年発売のカメラです。
先行展開していた「コニカSシリーズ」をベースに
シャッタースピード優先オート露出を搭載したモデルです。
それまでの「Sシリーズ」ではセレン光電池露出計でしたが
この「オートS」からはCDS受光体となり。
露出計駆動のため水銀電池も必要となりました。
シャッターはコパル製でシャッター自体は機械制御で
電池なしで動作します。
マニュアル露出も可能ですが「AUTO」時には
露出計指針挟み込み機構と連動して
絞りを制御しシャッタースピード優先オート露出となります。
レンズはヘキサノン47mmF1.9です。
同年に「Sシリーズ」もマイナーチェンジされ
「SⅢ」となり多くの部品を「オートS」と共通化しています。

お預かりしている「オートS」は
かなり長い間しまい込まれ眠っていた個体のようです。
電池室からは当時の水銀電池が入っていたようです。
液漏れ等はなかったものの
さすがに電池室の端子や配線はガスの影響もあって
緑青がビッシリ着いていて腐食してしまっています。
シャッターや巻上の動きは比較的良好ですが
やはり油切れや汚れの影響もあり
本来の動きとは言えません
そしてレンズやファインダーにはかなりの量の
カビが発生しています。
ガラスやレンズに浸食すると
カビ自体は除去できても跡は残ってしまうかもしれませんが
撮影に影響のない程度にはクリアにしていきたいところです。
いずれにしても全体的にリフレッシュが必要な状態です。

シャッターユニットからのSS情報伝達は
電気的な摺動抵抗とかではなく
機械的に伝達されます。
摺動抵抗を使うタイプだと抵抗体の劣化が
心配されたり修理不能になることも多いですが
機械的連動だと安心です。
そのため電気的配線も電池室からメーター脇の簡易基盤
そしてメーター本体へと至る部分だけで
シンプルな作りになっています。
電池室からの配線は当然交換です。
CDSもメータ本体のすぐそばに設置され
受光体は外光式となっています。
受光窓が巻上側前面なのはセレン時代の「S」と同様ですが
構え方によっては受光体を手で隠してしまうこともあるので
特にオート撮影時には少し注意が必要です。
シンプルな作りのため整備性は非常に良好です。
隅々までしっかり清掃して
本来の動きや制度を取り戻す作業を行っていきます。

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