日別アーカイブ: 2026年4月13日

ミノルタコードのカメラ修理

今日は「喫茶店の日」だそうですよ。
1888(明治21)年のこの日に
東京・上野に日本初の本格的なコーヒー喫茶店
「可否茶館(かひいさかん)」が開店したことが由来となっています。
「可否茶館」での値段は
もりそば1杯1銭の時代にコーヒーが1銭5厘
牛乳入りコーヒーが2銭だったそうです。
超高級品ですね…(苦笑)
さらに席料が1銭5厘もしました。
値段が高すぎたこともあり「可否茶館」は
3年もたずに閉店してしまったそうです。
最近は喫茶店自体も少ないし
立ち寄ることもほとんどなくなってしまいました。
大人になってからはひとりでちょっと立ち寄るにしても
友達とたわいもない話をするときも
夜であることが多いので
居酒屋にいってしまいますのねぇ…
喫茶店を一番よく利用していたのは
高校生の頃のような気がします。
バイトまでの隙間時間とか
友達と学校帰りに少し話したいときとか
やたらと立ち寄っていましたね。
そこら辺中にちょうどよく居心地の良いお店がたくさんありましたし…
まぁ遠い遠い昔の話です(笑

さてさて

本日は「ミノルタコード」のカメラ修理を行っています。
1953年発売のカメラです。
当時発売されていた「ミノルタフレックス」の
普及版として発売されたカメラですが
ピント調整にその後のミノルタ機の特徴ともなる
「ハラキリ型」ピントレバーを備えたカメラです。
ノブ式のピント調節よりも素早くピント合わせを行うこともでき
非常に使いやすいピント調整です。
シャッターユニットはシチズン聖が搭載されたものと
今回お預かりしているセイコーシャラピッドが
搭載されたものが存在します。
レンズこそ3群3枚となりますが
機能的にはミノルタフレックス以上で
写りも非常も良いカメラです。

お預かりしている「ミノルタコード」は
かなり長い間、しまい込まれたまま眠っていたものと思われます。
それでも保管状況は悪くなかったようで
一番心配されるレンズの状態は
若干のカビがみられるものの基本的にはクリアで
かなり良いコンディションです。
ただしファインダーはすりガラスもミラーも曇りまくっていて
ピント合わせも普通にできないような状態です。
シャッターにも定番の粘り見られます。
フィルム装填はスタートマーク合わせの
セミオートマットですが
フィルムカウンターが何らかの原因でズレてしまっているようで
12枚撮り切ったあと裏蓋を開けると勢いよく戻って
シャキンと戻り切った音はするのですが
カウンター窓には三角マークではなく「ー」が出ている状態です。
(要はカウンターポジション的には戻り切っていない)
このカウンター位置に従ってフィルムを入れて撮影すると
1枚目は微妙に切れてしまい
フィルムは2枚分くらい残して撮影が完了することになってしまいます。
いずれにしても全体的に整備を行えば
快適に使用できる状態になると思われます。

今回は外装の貼り革がボロボロのため全て貼り換えを行うので
まずは分解に関係ない部分も含めて全ての貼り革を剥ぎ取ります。
60年代以降のカメラでポピュラーなビニックスレザーではないので
キレイに剥ぎ取るだけでもそれなりに時間がかかります。
画像はまず革剝ぎ取りが終わった状態です。
画像でもミラーが強烈に曇っているのがよくわかります。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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