カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日は「博士の日」らしいですよ。
小学校の頃、学校であった星座や惑星の授業に触発されて
簡単な天文の本を読み漁り
家にあった口径6cmの屈折望遠鏡で夜な夜な星を眺めては
「天文学者になりたいなぁ。。。」なんて思ってたことを思い出しました(笑)

その頃、覚えたことは忘れないもので
今でも山とかで満点の星空を見るとついつい星座を辿ってしまいます。

余裕があれば本格的天体写真とかにチャレンジしたいなぁ。。。
でもあの分野は機材が大変なんですよねぇ~

さてさて

今日は「キヤノンAE-1プログラム」のカメラ修理を行っています。
大ベストセラー機のAE-1にプログラム露出が追加され
ファインダー内表示もLEDに変更され
正常進化でこれまた大ヒットしたこの時代の
キヤノンの代表的なモデルです。

今回の個体は
まず「高速シャッターが開かない」というトラブルを抱えています。
このカメラは電子制御シャッターのため
シャッターの開閉はマグネットを使って制御してるのですが
そのマグネットに何らかの問題があるのでは?と推測されます。
さらに露出計も多少狂っているようなので
そのあたりを中心に整備を進めていきます。

IMG_7849_1

キヤノンAシリーズは横走りシャッターのため
比較的アクセスしやすいボディ底部にマグネットが2個配置されています。
とはいえ、シャッター周りの点検整備のため
これからフレキをある程度外して
ミラーボックス取り外しにかかります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

コニカC35のカメラ修理

3日ぶりのブログ更新となりました。
お店も3日間お休みをいただきました。
休み前には。。。
「時間がある程度取れるからあれをしよう、これもしよう」、と
いろいろ考えてはいたのですが
終わってみれば思っていたことの半分もできませんでした(苦笑)

なかなか時間を上手く使うのは難しいですね。。。
でも少しのんびりできました(笑)

さてさて

今日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
これも依頼の多い人気のカメラですね。
「ジャーニーコニカ」として一世を風靡したカメラです。
その名の通り、旅行とかに持ち歩くのに
丁度良いコンパクトさで
加えて伝統のヘキサノンレンズで写りも良い、いいカメラです。

今回修理ご依頼の個体は
長い間、使われずに保管されていたものですが
保管状態が良かったようで
一通り動作はしています。
とはいえ、さすがにお約束のフィルム室のモルトは使える状態ではなく
測定してみるとオートも結構、ずれてしまっています。
動作音をよくチェックしてみると
一部、油切れの箇所もあるようです。
その他、レンズ・ファインダー清掃、ピント点検調整、等々
安心して使える状態に整備していきます。

IMG_7846

まずは、動作はしてるのですが
ウィークポイントである電池室裏接点と
シャッター羽根を駆動しているプーリーの状況から
点検整備していきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

 

 

キヤノネットG-Ⅲ17のカメラ修理

明日の5月3日から5月5日までの3日間、
当店もお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがご容赦くださいませ。

さて

今日は「キヤノネットG-Ⅲ17」のカメラ修理を行っています。

1961年にデビューし大ベストセラーとなった初代キヤノネットから
11年後の1972年に発売されたキヤノネットシリーズの最終モデルです。
初代に比べると随分コンパクトになり時代の流れを感じるモデルですね。

このG-Ⅲ、今でも結構な人気のあるカメラで
当店でも修理依頼の多いカメラです。

今回の個体はこれまでそれなりに撮影に使っていたそうなのですが
突然、オートでシャッターが切れなくなってしまったとのこと。
まずは簡単にチェックしてみると
マニュアルでは切れているのでシャッター機能そのものは大丈夫そうです。
バッテリーチェックランプも付くので電池室周りもとりあえずはいいようです。
ただ、露出計の針はかなり不安定ですね。
で、何度かテストしてみると露出計の針がキチンと振れているときは
シャッターが普通に切れますが
たまに振れないときがあるようで
その場合はシャッターが切れないようです。
針押さえ式のオートなので露出計が触れないと切れないのは当然ですね

IMG_7825

まずは電池室から露出計までの回路をチェックしてみたいと思います。
ある程度、原因が判明したところでシャッター周りのチェック
レンズ清掃等々も並行して行っていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

オリンパスペンEEDのカメラ修理

今日から5月ですね!
さらに今年は閏年なので今日が八十八夜であり「緑茶の日」でもあります。
私もあとで緑茶を入れて一息つこうかな。。。

さてさて

今日は「オリンパスペンEED」のカメラ修理を行っています。

コンパクトさが売りの「ペンシリーズ」の中では
このEEDはちょっと大柄です。独特のBOXYなデザインのせいもあり
フルサイズの「トリップ35」とあまり変わらないサイズに見えます。
それもそのはずで搭載するレンズは32mmF1.7と大口径です。
そしてネーミングに「EE」とあるように基本的にはオートで撮るカメラです。
他の「ペンEE」シリーズや「ペンD」シリーズと比べても
この「EED」はなかなか異端児的存在だと思います。

今回の個体はオートを司る存在の露出計が不動のようで
オート時には常に赤ベロが出てしまいシャッターが切れない状態です。
フラッシュ用のマニュアル1/15秒はこのカメラ特有の
「シャコーン」といった軽快な音で切れています。

IMG_7818

電池室に液漏れによる腐食が見受けられます。
電源系のリード線は張り替えが必要なようです。

これからレンズボードを外し、シャッター周りのチェックを行いつつ
露出計周りの修理を行います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

ミノルタALSのカメラ修理

皆さま、GWはいかがお過ごしですか?
昨日・今日とお出かけ日和で何よりです。

今日は「図書館記念日」らしいですよ。
少し前までは私も何も予定のない休日は
図書館に立ち寄ることが多かったのですが
最近はご無沙汰です。
たまにはじっくり読書もしなくちゃいけませんね。。。

さてさて

今日はミノルタALSのカメラ修理を行っています。
このALS、以前ここでも取り上げたことのある
ミノルチナSの露出計がCdsに変更になったモデルです。
基本的に露出計周り以外はほぼミノルチナSと同じです。
ちょっとややこしいのが
もともとミノルチナSは海外向けにはAL-sとして販売していました。
AL-sは海外向けミノルチナSで受光体はセレン
ALSはミノルチナSの後継機で受光体はCdsということになります。
どちらにしても当時の世界最小のレンジファインダーを目指して作られた
このシリーズは今見ても、その薄さ、軽さ、操作したときの質感など
なかなか魅力的なモデルです。

前置きが少々長くなりましたが
今回の個体はお約束のシャッター羽根の粘りが見受けられることと
露出計がかなりオーバー目、レンズ・ファインダーにカビ・汚れ等々
いくつか問題点が既に把握できています。
もう少し細かくチェックして点検整備一式を行います。

IMG_7817

ミノルチナSと比べるとファインダー周りに電源関係の配線が
随分増えていることがわかります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

キヤノンEXオートのカメラ修理

明日からGW休暇!なんて方も多いでしょうね。
当店も明日は祝日でお休みです。
加えてGW中は5月3日~5月5日はお休みをいただきますが
他は通常営業しております。
雨は今日のうちに降ってもらって
明日からは晴れればいいですね。

さてさて

今日は「キヤノンEXオート」のカメラ修理を行っています。
EXオートは1972年発売、その前身のEXeeは1969年発売です。
この時代のキヤノンは「F-1」や「FTb」が発売され(1971年)
一眼レフの本流はいわゆる「F」シリーズだったのですが
そんな中、いろいろと異端児なEXシリーズが発売されていました。

まず交換レンズは前玉だけを交換するタイプで
50mm、35mm、95mm、125mmが発売されていました。
これだけでも変り種ですが
さらにファインダーには空中像式を採用し
視野中央のマイクロプリズムでしかピント合わせはできませんが
マット面を持たないためほぼ素通しのファインダーは
非常に明るく何も知らないで覗くとかなり驚きます。

このたび依頼を受けたEXオートは前モデルのEXeeに
開放F値自動設定機能が追加されたモデル」です。

まずはこのカメラはマニュアルでも撮影できますが
基本的にはオートで撮影することを前提として作られています。
しかしながら今回の個体は肝心の露出計が全く動いていません。
電池室やその周辺には問題はないようで
メーターに直接、電流を流してみると反応するので
電源SWかその周辺の接触不良を疑っています。

他、シャッター速度にかなりムラがあり
シャッター幕にカビも見受けられます。
レンズ・ファインダーのカビ取清掃も含め
各部点検整備一式を行います。

IMG_7812

それにしてもこの時代のカメラは機能の差はあっても
どのクラスでも造りに安っぽさが全くないですね。
おかげできちんとメンテナンスを行えば
40年以上経過した現在でも立派に使えます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「哲学の日」だそうですよ。
哲学かどうかは別として
たまには山の上にテントでも張って
1日中、考え事だけして過ごしてみたいですね(^^)

さてさて

今日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理です。
とても人気のあるカメラで当店にも定期的に修理依頼のあるカメラです。
適度なコンパクトさと全体的に優しい操作感が人気の理由かな。。。

今回の個体はつい最近まで動いていた露出計が動かなくなった。とのことで
修理のご依頼をいただきました。
とりあえず電池室の様子を見てみると
端子がグラグラになっています。
原因は端子を留めている樹脂製のネジが折れてしまったためのようです。
さらに底カバーを外して見るとその端子に付くリード線も
腐食のため断線する寸前でした。

他、定番のプリズム腐食、1/1000でシャッター開かず、高速シャッターで露光ムラ
シャッタースピードダイヤルが異様に重い(これが意外とクセ者かも。。。)
等々。。。全体的に調整整備が必要な状況です。

IMG_7810

接眼レンズの上部に腐食したモルトが見えます。
これがプリズム腐食の主な原因です。

これからミラーボックスを外して
露出計関係の電装整備、シャッター周りの整備調整にかかります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

オリンパスワイドのカメラ修理

今日は「拾得物の日」だそうですよ。

私、昔からサイフや定期入れをよく落とすのですが。。。
正確に言うと「置き忘れる」ことが多々あります。
若いときによくあったのが
「電話ボックスにセカンドバックを置き忘れる」とか
「クルマのルーフにちょっとサイフやバックを置いて
そのまま発車してしまう」とか。。。

でも日本っていいところですよね。
ちゃんと届ければかなり高い確率で中身も無事に戻ってきます。
いつまでもこういう世の中であってほしいですね。

さてさて

前置きが長くなりました。

今日は「オリンパスワイド」のカメラ修理を行っています。
このカメラが発売された頃は
コンパクトカメラは各メーカーから発売されていましたが
そのほとんどが50mm前後の焦点距離のレンズを搭載したものでした。
このオリンパスワイドが35mmレンズを搭載して
その後のワイドカメラブームの火付け役になりました。

ピントは目測式の35mm搭載カメラということで
ある程度絞り込んでピントも露出もある程度ファジー(死語?)な感じで
パシャパシャとスナップを撮ることに適したカメラだと思います。

で、今回の個体ですが
巻上げもピントリングも軽快で調子よさそうに見えたのですが
肝心のシャッターが油による固着で開きません。
絞り羽根にも油シミが見受けられ
レンズにもカビが散見されます。

IMG_7773

まずはシャッターユニット周りの整備を行い
その後、レンズ清掃、ピントの点検調整も行います。

それにしてもコンパクトカメラとはいえ
当時、大卒初任給の2か月分以上の価格だったカメラです。
各部の造りはとてもしっかりできています。
さらにレトロなルックスもなかなかお洒落です。
こういうカメラをお散歩カメラにするとまた楽しそうですね。

↓ をクリックすると東京フィルムカメラ修理工房のホームに戻ります。

main_logo

ミノルタX-7のカメラ修理

今日は「世界ピンホール写真デー」ですね。
実は私、ピンホール写真自体、撮ったことはないのですが。。。(汗)

さてさて

今日はミノルタX-7のカメラ修理を行っています。
X-7といえば言わずと知れた
あの宮崎美子さんのCMで一世を風靡したカメラですね。
CM効果もかなりあったようでベストセラーとなったモデルです。
当時、小学生高学年だった私は
CMそのものもインパクト強くてよく覚えていますが
それ以上に志村けんさんがコントの中で
このCMの宮崎美子さんのモノマネをしていたのが
とにかく面白くて笑い転げたことを覚えています(笑)

前置きが長くなりました。
今回、お預かりしたX-7はご依頼されたお客様のお父様が購入したもので
ご依頼者様がフィルム写真をやってみたいということで
お父様から譲り受けたそうです。
きちんと保管してあったらしく外装は非常にキレイです。
しかしながら電池を入れても電源が入りません。
一見、電池室はキレイなのですが。。。どこかの接点不良だと思われます。

加えて、世の中のX-7の8割以上が発症しているのではと思われる
定番のプリズム腐食、今回のカメラはまだうっすら黒い帯が見えている程度ですが
放置しておくと広がる可能性が高いので腐食のないプリズムと交換します。
さらに付属している50mmレンズにはカビが散見されますので
こちらの清掃も行います。

IMG_7765

1980年発売のカメラということで
既にプリズム上はフレキで覆われています。
静電気対策をしながら慎重に作業に取り掛かります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

ミノルタSRTスーパーのカメラ修理

今日は「シジミの日」だそうですよ。
何だか宍道湖産ヤマトシジミのお味噌汁が飲みたくなってきました(笑

さてさて

今日は「ミノルタSRTスーパー」のカメラ修理を行っています。
ロングセラー機だった「SRT101」に改良を加え
多重露光機能、ファインダー内での絞り値が確認可能、ホットシュー装備
スクリーンはスプリット+マイクロプリズムとなりました。
輸出も含めてかなり販売されたカメラで
現在でもなかなか人気の高いカメラです。

今回の個体は高速シャッターで露光ムラ
露出計は不動、1秒使用時にミラーアップというトラブルを抱えています。

露出計不動は底面のスイッチの接触不良が原因の場合多いのですが
今回は軍艦部内で接触不良が起きているようです。

IMG_7762

SRT系一連のモデルに多いのですが
シャッターを切ったときに「キィーン」と高周波の残響音が出ています。
これもできる限り抑えるように整備いたします。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo